【安価】京太郎「俺にもオカルトが?」??「ええ、あなたのオカルトは……」
初期好感度
岩戸霞
100
狩宿巴 100
滝見春 100
神代小蒔 86
戒能良子 50
薄墨初美 19
俺、須賀京太郎は高校一年の春に長野から鹿児島へと引っ越してきた
なんでも親戚筋が鹿児島の神社関係者らしい
その関係者と名乗る人物があの戒能良子さんだとは想像もしていなかったが
あのおもちをおもちの女子プロに見定めされ、
「なかなかのボーイですね。これは姫様と会わせる前にじっくりと品定めをしなければ……」
などと言われ暗い部屋のベッドにINしてしまったことはとてもいい思い出である
じゅるり……はっ
いけないいけない
思い出に浸っている場合ではない
良子さん(ベッドの中では呼び捨てにするように言われたが外では示しをつけねば)曰く、俺はとても高貴な方に会わなければならないらしい
昔会ったことがあるとか言われたが、俺自身は全く覚えていない
であるので、緊張しながら迎えを玄関口で待っているのだが……
目の前のふすまが開き、その向こうから現れたのは
?「久しぶりね、京太郎君。とても立派になって……」
なんというすばらなおもち! あのはやりんをも超えるとはなんという大きさ
まるでメロンのような大きさでありながら、歩くたびに巫女服からこぼれそうなおもち、これは凝視せずにはいられない
?「京太郎くん?」
京太郎「あなたのような美しい女性に名前を憶えてもらえるとは光栄です」(キリッ
これ以上ない決め顔で俺は言った
??「霞ちゃんの方しか眼中になしとはどういうことなのですかー? お姉さん怒りますよー」
京太郎「なんだちびっこ、俺は忙しいんだ。あとで相手してやるからな、いい子にしてろよ
霞さんというんですね。素晴らしい容姿にふさわしい可憐な響きですね」
霞「あらあら、口がお上手ね。こんなに褒められたのは初めてだわ」
??「うがー! 前にあんなに世話をしてやった私を子ども扱いとはどういうことですかー!」
がぶりっ
京太郎「痛っ、噛み付くなこのちみっこ!」
??「ちみっこじゃないのですよー! 初美お姉さんを忘れるとはいい度胸なのです!
そこになおれー!」
ぎゃー、ぎゃー
INFO
岩戸霞の好感度が100(なんだか胸がドキドキするわ)
薄墨初美の好感度が19(こいつむかつくのですよー!)
になりました。
京太郎「え!? お前年上だったのか。全然見えないな。童顔だなー」(棒
初美「頭をポンポンするんじゃないですよー! 明らかな子ども扱いとはどういうことなのです!
まあ、初美お姉さんは器が大きいので流してやるですが」
思いっきり噛み付いて引っ掻き回した後で言われても体と同じように器も小さそうだが、あえて言うまい
それより俺には大事なことがある
京太郎「霞さんのことを忘れてしまうなんて小さいころの俺は馬鹿ですね
今なら一目見ただけでも忘れない自信があるのに」(キリッ
手を握りながら霞さんの目を見ながら囁く
今は、今だけはそのすばらなおもちの存在を忘れなければ決め顔が保てないからだ
咲、お前はいい幼馴染だったよ
お前の見せてくれた攻略本(少女漫画)のおかげで俺は今、女子の求める対応ができているに違いない
霞「あらあらまあまあ、京太郎君ったら情熱的に育ったのね」
初美「霞ちゃん騙されちゃダメなのですよー! その男は胸しか見ていないのですよ!
私にははっきりわかるのです!」
霞「ダメよ、初っちゃん 久しぶりに会ったからって憎まれ口聞いちゃ
あんなに楽しみにしていたのに」
初美「こんな生意気に育っていると分かってれば会いたくなかったですよー!」
?「まあまあ、黒糖を食べて落ち着こう
京太郎も食べる」
京太郎「もぐもぐ……あ、これ旨いな。すっきりした甘みの中に深みがあって……」
?「ん、それが自慢」
京太郎「ああ、お前と一緒で素晴らしいな、この黒糖」
いきなり現れてスティック状の物体を差し出されたが、俺は驚かない
なにしろおもちをおもちの人が増えたことはラッキー以外の何物でもないからな!
京太郎「春だからかな……こんなに爽やかな気持ちになるのは」
?「京太郎、私の名前覚えてた……嬉しい」
ぎゅっ
ああ、腕におもちが当たって、なんていい感触なんだ この弾力、たまらん
霞「あら、春ちゃんったらとても嬉しそうね」(でも何かしら、今チクっとしたような……)
春「うん、嬉しい
『私だけ』覚えててもらったから」
ん? 今びりっとしたような……気のせいかな?
?「春? 迎えに行ったんじゃなかったの?
あ、京太郎君、久しぶり
覚えてるかな? 私、狩宿巴」
あ、この人はおもちはさほどおもちじゃないけど眼鏡かけてて知的な感じの美人さんだ
こういう時は咲の攻略本(少女漫画)によると正しい反応は……
京太郎「もちろん覚えてますよ、巴さん」(キラッ
巴「よかった。『私も』覚えててくれたのね」(テレテレ
霞「むっ」
春「むむっ」
今なんかまた寒気がしたような……春先でも外からの空気は寒いからな、そのせいだろう
京太郎「玄関口は寒いですからね、みんな風邪をひいたらいけないし、中に入りませんか?」
霞「ごめんなさい、気が利かなくて
『私が』今案内するから」
初美「その皆の中に私は入ってるんですかねー?」
京太郎「お前は風の子だろ」
初美「うがー! やっぱりこいつは危険なのです! 姫様に会わせない方がいいのですよー!」
INFO
滝見春の好感度が100(黒糖食べたときみたいな気分……いい)
狩宿巴の好感度が100(覚えててくれた、えへへ)
になりました
霞さんに手を引かれながら5人でぞろぞろとお屋敷の奥へと連れ立ってゆく
俺、鹿児島に来てよかったなあ
長野じゃ相手してくれる女子があまりいなかったのに、ここだと3人の美人に囲まれてるよ(ちんまいの1人は除く)
これが人生の転機ってやつなんだな
咲、俺は鹿児島で元気にやっていくよ
だからお前もあんまり迷子になるなよ
京太郎「ところで俺はどこに連れていかれるんです?」
霞「姫様……小蒔ちゃんのところよ
覚えているかしら?
昔は小蒔ちゃんがお姉さんぶれる相手があまりいなかったからよく一緒に遊んでいたんだけれど」
京太郎「うーん、あったようななかったような……
普段の俺ならこんなに可愛い人たちのこと忘れてるはずがないんですけど」
あ、いまうっかり春たちのこと覚えてないって口走った やばい
初美「私も可愛いに入るんですねー。
忘れてたことは許さないけど、ちょっとは見る目があったようで何よりなのですよ」
ナイスだ初っちゃん! よしその方向で押し通そう
京太郎「そうだな。可愛い可愛い」(棒
初美「こいつ、見直したと思ったらすぐこれですよ
姫様に触れたら殺しますからねー?」(ニッコリ
京太郎「え、なにそれひどい」
初美「こんな男に触れられたら穢れるから当然でしょうねー」
なんでだかこのちんまいのとは話が弾むな
俺が本当に仲良くしたいのはおもちをおもちな方々だというのに、解せぬ
霞「やっぱり、あんなことがあったからかしら」(ボソ
京太郎「え、霞さん何か言いました?」
霞「いえ、なんでもないわよ」
なんかさっきから後ろから無言で巴さんと春が見つめてくるんだけれど、なんなんだろう?
俺の手に何かあるかな?
霞「さあ、ここに姫様がいるわ
粗相しないでね」
霞さんのしなやかな手つきによりふすまが開けられる
ふすまが開いた瞬間、影が飛び込んできた
??「京太郎さん、お会いしたかったです!」
ふにょんとした感触が体の正面から伝わってくる
この柔らかくしかも温かい感触、最近暗い部屋の中で味わったような……というか揉みしだいたような記憶が
霞「小蒔ちゃん、はしたないわよ」
巴「そうです姫様、離れて!」
春「」(コクコク
今、俺の体に押し付けられているのは、おもち!
初美「姫様に触れたら殺すと言いましたよねー?」(ニッコリ
え、これ俺は悪くないだろ、初っちゃん! むしろ姫様が悪いよね?
いや、やっぱりおもちは悪くない おもちは正義
小蒔「京太郎さん、お久しぶりです! こんなに大きくなったんですね」
やめて! さわさわしないで! ナニがとは言わないけど大きくなっちゃうから!
霞「姫様、離れましょうねー?」
小蒔「あれ? 霞ちゃんなんだか怖いです
京太郎さん助けてください!」
初美「京太郎はこっちですよー」
京太郎「俺は後悔していない」(キリッ
初美「言い残すことはそれだけですかー?」
この後めちゃくちゃ殴られた
まあ体重が軽いのであんまり痛くなかったけど
INFO
神代小蒔の好感度が88(京太郎さん、たくましいです)
に上がりました
小蒔「改めまして、神代小蒔です
会うのは……12年ぶりでしょうか」
正座しながらぺこりんと頭を下げるおもちもちな女の子
こんな可愛い子と会っていたのに覚えていないなんて、俺ってやつは!
京太郎「すみません、覚えていなくて! 咲ならまだしもこんな可愛い人を忘れるなんて!」
『京ちゃん、ゴッ殺すよ?』
あ、今なんかすごく寒気がしました 違うんです咲さん可愛い
小蒔「いえいえ、小さいときのことですから仕様がありませんよ
私は覚えてましたけど、京太郎さんは悪くないです!」
何この天使? おもちもちの上に天使とか完璧じゃないか
鹿児島っていいところだなあ
巴「姫様、少し離れてくださいね
話を進めたいので」
春「それがいい」(ガリッ
小蒔「あの、お二人ともなんだかさっきの霞ちゃんみたいな顔になってますよ?
あ、引っ張らないでください 足がしびれてて」
霞「ところで、京太郎くんは麻雀できるかしら?」
京太郎「え? 俺は……」
神代小蒔・石戸霞・狩宿巴がたたかいたそうにしている
小蒔「では、僭越ながら私が……」
霞「小蒔ちゃんが出るとなっては私も行かないとね」
巴「京太郎くんの力、みたいな」
INFO
霞「あれ、なんだか暑くなってきたような……」
狩宿巴「むしろ寒くないですか?」
京太郎・小蒔「霞さん(ちゃん)、それロンです」
京太郎「四暗刻」
小蒔「清老頭」
霞「役満ダブロン!? あ、なんだか体がおかしく……」(ハアハア
どさっ
小蒔@神様「他の者たち、下がりなさい」
巴「え、え?」
春「退避」
初美「ここにいては12年前の惨劇が繰り返されます
今すぐ逃げるのですよー!」
初美の手により巴と春は連れ出されていく
残ったのは息を荒げ巫女服を肌蹴だそうとしている霞と
小蒔(?)「うふふ、さあ、宴を始めましょう京太郎さん
贄もととのいました」
あどけない顔立ちに似合わぬ妖艶さを醸し出しながら舌なめずりする小蒔
そして瞳に獣性を宿した男が一人……
長い夜が、始まる
霞「あ、ああ、ダメよ小蒔ちゃん こんなこと、男の人の前でなんて……」
小蒔「霞ちゃんの体はそうは言ってませんよ
ほら、京太郎さんがあんなに食い入るように見てる
もっと見せつけるように、ねえ?」
小蒔が霞の柔肌に指を這わせながら、愛おしげに京太郎と唇を交わす
京太郎「うぅぅ……」
霞「だ、ダメよ、京太郎くん、見ないでこんな私のはしたないところ」
京太郎「か、霞さん、俺」
小蒔「素直になりましょう、霞ちゃん
あなたの女の部分は喜んでいる、そうでしょう?」
霞「ちが、違うんです 京太郎くん、信じて 私はそんな女じゃ」
小蒔「違わないでしょう ほらもうこんなになって
京太郎さん、霞ちゃんを食べた後はたっぷりと私とも、ね?」
京太郎「霞さん、霞さん!」
霞「あ、触らないで、そんな、熱い、私、はじめてで
もっと、もっと優しく……」
ちゅく・・・くちゅ・・・
小蒔「やっぱり受け入れているじゃない
楽しみだわ、私の番」
霞「そんな、激しい! ダメ、ダメよ京太郎くん、こんな……
ああっ! 許して、京太郎様ぁ」
その後は嬌声と肌のぶつかり合う音、湿った液体をかき回す音が淫靡な夜を彩りだしていく……
小蒔「ねえ、私も混ぜて、いいでしょ、京太郎さん」
霞「あっ、はっ、ううっ、ダメ、ダメよ小蒔ちゃん、あなたは穢れちゃ 私が、代わりに……」
小蒔「そうやって独り占めにするつもり?
決めるのは京太郎さんよ ね、はやくぅ」
霞「ダメ、小蒔ちゃんだけはダメ、私だけ、私だけ見つめて
京太郎様、お願い、私には何してもいいから……」
京太郎「ハアハア、何でも、いいんですか?」
霞「そう、なんでも だから、小蒔ちゃんには」
京太郎「じゃあ、二人で重なってくださいよ」
霞「な、なに考えてるの!? こんな格好……」
小蒔「ふふ、やっぱり京太郎さんは話が分かるわ」
京太郎「二人とも可愛がってやるよ」
小蒔「いい、もっとして、京太郎さんっ」
霞「やめて、私が全部受け止めるから、私だけのものなんだからっ!」
鈍い、打合う湿った音と甲高い声、そして獣のようなうめき声が夜の闇に消えていく……
第一夜、完
なんだか昨日はたくさんのことがあったような……
目に日差しをまぶしく感じながら俺は目を開け
良子「ウェイクアップ、京太郎」
ぎゅむ、と大事なものを握られる感触とともにたたき起こされた
京太郎「よ、良子さん!? 何やってんですか貴方!?」
良子「それはこっちが聞きたいです
京太郎のこちらのボーイは昨日何をやっていたんですか?」
ぐにぐにと手のひらの上で形を歪ませながら、良子さんは呆れ果てた目で周囲を見渡す
周囲に広がっている惨状は、肌色と、着るものがいない巫女服と、まき散らされた体液
良子「本当に初日から何やってるんですかねえ、ボーイ
言い訳はありますか?」
京太郎「色々あった末のことですが、俺がやったことに間違いはありません!
責めるのは俺だけにしてください!」
良子「オーケー、京太郎
姫様に手を出したことはリアルに問題ですが、男の子として責任を取るという態度はグッドです
私が掃除をしますので京太郎は部屋を出てください
ハリー、ハリー」
京太郎「あ、もうちょっと、もうちょっと眼福をさせてくれても……」
良子「いいからシャワーを浴びなさい 私は証拠隠滅で忙しいのです」
至福の桃源郷から俺は追い出された ずれ落ちたパン一で
シャワーどこかな?
京太郎「お、シャワーここか
なんだこの檜風呂、俺の実家じゃ考えられないほどのゴージャスさに広さ、すばらしい」
パン一の格好に、いたる体液を付けたこのままでは青少年法的にまずい
まずは全身をしっかり洗い流して、においのチェック、用意されていたバスローブをまとってっと
男の子のお風呂は女子に比べて圧倒的に速く終わる。
あ~、いい湯だった
?「そう、それはよかった」
誰だ!?
?「私だ」
いったい誰が襲来?
巴「私だ」(テレテレ
あ、照れてるメガネポニテさん、可愛い
京太郎「巴さん!? なぜここに?」
巴「京太郎くん、まだ屋敷の間取り分かってないと思って、迷惑だったかな?」
京太郎「この須賀京太郎、美人の親切に迷惑と感じる心は持っていません」(キリッ
巴「よかった、昨日あれから何があったのか心配で……」
ええ、公然とは言えませんがナニがありましたね、ナニが
京太郎「大丈夫、みんな元気ですよ! むしろエネルギー充填的な」
巴「ふーん」
あれ、何で巴さんは距離を近づけてくるのかな? このままだと可憐な唇と俺の首筋が接触しちゃいますよ?
巴「くんくん、へ―なるほど」
反応結果:病みカウンターはのりませんが以降しばらく、積極的になります
巴「私も残ってれば、もしかして」(ボソ
京太郎「今何か言いました? 耳がこしょばしくってよく聞こえなくって」
巴「ううん、何でもないよ
チャンスも時間も十分あるし」
京太郎「そうですよね! 巴さんはまだ2年生なんだから伸びしろありますよ!
昨日の対戦は運が悪かっただけですって」
巴「そっちじゃないんだけどな、まあいいや
今朝の朝ご飯ははっちゃんが作ったから期待してていいよ」
京太郎「あのちみっこ、料理できるのか?」
巴「私の作ったご飯も京太郎くんに食べてほしいな
好みの味、覚えたいから」
俯いてポニテ越しに見えるうなじが桜色に染まって、たまらんです
桃源郷は鹿児島にあったんだよ、咲!
うへへ、鹿児島にきて3人とすぐに関係を持ってしまうなんて、これはついにモテ期が来たのではないか?
巴「さあ、いこう、京太郎くん」
袖口を引っ張るそのしぐさ、大和撫子って感じで非常にすばらです!
初美「京太郎、やっと来たのですねー
お寝坊さんなところは子供の頃から変わってないのですよー」
京太郎「ん? 巴さんと春はいるけど、霞さんや小蒔さんは?」
春「女の子の身だしなみには時間が必要。昨日が昨日だから特に時間がかかる」
お、おう、なるほど……ところで膝がつき合わさんばかりに座布団を近づけるのはいいのか、春
初美「昨日、昨日……私のログには何もないのですよー また姫様が寝坊したに決まってますねー」
巴「ハッちゃん、それはさすがに無理が……」
初美「私は正常なのですよー! 昨日は何事もなかったんです! そうに決まってるのですよー!」
うずくまって座布団で頭を隠す初っちゃんは、見ていてこう嗜虐心が湧いてくるな
さて、どうするか、咲の攻略本(少女漫画)、俺に道を示してくれ
京太郎「初美の料理はうまいなー ほれお前も食え食え」
初美「私の料理がうまいのは当たり前なのですよー
って、ナチュラルにあーんしてくるとはどういうつもりですか!」
初美(私が昨日からなんだか孤立気味なのを察してるのですかー?
いや、流石にないですね 京太郎はおっぱいに鼻の下を伸ばす奴ですからねー
というかいきなり名前呼び捨てとか、京太郎相手でも少しだけ、そう少しだけドキッとしちゃったような気がしないでもありません
でも、私は他の皆みたいにチョロくはありませんよー? ていうか他の皆がどう見てもチョロすぎです 私しか何とかできませんし)
俺が朝っぱらから座り込む褐色合法ロリに餌をやっていると、正面の席からくいくいと袖を引っ張る感触が
京太郎「ん? なんだ?」
春「京太郎も あーん」
振り向くとあったのは、身を乗り出して左手を添え、右手に唐揚げを挟んだ箸が差し出してくる春の姿
春「口、開けて?」
近い近い近い
顔の距離が10センチと離れておらず、春の唇から漏れる吐息が頬を撫でる
余りの近さに羞恥心から目を下にずらすと、巫女服の隙間から覗くたわわなおもちが
大きさでは霞さんに及ばないが、あの膨らみと重力に負けないきれいな形、張りでいうならば今まで出会ったおもちの中でも最上級のものではないだろうか
脳裏に蘇る、昨夜の情景と存分に弄んだ掌に残る感触が
……いかんいかん、これだから咲に『京ちゃんって残念だよね、いろいろ』とか言われてしまうんだ
須賀京太郎は紳士、紳士、紳士……
春「ふー、ふー、あーん」
唐揚げを冷まそうとしてすぼんだ春の唇は桜色に色づいて、目を離せなく……
春「どうぞ、あなた」
結果:京ちゃんはとても楽しみました
京太郎「とても、美味しいです……」
ついでに眼福でした ちょっと立ち上がれません
春「よかった」
春が体を引きざま、食卓の上に漂っていた俺の左手と重なり、
チロ、っと覗いた春の舌先が指先を掠める
春「私も、ごちそうさま」
ちょっと、この子色っぽ過ぎない?
本当に俺と同じ高校一年生?
翻弄されすぎて、ある部分が直立しているんですが
初美「なーんか、やな雰囲気がするのですよー?」
霞「なにが、やな感じなのかしら、初美ちゃん」
初美「ひぃっ」
霞「おはよう、京太郎くん、よく眠れた?」
すっと、後ろから首に白い手が包み込むように回され、耳に湿った感触が
霞「ふふ、本当に『ごちそうさま』なのは私なのにね」
俺以外には聞こえない呟きを口づけとともに残し、その名の通り霞のように食卓の横を横切って
霞「もうみんな食べているの? 姫様を待たないとすねちゃうわよ」
くすくすと童女のように笑いながら、しかしその右手は愛おし気に下腹部を撫でさする姿を、見せつけるように
霞「まあ、いいかしらね。私も小蒔ちゃんも『ちょっとお腹いっぱい』だし」
艶やかに、笑った
小蒔「すいません、遅れました!」
襖を開けると同時に頭を勢い良く下げる小蒔
その勢いでおもちが上下に激しく動くが、どういう原理なのか巫女服からはみ出すことなくしっかりとおさまっている 反動でまだプルプル震えてるけれど
霞「あらあら、小蒔ちゃんはお寝坊さんね
たくさん『運動』したからかしら?」
小蒔「運動? 麻雀はしましたけど、運動しましたっけ?
はっ、京太郎さん、すみません、昨日は再開して初めての麻雀だったのに寝てしまって」
え、小蒔さん、覚えてないのか? あの熱い一夜の嬌態を
あんなに激しく、しかも三人でしたことなんて俺にはとても忘れられないのに
あの華奢な体が霞さんの豊満なおもちを撫でさすり、時には歯を立てながら淫蕩な宴に興じたのに
二人のおもちも、今は服に隠されている部分も擦り合いながら一緒に達したあの情景は、ひょっとして俺の妄想か何かなのか?
巴「京太郎くん、後で説明するから今は話を合わせて」(ボソ
他に聞こえないように、横にすり寄ってきた巴さんが囁く
あの、俺の太ももに手がかかっていますけど、一部の膨らみには気づいていませんよね、 巴さん
巴さんみたいに可愛らしい中にもきりっとした感じも併せ持つ美人さんに、不埒な男だと軽蔑されたくはない
ここは、言われたように話を合わせて……
京太郎「いやー、小蒔さんが途中で寝ちゃうから、寝室まで運んだんですけど、大丈夫ですか?」
嘘は言っていない
小蒔さんが寝たのは痴態の後だし、寝室に運んだのは良子さんだけれど
そして初めてのようだったのにあんなに激しくしてしまったことを心配もしていた
小蒔「はいっ、私は元気です
あ、私も食べていいですか?」
霞「もちろんよ、小蒔ちゃん」
にっこりと笑う霞さんとは対照的に、首をかしげるようにしながら春は無表情で
春「姫様は霞さんと違って『お腹がいっぱい』じゃないんだ?」
小蒔「はいっ、ペコペコです!
あ、すいません京太郎さん、はしたなかったですか?」
元気に答えた後、一転して上目遣いにこちらをうかがう小蒔さんの姿は、昨夜の妖艶な笑みを絶やさなかったあの表情とは似ても似つかなくて
京太郎「寝る子は育つって言いますもんね!」
胸にちょっとしたつかえを感じながらも、間を挟まずに言い切ることができた
小蒔「はい、私成長中です!」
にこにこと返事を返してくる小蒔さんは天使のようで、小悪魔なような影はかけらも見当たらない
霞「小蒔ちゃんはいつも頑張り屋さんですものね」
初美「今は姫様だけが私の癒しなのですー」
巴「ハッちゃん……」
春「今日も黒糖はおいしい」
永水女子+1名はとても平和である 内心の波乱が表に出ない限りは
良子「ブレックファーストをとったので私監修のミーティングを始めます
京太郎、元気にしてましたか?」
京太郎「はい、良子さん」
スーツ姿にネクタイがおもちの間に挟まって、おもちが強調されている
やっぱり良子さんはかっこいい&エロイな
良子「オーケーです 犬のように賢くしていればご褒美がありますからね」
年上のお姉さんからのご褒美……なんか響きがエロイな
小蒔「お二人とも仲良しです」(ニコニコ
霞「ふんふむ」
初美「大丈夫なのか危険なのか分からないのですよー?」
巴「ふーん、春、どうなの?」
春「知らないけど、姫様と同じ感じ」
初美「どう考えても危険じゃないですかー、お家に帰るのですー!」
霞「初美ちゃん、ここがお家よ」
良子「レッツスタディ
まずは何から手を付けますか?」
麻雀判定結果
京太郎 151 3位
初美 175 2位
小蒔 83 4位
良子 177 1位
初美「北家の私は最強なのですよー! 四喜和なのですー!」
小蒔「全然眠くなりません! 私、頑張ります!」
京太郎「悪くはない、悪くはないんだが……」
良子「油断しましたね、初美 ロン! 国士無双
当然あがりやめしますよ」
初美「うぐぁぁぁっ! そんな馬鹿な、なのですー」(チーン
小蒔「初美ちゃん、しっかりしてください!」
初美「わ、私はもうだめなのです……姫様、最後に言い残したことが」
京太郎「いや、初美さん2位だし小蒔さん4位だから立場逆じゃあ……」
…………
小蒔「初美ちゃん、私、言い残したことが……」
初美「姫様、姫様ー!」
京太郎「あ、そのコント続けるんですね」
小蒔「私、京太郎さんを愛しています……結婚寸前です」
初美「へ?」
京太郎「はへ?」
【4月1週目 深夜】
鹿児島に来て1週間がたった
南は開放的だって聞くけど本当だったんだな
中学ではハンドぐらいしか取り柄がなくて馴染みには『残念なイケメンさん』扱いされ、三枚目の雑用もどきを経て空気になっていたかもしれない俺を、ここ鹿児島が救ってくれた
一人目は大人の女性であり、俺からすれば憧れのお姉さんであった良子さんにはベッドの作法を丸一日手取り足取り実戦も含めてねっとり教わり、最後には名前で呼び合いながら高まり合った。
二人目は俺史上最大のおもちをおもちであり、優しいお姉さん的存在の石戸霞さん、彼女はベッドの中ではとても恥ずかしがり屋で、どこに触れても柔らかに包まれる感触とともに鳴いてしまう女の子。
はじめてなのに三人でという変則的な形ではあったが、最後には俺から離れたくないとまで言って強く抱きしめてくれた。
三人目はこの鹿児島の霧島神社を司る家のお姫様であり、とても高貴な血筋だという神代小蒔さん。
この人のことはまだつかめていない、だって昼間はあんなに天真爛漫で清純な女の子だというのに、あの夜だけはそういうことに慣れているように霞さんを翻弄し、自分から甘い声で肉の繋がりを終始求めてきた
巴さんは神様がどうとか言っていたけれど、それだけであんなに様変わりするものなんだろうか?
三人ともとても魅力的で、本来なら俺には高根の花だったはずの女性たち、それがなぜか俺に親しくしてくれる
いや、もうそれ以上の関係を持ってしまった
俺の12年前に何があったのか、それはわからないけど、ただ一つ確かに言えることがある
それは
鹿児島万歳! 俺の春は今が絶頂に違いないから楽しむだけ楽しまなきゃ嘘だ! ということだな!
うん、長いこと考えるのは俺の性に合わないし、そんな部分は咲にでもやってもらおう
さー、寝よ寝よ 明日もいい日になるといいなー おやすみなさーい
コンコン
ん? こんな時間に誰だ? せっかく寝ようとしてたのに……
いや、可愛い女の子かもしれないぞ 褐色合法ロリ以外ならだれでも歓迎だ
だーれ、かなー?
INFO
巴『選んでくれてありがとう、私も霞さんや姫様には負けません』
障子を開けたその先に月の光で照らされたのは、枕を抱えた巴さんの姿だった
巴さんの影が、壁にかかった灯りとともに夜風に揺れる
巴「京太郎くん、失礼します」
京太郎「は、はい、どうぞ」
唇を固く結んだ巴さんの表情に、何か怒らせるようなことをしたかと思い返してみる
その思索が始まる前に
巴「私、京太郎くんとは真面目なお付き合いをしたいので、直球で聞きます
あの初日、霞さんと姫様と、しましたよね?」
「何を?」などと聞ける雰囲気ではない
巴「分かっています 必要があったことは
でも、ずるいじゃないですか」
巴さんは視線を下に落とし、額を俺の胸板に押し付けながら言葉を続ける
巴「姫様も、霞さんも、ずるい
私だってその場にいたのに、春と同じで思い出してもらってたのに」
涙が服を伝う
巴「私はいつも後回し、分けてくれない、一緒にいるのに」
思わず肩を抱いてしまう
強く思う、この人をこれ以上泣かせたくはないと
巴「私だって混ざっていいはずです
一緒に求めても許されるはずだったのに、霞さんだけおこぼれを預かって……」
まなじりを上げた瞳と視線が重なる
涙に濡れているが、そこに宿った光は強く
巴「だから、私だって言います 姫様に続いただけに聞こえるかもしれませんけど」
巴「好きです、京太郎くん
京太郎くんの手で、私を女にしてください」
断る返答など許さないと、唇がふさがれ、熱いぬるりとした舌先で口内がかき回されていく
巴「好き、好き……もっと、深く……」
じゅるぐちゅりと、唾液をすすりながら、舌が溶け合うほどに絡め合って
巴「姫様たちほどないけど、好きにしてくださっていいですから
乱暴にして、私に刻み付けてください」
こんなにまでされて我慢できる奴なんて、男じゃない
京太郎「巴さん、勘違いしないでください
俺は今あなたが欲しいから、抱くんです
あなただけが欲しいから」
巴「それが、一番、聞きたかったんです……
愛してます、京太郎くん
あなたのものにしてください あなただけのものに……」
良子さんに教えられたとおりに優しくできない、いや、今はしちゃいけないんだ
誰よりも深く、心の芯に届くほどに、激しく求めていることを刻もう
誰かの後だなんて、代わりだなんて言わせない
巴さん自身を求めているんだと、誰よりもあなたに届くように
乱暴に巫女服をずらして剥ぎ取り、獣のように襲い掛かって、首元に朱い印を残す
この女は俺のものなんだと、誰にでもわかるように
うなじに、鎖骨に、胸に、朱い印を増やしていく
巴「いい、いいです……痛いけど、それがいいんです
私、京太郎くんに全部あげますから」
京太郎「受け取りますよ
そして、存分に味合わせてください、あなたの良さを」
巴「はいっ
あ、ああっ、なんだか、だんだん、気持ちよく……」
部屋を訪れた時とは明らかに違う、喜色に濡れた声が巴さんの唇から漏れ出す
押し殺しながらも、確かな喘ぎ声が部屋の中を満たしていく
巴「んっ、はっ、あっ、そんな、そんなところまで?」
京太郎「全身に刻み付けないと巴さんはきっと分かってくれないんでしょう?
だから、大事なところにも残さないと」
巴「そんな恥ずかしい女の部分なんて、他の誰にも見せないのにっ、ああっ」
京太郎「巴さんだけが見ればいいでしょう? 自分は俺のものなんだって、その度に分かればいい」
じゅるじゅると、漏れ出した下の滴を舌でかき回し、強く吸い付いていく
巴「京太郎くんだけです、私の気持ち、分かってくれたの
あなたになら、あなたにだから全てを奪ってほしい」
京太郎「断られたって、逃がしませんよ
痛いかもしれませんけど、二人の証だから、一気に行きますね」
巴さんの女の部分と、俺の男の部分を密着させ、拒む体の抵抗を押し付けて、奥へ奥へと突き続ける
巴「つぅっ
変、私変なんです、痛いのに、なのに、それが気持ちよくて、おかしくなりそうでっ」
京太郎「おかしくなっていいんです そんな姿、見るのは俺だけなんだから!」
語気が荒くなるのに合わせて、荒くなってきた息と一緒に深く深く、突き貫いていく
巴「あなただけで、私だけなんですよね? そうですよね!?」
京太郎「当たり前です こんなに激しいの、あなたにしかしない!」
二人とも声が抑えられなくなり、跳ねる巴さんの全身を逃さないように、何度も何度も奥へ
巴「これ、これだめっ! 頭の中、バチバチって、白くっ」
京太郎「気持ちいいくせに、だめとか嘘じゃないですかっ
あなたの体は、もっと欲しいって言ってる!」
巴「欲しいけど、だめなの、だめだめだめっ、だめえっ!
治まって、白いの、京太郎くんが見えなくなっちゃうっ」
体同士が激しく打ち合い、鞭でたたくような音を響かせながらも、俺たちはその先を求めていく
京太郎「見えなくっても、いますから、安心して、おかしくなれ!」
巴「はいっ、おかしくなります! わたし、おかしくなりゅうっ!」
俺の方も、もう我慢ができない 巴さんの一番奥、コリコリと当たるところに何度も激しく打ち付けて、何度も、何度も
巴「らめっ、らめれすっ、わらひ、もうっ」
京太郎「俺も、一緒です! 一緒に!」
ひときわ大きく腰を引いて引きづりだし、抜ける直前で奥に叩きつける
それと同時に、ビュービューと熱いものが噴出し、巴さんの体はそれを逃さないようにどん欲に搾り取っていく
巴「しろ、しろいぃぃっ! はあ、はあ、はあ……」
巴さんの四肢が痙攣するように上下に小刻みに跳ね、ゆっくりとそれが治まるのを待ちながら、二人は繋がったままで
巴「京太郎くん、こんなの、初めてです、変になったの、初めてでっ」
未知の感覚を体験しておびえる体を抱きしめ、しっかりと言い聞かせる
京太郎「それが、本当の『気持ちいい』ですよ
二人だからできた、記念です 覚えてくださいね」
巴「はひぃ、私、もう体の力が……」
京太郎「隣にいますから、ゆっくり眠ってください
明日は笑顔を見せてくださいね」
コクンと頷いた後、巴さんは疲れ切った体を弛緩させ、夢の世界へ
京太郎「しかし、これ、俺が掃除しなきゃだなあ
二度も良子さんに頼めないし」
二人の体重と体液で濡れた布団を苦笑しながら手に取って
京太郎「でも今日は眠いから、おやすみなさい」
すぐに布団のましな部分に巴さんと二人重なるように寝そべって、深い眠りに落ちていく……
【4月2週目】
巴さんとの熱い夜を過ごし、早朝から賢者タイムに入りつつ後始末をしながらしどけなく眠る巴さんのお姿をありがたく拝見した
十分堪能した後、巴さんを起こして一緒に朝食のため食卓に足を運んだのだが
巴「ふふふ、京太郎くん、私幸せです」
右半身、巴さんにがっつり捕まえられてすりすりと体を密着されております
永水女子大集合の場で
完全に注視されています、穴が開くほどに
初美「あわ、あわわわわ」
小蒔「いいなー、いいなー」
春「」(ボリッボリッ
雰囲気が、なぜか最悪です 薄ら寒いものを感じている
お、おかしいなー、俺が男らしく巴さんを受け止めたことで、巴さんが明るくなり、俺の株が上がり、さらなるモテモテライフを送れるはずじゃあ……
『京ちゃん、人生はね、漫画みたいにうまくいかないんだよ?』
はい、ありがとうございます、脳内咲さん
そうかー、某ラキスケ漫画みたいにはいかないのかー
脳内咲、俺に道を示してくれ!
『諦めよう、それで試合終了だよ』
くそ、なんて役に立たないんだ! あいつに助けを求めたのが間違いだった! 俺の貸したバスケ漫画を改悪しやがって!
霞「ねえ、巴ちゃん? なんだか京太郎くんと近くないかしら?」
おお、霞さんが口火を切った
いつもの柔和な微笑みに柔らかな言葉、これでいける! 霞さん、あなたは聖母です!
巴「え、何か問題あります? 別に『霞さんの』京太郎くんじゃないですよね」
あ、霞さんの微笑に亀裂が入った
小蒔「そうですねっ
ところで巴ちゃん、私も京太郎さんにくっつきたいです!」
天然天使が霞さんに追撃を入れたー! か、霞さんから表情が落ちて……
び、美人さんの無表情って、こわいなー(棒
巴「……姫様は仕様がありませんね、でも右手だけですよ」
小蒔「わーい」
右半身に、ぎゅむっとたわわなおもちの感触が! すばらっ、でも素直に喜べません
春「」(ボリッボリッボリッ
初美「は、はるる、黙って黒糖かじってないで、何か言ってほしいのですよー
こう、場を和ませる小粋なジョークとか」
春「」(ブツブツブツ
初美「え、なんです?」
春「おかしいおかしいおかしい、私の名前を最初に呼んだのに、私が一番近いのに、私だけ置いていかれるはずがない、2番目だったくせに2番目だったくせに」(ブツブツ
初美「ひぃっ」
ススススッ
初美「…………私は何も聞かなかったのですよー
あ、ご飯美味しいですねー、霞ちゃんの手料理は最高ですねー!」
霞「」(ギリッ
初美「こ、こっちもだめですかー
うん、はっちゃんは戦略的撤退をします」
ただでさえ小さい体を縮こめながら初美さんは部屋の隅へと移動、俺と視線を合わせ、
初美「後のことは任せたのですよー」
首を掻っ切るしぐさとともに笑顔をよこし、迷うことなく踵を返した
オンドゥルルラギッタンディスカー!! 初っちゃん、初っちゃーんっ!
褐色ロリめ! こういう時に役立たないでいつ役立つんですか!
巴「あ、京太郎くん、私話がある子がいるから、また後でね」
巴さんは名残惜しそうに恋人つなぎをしていた手をきゅっと握った後、少しうなじを赤らめつつも春の元へと足を運んでいく
小蒔「えへへ、京太郎さーん」
そして、にこにこと体を先ほどにもまして密着してくる小蒔さん
……今はこのおもちの感触に身をゆだねて、時が過ぎるのを待とう
うん、そうしよう
おもちに負けたんじゃないよ!
【4月2週目 舞台裏1】
巴「春、少しいいかな?」
春「何? 裏切者」
巴「ひどいなー、春にいい話を持ってきたのに」
春「どういうこと?」
巴「霞さんと姫様、ずるいと思わない?
権力を笠に着て京太郎くんの初めてを奪って、今日も居丈高
『私達だけ』覚えてもらっていたんだから、その立場は本来私か春のもののはずなのに」
春「……何が言いたいの?」
巴「私達が軽く扱われているって変じゃない?
姫様も霞さんも、降ろした後で祓うのには私達が不可欠なのに」
春「続けて」
巴「私達が同時にいないなんてことになったら、二人とも困るんじゃないかなー?
だから、共同戦線はらない?」
春「共同、戦線」
巴「そう、私の次の番は春に譲る
たっぷりとムードのある夜にたっぷり京太郎くんに可愛がってもらえばいい
春にはその資格がある」
春「嘘じゃないよね?」
巴「もちろん
春が置いてけぼりなんてよくないよ
だから、ね、二人で京太郎くんをメロメロにしよう? 姫様や霞さんに靡かないように」
春「…………乗った
どうせ姫様も霞さんも、私を入れるつもりはないだろうから」
巴「うん、頑張ろうね、一緒に」(ニコ
【4月2週目 舞台裏2】
初美「なんで私がこんな苦労しなきゃいけないんですかー! ついこの間までは平和だったのに、今は胃がきりきりしますよー!」
良子「カームダウン、初美 いったい何が不満なんです?」
初美「全部に決まってますよー! 京太郎を争って女の闘いが明らかに勃発していますー!
京太郎もホイホイ女の子に手を出しすぎなんですよー!」
良子「なるほど、ではどうすればいいと?」
初美「京太郎を隔離に決まっています!
そうすれば永水女子は元通り、みんな仲良くに戻るのですよー!」
良子「アイシー、アイシー それで京太郎はどこへ行くんですか?」
初美「へ? それはもちろん……」
良子「ええ、みなまで言わなくても分かっていますよ
『初美のところに囲う』しかないでしょうねえ
他の皆では手を出すに決まっていますし、私のようなアダルトな魅力ある人間の傍に置いては争いが過熱しかねませんからね」
初美「私は、そんなつもりは……」
良子「引っ越してきて一週間で戻るなんて、ペアレンツの仕事もありますし、外聞も悪いです
選択肢は初美しか、ありませんね
良かったですね、『初美お姉さん』? 昔はあんなに仲が良くて、京太郎から贈られたリングの玩具を大事に取ってますものね」
初美「そ、それは、確かにそうです、けど、今は……」
良子「京太郎は覚えていなかったんでしたっけ?
でも大丈夫、初美のチャームさなら昔のように仲良く、いえいえそれ以上の関係だって望めます
だから心配しないで自分の心に素直になってもいいんですよ、初美
怒りの元は、『嫉妬』だったのでしょう?」
初美「ちが、違います、私は、私は……っ」
良子「今なら『みんなを守る』という建前で京太郎を独占できる
初美にとってパーフェクトな回答です」
初美「~~~っ! 出て行って! 出て行ってくださいー!」
良子「オーケー、オーケー 私もワークがおしていますからね 失礼します」(スタスタ
良子「……いたいけなガールを苛めてしまいました 後味が悪い
良子「それでは、定例ミーティングを開始しましょう
初美、隅っこにステイしてどうかしましたか?」
初美「別に何もないですよー、気にせず進めればいいんじゃないですかー?」(ツーン
京太郎(初美さんめ……俺を裏切った上に良子さんのおもちに嫉妬しているな?)
良子「京太郎には言っていませんでしたが、5月の頭には他校との合宿がありますのでスケジュールを空けておいてください」
京太郎「合宿ですか?」
初美「京太郎は連れて行かない方がいいと思いますよー、問題起こしたら私達が出場停止になりますからねー」
小蒔「仲間外れはダメです、初美ちゃん!」
巴「確かに女の園に連れていくのは少し不安ですけれど……」
京太郎「女の園!?」(ガタッ
初美「ほら、すでに食いつきがやばいのですよー」
霞「ちゃんと大人しくできるわよね、京太郎くん?」
京太郎「も、もちろんですよ」(棒
春「私がついてる」(ムギュ
春のおもちが、俺に押し付けられている!
鹿児島に来るまでおもちにじかに接する機会のなかった俺にとって、この地は天国!
しかし、新しい出会いというものもまた、そそるものが
京太郎「これは、そう、ただの知的探求心から聞くんですけど、相手先は?」
良子「それは」
京太郎「それは?」(ゴクリ
良子「シークレットです」
ですよねー、分かってました
本当だよ?
良子「では気合も入ったところで
レッツ スタディ!」
小蒔「今回こそいいところを見せます!」
霞「ふふ、私も小蒔ちゃんに負けないように頑張らないとね」
巴「京太郎くんはまだ基礎がしっかりしていないから私と一緒に練習する?」
春「じー」(京太郎は私とイチャイチャするべき、そうすべき)
【4月2週目 自由行動】
麻雀判定結果
京太郎
107 4位
小蒔 237 1位
初美 147 3位
巴 203 2位
初美「憂さを晴らしたいので京太郎をとりあえず倒しますー! ロン、満貫」
京太郎「理由がひどいぞ初美さん!」
巴「京太郎くん、集中しないとダメですよ? ロン、跳満」
京太郎「巴さんまで!? これならどうだ!」
小蒔@神様「ロン、緑一色です」
京太郎「ウゾダドンドコドーン!」(チーン
初美「あんまり憂さが張らせなかったのですよー」
巴「京太郎くん、どんまい」
小蒔「はっ、また寝ていました、すみません
あ、勝ってます!」
【4月2週目 深夜】
感傷的になるのは自分に似合わないと分かりながらもこうして夜になると、1週間前のことが何度も思い出される
月に照らされた決然とした眼差しと、情熱的な告白、求めあった躰と、何度も刻んだ朱い跡
乱暴な交わりだったが、そこには愛があった
冷静に考えれば、何人もの女性と短時間に交わるなんて許されることじゃない
そこに気持ちがあるならなおさらだ
その時を楽しめばそれでいいと考えている俺とは、彼女たちは違うはずだ
だが、なぜか彼女たちはそれを許してくれている
巴さんは仕方がないことだと言っていた
あの日の小蒔さんはそれが性なのだと説いた
霞さんは俺だから許すと笑った
良子さんはそれが必要になると術を仕込んだ
今夜、俺は彼女を呼び出してしまった
彼女たちが俺を許す理由を知るのに必要なことだと自分に言い訳して、その先を期待してしまっている
決して昼に醜態を晴らした憂さを晴らすためではない
扉をたたく音がする
コンコン
京太郎「どうぞー」
初美「京太郎、ここにいるのは分かっているのですよ~!」
京太郎「普通に返事したじゃないですか、さあ、昼につけられなかった決着を……
うわ、酒くさ!」
初美「お酒なんて飲んでないですよ~、お神酒をちょっといただいただけです~」
京太郎「そこは神水飲んどけよ! 未成年が何やってるんですか」
初美「先に未成年がするべきじゃないことをしたのは誰か、分かっているんですかね~?」
京太郎「え?」
初美「既に調べは、ついているのですよ~? 姫様と霞ちゃんに手を出しただけでも許されないのに、巴ちゃんにまで毒牙にかけましたね~?」
京太郎「ぐっ、なぜそれを」
初美「へー、そうですかー、やっぱり手にかけたんですね~?」
京太郎「はっ、かまをかけたな、初っちゃん!」
初美「間抜けは見つかったのですよ~」
京太郎「卑怯だぞ、初美さん! それでも年上か!?」
初美「それを、どの口で言うのですか~?」(ドドド
京太郎「なんだこの石の鳥居みたいなの!? さっきまでなかっただろ!」
謎空間から現れた岩が俺にのしかかってくる
お、重い……
初美「裏鬼門を応用すれば、ちょちょいのちょいなのです~」
京太郎「そんなオカルトありえません!」
初美「オカルトを濫用して人を手籠めにする女の敵には言われたくありません~」
え、なにそれ? 俺がいつそんなことしたっていうんだ!
初美「オカルトを暴走させては女を慰み者、12年前からなにも成長してません~
いえ、直接毒牙にかけるようになった今の方が退化していますね~、お猿さん」
京太郎「ちょ、なんでさらに俺の上に石を乗せるんですか、潰れる、潰れちゃう」
初美「昔は、私の後をついて回っては『
お姉ちゃん』『お姉ちゃん』って可愛かったのに、今は胸のある女の後ろを追いかけまわす、さいてーです~」
こら、初っちゃん、やめろ、これ以上石を乗せるな! 声が出ないだろ!
初美「私と結婚するって約束したくせに、今は用なしですか、そうなんですか?」
そんな記憶は、な……
初美「木の上に登って、夕焼けの中で
プロポーズしたくせに、したくせに、全部忘れてポイ? そんなことが許されると思ってるんですか~?」
初美さん、泣いてる?
初美「みんなだってひどいです、京太郎が来てから京太郎ばっかりちやほやして
私以上に京太郎の世話をした人間はいなかったんですよー!」
初美「転んで泣いたのをあやしたのも、木の上り方を教えたのも、一緒にかけっこした回数だって、私の方が上なんですー!
なんですか、ちょっと顔がイケメンさんに変わったからっていきなり女の顔になって」
え? なんか矛先がおかしく
初美「みんななんてどうせ京太郎の中身なんて見てないんでしょーよ オカルトに影響されて好きになりました? 少しかっこいい顔で迫られたらで好きになった?
なんですか、それ、全然本当の好きじゃない、偽物に決まってますよ、そんなもの~!」
初美「幼少時から培った絆も男と女になったらどうでもいい? みんなみんな、私をないがしろにする理由になんてなりません~!」
ぼかぼかと、体重の乗らない体で俺の肩をたたいてくる姿は外見も相まって童女のようで
初美「薄っぺらな愛で惚れただのはれただの
長年の思い出や絆より大事だなんて、絶対変ですー!」
初美「京太郎が戻ってから全部変になった、姫様も霞ちゃんも巴ちゃんもはるるもおかしい
何よりお前ですよ、きょうたろー! どうせ覚えてないんでしょう? はるるのことも巴ちゃんのことも口を合わせただけで思い出してなんかない」
核心をつく言葉、そんなことはないと言えない事実を初美さんは語りだす
初美「神代の秘儀を使っての封印がそんな簡単に解けるはずがないことなんて霞ちゃんだって分かってるはずですよ 思い出すなら真っ先に私を思い出しますからねー! 私より多くの時間を京太郎と過ごした奴なんて鹿児島にいるわけないんですから!
だから全部全部忘れているんでしょう? はるるも巴ちゃんも姫様も気づかなかったって、神代の業に深く染まらされている私と霞ちゃんは間違えない
無理やり忘れさせられたんですもんね、京太郎は」
俺の鹿児島の記憶がひとかけらもないのは他でも神代のせいだと暴いていく
初美「暴走して危険だからって人の大事な記憶を捨てさせて放逐、神代の神気が薄くなったから今度は呼び寄せて種馬にする?
ええ、ええ、霧島神社の大切なご意向のためですか、ご立派ですねー 良子さんだってそのために動いてるんでしょーよ」
良子さんの好意だって嘘なのだと、俺自身の意思なんて本当は必要ないのだと突きつける
初美「本当に人のことを思ってるならそんなこと許せないに決まってます
霞ちゃんは知ってるくせにどの面さげて媚をうってるんでしょうねー? 一人の女として扱われるのが新鮮で簡単に堕ちちゃったんですかねー?」
初美「なんにせよ間違いないのは霞ちゃんは自分の事情を優先してて、京太郎にべったりしている雌だってことです
事情を知ってながら人間として京太郎のことを見ているのは私しかいない」
一転して優しく、初美さんは俺の頬を撫でさする
初美「だから、せめて私だけは京太郎の人間性を大事にします
京太郎が間違ったら、暴走してどうしようもなくなったら、命がけで止めるのは私の役目です」
額を合わせて、いびつに歪んだ笑顔を無理やり浮かべている
初美「本当の愛って、私はそういうものだと思っています
だから京太郎、私以外に殺されないでくださいね」
愛ゆえに殺すのだと、そんな悲しいことを初美さんは諦めた顔で告げた
初美「ごめんなさい、京太郎、今夜のことは忘れてください
神代があなたにやったことを憎んでいる私が、同じことをあなたにするなんて、本当に血筋ってどうしようもないですねー」
笑わないでください、そんな消えそうな笑みは見たくない
初美「朝起きたら、京太郎は今夜のことを忘れます だから、何の償いにもならないけど初めてのキスを京太郎にあげますね」
唇を、ちょんとだけ重ねて
初美「『結婚する人は神様の前でキスをする』、京太郎は昔私に言いましたね」
初美さんは小さな掌で俺の目を覆い
初美「あなたが忘れても、『初美お姉さん』だけは忘れませんからねー」
意識が途切れて、視界が、暗く……
初美「おやすみなさい、きょうたろー」
【4月3週目早朝】
朝も早くから俺は1人の人物を探して屋敷の中を走っていた
そしてやっと見つけた彼女の頭に手を乗せ
京太郎「見つけたぞ、初美さん!」
初美「っ」(ビク
京太郎「昨夜はひどいじゃないですか!」
初美「え、え、なんで覚えて……」
京太郎「俺がせっかく決着をつけるために呼んだのに、どうして来ないんですかっ」
初美「あ、そっちですか、よかったのですー」
京太郎「何がいいんですか!? 俺は全然よくありませんよっ
みんなの前で醜態をさらした俺の気持ちはどこへ行けばいいんですか!?」
初美「情けないことを堂々と言わないでほしいのですよー 本当に、どうしてこう育ってしまったんでしょう?
ていうか、私が行った時には京太郎は既にぐーすか寝ていましたよー」
京太郎「え? そうなんですか?」
初美「そーですよー、初美お姉さんの言うことに間違いはないのですよー」
京太郎「そういえば、途中から記憶が全くないような」
初美「そうでしょーねー、昨夜は何もなかったから当たり前ですねー」
京太郎「そっかー、すいません、呼んどいて先に寝て」
初美「いえいえ、別に何も問題はないのですよー
それよりも今日ははるる特製の黒糖スイーツがついてますので楽しみにしてるといいのですよー」
京太郎「なら、お腹を空かせないといけませんね
早くに起きちゃったし、ジョギングでもしてきます! ではっ」(ダッダッダッ
初美「……行きましたね 一時はどうなるかと思ったのですよー、心臓に悪い
潰したはずの計画が私のせいで復活とか、最悪なんてレベルじゃありませんよー
京太郎の人格を破壊して子供だけ産ませるとかいう悪魔のプランなんて、断固阻止なのですー」
【4月3週目 自由行……ジジジジッ、ジジジジジッ
京太郎(な、なんだ? 手が、勝手に携帯へ向かって……)
携帯の液晶に表示されたのは
『おもちマエストロ』 (1日前 PM 09:21)
『Cool Beauty ―Teru―』 (1日前 PM 10:43)
『宮永咲』 (今日 AM 06:59)
京太郎「あれ、登録した覚えのない名前が2件も? なんだこの着信」
京太郎「もしもし、もしもしー?」
?「はひっ! 三連覇は私達の一大目標です そのためにも、えっと、えっと」
京太郎「あれ? この声、照さん?」
照「あ、京ちゃんかあ、おはよお」
京太郎「……おはようございます」
照「うん、目が覚めた
聞いてほしい、咲がひどくて、私の新しい携帯から京ちゃんの番号を消して 教えてくれなかった」
京太郎「え? じゃああの番号はどうやって?」
照「? ギギギーッってやつを使って時空を歪めただけだよ」
京太郎「え? 何それ怖い」
照「宮永の一族にとっては簡単なこと」
京太郎「え、咲もできるんですか!? どうなってんの、宮永!」
照「宮永に不可能はない、いいね?」
京太郎「あ、はい」
照「そういうことだから、番号を登録しておいてほしい
お菓子の時間だから、残念だけど切るね」
ピッ
京太郎「……相変わらず自由だなあ」
京太郎は深く考えることをやめた
良子「さてさて、恒例の定例ミーティングの時間ですよ
初美、どうしてまた隅っこにステイしているんです? 気に入ったんですか、その場所」
初美「先週も言いましたけど気にしないでほしいのですよー」(昨夜あんなこと言ってしまってみんなに合わせる顔がないのですよー、居心地悪いですー)
京太郎(小動物は隅が好きなのかね?
それより、この時間は俺にとって対局を理由に胸をガン見できる時間! まさにすばらっ)
良子「まあいいでしょう
再来週の合宿までもう時間はあまりありません、自分のベストを出していきましょう
では、レッツ スタディ!」
小蒔「私を選んでください、京太郎さん!」
霞「あらあら、小蒔ちゃんは毎回入ってるから順番的に今回は私よね?」
春「それをいえば私の番」(今まで1度も選ばれてない、これは差別)
巴「私とトレーニングするのがいいと思うな」
初美(いる場所がないのですよー、こっそり抜け出したいくらいですー)
【4月3週目 自由行動】
本気の戒能良子・滝見春・石戸霞がたたかいたそうにしている
京太郎「すー、はー 全力で行く!」(ゴッ
良子「なかなかのオーラです京太郎 しかし私も今回は本気ですよ?」(ゴッ
滝見春「……これはまずい」(でも、京太郎に食べられるかも……)(ゴクリ
石戸霞「ふふふ、また寵愛をいただけるのかしら」(ウットリ
石戸霞(あの二人に守っていては勝てない)「苦手分野、いってみようかしら」
京太郎「春、それロンだ! 12000!」
滝見春「……これはまずい」
戒能良子「ディフェンスが甘いですよ京太郎 ロン、8000」
京太郎「そのセリフはこっちの方ですよ ロン、7700」
石戸霞「」(せっかくの絶一門なのに、二人とも早くて全くついていけないっ)
対局結果
京太郎 209 1位
戒能良子 170 2位
滝見春 142 4位
石戸霞 168 3位
京太郎「ぐ……ぐぅぅぅ……」
霞「京太郎くんの目が、さあ、私をっ」
春「ここは私が」
良子「おや、二人ともアクティブですね
では、私は席を……」
京太郎「ガアァァッ」
良子「きゃあっ、京太郎どうして私に……っ!」
霞「はー、今回は良子さんをお望みなのね 残念だわ」
春「私を選ばないなんて……」
小蒔「京太郎さん、一体何を!? え、ちょ、霞ちゃん、初美ちゃん、どうして手を引っ張るんですか? 京太郎さんを止めないと」
初美「いいから姫様は外に出ましょうねー」
霞「選ばれなかったらしょうがないのよ」
春「……」(ズーン
巴「大丈夫よ春、私の分を今度分けてあげるからね 今は出よう?」
良子「やめなさい、京太郎っ!
私がレクチャーしたのは、もっとジェントルな……ん~っ、やめっ」
良子「だめだって言っているでしょう京太郎!
ビーストのように扱うなんて私は教えた覚えは、んっ、あっ」
京太郎「ハアハア」
良子「こんなの、あとがついて……どうしてレクチャーしたようにしてくれないんですかっ!」
何かを叫んでいる声がする……だけど、今はどうでもいいことだ
この肉体を貪ること以外考えられない
良子「こんなのティーチされてな……
だめ、だめです、こ、怖い……っ」
豊満な乳房に歯を立て、誰にでもわかる証を刻むために吸い上げる
良子「私が教えたのはお姫様にふさわしいスタイルで、あっ、んあっ
変、変なの、レクチャーしたの違うのに、どうして私はこんなにっ」
屹立した頂上を歯で強く噛み、舌先で何度も弾いていく
良子「こんな乱暴にされてヒートするなんて、知らなっ
私の躰、どうなって、んあ、ああっ、いい、いいっ」
歯を突き立てたまま顎を揺らして上下左右へと乳房ごと食い取るように激しく揺らしていく
良子「ちが、ちが、私、いいはずなんて……あ、んんっ、はっ
だって、だって、京太郎は私のレッスンを守らない悪い子で、は、ああ、んん~っ」
体の反応と逆に囀る唇を塞ぎ、舌に舌を絡めて己の口内へと吸い出して歯を立て、ジュルジュルと吸い上げる
良子「んん~! はあっ、はあっ、はあっ、だめ、へん、私、へんっ
乱暴なのがこんないいなんて、知らなかった!」
ついに高ぶりを認めるセリフを口にしたその褒美に、下の突起を指でつまんで強く擦り上げるようにしごいていく
良子「私の方が年上なのに、これじゃ京太郎に壊されっ、ああっ、んあっ」
京太郎「良子」
良子「京太郎、正気に? ~~~~っ、だめです、こんな私を見ないでっ!
私は乱暴にされて感じるようなふしだら女じゃな……」
京太郎「きれいだ」
突起に爪を立てて、弾く
良子「んんん~っ! あ、頭がしびれて……
本当? 本当にいいの? あ、ああっ、ま、またのぼってっ、京、太郎は私が淫らでも、愛して、くれるの?
んんっ、あ、ダメ、またおかしくっ」
京太郎「当たり前だろう? お姫様にあこがれるお前も、淫蕩さを含んだ娼婦のようなお前も、両方が俺の女だ」
証を強く刻むために突起に歯を立て、吸い上げていく
良子「はっ、んんん~~~っ! いいっ、のぼって、のぼって帰れなくっ!
ほ、本当? 私がっ、んあっ、真面目ないい子じゃなくてもっ、ああっ、んひぃっ、京太郎は、捨てない?」
京太郎「捨てるわけないだろ、こんなにいい、淫らな女を」
良子「わ、わかったっ、私、京太郎好みの淫らな女になるぅっ、だから、飼ってっ、ずっと、飼ってっ!
私にティーチして! 京太郎の犬にでもなんでもなるうっ」
おそらくずっと『いい子』であり『いい女性』であることを強いられていた少女は、初めて己の内に潜む願望を口にした
京太郎「じゃあ、四つん這いになれよ、犬らしく」
良子「はい、はいぃっ、だから、早く京太郎のを、たくましいのを、私の中にっ」
『交わりはお互いの目を見つめ合いながらするのが女は一番昂る』のだからそうするべきだと教えを垂れた女は、いそいそと桃尻を上げふりふりと誘惑してくる
京太郎「後ろからでいいんだな? お姫様はそんなことしないんだろ?」
良子「~~~っ 分かってるのに、意地悪言わないでっ
いいの、もういい子はやめるの! だから、私の濡れそぼったここに、京太郎のを……んああっ! すごいぃっ!
パンパンって、お尻を叩かれてるみたいで、気持ちいい! こんなの知らなかった! 私が間違ってました、京太郎っ」
後ろから乳房を形を変えるほどに歪め揉みしだきながら、激しくたたきつけていく
良子「後ろからなんて日本の女はしたがらないなんて、嘘でした! 京太郎が全部初めてだった! 実践なんてしたことなかったもの! ああっ、おかしくなるうっ!
すごい、すごひぃっ! 机の前で教わったこと、デタラメだった! 神代の嘘つきっ!
教えて、もっと教えて、京太郎っ! あなたの体で、私に本当の気持ちよさっ」
はじめて床を共にした時よりも明らかに彼女は乱れている
良子「京太郎が私の新しいティーチャーで、一生のご主人様ですっ」
突き上げる律動に身をゆだねながら、口走っていく
良子「だから、だから、もっと激しく乱暴にして! 神代の教えなんてもう守らない!
貞淑な女が最上だなんて、神代は嘘ついてた! だって、こんな気持ちいいのに逆らえる女なんているわけ、ないっ」
良子「して、もっとしてえっ! 気持ち良ければなんだっていい! 京太郎の望むこと、全部するぅ!
おかひいっ、おかひいよおっ! 私、どんどんおかひくなるの! 京太郎だけの犬になりまひゅっ!
突いて、突いてえっ! 胸もすごひっ! 先っぽビンビン弾かれるの、最高おっ」
京太郎「もうお姫様になるのはいいのか?」
良子「いいのいいのいいのっ! だって私、淫らだった! 本当は京太郎にエッチなことしてほしい犬だったの!
京太郎の全部注いで! たくさんたくさん気持ちいいの教えてっ! 何でもする! 京太郎のために何でもしまふっ!
すごひすごひすごひぃっ! 突き上げられながら下グニグニされて、何度もいっちゃう!」
京太郎「良子は本当に気持ちいいのが好きだな」
良子「そうれふっ! 京太郎にされるの最高なんれふっ! このためなら何でもするうっ! 神代だって裏切りますっ!
だから一生飼ってくらはひっ! 私に本当のこと教えてくれた京太郎がいいの!」
京太郎「本当か? 気持ちいいんなら誰でもいいんじゃないか? だって良子はこんなに淫乱だものな」
良子「京太郎だけ、京太郎だけれふっ! だって私、隠してたけど京太郎のこと前から好きだった!
それひ、今は愛してる、愛してるのぉっ 信じて、私のこと信じて!」
京太郎「でもなー、良子は嘘ついてたしなー」
良子「なら、信じてもらえるまでたくさんたくさんするっ! 京太郎のためになること色々しまふっ!
だから、だから奥にいっ!」
京太郎「分かったよ、良子 でも一回出されたら終わりだと思うなよ? 今日は何度もするからな」
良子「嬉ひいっ、嬉ひいれすっ! 京太郎に何回も求めてもらえるの、幸せえっ!」
宣言通り、俺たちは何度も何度も何度も、日が落ちてまた日が上がるまで、淫蕩な宴に身を投じ続けた
【4月3週目 深夜】
良子さんの体を獣のように貪ってから日は経ち、もう気が付けば週が変わろうとしている。
あれからなんだかみんなが俺を見つめている時間が長くなったような気がしてならない。
あの日、確かに俺はなぜか内側からこみあげてくる衝動に逆らえず、ついついとやりすぎてしまった気がする。
だが仕方じゃないじゃないか。
鹿児島のみんなの普段の姿は男から見れば、明らかに無防備だ。それでいてみんながみんな魅力的な容姿をしているのだから、見せつけられるこっちとしてはこう日常的にそう、クるものがあるわけですよ。
そんな日々をこっちは若い体を持て余して過ごしているわけで、日夜あんなに可愛い女の子達が傍にいれば健康な男なら誰だっておかしくなるわい。
しかもみんな割と距離が近いから、ことあるごとにこうふんわりと甘い香りを感じちゃうんだぞ。
つまり俺が何を言いたいのかというと
『俺は悪くない。俺を誘惑するみんなが悪い』
ってことだ。
…………うん、それはさすがにないな。性犯罪者のセリフだよね、それ。
しかしそんな性犯罪者予備軍である俺だが、今日もまた一人の女性を夜に呼び出してしまった。
そこに一抹の期待もないなんて言えるわけがない。
呼び出した可愛い女の子が夜に自分の部屋を訪ねてくる、それだけで男ってのは興奮してしまう単純な生き物なのです。
さあまた、扉をたたく音がする。
初美「京太郎、呼ばれたのでわざわざ来てやったのですよー」
うんまあ、この褐色ロリが相手じゃなきゃエロいこともありえたんだろうけどな
いや別に初美さんに魅力がないって言ってるわけじゃないぞ
確かに俺の好みからは外れるが、顔は確かに可愛いし、着崩した巫女服から見える肌面積の多さは永水一である
……これで胸があればなぁ
初美「なんだか京太郎の視線からよこしまな気配を感じますよー?
さて、京太郎、そこに正座しましょうか」
京太郎「な、なぜです?」
初美「なぜ京太郎がそんなに察しが悪いのか、私の方が疑問ですよー
京太郎、姫様と霞ちゃんと良子さん以外にも、巴ちゃんまで食べておいて、なぜ怒られないと思えるんですかー?」
ほ、他はともかくなぜ巴さんのことまでバレているんだ!?
初美「さあ、説教の時間ですよー」
初美さんは顔をにこにこさせながら、笑っていない目でこちらを見つめながら悪魔の宣告を告げた
この後2時間もの間、俺は身じろぎ一つ許されなかった
京太郎「スミマセンデシタ、ウマレテキテゴメンナサイ」
初美「はあ、もう正座はいいので足を崩してくださいー 許したわけではないですが、説教は終わりにしてあげますー
では、今度は私の両手を握ってくださいー」
はい? 何を唐突に
初美「京太郎は今強すぎる力に振り回されているのですー このままだと誰も幸せになれませんから、私が制御法を教えてあげますねー
さあ、手を握るのです」
なんだかよくわからないが、とりあえず握ればいいんだな?
初美さんの正面に座り直し、ちっこい両手を軽く握りしめる
んん? な、なんだと、俺と初美さんの身長差のせいで、この位置からだと胸のピンクのぽっちが見える!
褐色の肌にピンクって、なんだかそそるものが……いや違う! 俺はロリではない! 俺が好きなのはおもち!
く、なんてことだ初美さん、説教をしただけではなく今度は俺にこんな苦行を押し付けるというのか!? 鬼、悪魔、薄墨初美!
初美「なんだか煩悩を感じますが、そもそも京太郎は煩悩まみれでしたから平常運転なのですねー
さあ、しっかり手を握ったら目をつむるのですー」
く、目をつむったらさっき目に焼き付いたピンクのぽっちが脳裏から離れない!
初美「そして目をつむったら、何でもいいので京太郎の好きなものを思い浮かべてくださいー」
お、俺が好きなもの、そう、そうだ、俺が好きなものはこんなぺったんこではない! おもち! たわわなおもちこそが俺が真に求めるもの!
初美「思い浮かんだら、それに手を伸ばしている自分を思い浮かべるのですー」
おもちの海に手を伸ばす自分、そんな想像この俺の手にかかれば余裕だぜ!
初美「今は触れられないかもしれません、でも大丈夫、少しずつ距離は詰まっていくのですよー
さあ、集中しながら想像の手を伸ばしていってくださいー」
おもち、おもち、おもち……
初美「そうそう、いい感じなのですよー どんどん距離が縮まってきて、ついに京太郎は好きなものをその手に掴むことに成功するのですー」
おお、すごいぞ俺! 今おもちの海にダイブしている!
初美「つかんだキラキラしたものから京太郎の体に力が流れてきますー
それが京太郎の力の根源、京太郎の力が手から体へと流れ込んでくるのイメージでお願いしますー」
おもちの海が俺の手だけではなく体全体を覆うように……
ん、なんだか体が熱くなって……
ゴッ!
初美(相変わらずすごいオーラなのですー 才能だけでいえば姫様に匹敵するかもしれないと言われた神童だけのことはありますねー
でもどんな力でも振り回されているだけでは意味がありませんからねー)
初美「さあ、体に流れ込んできた力の奔流を少しずつ自分の体になじませて、体全体に薄く覆うようにしてくださいー」
こ、この体を包み込むおもちたちが俺の体に同化するのか……やってやる、やってやるぞ!
初美「ゆっくりと、でも確実に力が京太郎の体の内側へと入っていきますー」
初美(よしよし、いいですよー 垂れ流しのオーラが少しずつ京太郎の体を覆うようにおさまってきてますよー
ん? あれ、ま、まずいのですよー! 京太郎のオカルトが、つないだ手を通して私の方に……っ!)
初美「んっ……あ、……っ、はあはあ」
初美(だめです、ここで終わらせたら京太郎は何の進歩もしません―
多少危険でも、ここは押しとおるのですよー)
初美「い、いいですかー? 力のオーラが体の中にたまってきたら、それを体の表面に押しとどめてくださいねー」
初美(やばいやばいやばいのです、私の体が熱くなって、少しずつ理性が……
だめですだめですー! 衝動に身を任せたらみんなの二の舞なのですよー)
体の熱を、だんだんと内側に向けて……うーん、難しいな、こうか?
初美「あ、くぅ、はあ、はあ、っん
つ、続けてくださいー 体を覆う力が少しずつ京太郎の思う通りに動いてくるのが分かるのですよー」
初美(京太郎の唇、濡れて……それにあの大きな体でのしかかられて抱きしめられたら、どんなに……
だめだめだめ、だめなのですー 集中集中、みんなと京太郎のため、みんなと京太郎のため……)
お、なんだかコツをつかんできたぞ
初美「さ、さあ、荒れ狂う力を、全部体の中に閉じ込めてくださいー 漏れ出ないように、んあっ、くぅんっ、し、しっかりと、留めておくのですよー」
全部体の中に、内側へと熱を閉じ込めて……
初美(な、なんだか少しずつ京太郎のことしか考えられなく……
だ、だめ! 私だけは、私だけはきょーたろーの味方だと決めたんですー! こんなものには負けません―っ!)
初美「い、いいですよー はんっ、くぁっ、んんっ
さあ、全部力を内側に、くぅんっ、と、閉じ込めることが、できましたねー?
さあ、目を開けていいのですよー?」
初美さんの言葉にしたがって、目を開く
なんだか心なしか、周囲の風景の見え方が変わったような……
初美「で、では、私はこれで失礼しますねー
おやすみなさいです、きょうたろー」
初美(このままここに長居すると、私どうなるか分かりませんーっ、一刻も早く去らないと……!)
京太郎「あれ? 初美さんなんか顔が赤くないですか? それに足取りもふらついて……俺が送りましょうか?」
ちょん、と離れたばかりの指先同士が重なる
初美「ンン~~っ!」(ビクビクッ
初美(……あっ、今私、軽くイキました 手が触れただけで……こ、これ以上のことされたら……っ!)
初美「い、いいのですよ~! いいから京太郎はさっさと寝るのですー!
お、おやすみなさいー!」
初美さんはおぼつかない足取りで部屋を去っていった
大丈夫かな、風邪か?
初美(か、体が熱くなって、とまりません―っ! へ、部屋に帰ったら、自分で慰めて治めるしか……
や、やっぱり京太郎は、危険なのですよー! で、でも今日ので少しはましになってくれるはず)
【4月4週目 自由行動】
さて、先週着信あったけど、これはいったい誰だろう? まあ電話すればわかるよな
ポチっとな
?「トゥットゥルー♪
ふっふっふ、お久しぶりなのです、長野のおもちソムリエこと同志スガノフスキー」
京太郎「こ、この声は、同志クロノフスキー!」
説明しよう。
同志クロノフスキーとは、ネトマで知り合い、チャットで意気投合した末に電話越しで互いの収穫について報告し合う仲になった、おもちを求める仲間である!
顔も本名も知らないが、彼女が奈良在住であること、俺が長野にいることは教え合った。
崇高な目的の理解者であり、探究者である。
?「そう、奈良のおもちマエストロことクロノフスキーですっ
携帯を変えたので連絡したんだけど、今大丈夫かな? そしておもちの収穫はいかがですか!?」
京太郎「実は鹿児島に引っ越したんですが、鹿児島にはおもちパラダイスが存在しましたよ!」
?「なんと!? これからは鹿児島のおもちソムリエと呼ばなければいけませんね」
京太郎「いえ、そこはどうでもいいです」
?「私としてもどうでもいいのです」
?「それよりも、おもちパラダイスとは一体!?」
京太郎「実はですね、目測Mカップのおもちが目の前で揺れるんですよ」
?「なんとぅ! それは……眼福ですね」
京太郎「ええ、眼福です」
?「動画を! どうか動画を!」
京太郎「残念ですが、恥ずかしがり屋さんなので無理ですね」
?「絶望した! この世界に絶望した!」
京太郎「落ち着いてください、同志クロノフスキー! あなたにはまだ見ぬおもちと、触れられるすばらなおもちがあると語っていたじゃないですか!」
?「そうでした、私にはおねーちゃんのおもちがある! そしてまだ見ぬおもちを探求するために、今ここで死ぬわけにはいかないのですっ」
京太郎「それでこそ同志クロノフスキーです!」
?「ふ、実は私も最近、全国でおもちもちに会うべく修行を重ねているところで」
全国でおもちに会うための修行ってなんだ?
『クロー、ナニシテンノー』
?「おっと、私を呼ぶ声がするのでいかないと
では、また暇があればおもち談義を交わしましょう! しつれいをばっ」
京太郎「はい、新しいおもち情報期待してますね!」
?「このクロノフスキーにおまかせあれっ ではでは~」
ピッ
俺も鹿児島で得たおもち情報をメールで送っておかないとな
きっと同志クロノフスキーも喜んでくれるだろう
【4月4週目 自由行動】
練習相手:薄墨初美
京太郎「初美さん! どうか俺に麻雀の指導をお願いします!」
初美「え、私なのですかー? 他にもいろいろいそうなもんですけどー」(というか、あれだけした後に京太郎の顔見るとか羞恥プレイもいいとこなのですよー)
京太郎「俺には初美さんしかいないんです!」
初美「なるほど、なるほど、そういわれると悪い気はしませんねー
で、本音は?」
京太郎「俺もばかすか役満をあがって、みんなに見直されたい!」
初美「まあ、そんなことだろうと思ったのですよー
じゃあ、精神統一から入りましょうかー」
京太郎「え? 麻雀の修行じゃ……」
初美「役満が小手先の技術でどうにかなると思ってるのですかー?
いいから正座して、瞑想なのですよー!」
京太郎「失敗した! 初美さんを選ぶんじゃなかった!」
初美「失礼極まりないのですよー でも、終わるころにはお姉さんに感謝しているはずなのですー」
京太郎「な、なんだ、この俺の体にみなぎる力は!? 今なら役満も上がれる気がする!」
初美(それは思い込みが激しいだけですよー まあ少しはオカルトを使いこなせるようにはなったかもしれませんけどねー)
良子「さて今週のレッスンも終わったので、シークレットを教えます
来週にある合同合宿の日程と、相手スクールの情報ですから心して聞くように」
良子「合宿は2泊3日のスケジュールです
毎日午前と午後に対局していきますが、最終日は夜までに戻ってくるために午前で切り上げです。つまり合計5回の対戦となりますね」
良子「京太郎は永水女子から1人、他校の相手からそれぞれ1人ずつセレクトして対戦していってださい。
全員が対戦するのが目的ですから同じ相手は選べませんので注意して選ぶように
ああ、京太郎は私をセレクトしたいでしょうが、監督なので残念ながら無理ですよ」
春「どの口で……」(ギリッ
良子「夜は自由行動ですが、なにぶんトップシークレットな合宿ですから、外部への接触は禁じます。仲間の誰かと絆を高めるか、他校の人間と親交を温めてください
夜遅くまで起きているのは女の肌にバッドです、一夜につき3人と話せればいい方でしょうね
ピロートークしたいなら勝手にしていいですが、お互いの合意の下でするように。問題になっては全国出場できませんから、強要は厳禁です」
初美「ちょっと待ってほしいのですよー! 何馬鹿なこと言ってるですかー! そんなことだめに決まってますよ!」
良子「おや初美、ジェラシーですか?」
初美「京太郎を解き放つのは危険だと言ってるんですーっ!」
良子「若い男女が一夜をエンジョイする、青春にとてもいい思い出だと思うのですが」
霞「あらあら、良子さんは何を言っているのかしら? そんなこと監督として許していいわけないでしょう?」
良子「おや、霞は自分がセレクトされる自信がないのですか?」
霞「そんなわけっ!」
良子「なら問題ありませんね」
霞「この雌猫っ」(ギリッ
小蒔「へ? へ? みなさん何の話をしてるんですか?」(オロオロ
巴「姫様は知らなくていいことですから黙って聞いてましょうね」
巴「どうせ選ばれるのは私だし」(ボソ
小蒔「巴ちゃん、今何か言いました?」
巴「気のせいですよ。空耳です」(あ、でも先に春に譲らないといけないのか、残念だな)
小蒔「はい、わかりました!」
良子「誰かと一夜を過ごすならその夜はもう身動き取れませんから、3人目にセレクトするとお得ですよ、京太郎
なんなら私がティーチしてもいいですね」
京太郎「あ、はい」(今じゃ夜のことを教わるのは良子さんの方じゃ……そうか、これは周りに分からないように『ベッドで躾されたい』って言ってるんだな!)
小蒔「すごいです良子さん! 夜も京太郎さんに麻雀を教えるなんて! 尊敬します!」
良子「お褒めいただきありがとうございます、姫様」(姫様は相変わらずピュアですね)
良子「スケジュールは以上です。
では肝心の相手先のスクールを教えましょう。今回選んだのは2校ですよ」
良子「相手スクールは東東京の絶対王者白糸台高校と、奈良の無名校の阿知賀女子学院高校ですね」
巴「か、格差がひどい……千里山や臨海、龍門渕は無理だったんですか?」
良子「アタックしてみましたが、予定が埋まっているとのことです
それに、昨年まで無名だったからといってどんなモンスターが潜んでいるかはわからないので、損はしないでしょう
油断して負けても知りませんよ?」
良子「さあ合宿まで日がありません みなさんよく寝て、準備してください、ハリーハリー」
【4月4週目 深夜】
今週は合宿先が決まった以外は特に言うことがないな
しかし白糸台って、照さんの行ってるとこだよな 偶然ってあるんだなー
直接会うのとか2年は前じゃないか?
胸は……育ってないよな、うん 咲の身内だからな、諦めよう
それにしても他県の女の子とお泊りとか、こう胸が躍るものがあるな!
でも、とりあえずは今夜の予定だ
今週もまた、女の子を呼んでみたぜ!
先週は初美さんに説教されてテンションが落ちたからな
今度こそ、楽しい一夜を過ごすんだ!
京太郎「さあ初美さん、俺と楽しく過ごしましょう!」(フンス
初美「なんだか鼻息が荒くて身の危険を感じるのですー」
京太郎「初美さんみたいな子供に興奮? ないない、あと5年は経ってから言ってくださいね」
初美「それはそれでむかつくのです で、何がしたいんです?
トランプですか? それともUNOですか? ジェンガでもやりたいんですかー?」
京太郎「そんな子供の遊びには興味がありません!
やるのはそう、合宿でのレクリエーションとして予定している王様ゲームをテストで……」
初美「自分の先ほどの発言を鑑みて言ってくださいー
それと、そんなこと断固阻止するに決まってるでしょう?」
京太郎「なんでなんですか!? お泊り会で王様ゲームは基本のはず!」
初美「お前のような野獣がいる場所でするわけがありません 仮にしたとしても京太郎は簀巻きにしておくのですよー」
京太郎「そ、そんな馬鹿な……」
初美「姫様たちが優しくしてくれるからってあまり調子に乗ってると、いつ刺されても知りませんよー?
女は結構怖いですからねー」
京太郎「はっはっは、あの小蒔さんや霞さんたちみたいな聖女が刺すとかあるわけないじゃないですか
初美さん、頭大丈夫ですか?」
初美「今、現在進行形で痛くなってきたのですよー 本気で言ってるっぽいですからなおさらですー」
初美「あのですね、京太郎 京太郎はおバカさんなので言っておきますが、霞ちゃんや巴ちゃん、はるるが大人しいのは、永水のみんなが長い付き合いだからなのですよー
普通、何人もの女に手を出したことがバレたら死んでもおかしくないってこと、分かってくださいね?」
京太郎「え、まじで?」
初美「まじに決まってますー
ですので、もし万が一合宿で他校の女の子に手を出すなら、他のみんなにはばれないように気を付けてやってくださいねー」
京太郎「ば、馬鹿な……初美さんが婉曲的にOKサインを出しただと? これはデレ期?」
初美「誰がデレ期ですかー? ただ単に、良子さんや京太郎に何を言っても、痛い目を見なきゃどうせわからないと諦めただけなのですー
いいですか? 私は別に京太郎が死ぬところを見たいわけではないので、くれぐれも気を付けてくださいねー
まあ獣に何を言っても無駄かもしれませんが」
初美「私はさっさと寝ますー とても無駄な時間でした
いいですね、くれぐれもバレないように、ですよ?」
初美(まあ実際は良子さんや姫様が止めるでしょうから、即座に血を争うような事態になるとは思いませんけどねー
私も、皆が争うところは見たくないので止める側ですかー、損な立場ですー)
初美「じゃあ、おやすみなさーい」
初美さんは一方的に告げると、部屋を立ち去って行った
京太郎「つまり、バレなきゃ何をしてもいいってことだな!」
須賀京太郎という男は、根っからの楽天家である
【合宿前日】
~♪ ♪ ♪~
京太郎「お、咲から電話だ そういえばこの前電話あったのに連絡してないっけ?」
ピッ
京太郎「よう咲、実はこの前照さんから電話があってさ、おかしなこと言ってたんだけど……」
咲「いきなり何言ってるの京ちゃんは? 『手が勝手に動く』とか『時空を歪める』とか『世界に干渉する』とか、そんなオカルトあるわけないよ
お姉ちゃん流のジョークだよ ほら、お姉ちゃんってジョークセンスないし」
京太郎「んー、よく考えればそれもそうだな」
咲「それよりも京ちゃん、引っ越すからって私に携帯を買わせたのに、今まで何の連絡もしないって、どういうことなのかな? かな?」
やべえ、咲さんがお怒りだ
京太郎「いや、急に引っ越してきて忙しくてな、今まで時間が取れなかったんだよ」
咲「ふーん、『可愛い女の子に手を出すのが忙しくて時間が取れなかった』わけじゃないんだね?」
京太郎「ソンナコトナイデスヨ」
なに、咲さん怖い 千里眼でも持ってるの?
咲「それならいいけどね
ああ、新天地で浮かれているだろう京ちゃんに忠告しておいてあげるね」
京太郎「なんでしょうか?」
咲「雌って生き物は怖いって覚えておいた方がいいよ
常識がぶっ飛んだ人間っていうのはしばらく連絡も何も取れなかったりすると、どうなるか分からないから」
咲は唐突に何を言い出しているんだ?
迷子になりやすいポンコツなのは知ってたけど、こんな変なこと言いだす奴だったっけ?
咲「そう、具体的に言うと『1ヶ月の間まったく会話がなかったり』したら、不安になって病んでいったりするかもしれないね」
京太郎「はあ、そうですか」
咲「真面目に聞いてないね、京ちゃん
京ちゃんは性格が残念だけど一応外見はイケメンさんだから、怖い女の子に刺されないように馴染みのよしみで教えてあげてるんだよ?」
京太郎「とは言ってもなー、そんな仮定の話をされても」
咲「後になってからじゃ遅いから、今教えてるの
まあ『一緒に生活してて一週間の間話さないなんて状況はありえない』から、離れた場所に住んでいる人間にしか適用されないけどね
遠距離恋愛って、それも『異常に愛している場合』女の子はすぐ不安になっちゃう生き物だからさ」
京太郎「その知識、どこかの本で仕入れたのか? 普通、そんなことあるわけないだろ」
咲「うん、普通はないね でもあんなオカルト持ってる人間は『普通』なのかな?」
京太郎「は?」
咲「早く自覚しないと死ぬよ? まあ分かんなくても、私の言葉はちゃんと守ること
じゃあね、京ちゃん 久しぶりに話せてうれしかったよ」
ピッ
京太郎「おい、咲、咲ー あいつ、切りやがった」
なんなんだ、一体? わけわかんねえ
【合宿1日目】
良子「では合宿も始まったので、我が永水から自己アピールをしてもらいます
1人デンジャラスな人間がいますが、『気にしないでください』」
初美(うわ、今えげつなく言霊を使ったのですよー
これじゃ他校の生徒が自力で異常に気付くのは難しくなりましたねー
しかし京太郎を永水の外と積極的に絡めていくなんて、神代は何を考えているんですかー?)
小蒔「神代小蒔、2年生です!
精一杯頑張りますので、よろしくお願いします!」(バインッ
霞「石戸霞、3年生よ
お手柔らかにお願いしますね?」(ドタプーン
初美「薄墨初美、私は高校3年生なんですよー
決して小学3年生ではありませんから、間違えないでくださいねー?」(ペターン
巴「狩宿巴、2年生です
よろしくお願いします」(プルン
春「滝見春、1年、好物は黒糖」(ブルン
京太郎「須賀京太郎、1年です!
よろしくお願いします!」(ゴォッ
白糸台面子
菫「な、なあ照、あの1年なかなかのイケメンじゃないか?」
照「じー」(京ちゃん、かっこよくなった)
菫「おい、聞けよ照」
誠子「うわ、うわわ……」(カアァァ
尭深「…………欲しい」(じゅるり
淡「へー、神代小蒔以外に面白そうなのいるんだ
いいよいいよ、楽しくなってきた」(ブワッ
菫「淡、ダブリーは封印だからな」
淡「ええ、なんでー?」
菫「当たり前だろ、永水に手の内を明かしてどうする」
淡「ぶーぶー」(ま、スミレにばれなきゃいいよね)
阿知賀面子
玄・晴絵「」(ビビクンッ
玄(このおもちの気配、Mカップ!
ということは間違いないのです、あの男の人こそ鹿児島のおもちソムリエ!)
晴絵(やばいやばい、この気持ち、正しく愛だわ! 一目で落ちちゃったわ!)
憧「玄、ハルエ、どうかした?」
宥「あの人、とってもあったか~い」(ポワポワ
灼「とてもいい感じの人だとおも」(ドキドキ、とまんな)
穏乃「灼さんもそう思いますか!?
私も山を見てるみたいに興奮してきて!」(ワクワク
良子「ふむ、なかなかの好感触のようですね
さあ、合宿もあまりタイムがあるわけではありません
早速対局を通して交流を深めていきましょうか」
なんて可愛い子たちがいっぱいなんだ!
クール系スレンダータイプの照さんに弘世さん
ボーイッシュ系の格好可愛い系の亦野さん
おそらく見た目以上に着やせしている和風美人渋谷さん
なんか独特の空気をまとっている天然系の大星淡
おもちもちといえばこの2人、松実姉妹
今風のキレイ可愛い系女子、新子憧
和風のおかっぱちんまい系美少女、鷺森さん
活発系ジャージポニテ少女、高鴨穏乃
みんながみんな違う魅力にあふれていて、目を楽しませてくれる
合宿、最高!
良子「京太郎、こちらの部屋は人がいっぱいになりますので、すみませんがあなたの選んだメンバーは別室で対局してもらいますよ」
初美(完全に確定ですねー
京太郎を隔離してわざわざ襲いやすい環境を作る、意図が明らかなのですよー)
良子(ふふふ、京太郎に多くの女の子を捧げて、後で誉めてもらいます)
小蒔「京太郎さんと一緒じゃないなんて寂しいです」(ショボン
霞「小蒔ちゃん、選ばれればいいだけよ」
巴「そうですよ、姫様」
巴(別室で襲いかかられた場合はどうしようもないから春に譲れない、つまりノーカン)
春「……」(ポリポリ
春(今度こそ、今度こそ私が選ばれるはず、置いてけぼりはもう嫌)
【合宿1日目 午前】
春「京太郎、よろしく」
京太郎「おう、よろしく」
宥「よ、よろしくお願いします」(プルプル
淡「よろしくー
ま、私にかなうわけないけどね」
京太郎「おい大星とか言ったな? そんな大口叩いてると負けたとき惨めになるぜ」
淡「は? 私が負ける?
じょーだんでしょ、私がテルー以外に負けるわけないよ」
京太郎「分からないぜ?
その照さんだって負けたことがないわけじゃないんだからな」
淡「カッチーン
いいよ、それなら格の違いってもんを見せてあげる
そうだね、万が一負けたら何でも言うこと聞いてっやってもいーよ」(ブワッ
京太郎「負けてほえ面かくなよ?」(ゴッ
宥「け、けんかはよくないよぉ……」(プルプル
春「ポリポリ」(今まで選ばれなかった恨み、たまってる)
淡「金髪、その牌、当たってるよ
ダブリー裏ドラ4、12000」
京太郎「調子に乗るのはちょっと早いんじゃないか、大星?
ロン、11600、リー棒ももらい」
淡「なあ!? この私に直撃!?」
京太郎「ロンだ、大星、跳満18300」
淡「金髪こそ甘い! ロン、12600」
宥「あったかい牌、いっぱ~い
ツモ、4000オール」(ホワホワ
淡「次は私の親番……須賀、甘いんじゃないの? ロン、18000」
京太郎「ロンだぜ淡、跳満12300」
春「ツモ」
淡「キョータローに負けてたまるもんか! ロン!」
京太郎「こっちも負けられないんだよ! ロン」
宥「ツモ」
対戦結果
松実宥 211 1位
滝見春 197 2位
京太郎 179 3位
大星淡 178 4位
京太郎「はっ、いつの間に俺達、こんなに削られて……」
淡「え? え? え?」
宥「終了、だね
ありがとうございました」
春「麻雀は2人でやるものじゃない、これが証拠」
淡「う、うそだよ!
この私がドベだなんて、そんなの!」
京太郎「認めるんだな、淡、お前は間違いなく4位だ
この中で一番弱かったんだよ」
淡「なに上から目線で言ってんの!?
キョータローだって私より300点上なだけじゃん!」
京太郎「わずかだろうとも俺は上だ!
3位であって最下位じゃない!」
淡「いばるなー!」
ぎゃーぎゃー
春「終わらなさそうだから、帰る」(また空気……)
宥「あのあの、お疲れ様でした」(ペコ、トトト
京太郎「さて淡、お前勝負の前に何でもするって言ったよな?」
淡「い、言ったけど、ロン(物理)とかはやめてほしいというかなんというか……」
京太郎「あのなあ、お前みたいな美少女に手を上げるわけないだろうが」
淡「え、私美少女? ほんとのことでも照れるなー」
淡「それにしても、私相手に正面から叩きあっていい勝負をするなんて、新鮮だった」
……大体みんな私を前にすると諦めるか、イカサマって言うかだったし」
この天真爛漫な少女に、寂しい顔はしてほしくない
だから俺は、とっさに
京太郎「淡、こっちを見ろ」
顎に手を添え少し持ち上げ、薄紅色の唇を合わせた
淡「な、ななななっ! 何考えてるの!?
私たち、まだ会って数時間なんだよ!」
京太郎「嫌だったか?」
淡「ま、まあ、いやじゃなかったけど……一応でも私を負かせる男子なんて、そういるわけじゃないし?
見た目もまあ及第点だし、同じ金髪だし、遠慮なく口きけるし、それからそれから」
自らのうちに湧き上がる衝動のままに、告げる
京太郎「淡、お前が欲しい」
淡「ふえっ?」
淡「こ、これはあれだよ? 何でもするって約束したから、そうそのせい
べ、別に期待してるとかその気になってるとかいうわけじゃない、んだからね?」
なんという典型的なツンデレ
こういう時はストレートに気持ちを伝えるのがいいと、咲の攻略本(少女漫画)にも書いてあった
京太郎「俺は、期待してた
淡みたいな可愛い子を目の前にして何も思わないなんて、俺には無理だ」
淡「ふにゅっ」
淡「そ、そっかー、可愛いかあ、えへへ
だったら、しかたないよね?
合宿終わったら全国まで会えないんだから、ちょっと前借りしても、しかたない」
淡は少し早口で頬を染めながら言い切るが早いか、キャメル色のブレザーのボタンを外し、青色のタイをほどいていく
淡「さ、さあ、いいよ
私の初めてもらえるんだから、感謝してよね」
強気な言葉と裏腹にわずかに震える指先を手のひらで優しく覆い、何度も軽いキスを桜色の唇に降らせていく
京太郎「淡、好きだ」
淡「んっ、私もキョータローのこと好き、大好き
会ったばかりで変だと思うかもしれないけど、本当だよ」
素直になった淡と唇を深くかわし、舌をくちゅくちゅ音を立てながら絡め、しごくようにすり合わせる
淡「大人のキスって、こんなにすごいんだ……頭、ふわふわする」
京太郎「本当にすごいのはこれから先なんだから、これで満足してたら後が怖いぞ
例えば」
制服の上から、淡の乳房を軽く撫でて指を沈ませてふにゅふにゅと揉んでいく
淡「ふわっ、んんっ」
京太郎「淡、お前感度いいな」
淡「そ、そんなの知らないよ
自分でしたことなんて、なかったし」
つまり、性の快楽を何も知らない少女にこれから教え込んでいくわけか
どうとでも染まる余地を残しながら、今回は優しくして抵抗感を取り除いておくとしよう
京太郎「じゃあ、知っちゃったから、今度からはするのか?」
淡「キョータローの、エッチ
ほ、本番はもっとすごいんだよね?
だったら、思い返してしちゃうかも……でもでも、私がエッチってわけじゃ」
言い訳しようとする唇をふさいで頬を撫で、耳たぶを甘噛みしてチロリと舌先で舐めて囁く
京太郎「俺はエッチな子、好きだぞ」
淡「そう、なんだ
キョータローの好みなら、エッチになれるように頑張ってみる
た、例えば、こんな風?」
俺の右手を両手でつかんで、制服の裾から内側に手を導きブラを押し上げ、隙間から直接俺の掌に柔らかな乳房が触れさせる
きっと、これが今の淡が考える精一杯の『エッチ』なんだろう
可愛くて、同時にちょっと可笑しい
淡「どう、かな?」
京太郎「よくできたな淡、偉いぞ
じゃあ、ご褒美だ」
淡の柔らかな肌の上でピアノの鍵盤を弾くように指を躍らせながら、合間に指の間に立ち始めた頂点を挟んで指を上下に擦りしごく
淡「んあっ、はふ、ひうっ、直接、すごっ、んああっ
キョータロー、上手すぎっ」
受けた快楽に身を震わせながら、体を押し付けようとしてくる仕草が可愛すぎて、ちょっと苛めたくなる
京太郎「比べる相手なんて、いないだろ?」
淡「当たり前でしょっ、こんな、こんなの許すの、っ、はあ、はひっ、きょ、キョータローだけだしっ!」
ピクピクと快感に身を震わせながら、淡は己の所有者を宣言する
京太郎「よく言えたな、だからこっちにも、ご褒美だ」
スカートをまくり上げ、中指の腹で足元の付け根を一周するように円形に撫ぜ、少しずつ螺旋を描くように中央へとなぞっていく
淡「そ、そんな、そっちも?
上下いっぺんになんて、~~んんっ、は、はあ、はあっ、い、今、頭ピリって」
淡の腰がくねくねと動き、自分から俺の中指を追い求めて揺すられていく
淡「はー、はー、はー
ね、ねえキョータロー、このままだとショーツが汚れちゃうから、その」
色欲に濡れた瞳で言外に脱がしてほしいと誘ってくるが、ここで素直に要求を聞けば、これから先も恥ずかしい言葉に抵抗が残ってしまうだろう
だから
京太郎「気にしなくていいさ
そんなことで俺が淡を嫌いになるわけないだろ」
優しい表情と言葉で要求を断り、クニクニと人差し指と中指で淡の恥丘を揉むように押す
これで淡は脱がしてほしいもう一つの理由を言わざるをえなくなった
淡「ち、ちが、あふ、はふっ、ひんっっ」
京太郎「ん?」
何を言ってるか分からないと、目を見つめながらとぼけてみせる
淡「わ、分かった、言う、言うからっ、ひゃんっ、ひあっ
ちょ、直接、キョータローの指で、触ってほしいのっ!
ショーツ越しじゃいや、もっとキョータローのこと感じたいよっ」
京太郎「ああ、いいぞ」
正直、あまりに淡が魅力的でこっちも焦らされているのだ
ショーツに指をひっかけてずり下ろし、濡れた場所に人差し指と中指の先を差し入れ、ねじるように中をかき回す
淡「な、なにこれっ!? ひああっ、んはっ、ふー、ふー、んあぁっ
きもちいっ、よすぎっ、ふあっ、ああっ、んくぅっ
ゆ、指でこうなら、もしかして」
ごくりと、淡はつばを飲み込んで俺の下半身へと、情欲に流された瞳を向ける
淡「ね、キョータローもここをこんなに盛り上がらせて、苦しいよね?
だから、ね、こっちで、さ」
さすさすと、淡が手のひらで俺の盛り上がった部分をズボン越しになでる
意図するところは分かるが、やはり決定的な言葉を言わせたい
京太郎「欲しいのか?」
淡「うん、欲しいっ! キョータローのここで、深くまで欲しいよ!
指もすごいけど、足りないの! もっともっとって、体が言うの!」
一度羞恥心というダムを決壊させた淡は、欲望のままに淫らな言葉を口にする
淡「だから、はやく、はやくっ!
キョータローのこれ、味わわせて!」
恥部だけをあらわにさせた制服姿のままで淡は腰を大きく揺すり、懇願してくる
その背徳的な姿に我慢できる奴はいない
ズボンを降ろし、解放した肉の塊をすぐに濡れそぼった芯へとめりこませる
淡「いたっ、く、ない? あれ? 初めてって痛いんじゃ?
お、おかしっ、初めてなのに、気持ちいいだけだよぉっ!」
京太郎「きっと、俺たち相性がいいんだよ」
淡「そなの!? それってすごく運命的じゃん!
もっと、もっと気持ちよくなろっ! 一緒に!」
童女のような笑みを浮かべた次の瞬間には、淡は腰を激しく振っている
少女と女の境目にいる彼女はどちらの側面も備えていた
淡「すごひっ、すごいよぉっ!
奥ズンズンってされるのも、入り口かき回されるのも、全部いいっ!」
淡の体は、知らないはずの感覚をすぐさま快楽へと昇華していく
その覚えの良さと成長速度は、今まで相手した誰よりも上だった
京太郎「淡、お前エッチの方の才能もすごいぞ」
淡「そなんだ、うん、頑張って磨く
だって、そーすれば2人でもっとよくなれるもんねっ
んひっ、ひゃあんっ、ああっ、ひぅんっ、いい、いいっ!」
淡の中がうねって、奥へ奥へと誘ってくる
みっちりと棒に張り付く肉壁は、貪欲なまでに男というものを求めていた
淡「ひんっ、はあ、ひゅうっ、キョータロー、中、中に全部出してっ!
全部受け止めたいっ! キョータローの、全部!」
淡は足で俺の腰を捕まえ、逃げられないようにする
逃げる気は元からないけれど
京太郎「昇りつめるのも早いな、お前
いいぞ、中にたっぷり、な」
淡「うん、うんっ! ひゃあんっ、ふぐっ、んひぃんっ
あっ、あっ、ああっ、んあぁぁあっ!」
淡がひときわ大きい声を上げ体を痙攣させるのと同時に、最奥へ精の奔流が迸った
淡「んは、あぁ、んんぅ……ドクドク熱いの、幸せぇ」
力尽きたのか、淡は体を弛緩させ、俺の体へと寄りかかって吐息を整え始めた
淡「ねー、キョータロー?
キョータローって初めてじゃ無かったよね、やけに手馴れてたし」
事後に淡は俺の腕を枕にして体に頭を擦りつけながら、何でもなさそうに言い放った
図星をつかれて思わず黙ることしかできない俺を見かねたのか、淡は笑いながら
淡「別に責めてないよ
慣れてたおかげでちょー気持ちよかったし
あ、液が逆流しそう もったいないからショーツで蓋しよ」
いそいそと下着を穿き、身なりをササッと整えていく
淡「最終的にはどうせ私が勝つんだし?
いいよ、はじめてくらい、くれてやる」
強気に笑った笑顔が本心からのものなのかは俺には分からなかったが、その笑顔のまぶしさに見惚れてしまったのは確かだった
【合宿1日目 午後】
淡は部屋を出ると、すぐに照さんにくっつきに行った
その様には情事の余韻を感じさせないが、時折こちらを見る視線には熱がこもっている
彼女はひと時の逢瀬を楽しみ、また次の機会を狙っているのだろう
しかし合宿である以上、1人の少女につきっきりというわけにもいかない
午後は午後でちゃんと対戦相手を決めなければ
京太郎「さあ、やるぞ!」
【合宿1日目 午後】
霞「よろしくお願いしますね」(ドタプーン
玄「おもち力53万……おもちソムリエが絶賛するだけのことはあるですのだ」
照「よろしくお願いします」(ペターン
玄「おもち力たったの5……ごみめ」
照「」(プチ
京太郎「照さんキレないで!
お願いだから腕回さないで!」
照「だって京ちゃん、あいつが苛める」
玄「おもちソムリエともあろう人がおもち未満をかばうとは思ってなかったのです
おもちの素晴らしさを忘れましたか、同志スガノフスキー」
京太郎「先ほどからの発言、やはりあなたはっ」(ゴクリ
玄「そう、おもちマエストロことクロノフスキーとは世間を忍ぶ仮の姿、その正体はこの松実玄ちゃんなのです!」(ドヤァ
霞「京太郎くん、他校の生徒とずいぶん仲がいいのね?」
京太郎「ええまあ、照さんは昔馴染みの姉で顔を合わせたこともありますし
こちらの阿知賀の方は顔は知らなかったけど前からの知り合いで」
玄「おもち同志の絆は全てを超える!
玄と、気安く呼んでくれないかな?」
京太郎「じゃあ、玄さんで 俺のことも京太郎でいいですよ」
玄「らじゃー!」
照「京ちゃんに近づく虫、どうにかしなきゃ」
玄「あ、これうちの旅館の仕出し弁当です
饅頭もついてるのでどうぞ」
照「松実玄、いい人」(テルーン
霞「さあ、対局始めましょうか」
京太郎「照さん相手に出し惜しみはできない!」(ゴッ
玄「あ、ツモ三色同順タンヤオドラ7、三倍満だよ!」(フンス
京太郎「いきなり三倍満!?」
霞「あらあら、これは厳しいわね」
京太郎「照さん大丈夫ですか? 親かぶりですけど」
照「問題ない、もう見えた」
玄(っ!? 今、後ろに何かあったような)
照「ロン、ツモ、ロン、ロン、ツモ、ロン」
京太郎(6連続和了、相変わらず頭がおかしい
だけど、8局目なら……)(ズズズ
京太郎「ツモ、2600の3本場は3500」
京太郎(一度は止められた、けど)
照「ロン、ツモ、ロン、ロン、ロン、ツモ
これで終わり」
宮永照 230 1位
松実玄 220 2位
京太郎 147 3位
石戸霞 138 4位
京太郎(あかん、圧倒的すぎる
玄さんは東1局の貯金があったからいいけど、それ以外は……)
玄「こ、これが日本最強の高校生……」(レイプ目
霞「」(ブクブク
照「なかなか手強かった」
京太郎(これで!? 俺点もうないし、霞さんなんか飛んでるよ!?)
照「それより京ちゃん、こっち」
京太郎「え、ちょ、どこへ?」
無表情のままグイグイ引っ張る照さんに連れられて、俺たちは部屋を出る
京太郎「ここって、トイレじゃないですか
しかも男子用」
照「うん、ここならばれにくい」
つかつかと奥の個室に俺を連れ込み、照さんは後ろ手で鍵を閉める
照「京ちゃん、我慢つらいでしょ
手でしてあげるね」
照さんはズボンのジッパーを歯で挟んで下ろし、白魚のようなたおやかな指を俺のものに絡ませる
照「ん、すごい牡のにおい」
京太郎「て、照さん、なんでこんなこと」
照「? 今の京ちゃんには必要だから」
指に込められた力を一本ごとに変えながら、照さんは棒を上下にしごいていく
照「ん、硬くて、熱い
先っぽもぬちゃぬちゃしてきた」
我慢できずに分泌される透明な汁を指ですくい上げ、棒にまぶして滑りをよくしながら照さんの指の動きは少しずつ大きくなっていく
照「なんだかすごくやらしい音
こんな大きいの入るんだから、女の人って不思議
ねえ京ちゃん、この大きさって普通なの?」
京太郎「し、知りませんよ
男同士で大きくなったのを比べる機会なんてありませんし」
照「そっか
京ちゃん、いつでもびゅーびゅーしていいからね」
個室が狭いせいで照さんの吐息が棒に触れ、刺激してくる
照「ほら、どくどく、びゅっびゅしよ?」
無表情に見える照さんだが、その頬はかすかに色づいて、興奮を隠せていない
そして俺も、そんな照さんを前に我慢ができない
京太郎「だめです、照さん、もう俺っ」
照「あむっ」
俺の腰が跳ねる直前、先が咥えられ、熱い奔流が口腔内へと叩きつけられる
照「~~んん、ん、ん、コク、コク、ゴクリ
……おいしくない 甘くないんだ?」
京太郎「照さん、飲んじゃったんですか!?
いやそりゃおいしくないでしょうよ、なんでまた」
照「制服に跡がつくと困る
おいしくはなかったけど、京ちゃんのだと思うとなんだか癖になりそう」
何でもないように紡がれる言葉が、こちらの心を揺さぶってくる
照「京ちゃんのここ、全然おさまらないね」
つんつんと、いまだ硬さを微塵も失わない棒を照さんは指先でつついて
照「このままだと困るから、こっちにも、だふ?」
スカートを口でくわえ、ずらした下着が糸を引いて下ろされる
恥ずかしいのか視線から逃げるようにくねる腰の動きが、逆にこちらの情欲をかきたてる
京太郎「いいんですね? 俺、とまりませんよ」
照「今は受け止める相手が必要だから、それでいい
……たくさん、しよ」
照「~~つっ、痛っ」
自分から腰を落とした照さんは、動きを止めて涙目でこっちを見てくる
京太郎「照さん、初めてだったんですか!?
ならどうしてこんなこと」
照「濡れてるから平気だと思った、京ちゃんのが大きすぎるのが悪い
あと、他の人とするわけない」
しれっと言ってくるが、この人は平気で衝撃的な言葉をよく口にする
当人に悪気が全くないので治りもしない
京太郎「分かりました、できるだけ優しくしますからね」
照「激しくてもいい
淡より気持ちよくさせたい」
二度目の衝撃
京太郎「な、なんでそこで淡が……」
照「淡からあれだけ性臭がすれば分かる
京ちゃんにも淡のにおいが残ってた」
犬か何かかこの人は!?
照「京ちゃんは女を狂わせるから、たくさんの子を侍らすのは仕方がない
狂い切った人間に理屈は通じないし、私達もいつまでもつか分からないけど」
京太郎「何の話です?」
照「深くは気にしなくていい
この段階まで来れば簡単に止められるものでもない
それより今は、私だけを見て」
話振ってきたのそっちですよねぇ!?
だめだ、このポンコツ姉妹にはいつも振り回される
照「痛みはだいぶ治まってきた
今なら激しくても平気、めちゃくちゃにしていいよ」
あ、時間稼ぎもあったんですね
もう考えるのも面倒だ、要望通りにするとしよう
照「ん、あっ、はっ、んんっ」
腰の跳ねる激しい動きと裏腹に、照さんから漏れ出る喘ぎ声は小さい
自分の指をかんでいるし、大きな声を出すのが恥ずかしいんだろうか?
照「ん、んっ、京ちゃん、京ちゃん……」
いつも無表情な顔をほころばせ、切なげに名前を呼ぶ様はいじらしくもある
それに中が素晴らしい、奥まで突きこむとたくさんの粒々にあたってこちらを刺激する
本来おもち派である俺だが、女の子の数だけ中の感触も違うことを知ると、試してみるのも悪くないと思えてくるから不思議だ
京太郎「照さんの中、とてもいいです
何度でもしたくなりますよ」
照「いい、よ、んっ、京ちゃんがしたいなら、はふっ、いくらでも」
健気で、可愛い
どうして照さんはこうも男心をくすぐるのか
大人しいと思ったら積極的、積極的かと思えば恥ずかしがる、ギャップが大きすぎる
照「ん、んんっ、んっ
京ちゃん、私も動くね」
宣言するが早いか、照さんは腰を円状に結合部にこすりつけるように動かしては、上下左右へと振りだす
思い返してみれば経験値の浅い女の子とばかり繋がっていたわけで、こんなに腰を使ってくる子との経験はない
照「んんっ、はっ、どう、かな?
んっ、うくんっ、京ちゃんの好きな胸ないから、ビデオで研究したんだけど
んはっ、ん、んんっ」
AV見てんのかよこの人!?
しかも俺のための研究とか、可愛すぎだろ!
照「んあっ、どうして立ち上がって?
んくっ、あっ、はっ、んひっ、ふぅんっ、激しっ」
立ち上がって扉に照さんの背中を押し付けるように、ガンガンと突いていく
その度に粒々にぶつかって覆われ、俺のものがさらに硬く大きくなっていく
照「んくっ、中、すごっ、声、もう無理っ
ああっ、んふっ、くぅんっ、ああんっ、京ちゃん、京ちゃん!」
声を我慢することをやめ、こちらに両手でしがみつきながら腰を激しく振る照さんの表情は、もう完全に快感に蕩けきっている
京太郎「照さん、もう我慢できない!
犯しますからね!」
照「んっ、嬉しいっ、何度でも犯してっ、京ちゃんのものだからっ!
あっ、ああっ、くぁっ、んん~っ、キス、キスぅ」
お互いの口をぐちょぐちょに濡らす激しい口づけを交わしながら、俺と照さんはさらに互いを高め合う
照「すごっ、すごっ、んはぁっ、くぅっ、あああっ!」
京太郎「照さん、照さん、照さん!」
中を棒でねじりながら、ぐんぐんと奥へ奥へと、奥のコリコリした感触の上を先端で何度も押し上げる
照「あふぁっ! んん~~っ、はふ、はふっ、んああんっ!
何度も、何度も、熱いのが中に注がれて、イクのとまんなっ
んあぅっ、んはっ、んふぅ、はー、はー、くぁんっ」
びくびくと痙攣する体を抱きしめ、しばしの余韻に浸る、が
照「京ちゃんのここ、まだ硬いままだね
やわらかくなるまで、する?」
誘惑の声に逆らえるはずもなく、楽しそうに嬌声を上げる女の中を何度も満たし続けた
良子「宮永照、彼女も京太郎の前では1人の女、ですか
胸がウォールですから京太郎が喜んでくれたかどうかが問題ですが
それはそうと、みんなの様子はどうですかね?」
【合宿1日目 夜1】
照さんとたっぷり楽しんだ後には夕陽が傾いていた。
確か、夜に話せる相手は3人まで、しかもピロートークをするならその後は朝まで行動できないんだったよな。
その分長い時間を過ごすわけなんだから、別に1人目や2人目にピロートーク相手を選ぶことが即座にデメリットってわけでもないんだろうけど。
玄「京太郎くん、鹿児島のおもちパラダイスはまさに真実だったのです!
石戸さんは言うに及ばず、神代さんも滝見さんも素晴らしいおもちをおもちで……」
京太郎「甘いですよ玄さん!
一見服に隠れて分かりにくいかもしれませんが、巴さんもおもちとしてカウントできる大きさなんです!
そして良子さん、あのスーツの下に隠されたおもちの主張はすばらの一言!」
玄「服に隠れて、といえばこちらの憧ちゃんも最近なんだか急成長の兆しが見えるのです
それに白糸台の眼鏡をかけた、ちょっとおもちもちの方、あれもおそらく逸材だと……」
京太郎「白糸台といえば淡や菫さんもスタイルいいし、悪くないんじゃないですか?」
玄「何を言っているのですか、京太郎くん! あの弘世さんの胸はパッドなのです!
偽乳に騙されるなんてそれでもおもちソムリエですか!?」
京太郎「玄さん……俺、ないおもちを必死で隠す女の子の姿を受け入れるのも、おもちリストの使命ではないかと思い始めたんですよ」
玄「な、なんと! 京太郎くんが新しい次元に……」(ゴクリ
玄「まあパッド女はいいとして、大星さんの方はどうなのですか?」
京太郎「まだおもちというには成長途中ですが、あれはきっと近いうちに化けますね
俺のこの手がしっかりと感じ取りました」
玄「むぅ、京太郎くんはいいのです、あんなにたくさんのおもちに囲まれて
私の周りにはしっかりとしたおもちもちはおねーちゃんしかいないのです」
京太郎「? 何言ってるんですか、玄さん、玄さんのおもちだって立派なおもちじゃないですか」
玄「え、え? 私のは、おもちのなりそこないで……」
京太郎「馬鹿なこと言わないでください! これがおもちでなくて何だっていうんですか!」
むにむに
玄「ふわっ、ひゃん」
京太郎「おもちとは、大きさや形だけではありません!
肌のきめ細かさや弾力、指を包み込むやわらかさ、それらを統合して判断する、それが真のおもち道だと俺は鹿児島に行って学びました!
おもちソムリエの俺が断言します!
玄さんのおもちは、間違いなく上級のおもちだと!」
玄「きょ、京太郎くん……私にそんなことを言ってくれたのはあなたが初めてなのです」(ポロポロ
京太郎「ほへ?」
玄「今度直接触って、私のおもちの詳しい寸評をしてもらっていいかな?」
京太郎「もちろんですよ!」
俺と玄さんは、この後もおもち談義に花を咲かせた
穏乃「須賀さん!
あの白糸台の超新星ともいわれる大星さんに勝ったって本当ですか!?」
京太郎「勝ったっていうか、お互い潰し合って最終的に収支で上にいたってだけだけどな
あいつ、人の配牌弄る以外はダブリーしかしてこないし
あがれないときとかリー棒完全に無駄だよな」
穏乃「いやいや、それ十分強いですよ!
それで、どうやって勝ったんですか!?」
京太郎「あー、俺は条件さえ満たせば山から引く牌をある程度思い通りにできるから、それで何とか」
穏乃「山から!? すごいですね!」(キラキラ
京太郎「お前、俺とタメだろ?
敬語やめようぜ、なんかこそばゆいし
あと呼び捨てでいい」
穏乃「じゃあ、私も穏乃でいいよっ
よろしくね、京太郎」
京太郎「おう」
穏乃「で、どうやったらできるのさ、そんなこと!?」
京太郎「これは俺の先輩に教わった方法なんだが、まず目を閉じて好きなものを思い浮かべる」
穏乃(山、山……)
京太郎(おもち、おもち)
京太郎「そして次に、その好きなものに手を伸ばす自分を思い浮かべる」
穏乃「なるほど」
穏乃(山に手を……)
京太郎(おもちに手を……)
京太郎「つかんだら、その思い浮かべたものと同化する自分をイメージするんだ」
穏乃(山と同化……そうだ、この2年で感じた感覚を、今ここに……)(ボ、ボボッ、プシュ~
穏乃「あれ? もうちょっとでいけそうだったのに」
京太郎「なんかこれ、基本らしいからな
続ければ効果あるんじゃないか?」
穏乃「うん、分かった! 教えてくれてありがとうね、京太郎!」
京太郎「そういえば宥さん、って、名前で呼んでもよかったですか?
玄さんだけ下の名前ってもあれですし」
宥「うん、いいよー
それで、なあに?」
京太郎「なんで今の時期にマフラーと手袋してるんですか?
暑くないです?」
宥「うう、変だよね?」(プルプル
京太郎「それはまあ…………」
(初美「あははー、楽しいのですよー」)
京太郎「……よく考えると大して変じゃないですね
鹿児島には痴女直前の幼女もどきがいますし、宥さんの方が法に触れないからよっぽどまともです」
(初美「うがー、誰のことですかー!?」)
黙れ、脳内初っちゃん
宥「えへへ、最初に変って言わなかったの、家族以外だと初めて~
やっぱり須賀くん、あったか~い」(ポワポワ
京太郎「それで、結局のところ宥さんは寒がりかなんかですか」
宥「うん、そうなの
お医者さんには体に異常はないって言われてるんだけど」
京太郎「……そうですか
じゃあ、あったかい思い出いっぱい作りましょう!」
宥「え?」
京太郎「心が原因なら、それを暖めることができればきっとよくなりますよ!
たくさんあったかい思い出作って、あったかいことで心いっぱいにして、あったかい人たちと一緒にいれば、何とかなります!
俺も宥さんのこと暖められるように頑張りますから、ね!
それで無理でも、ずっと傍にいれば寒さはましになるでしょ! くっつけばあったかいんですから!」
宥「ふ、ふふふふふ」
京太郎「あれ? 俺なんか変なこと言いました?」
宥「ううん、本当に京太郎くんはあったかいなって、そう思っただけ」(ホワホワ
京太郎「そうですか? それならいいですけど
うわ、もうこんな時間、寝なきゃ」
宥「はい、おやすみなさい……ちゅっ」
京太郎「へ? 今頬に?」
宥「あったかい思い出、一つ目、かな」(クス
【合宿2日目 午前】
昨日は淡や照さんとしっぽりと交わり、夜は夜で阿知賀の可愛い子たちと話して仲良くなった
合宿での対局の方は全部3位でいいとこなしだから、そろそろ勝っておきたいところだが、どうなるのやら
京太郎「よし、気合入れていくぞ!」
【合宿2日目 午前】
小蒔「全力以上でお相手します!」
尭深「よろしくお願いします」(ずず……
京太郎「今度こそいいところ見せる!」
憧「よろしくお願いします」
憧(神代小蒔に渋谷尭深、確かハルエが言ってた……)(ホワホワホワン
晴絵『いい、憧、神代小蒔と渋谷尭深は要注意よ
神代小蒔はムラがあるものの爆発力がとんでもないし、渋谷尭深はオーラスでの役満率がここまで2局ともと普通じゃありえない
神代小蒔はある程度運に頼るしかないとして、渋谷尭深の対策は……』
憧(分かってるわよ、ハルエ
誰にも連荘させずに、速攻で~)
京太郎「ん、ツモ、字一色だな、これ」
憧「はあっ!? 親が三巡目役満ツモって、どうなってんのよ!」
京太郎「そんなこと言われても、揃ったもんは揃ったんだからしょうがないだろ、ほら」
小蒔「流石です、京太郎さん!」
尭深「あるときはあるから」
憧(それあんたら基準でしょ!?
全国に行くとこんなのと戦わないといけないわけ!?
ていうかハルエ、チェックミスにもほどがあるでしょ!
こんな1年がいるなんて聞いてないわよ!?)
憧(もう1位は諦めてとにかく上がって稼ぎまくる!)
憧「こうなったら速度で……チー、ロン!
3900の一本場は4200!」
京太郎「お、早いな、じゃあ俺も
速攻で~」
憧(ちょ、それ私のセリフ!)
京太郎「ポン、チー、ロン! 役牌1000っと」
小蒔「私も頑張ります!
……でも配牌がだめです」(ショボン
京太郎「あ、小蒔さん、それチー、そんでツモっと」
憧(こいつ、運だけじゃなくて鳴きもうまい!
シズが昨日言ってた、山から引っ張ってくるオカルトだけじゃない!?)
憧「くっ、チー、チー!」
小蒔「あ、それ、七対子ドラ2で6400です!」
憧(う、急ぎすぎて防御がおろそかになってたか)
憧「でもとにかく上がる! ポン、ツモ!」
京太郎「鳴き勝負って新鮮だなー
初美さんが鳴くと絶望感しかないし
チー、ツモ、タンヤオのみ1000っと」
憧「チー、ロン! 三色ドラ1!」
憧「ポン、ポン! 3900!」
尭深「ロン、2600です」
小蒔「はい……」(シュン
憧(なにこれ!? だんだんツモに無駄牌が多く……)
京太郎「タンヤオ平和一盃口ツモっと」
憧(完全に独り舞台じゃないの!)
尭深「オーラス」
尭深(地に蒔いた種は木々になり、実る頃
ハーベストタイム)
憧「うわ、来た」
小蒔「?」
尭深「須賀くん、それです、ロン」
京太郎「あ、これね、いくら?」
尭深「小三元役牌2ドラ1、8000です」
京太郎「了解っと、最後に油断したなー」
京太郎 235 1位
渋谷尭深 169 2位
神代小蒔 121 3位
新子憧
115 4位
憧(完全な1人浮きじゃない、これ!
ハルエ、さては女子しか見てなかったでしょ!? こっちの方が怪物じゃない!
和了回数でも負けとか、どーしろっていうのよ)
憧「向こうに帰るわ
疲れた」(ズーン
小蒔「あ、お送りします!」
良子「オーケーオーケー、姫様、一緒に行きましょう」
良子(そして結界で隔離、と)
最終更新:2026年01月05日 11:59