京太郎「グヘヘッ 部長! 俺、鶴賀のお二方に着いて行ってきます!」
久「えぇ よろしくね?」
京太郎「任せて下さいよ~ ハハハッ」
加治木・桃子「「(悪魔だ…)」」
久「♪」
久「これで言いかしら?」
加治木「私達の用が済んだら地獄行きなんだろうか?」
久「そんな訳ないわよ♪ 大丈夫、こっちで何とかするから」
加治木「とは言っても…」
京太郎「スイカパワ~」
久「ハハッ…(大丈夫よね…)
京太郎「清澄の救世主須g「うっさいじぇ! 馬鹿いぬがぁ~!」ガブッ
京太郎「ギャーーー!!」
――――
―――
――
京太郎「それで俺は何をすればいいんでしょうか?」
加治木「あぁ… 実は「お掃除のボランティアッスよ!」
加治木「モモ…」
京太郎「まぁまぁ 掃除のボランティアって、ゴミ拾いって事でいいんですか?」
加治木「ゴミ拾いはゴミ拾いなんだが…」
桃子「ちょ~っとばかしヤバいんッスよ」
京太郎「ヤバいゴミ拾いって… まさか!?」
加治木「マグロ拾いじゃないから安心してくれ」
京太郎「そ、そうですか…」
桃子「まぁ行ってみればわかるッス」
京太郎「はぁ~(嫌な予感しかしない…)」
~~~ゴミの山~~~
京太郎「」
加治木「相変わらず凄いな…」
桃子「ほら京太郎さんもマスクつけないと新世界が見えるッスよ」
京太郎「(えっ? 何ここ? 日本………だよな?)」
加治木「驚くのも無理もない… ここには、いらなくなった物を無差別に捨てて行く者が多くないからな」
桃子「このゴミの数だけルールを守れない人がいるって事ッス」
加治木「言っておくが、ここは公園だぞ?」
京太郎「公園!? ここが!? 夢の島じゃなくて!?」
加治木「一応な… 私が子供の頃は良くここで遅くまで遊んでいたんだが… 今じゃこの有様だ」
京太郎「な、なんでこんな状態になるまで放置してたんですか」
加治木「知らなかったんだよ…」
京太郎「えっ?」
加治木「子供の頃に遊んでいた場所がこんなになってるなんて」
桃子「私達が気付いたのもつい最近なんでスよ」
京太郎「そうなんですか?」
加治木「鶴賀で定期的に行われるボランティアの地域別で見つけて、ボランティアを募ってはみたんだが…」
桃子「先輩と私しか来てくれなかったんッス」
加治木「部員達にも頼んではみたんだが、生憎予定やら何やらで駄目だったんだ…」
桃子「私は暇だから先輩とボランティアの手伝いッスよ」
加治木「ありがとうモモ」
桃子「いいッスよ」テレテレ
加治木「それで現状を見て、さすがに私達二人では無理と判断し、以前から噂になっていた君に助けをたのんだんだ」
京太郎「噂になるほど有名人になった覚えはないんですけど…」
桃子「いいじゃないッスか 噂になるだけ…」
京太郎「? どして?」
桃子「………」
桃子「少し昔話をするッス」
加治木「モモ…」
桃子「大丈夫ッスよ 先輩も聞いて下さい」
加治木「そうか…」
桃子「………私は子供の頃から存在感がないと言われていた。 歌って踊ったりしない限りは誰にも気付かれない、影の薄い子だった…
多くの人は自分以外の誰かとコミュニケーションをするために情報を集めたり、色々行動して時間やお金を消費する事がある…
その面倒さとコミュニケーションと得られるものと秤にかけて切り捨てたりもする
そうして私も完全にコミュニケーションを放棄していた
子供の頃からこんなだと存在感のなさにも拍車がかかるばかりだった」
京太郎「………」
加治木「モモ…」
桃子「だけど…」
桃子「そんな私を… 先輩は必要だと言ってくれた。 誰からも見つからない… そこにいないはずの私を… 先輩は…」プルプル
加治木「モモ?」
桃子「キャーーー!! もう我慢できないッス! 先輩大好きッス~」ガバッ
加治木「なっ!? こら! やめろモモ! ちょ」
桃子「先輩のおっぱい大きくて最高ッス~」モミモミ
加治木「!? そこは駄目だモモ!」
京太郎「部長… 桃源郷はここにあったんですね」
加治木「何を訳のわからない事を言ってるんだ! 助けてくれ!」
京太郎「しまった!? カメラを忘れてた!? くっそ~!」
桃子「私のバックの外側に入ってるッスよ」
京太郎「桃さん最高~!」
桃子「ふっ これぐらい当たり前ッス」
加治木「なっ!? それはやめてくれ!」
京太郎「桃さん、これですか?」
桃子「それそれそれッスよ」
京太郎「それじゃあ写真撮るんでポーズお願いしま~す」
京太郎「はい チ~「」バキッ」
京太郎・桃子「「………」」
加治木「さて… 言い残す言葉はあるか?」
京太郎「(桃さん、何離しちゃってんですかー!)」ダラダラ
桃子「(京太郎さんがポーズなんて言うから!)」ダラダラ
加治木「反省していないようだな… まぁ今から地獄より恐ろしい作業に取り掛かってもらうが… 歩いて帰れると思うな」
京太郎・桃子「「サ、サー イエッサー!!」」
~~~6時間後~~~
桃子「あ~っ もう駄目ッス…」
京太郎「こ、腰がぁ…」
加治木「休んでいる所、申し訳ないがまだ半分も片付いてないんだぞ?」
京太郎「そ、そんな~」
桃子「も、もう無理ッスよ~」
加治木「今日はこれくらいにして、続きはまた明日にやろう」
京太郎「明日も……だと……」
桃子「京太郎さん、あれが人間を越えた者の最終形態ッスよ…」
京太郎「か、怪物…」
加治木「残念ながら私はあと三回変身を残している」
京太郎・桃子「「………」」
加治木「………」
加治木「わ、忘れてくれ」テレッ
桃子「先輩! ちょ~う可愛いッス!」
京太郎「(加治木さんって以外とノリがいいな…)」
桃子「京太郎さんもそう思うッスよね?」
京太郎「確かに今のは可愛いかったですね」
加治木「んなっ!? なななななななな何を言いだすんだ! い、いきなり!」
京太郎「? 何か変な事言いましたか?」
桃子「先輩はピュアなんッスよ」
京太郎「ピュア?」
桃子「先輩は今までo「な、何でもないぞ~」
桃子「(あぁ~ 先輩の可愛い手が私の口に…)」モゴモゴ
加治木「」ゾクッ
加治木「と、とりあえず明日の朝、7時00分に此処に集合だ!」
京太郎「朝の7時00分って 何時間掃除やるんですか!?」
加治木「元通りになるまでだ」
加治木「それじゃあモモ! 帰るから離れてくれ!」
桃子「あぁ~ 待って下さいよ~ 先輩~ 」
京太郎「朝7時00分から終わるまでって…(清澄に帰れるかな…)」
~おまけ~
優希「そういえば京太郎は何処に連れて行かれたんだじぇ?」
咲「荷物運びじゃないのかな?」
和「そうですね… 荷物運びが妥当かと」
久「(うわっ 散々な言われようね…)」
優希「京太郎が居ないからタコスを買って来てくれる奴がいないじぇ」
咲「そうだね~ 私もクレープ買って来てもらうつもりだったのに」
和「宮永さんはクレープが好きですね」
咲「原村さんは京ちゃんに何を頼むつもりだったの?」
和「そうですね… コーヒー牛乳を買って来てもらおうかと」
久「(和! お前もか!)」
咲「コーヒー牛乳美味しいもんねぇ~ 私もコーヒー牛乳飲んだら原村さんみたいになれるかな?」
優希「残念ながらそれは無理だじぇ」
咲「それはどうして?」
優希「私も経験者だからだじぇ!」
咲「そっかぁ~ それじゃあ無理だね…」
優希「今さらっと酷い事を言われた気がするじぇ」
和「豆乳には胸を大きくするイソフラボンが多く含まれているので、須賀君が帰ってきましたら買って来てもらいましょう」
咲・優希「「賛成~」」
久「(胸が大きく… 私も頼んでおこっと…)」
~次の日 朝~
京太郎「うぅ~ 寒っ」ブルブル
京太郎「もうすぐ夏なのに朝は一段と寒いな… 」
京太郎「」チラ
~6時45分~
京太郎「少し早めに来ちゃったな… 」
加治木「何を一人でぶつぶつと独り言を呟いているんだ?」
京太郎「うわっ! って加治木さん!?」
加治木「私以外に誰がいるんだ?」
京太郎「ハハハッ… あれ? でも約束の時間にはまだ早いですよ?」
加治木「私は常に30分行動できるように心掛けているからな」
京太郎「30分って… 6時30分から来ていたんですか!?」
加治木「まぁな ここまで冷え込むとは思ってもみなかったが…」
京太郎「最近は天気が悪かったり良かったりしますからね 桃さんとは一緒じゃないんですか?」
加治木「モモは… まぁ私の予想だが、間違いなく遅れて来るだろう」
京太郎「そういえば昨日頑張りすぎて足腰が悲鳴をあげてましたから」
加治木「まぁそれだけじゃないんだが…」
京太郎「? 違うんですか? 俺は足腰痛過ぎて湿布だらけですけど」
加治木「それもらしいんだが 女の子特有の現象と言うか… 何と言うか…」ゴニョゴニョ
京太郎「? 良くわからりませんが、とりあえず二人であのゴミを片付けなくてはいけない事は分かりました」
加治木「理解が早くて助かるが…」
京太郎「どうかしました?」
加治木「いや… 何でもない、二人でもやれるだけはやっておこう」
京太郎「了解~」
~~~3時間経過~~~
京太郎「ふん よいしょっと…」
加治木「ほう 昨日より手際がいいじゃないか」
京太郎「燃えるゴミ、燃えないゴミの分別は誰でもできますよ」
加治木「誰にでもできる事を君はできなかったんだぞ?」
京太郎「うっ 俺は常に進化し続けるので心配ご無用ですよ それよりも加治木さんこそ残りの変身をしなくても大丈夫なんですかね?」ニヤニヤ
加治木「ああああ、あれは忘れてくれ」
京太郎「バッチリ脳内保存したんで忘れられないですね~」ニヤニヤ
加治木「君の性格が昨日の今日でモモに似てきたな…」
京太郎「そういえば桃さんって存在感がない~ 誰にも気付かれない~ って言ってましたけど、加治木さんはどうやって桃さんを見つけたんですか?」
加治木「どうやってモモの奴を見つけたかか…」
加治木「近く、全国高校生麻雀大会がある事は知っているか?」
京太郎「俺達の部も参加するんで知ってますよ」
加治木「そうか… その大会の団体戦にエントリーしようと思ってたんだが、メンバーがあと一人、中々揃わなくってな」
京太郎「桃さんに頼んだって事ですか?」
加治木「頼むまでの道のりは長かった…」
京太郎「存在感が薄い……からですか?」
加治木「それだけだとはいえないな…」
加治木「私達は最初、麻雀部のサーバーを校内ランに繋いでプレーヤーを募っていたんだ モモとはそのときに初めて会った まぁネットの中でだが」
京太郎「へぇ~」
加治木「モモは強くてな 是非とも麻雀部に欲しかったんだが断られてしまったんだ」
京太郎「あの桃さんが加治木さんの頼みを断った!?」
加治木「その時はまだ、ネットの中でしか会った事ないから、断られるのは当然だろう」
京太郎「そういえばそうですね」
加治木「それでも諦めきれなかった私はローカルIPを用いて、モモが使用しているPCのIPを強制表示モードにしクラスを割り出して、直接会いに行く事にしたんだ」
京太郎「鬼のような人ですね」
加治木「こっちも団体戦のエントリーまで時間がなかったから、結構切羽詰まってたんだ」
京太郎「それでクラスには桃さんは居たんですか?」
加治木「行ったはいいが、どこにモモの奴が居るのがわからなくってな とりあえずクラスの中心で叫んでみた」
京太郎「ええっ!? 一年生の教室でですか!?」
加治木「今にしてみれば 他の方法もあったと少し後悔している 周りの一年生が『何言ってんだこいつ』って目で見ていたからな…」
京太郎「(そりゃ 一年生の教室で上級者が叫んでたら 誰でもそう思うわ!)な、何て叫んだか聞いても?」
加治木「確かあの時は…」
加治木「『私は君が欲しい!』 だった気がする」
京太郎「(うっわ~ 恥ずかしいなんてレベルじゃねぇ~ 穴があったら入りたいレベル…)」
加治木「まぁ それでモモが見つけられたからいいんだけれど」
京太郎「でも桃さんって そんなに影薄いですかね?」
加治木「影の薄さなら金メダル級だよ」
京太郎「そうですか?」
加治木「君だって 部室で桃に話かけられるまで気付かなかっただろ?」
京太郎「えっ? 気付いてましたよ?」
加治木「!? それは本当か!?」
京太郎「え、ええっ 加治木さんの付き添いか 何かと思っていましたが…」
加治木「(モモが見えていただと!? 私でさえ 声をかけられるまで気付く事が出来ないのに 初めて会って見えていたのか!?)フフッ」
京太郎「あの 加治木さん?」
加治木「あっははははは」
加治木「面白い! 須賀京太郎!」
京太郎「か、加治木さん?」
加治木「君に興味がわいたよ」
京太郎「へ、へっ?」
加治木「何を敷けた面をしているんだ京太郎は」
京太郎「きょ、京太郎?」
加治木「君 以外のどこに京太郎がいるんだ それから… 私の名前も加治木さんではなく、下の名前で呼んでくれ」
京太郎「下の名前って…」
加治木「ゆみだ」
京太郎「えっ ええっ~!?」
加治木「そんなに驚く程の事ではないだろう? 私は全然構わない 何なら呼び捨てでも結構だ」
京太郎「呼び捨てなんてとんでもない ゆみさんでお願いします」
加治木「そうか… それは残念だ」
京太郎「(呼び捨てなんてしてたら桃さんに殺される…)」ヒヤッ
加治木「それじゃあ ちゃっちゃっと 片付けてしまおうか」
京太郎「は、はい!」
~さらに 3時間経過~
加治木「京太郎 このあたりで昼食にしよう」
京太郎「分かりました~」
――――
―――
――
加治木「この調子だとモモの奴は来れそうにはないな」
京太郎「女の人にはキツイ作業ですからね」モグモグ
加治木「それは私が女じゃないと言う解釈で受け取っていいんだな?」
京太郎「はい? あぁ! ち、違いますよ! 言葉のあやですよ!」アセアセ
加治木「そうか フフッ」
京太郎「からかわないで下さいよ~」
加治木「清澄の部長が京太郎の事をえらく気に入ってる理由がなんとなくわかったよ」
京太郎「部長がですかは? パシリに遣わせられてばかりなんですけど…」
加治木「良く言うだろ?」
京太郎「?」
加治木「馬鹿と鋏は使いようって」
京太郎「俺が馬鹿って事ですか!? そうなんですね!?」
加治木「まぁ 京太郎の場合は馬鹿ではないかな どちらかと言えば唐変木……かな?」
京太郎「もう桃さんに言われましたよ!?」
加治木「冗談だよ 冗談」
京太郎「はぁ~…」
ピロリン ピロリン
京太郎「? ゆみさん 携帯鳴ってますよ?」
加治木「モモからだな…」
ピッ
加治木「加治木だが… モモか?」
桃子「はいッス 先輩 ごめんなさいッス 今日はお腹の調子が悪くて外にでられそうにないッス」
加治木「あぁ 気にするなモモ こっちにはとても頼りになる助っ人がいるからな ゆっくり休むといい」
桃子「助っ人って京太郎さんの事ッスかぁ~?」
加治木「そうだ ほぼ 休みなしで作業を続けて 今 ちょうど昼食を食べてるとこだ」
桃子「二人とも凄いスタミナッスね」
加治木「モモはもう少し体力をつけた方がいいな」
桃子「考えておくッスよ」
加治木「こっちは私と京太郎にまかせて モモはキッチリと身体を休ませるんだぞ?」
桃子「はいッス」
加治木「それじゃあ身体に気をつけてな」
ピッ
桃子「ふぅ…」
桃子「(京太郎さんと先輩が二人きりで心配したッスけど… 相手が京太郎さんなら大丈夫ッスよね)」
桃子「………あれ?」
桃子「(先輩、京太郎さんの事呼び捨てにしてた気がするんッスけど?…)」
桃子「(気のせいッスよね…)」
――――
―――
――
京太郎「」ゾワッ
京太郎「(なんかゾワッってきたような…)桃さんはなんて言ってました?」
加治木「調子が悪いから来れそうにないそうだ」
京太郎「oh… 今日中に終るんですかね…」
加治木「無理でも終らせるしかないだろう」
京太郎「ですよね~」
加治木「食べ終わり次第再開だ」
京太郎「はい…」
――――
―――
――
京太郎「燃える… 燃えない… 燃える… 燃えない… 燃えない… っと これはプラスチックだから燃えないゴミだな…」
加治木「京太郎 凄いゴミが出てきたぞ…」
京太郎「炊飯器?」
加治木「あぁ… 中を確認してごらん」
京太郎「既に嫌な予感しかしないんですけど…」
パカッ
京太郎「うげっ!? めっちゃ臭!? ギャーーー!!! 何じゃこりゃー!?」
加治木「流石の私でも中身の処理は無理だ」
京太郎「まさかとは思いますが… 俺にやれと?」
加治木「凄く頼りにしている」
京太郎「(触りたくねぇ~ ヤベッ ゲロでそう…)」
加治木「開けっ放しにしてると気分が悪くなるぞ?」
京太郎「今から俺はその作業をやらなくてはいけないんッスよ」シクシク
加治木「あ、あぁ すまない」
京太郎「うぅ…」ベチャッ
京太郎「うわっ!? 服についた!? 」
加治木「うぐっ 京太郎 すまないが少し離れてくれ 違う世界に迷い込みそうだ」
京太郎「」テクテク
加治木「お おい 何でこっちに近づいてくるんだ!? 」
京太郎「ゆみさんも道連れだー!!!」
加治木「キャーーーーー!!!」
――――
―――
――
警察官「うんうん それで何か言いたい事はあるかな?」
京・加「「す、すいませんでした」」
警察官「私達も遊びでやってる訳じゃないんだからね?」
京・加「「はい…」」
警察官「ゴミ拾いのボランティアをする事はとてもいい事だけど、今度は不審者に間違われないようにね」
京太郎「本当にすいませんでした」
京太郎「………」
加治木「………」
加治木「あ~ 何と言うか… すまない…」
京太郎「続き… 始めましょうか」
加治木「あ、あぁ…」
~さらに6時間 経過~
京太郎「お、終わった~!」
加治木「ふぅ~…」
京太郎「後はこのゴミ袋を持って行けば終了ですね」
加治木「ゴミ袋はこのままで大丈夫だ ゴミ回収車に連絡を入れておいたから、明日にでも回収に来るそうだ」
京太郎「じゃあ持って行かなくても」
加治木「大丈夫だ」
京太郎「流石ゆみさん 行動力が早いですね」
加治木「そうでもないさ」
加治木「さてと… 京太郎 無理なお願いを聞いてもらって、本当に感謝している」
京太郎「困ったときはお互い様ですよ それよりも 『何でもうける』って件なんですけど」
加治木「清澄の部長が要求してきた件なら大丈夫そうだ」
京太郎「えっ? 何の話ですか?」
加治木「また伝え忘れたのか 清澄の部長は…」
京太郎「ど、どうゆう事なんですか?」
加治木「清澄の要求は鶴賀の部員との練習試合だ」
京太郎「なん……だと……!?」
加治木「練習試合は余りしたくはないんだが… 清澄の要求を何でも聞くと言った手前、断れなくってな」
京太郎「と言う事は 部長は最初から知ってたんですか!?」
加治木「まぁ そうなるかな」
京太郎「(俺の… 俺のダブルスイカ計画が…)」
加治木「その… なんだ 今日は助かった」ポン
京太郎「あんの悪魔がぁ~!!!」
~おまけ~①
加治木「せっかくだから私と打ってみないか?」
京太郎「麻雀ですか? 別に構いませんけど… 俺まだ初心者ですよ?」
加治木「初心者でも構わない 京太郎の実力が見てみたいんだ」
京太郎「あんまり期待しない方が…」
加治木「とにかく! さっさと行くぞ」
~~~加治木 家~~~
京太郎「ここゆみさんの家ですよね…」
加治木「如何にもそうだが?」
京太郎「(信用されてるのは嬉しいけど 無警戒すぎる…)ハハッ」
加治木「? まぁとりあえず打ってみるか」
――――
―――
――
加治木「ロン 7700 …終了だ」
京太郎「!?」
京太郎「(玄さんみたいにドラが集まるわけでも 宥さんみたく 特定の牌が集まるわけでもないのに…)」
加治木「安牌だと思って油断したのが敗因に繋がったな」
京太郎「ゆみさん強いですね」
加治木「麻雀は運が作用するゲームだ 弱い 強いなんて関係ないさ」
京太郎「(和みたいだな…)そうですか」
加治木「京太郎 君は中々 面白い打ち方をするな」
京太郎「両面待ちを捨てて地獄単騎とか? ですか?」
加治木「なぜ わざわざ悪い待ちにする必要がある? 両面待ちの方が和了る確率はグッと上がるぞ?」
京太郎「俺は運が悪いですから 両面待ちより単騎の方が和了る気がするんですよ」
加治木「和了る気がするだけだろ? 私には考えられないな」
京太郎「まぁ 普通はそうだと思います」
加治木「そうか… 」
京太郎「ええ それじゃあそろそろ帰りますね」
加治木「なんだもう帰るのか?」
京太郎「実は部長から課題をだされていて 明日提出なんですよ…」
加治木「課題?」
京太郎「遠征に行った時のレポートみたいなものですね」
加治木「それは悪い事をした…」
京太郎「悪い事だなんて思ってないですから」
加治木「優しいんだな」
京太郎「事実ですから」
京・加「「………」」キョロキョロ
京・加「「((桃さん)モモはいないようだな…)」」ホッ
加治木「それじゃあ気をつけて帰るんだぞ」
京太郎「わかってますよ~ それでは…」
加治木「京太郎! また一緒に麻雀をしよう!」
京太郎「今度は負けませんよ?」
加治木「望むところだ」
~おまけ②~
~次の日の清澄部室~
京太郎「ぶ~ちょ~」
久「あら須賀君 お疲れ様♪」
京太郎「お疲れ様♪ じゃないですよ!? 丸一日中 ゴミ拾いをしてたんですよ!?」
久「大変だったのねぇ~」
ガチャ
優希「おぉ 噂をすればなんとかだじぇ」
咲「………」
和「………」
染谷「われぇ… とんでもない事をしでかしてもうたのぉ」
京太郎「えっ? えっ? 俺? 俺 何かしましたか?」
久「須賀君 校内新聞読んでないの?」
京太郎「校内新聞? 読んでませんね」
久「そう…」
久「まこ 須賀君に見せてあげて」
染谷「了解じゃ ほれここの記事みてみい」
京太郎「? ええ~っと『 鶴賀学院の生徒によるボランティア活動により、ゴミ山公園が本来の姿を取り戻した』って これ俺達の事ですよね!? 新聞作るの早!?」
久「その事は置いといて その下のページを見て見なさい」
京太郎「下のページ? ん!? んん!?」
久「鶴賀学院のボランティアに対し、本校の生徒と思われる人物がハレンチな行為を働き、警察の出動する事態に陥った 以下の写真はその時に撮られた写真である」
京太郎「」
咲「京ちゃん 最低…」
和「見損ないました…」
京太郎「(クラスの皆が俺を見てヒソヒソしてたのはこれが原因かよ!)」
京太郎「違う! これは誤解だ!」
優希「ま~た 京太郎の妄想が始まったじぇ」
京太郎「妄想じゃないから! ほんと妄想じゃないから!」
染谷「この写真はどう説明するんじゃ」
京太郎「うっ… ぶちょ~う」
久「流石の私でもフォロー出来ないわね…」
京太郎「」
優希「安心しろ 例え京太郎が変態でも私は受け入れてやるじぇ」
京太郎「変態じゃねぇよ なぁ咲~ 和~ 誤解なんだよ~」
和「宮永さん 私の後ろに下がっていて下さい」
咲「そんなの駄目だよ! 原村さんが汚されちゃうよ!」
和「宮永さんが無事なら 私は大丈夫です」ニコッ
咲「原村さん… 私も… 私も原村さんの役に立ちたい! 一緒に京ちゃんから逃げよう!」
和「一緒に逃げていたら捕まってしまいます! 宮永さんだけでも」
咲「原村さんと一緒じゃないなら私は逃げないからね」
和「屁理屈を言わないで逃げて下さい! ここは私が食い止めます」
咲「原村さんと一緒じゃなきゃ嫌だ」
和「宮永さん… 分かりました… 」
咲「原村さん…」
和「私と一緒に死んでくれますか?」
咲「ううん 原村さんは死なないよ? だって私がいるから… それに原村さんも…」
和「宮永さん…」
咲「原村さん…」
京太郎「部長… 出直してきます」
~おまけ~③
蒲原「ワハハ また随分と面白い新聞が清澄の部長から送られてきたよ 皆も見てみるといいよ」
妹尾「? ? ボランティアの事が書かれてますね」
桃子「(この間のゴミ拾いについてッスね…)」
津山「ええ~っと 『鶴賀学院のボランティアに対し、本校の生徒と思われる人物がハレンチな行為を働き、警察の出動する事態に陥った 以下の写真はその時に撮られた写真である』ブッ!」
桃子「!?」
妹尾「きゃっ!」
津山「何なんですか? これ?」
蒲原「見たところ、清澄の校内新聞だろうけど…」
蒲原「こんなにも楽しそうなゆみちんを見たのは初めてだよ」
津山・妹尾「「(楽しそう?…)」」
桃子「(殺す… 須賀京太郎をぶっ殺してやるッス)」ガタッ
ガチャ
津山「………先輩 今 もの凄く嫌な予感がしたんですけど…」
妹尾「わ、私も…」
蒲原「ワハハ… 私もだよ…」
ガチャ
加治木「モモはいるか?
――――
―――
――
桃子「す~が~きぃ~ょ~う~た~ろ~」ギギギッ
京太郎「桃さん? 何ですかそのバット? えっ? ちょ!?」
桃子「死にさらせぇ~!!!」ブンッ
京太郎「ギャーーー!!!」
久保「池田の調子はどうだ?」
福路「最低でも一週間は入院生活との事です」
久保「あの高さから落ちたのに随分と短いんだな…」
未春「打ち所がよかったみたいで 幸いにも右足の骨折だけで済んだのは奇跡だそうです」
久保「他には?」
文堂「一週間もたてば松葉杖で歩けるようにはなるそうです」
久保「そうか… 了解した 私は出張で大阪まで行かなくてはならない 情報が入りしだい連絡してくれ」
福・未・文「「「はい!」」」
久保「(大会が近いというのに 何を馬鹿な事をやってるんだ あいつは…)」
――――
―――
――
池田「きゃ~ぷ~て~ん! 見て下さい これ!」ドンッ
福路「? ………狸?」
池田「猫ですよ! ね~こ!」
福路「ええ~っ それ猫なの!?」
池田「どうゆうわけか 校内に侵入していたのを私が捕まえたんですよ」
文堂「良く捕まえましたね先輩」
池田「太りすぎてるから楽勝だったし」
にゃ~ にゃ~ にゃ~
未春「随分と声が低い猫ちゃんですね…」
文堂「夢に出てきそう…(この鳴き声どっかで…)」
にゃ~ にゃ~ にゃ~
池田「声もあれで 見た目もブサイクだけど… 慣れてくると可愛いく見えてくるよ」
福路「言われてみれば…」
未春「確かに… そんな感じがしてきますね」
池田「この猫 風越で飼えないかな?」
文堂「難しいんじゃないでしょうか?」
未春「そうですね… 難しいと思います」
池田「そっか… やっぱりそうだよね…」
福路「華菜? 生き物を飼うというのは大変な事なのよ? 毎日 世話をしたり 散歩に連れて行ったり 食事だって馬鹿にならないくらい大変なのよ?」
文堂「私の知り合いも犬を飼っていたんですが つい先日 亡くなったとかで… 凄く泣いていましたよ」
福路「犬や猫の方が人間より先に死ぬのは華菜だって知っているでしょ? 喜びがあれば必ず悲しみだってあるのよ? その猫ちゃんが死んじゃった時、華菜は泣かないでいられる?」
池田「多分… 泣いちゃうと思います…」
福路「華菜は優しいから…」
池田「キャプテン…」
未春「それでこの猫ちゃんどうしますか?」
池田「私が逃がしてくるし」ヨイショ
文堂「あっ!」
文堂「ちょっと待って下さい 思いだしましたよ! その猫、近所で飼ってる猫ですよ」
池田「何ぃ~!」
福路「近所って事は、この辺りで飼っている猫ちゃんなの?」
文堂「は、はい 最近 脱走したとかなんとかで 探しているそうです」
池田「それなら私が届けに行ってくるし!」
福路「華菜一人だと心配だから私も一緒に行くわ」
未春「せっかくなんで皆で行きましょうよ」
文堂「それなら私が事情を話してみますよ」
池田「皆 ありがとだし!」
にゃ~ にゃ~ にゃ~
未春「とりあえず コーチが来る前に猫ちゃんを部室から移動させないと…」
ガラガラガラ
久保「福路 深掘はいr ………何やっているんだお前達…」
福路「な、何の事でしょうか?」
にゃ~ にゃ~ にゃ~
池田「あっ こら! 静かにしろ!」
ぐぉ~ ぐぉ~ ぐぉ~
久保「………何だ この… 地の底から聞こえる恐ろしい鳴き声は…」
未春「に、にゃ~ にゃ~ にゃ~」
池田「未春ん 猫の鳴きマネ上手だし」
久保「そんな可愛らしい鳴き声じゃなかっただろ… 福路 説明しろ」
福路「み、皆で猫の鳴きマネをしていたところなんですよ? コーチも一緒にどうですか? に、にゃ~」
池・未・文「「「(キャプテン可愛い~)」」」
久保「私が聞きたいのは、お前達の後ろで窓から外の木に飛び降りようとしている豚猫の事だ」
福・池・未・文「「「「えっ?」」」」
池田「にゃーーー!!! 何やってんだ あの豚猫は~! あんな巨体で木に跳び移ったら、木が耐え切れないし!」
福路「華菜! 」
池田「分かりしました!」タタッ
文堂「先輩 ゆっくりですよ? ゆっくり」
にゃ~ にゃ~ にゃ~
池田「動くなよ? 絶対に動くんじゃないよ?」
ピョン
池田「(あんの豚猫~! 華菜ちゃんがあれ程 動くなって言ったのに~)」クッ
ガシッ
福路「華菜! 」
久保「池田!」
池田「ふぅ~… ギリギリセーフだっt(えっ?… なんで… 私 空跳んで? 跳んで!?)落ちてる~~~!!!」
ドスンッ
池田「グヘッ(意識が………)」
未春「キャーーー!!!」
文堂「池田さんが!」
久保「誰もいい! 119番に連絡しろ! 福路! ほうけてないで着いてこい!」
福路「華菜! 華菜~!」
――――
―――
――
池田「と 言った感じで学校から紐なしバンジーをして右足を骨折しちゃったんだ」
京太郎「どうして俺の部屋にいるんですか!?(てか良く生きてたな…) 絶対安静じゃないんですか華菜さんは!?」
池田「だって~ 部屋にいたってつまらないし~ 暇だし~」
京太郎「だからって何で俺の部屋に毎日 毎日来るんですか」
池田「来ちゃダメなの?」ウルウル
京太郎「うっ… 来ちゃダメなわけではないんですけど…」
池田「ハッ! ちょっと上目遣いをしたらいちころだったし」
京太郎「聞こえてまいますよ」
池田「聞こえるように言ってるから問題ない♪」
池田「そ・れ・で 京太郎はどうして入院してるの? 見た感じ けっこう凄いけど… 車にでも轢かれたの?」
京太郎「あぁ… うん… まぁそんなところかな…」
~~~回想~~~
桃子「す~が~きぃ~ょ~う~た~ろ~」ギギギッ
京太郎「桃さん? 何ですかそのバット? えっ? ちょ!?」
桃子「死にさらせぇ~!!!」ブンッ
京太郎「ギャーーー!!!」
――――
―――
――
京太郎「」ブルッ
京太郎「この世には絶対に逆らっちゃいけないルールがある事を初めて知りましたよ…」
池田「ふ~ん 良くわからないけど 京太郎も苦労してるんだな 私ほどじゃないけど」
京太郎「」ピクッ
京太郎「ほぅ… この俺に苦労バトルを挑んで来るとは笑止千万! 片腹痛いわ!」
池田「なにお~う それなら京太郎の苦労話を聞いてやろう 華菜ちゃんに参ったと言わせる事ができるかな? 半ミイラ君?」
京太郎「そこまで言われて黙っている京太郎ではないぜ! 聞くがいい 俺の壮絶なる高校生活を! 」
――――
―――
――
池田「ま、参りました~」
京太郎「フッ 口ほどにもない」
池田「ね、ねぇ? 私が言うのもなんだけど… 行く高校 間違えたんじゃないの?」
京太郎「行く高校を間違えたんではなくて、入る部活を間違えたんですよ」
池田「清澄だっけ? 京太郎の高校? あそこ麻雀部あったんだ…」
京太郎「麻雀部は最初からあったんですけど… 部員がいなかっただけですよ」
池田「無いのと同じじゃん」
京太郎「まぁ 今年は部員が揃ってるから全国大会に向けて猛特訓中ですよ」
池田「全国大会ねぇ~ なぁ京太郎? 私も麻雀やってるだ」
京太郎「そうなんですか?」
池田「ちなみに私は風越のレギュラーだし」
京太郎「か、風越って 長野の全国大会常連高じゃないですか!? 華菜さん そこのレギュラーだなんて凄すぎますよ!」
池田「ちなみに去年は大将だった」ドヤッ
京太郎「華菜さん ヤ~ベェ! カッコ良すぎだ!」
池田「褒めたって何もでないし」テレテレ
池田「でもね…」
京太郎「えっ? いきなりシリアス?」
池田「ちょっとは空気読め!」バシッ
京太郎「痛!」
池田「ったく… 清澄が全国大会出場に向けて頑張ってるのはわかるけど それは絶対に無理だと思うよ」
京太郎「そりゃあ 華菜さん達みたく全国常連高校でもないですからねぇ~ 難しいでしょ」
池田「そうじゃないんだ…」
京太郎「? 違うんですか?」
池田「………昨年の全国大会、私は大将を任され卓についた その時に対戦した 天江衣って言う同じ一年生にに私は… 惨敗した」
京太郎「名門風越で大将を任されるほどの人が惨敗…」
池田「天江衣はありえないほどの怪物 天江だけじゃない 他のメンバーもくせ者ぞろいだったし」
京太郎「風越を打ち負かすほどの強豪… 」
池田「さらに運が悪い事にメンバー全員が一年生なんだ」
京太郎「全員一年生!? 一年生だけで全国大会に出場したんですか!?」
池田「おそらく今年もそこが優勝候補だし」
京太郎「(おいおい なんだよ そのチート連中は…)」
池田「だから清澄が全国大会に出場するためには 私のいる風越と優勝候補の一つ龍門渕高校に勝たないといけないんだぞ? 普通に考えて 全くの無名高 ましてや二ヶ月 三ヶ月でどうにかなるとは思えないし」
京太郎「それでも清澄は絶対に勝ちますよ」
池田「言うだけなら華菜ちゃんにだって言えるんだよ」
京太郎「………」
池田「まぁ… 全国大会出場に向けて せいぜい頑張るんだな そんじゃあ私はそろそろ戻るわ また明日 バイバ~イ」
ガチャ
京太郎「(清澄が勝つ為には風越と風越を倒すほどの強豪 龍門渕に勝たなくちゃいけない………か 皆…相手はあまりにも強大だぞ…)」
~~~病院(夜)~~~
ナース「包帯替えますね?」
京太郎「は~い よろしくお願いしま~す(生きてて良かった~)」
ナース「随分と良くなってきているので 明後日にでも退院できますね」
京太郎「本当ですか!?」
ナース「はい♪ 明日からは散歩ぐらいならしても大丈夫だそうですよ?」
京太郎「久しぶりに自由に歩ける~」
ナース「フフッ あまりはしゃぎ過ぎて怪我しないようにして下さいね?」
京太郎「は~い♪」
ナース「それではお休みなさい」
ガチャ
京太郎「退院できるのは嬉しいけど ナースに会えなくなるのは悲しいな…」
京太郎「それにしても 最初だけお見舞いに来て それっきりって… 」トホホ
京太郎「………(寝よ…)」
パチッ
~~~次の日~~~
池田「お~い 京太郎~ 散歩できるようになったって聞いたけど 本当?」
京太郎「本当ですよ 散歩くらいなら 大丈夫だそうです」
池田「そうかそうか なら! 私も散歩したいから ついでに私の車椅子も押して~」
京太郎「(断ったところでこの人には意味ないしな… 仕方ないか…)はいはい」
池田「さっすがぁ~♪」
京太郎「はぁ~…」
池田「溜め息つくと幸せがにげるぞ?」
京太郎「(あんたのせいだよ! とは言えない俺なんだよな~)はぁ~…」
池田「また溜め息ついた! これで幸せポイントが残り4になったし」
京太郎「何ですか その幸せポイントって?」
池田「知りたいのか? 知りたいんだな? クックックッ なら華菜ちゃんが特別に教えてあげよう」
京太郎「(こんなにもウザいと思った上級生は初めてだよ…)お願いします」
池田「幸せポイントとは 書いて字のとおり 幸せを度を表すポイントだし
幸せポイントは10段階になっていて 溜め息を1回でもしたら-3点 ネガティブな事を考えたら-5点 と いった具合に点数を自分でつけて 幸せポイントを-にならないようにして自分に幸せを呼びこむトレーニングみたいなものだし」
京太郎「いわゆるメンタルの強化みたいなものですか?」
池田「そう メンタルが弱い奴は麻雀を打ってもすぐに負けてしまう
何事にもポジティブに慣れる人こそ 幸せを引き寄せ 勝利を掴む事ができる…
去年の私はメンタルがまだ弱ったから負けちゃったけど 今度の大会には幸せ度MAXで挑むから 華菜ちゃん負けなしに違いないし」
京太郎「(強豪高の選手となると こういった事もちゃんと考えてんだな… 少し尊敬)幸せポイントを+にする為にはどうすればいいんですか?」
池田「簡単だし! 一日10回以上笑う+1点 ポジティブな考えをする+1点 常に強気でいる+1点 幸せポイントを下げるのは早いけど 上げるのは難しいんだ」
京太郎「なるほど…」
池田「だから 京太郎も失った幸せを自分で取り戻してみるんだな」
京太郎「こりゃ大変そうだ…」
池田「はい! 今! ネガティブな事考えた~ 現在のポイント-1点~」
京太郎「ええ~っ!? 今の無しにして下さいよ~」
池田「油断している京太郎が悪い」
京太郎「そ、そんな~」
池田「まだポイントが減らし足りないようだし」
京太郎「よっしゃー! 張り切ってポイント貯めて行こう!」ガシッ
カラカラ カラカラ
池田「ちょ、急に押すなよ~」
最終更新:2026年01月07日 23:26