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<水浴び イベント1 竜華編>

京太郎は食料を探しに近くの川に来ていた。

無人島は常夏とまではいかないが そこそこに熱い、食料を求め森に来たついでに水浴びをしようと思いついた。

木々を通り抜けいつも通りに川に向かう。

もうすぐ川につくところで川のほうから音が聞こえてきた。

音を聞いた京太郎は足を止め川のほうに耳を集中させる。

野生の動物も川を利用するため 鉢合わせないように慎重になっている。

音を聞けば 川からバシャバシャと音が聞こえてくる。

熊?猪?それとも…

この川は拠点の近くにある もし熊などが来ていたら怜達が出会ってしまうかもしれない。

京太郎は音の正体を探るべく ゆっくり静かに川に向かった。

茂みの中から川へと目を向ける。

いた…確かにいた <竜華>がだ。

竜華は水浴びに来ていたのだろう。

服を近くの岩の上に置き 裸を晒していた。

京太郎は思わず声を出しそうになった。

声を出すわけにはいかない 気づかれたら竜華からの信頼を失うかもしれないのだ。

そう自分に京太郎は言い聞かせた。視線は逸らさずに。

竜華の裸は本当に綺麗だと思った。

シミ一つない肌に和にも負けない豊満な胸 腰もしっかりくびれがあり、お尻も大きい。

京太郎の好み ドストライクだった。

竜華の裸を見た京太郎は この前夢に見た酒池肉林を思いだしてしまう。

自分の下半身に血が集まるのを京太郎は感じた。

京太郎はこのままではいけないと 川を後にした…

<水浴び イベント1 竜華編 カン!>




<警邏>

京「こっちは問題なーし」

揺「なーし」

揺「…本当に何もないね?」

京「フィールド内だものな」

揺「ならデートにでも行こうか?」

京太郎と揺杏はのんびりと砂浜を散歩しました。



怜「お きょーくんや」

衣「京太郎!」

京「おっす!」

怜「手伝いにきたん?」

京「邪魔しに来た」

衣「京太郎なら邪魔でもないがな!」

怜と衣と楽しく掃除をした。




<温泉を探そう その1>

京「温泉を探そう!」

怜「…」

竜「…」

揺「…」

衣「…」

京「温泉を探そう!」

怜「二度言わんでええから」

竜「いきなりどうしたん?」

揺「晩御飯にキノコは入ってなかったけどな~」

衣「衣は賛成だ!」

京「足を伸ばしてお風呂に入りたい(それだけじゃないけど)」

怜「まー確かにな」

竜「せやけど そんな簡単に見つかるもんなん?温泉」

揺「無理じゃないかな」

衣「あてはないな」

京「諦めなければ大丈夫」






それはほんの 偶然だった。

京太郎が海で怜を助け波に巻き込まれたとき反射だったのだろう同じく波に飲まれる女性の手を偶然取っていた。

偶然助けられた女性は<東横桃子>鶴賀学園の1年生にして<消える女性>だった。

島に流れつき 島の影響でオカルトが強化されてしまった桃子は完全に見えなくなってしまっていた。


怜「きょーくん!あだ名や!よろしくな~」

京太郎「よろしくな 怜」

桃子「私はきょーちゃんさんって呼ばせてもらうっす よろしくっす」


しばらくして桃子も気づかれないことに気づいてはいた。

今までは目の前で騒げば気づいたのに誰も気づかない。

それでも桃子は京太郎達の傍にいた。

離れてしまったら 今度こそ自分は 文字通り消えるだろうと核心を持って。


怜「きょーくん 男を見せたって!」

京太郎「おう!おぉぉぉぉぉぉぉ!」

桃子「ファイトっすよ!きょーちゃんさん!」


猪に立ち向かったときも…


竜華「怜~~~~!!!」

怜「回避や!」

京太郎「のぉぉぉぉぉ~~!」

桃子「だっ大丈夫っすか!」

揺杏「なんだこれ」


竜華が合流したときも


衣「遅いぞ!京太郎」

京太郎「ごめんな 衣」

桃子「見つかってよかったすね」


衣が合流したときも


桃子は見えなくても傍にいる 一人で拠点を掃除し ステルスを生かして食料調達をして

京太郎たちを本当の影のように支えていた。

もちろん 永水メンバーと会った時も傍にいた。微かにあった希望を胸に・・・


桃子「…結局誰も気づいてくれなかったっす」


永水メンバーと出会ってほんの少しだけ期待した。鹿児島の巫女さん達なら見えるのではと期待した。

期待は儚く消えていった。

拠点では京太郎を残し皆 眠りについている。

京太郎も寝る準備をしている もうすぐ寝るのだろう。

いつも通りの一日が終わる・・・終わってしまう。

だが今日だけは違った。

京太郎が寝る前にポツリと呟く。


京太郎「石戸さんが言ってたんだ」

桃子「え?」


京太郎以外誰も起きていない それなのに京太郎は話す。誰かにむかって…


京太郎「小蒔ちゃんの力を抑える物があればって…」

桃子「…」

京太郎「それがあればさ…神代さんだけじゃなく お前も助けられるかな? モモ」

桃子「ッ!」


声が出なかった。

出せなかった…涙が溢れ何もいえない。


京太郎「見えなくても感じられなくても居るんだろ?」

京太郎「絶対見つけるからさ 待っててくれよ モモ」

桃子「ッ!はいっす!ずっとずっと待っているっすから!!」


おやすみと言って京太郎も眠りに着く…

今日はよく眠れそうだと 桃子は少し欠けた満月を眺めた。


<見つからない彼女 カン>






京太郎は早朝に砂浜を歩いていく ここまで遠くへ来たことないなと考えながら永水女子メンバーに会いにいった。

永水女子の拠点へと向かっていると前から誰かがやってくるのが見えた。

京太郎は片手を軽く上げ挨拶をした。

出迎えた相手は<狩宿巴>だった。

彼女の前と歩を進めると相手の顔が見えた。…少し不機嫌そうだった。

京太郎は あたりまえか…と呟いた。


京太郎「…どうもです。えっと…この先で拠点をかまえている <須賀 京太郎>です」

巴「存じております」

巴「<六女仙>の狩宿巴と申します」


そういって巴はペコリと頭を下げた。

とりあえず自己紹介をしたが どことなく冷たい対応だった。


巴「どのような御用でしょうか?」

京太郎「え~と…」


正直に話すか誤魔化すか京太郎は悩んだ。

情報を下さいと言って はい いいですよとは期待していない。

どうやって聞こうか悩んだが巴の目を見てどうするか決めた。

巴は静かな目で<観察>をしている。

この状況で誤魔化しても無理だろうなー と思い正直に話すことにした。


京太郎「情報を貰いにきました!」

巴「…へ?」

京太郎「情報を貰いにきました!」

巴「…二度も言わないでいいです」


まさかの発言に構えていた巴は困惑の声を上げた。

こんな馬鹿正直…素直に聞いてくるとは思っても見なかったのだ。


巴「渡すと思いますか?」

京太郎「思いません!」

巴「…」

京太郎「…」


巴は どうしよう と顔には出さなかったが心の中では大いに混乱していた。

そんな巴をよそに京太郎はぽつりぽつりと自分の考えを口にする。


京太郎「俺 そんなに頭良くないんです」

巴「…」

京太郎「部活でもよく 馬鹿犬!とか言われました」


京太郎は ハハハ と軽く笑った。


京太郎「駆け引きとかよくわかりませんし 通用するとも思ってません」

巴「…」

京太郎「だから馬鹿正直にこう頼むしかないんですよね」

京太郎「お願いします!オカルトを抑える方法を教えてください!」


京太郎は頭を思いっきり下げた。

もはや土下座だった。

他の人が見たら滑稽だろう。

だがそれでもいい 滑稽でいい 彼女を救えるならそれで…


巴「…姫様の為というわけではないですよね」


巴はため息を吐きながらそう聞いてきた。


京太郎「狩宿さん達が神代さんを助けたいように俺にも助けたい人がいるんです」

京太郎「自分勝手言ってるのはわかります」

京太郎「でもどうしても助けたいんです!彼女はモモは俺達の傍で助けてくれてます!」

京太郎「誰にも認識されないのに声も届かないのに それでも俺達を助けてくれてます!」

京太郎「オカルトなんてものに俺は縁がなかったんです。対処の方法もわかりません」

京太郎「だからお願いします…お願いします」


京太郎は頭を下げたまま 叫ぶように言葉を吐き出した。

巴はもう一度ため息を吐いた。


巴「滑稽ですよ?」

京太郎「自分でもわかってます」

巴「馬鹿みたいです」

京太郎「馬鹿でいい モモを助けれるなら」


しばらく沈黙が場を支配した。

沈黙を破ったのは巴のほうからだった。


巴「あーもぅ!これじゃ私が悪者じゃないですか!」


いつまでも頭を下げている京太郎に耐え切れなくなったのだろう。

巴はいままで保っていたポーカーフェイスを崩して ガーと吼える様に言葉を吐き出す。


巴「頭を上げてください。わかりましたから…」

京太郎「…」

巴「これを…」

京太郎「これは?」


頭を上げた京太郎に巴は自分の胸元から取り出したものを渡した。


京太郎「お守りですか?」

巴「えぇ…中身を取り出してみてください」


京太郎が受け取った<お守り>から中身を取り出すと手のひらに<黄金色に輝く小石>が出てきた。


巴「はっちゃんが川で見つけたものです」

京太郎「なんですかこれは?」

巴「<金>ですね」

京太郎「金!?」

巴「えぇ…どういう原理か私達もわからないんですが」

巴「オカルトをある程度 抑制する効果があるみたいなんです」


小さすぎて 姫様のオカルトは抑制できませんがね と巴は言った。

京太郎はまじまじと金を見つめる。


京太郎「これでモモを助けられるんですか?」

巴「小さすぎて無理でしょうね」

京太郎「それじゃ…意味が」

巴「私はあなたに情報を渡しました。次は私の-お願い-を聞いてもらう番です」

京太郎「っ!」

巴「川の上流のほうを調べてください」

京太郎「え?」

巴「この金では小さすぎて効果がありません」

巴「ですが 上流にならもっと大きなものがあるかも知れません」

京太郎「あ…」

巴「あなた達の拠点のほうがこちらより 上流のほうにありますし」

巴「見つけることが出来れば 姫様もあなたの助けたいという人も助かるかもしれません」

京太郎「わかりました!ありがとうございます」


京太郎は巴に何度も何度も頭を下げた。

巴「一応言っときますけど 姫様の分もお願いしますよ?」

京太郎「それは勿論…」

巴「それと注意してほしいのですが…」

京太郎「なんですか?」

巴「はっちゃんが言うには、それを見つけたとき怨念が篭ってたそうで…」


巴はいいずらそうにしながらも説明をする。


京太郎「怨念?」

巴「怨念ですね」

京太郎「えーと…持ってて大丈夫ですかね これ」

巴「それは既に祓ってありますし 一般人である須賀さんなら問題はないかと…たぶん」



  • 無人島生活5日目-

姫子との共同生活は、意外と順調であった。

ときたまわからない言葉があったが聞けばちゃんと姫子は標準語で教えてくれた。

慣れてくると方言のギャップもあって可愛いなと思った。

5日目まで誰とも会わなかったが二人は問題なく暮らしていた。

この時までは…



姫子「…」

京太郎「…」


二人は拠点でお互いに向かい合っていた。


姫子「京太郎に言いたかことあっ」

京太郎「同じく姫子さんに言いたいことがあります」

姫子「同時に言う?」

京太郎「そうしましょうか」

京太郎・姫子「「せーの!」」


姫子「なんで服着てるの?」

京太郎「なんで服着てないんですか!」


姫子は、この間京太郎が狩った猪の毛皮の上で服を着ていなかった。下着も穿いてなかった。


姫子「京太郎…話をする時は人の顔見て話さなかといけなか?」

京太郎「服を着たら見ます」


京太郎は姫子を視線に入れないように横を向いて話をしている。

そんな京太郎に不満なのか姫子はぷくーと頬を膨らませる。


京太郎「なんで服着てないんですか」

姫子「むしろなんで服ば着てる」

京太郎「服を着るのは当たり前だと思うのですが…」


そんな京太郎に姫子はヤレヤレと首を振る。



姫子「わかってなか」

京太郎「何がです?」

姫子「ここは無人島ばい」

京太郎「そうですね」

姫子「医者もいなか怪我した時、包帯も必要ばい」

京太郎「まぁ…確かに」


姫子の言うとおり ここには医者がいない怪我した時も確かに包帯などがいる。

だが今の状況に関係あるのだろうか?と京太郎は疑問に思った。


姫子「大きな怪我したとき大量に包帯ば必要になっ」

姫子「でもそぎゃんには包帯がなか」

姫子「そいけんこその服ばい」

京太郎「うっ」


まさかの正論ではあった。ここは無人島で包帯などある訳がない。

包帯の代わりに自分達の服を使おうと姫子は言っている。


姫子「きょーたろ?」

京太郎「おっ俺も脱がないと駄目ですか?」


姫子に名前を呼ばれうろたえた。

確かに確かに包帯は必要だ。

何があるかわからない以上多く取っておいたほうがいいだろう。

でも…だが!京太郎は服を脱ぐのを躊躇してしまう。

服を脱いだら京太郎の反り立っている息子が見てしまうからだ。

京太郎も男だ、前に裸の女性が居る所で抑えるのは無理だった。


姫子「じ~~~っ」

京太郎「…」


結局の所、京太郎は姫子に服を取られるのでした。


<すごいよ!姫子さん!カン!>

おまけ


京太郎「あの~姫子さん?」

姫子「~♪な~に?」

京太郎「くっついて寝る必要あるんですかね?」

姫子「ひやかー。二人でぬくむってぬっ」

京太郎「でも…いやその…姫子さんの胸が…当たってますし…お、俺の物も…」


京太郎はもごもごと今の状況を口にする。

実際ぴったりとくっついて寝てるため姫子のお腹に京太郎の立っている息子が当たっている。

非常によろしくない 寝れるだろうかと京太郎は思ったが姫子が離してくれる様子もなかった。


姫子「京太郎も男の子やね♪」

京太郎「ふぁ!?」


そういうと姫子は京太郎の息子に手を軽く当て撫で上げる。

いきなりの刺激で変な声が出てしまった。


姫子「気持ちよか?」


そう言って姫子は手を止めなかった。むしろ激しくなって来る。

京太郎は驚いて姫子の顔を覗く。

姫子は目を細め軽くニヤリと笑い 小悪魔的な表情だった。

京太郎が慌てている間にいつの間にか姫子にマウントを取られていた。


姫子「私も初めてだばってん、でもお姉さんとんしっかりとリードしてあげる♪」


姫子は自分の秘所のスジで京太郎の息子を押さえ前後に動かし始めた。

京太郎は あ…生えてないのかと姫子の秘所を見て、そんな事を思った現実逃避である。


姫子「朝までまだ時間があっ、ゆっつらーとしゅーね?」

京太郎「アァーーーーーーー!!!!」


京ちゃんは大人の階段を登りました。強制的に…


<その頃の新道寺>

哩「あぁ…あん♪ひぃ…あああぁ~~♪」

煌「…」

美子「…」

仁美「…」チュー

煌「哩さん喘いでますが…」

美子「…」

仁美「なんもかんも姫子が悪い」

煌「…すばらくない」

美子(他のグループ入りたい)

カン!



<絹江イベント その1>

絹江「も~お姉ちゃんはどこへいったんやろ」


砂浜を文句を言いながら歩く女性がいた。

その女性は 青色の髪で長く先が軽くカールしていた。胸も豊満で、健康的な少し焼けた肌 顔には眼鏡をかけていた。

彼女は<愛宕絹恵> 姫松高校2年生。大会では副将を務めた女性だ。

彼女もパーティに参加しており この無人島に流れ着いた。

漂着した時は<姉>と一緒だったのだが しばらくして姉は 食料探すんや!と言って飛び出し早三日が過ぎた。

姉のことだから どこかで暢気に生きているだろうと心配はしていなかった。

砂浜を歩いているとヤシの木が生えていた。

絹江はヤシの木に近づくと 下に1個だけ落ちていた、ヤシの実を手に取り上を見上げる。

上にはヤシの実が生えていた。おもむろに絹江は えいっと声を出し持っていたヤシの実を蹴り上げる。

普通硬いヤシの実を蹴ると足が痛むはずだが 足には痛みすらはしっていない。

蹴ったヤシの実は上のヤシの実にうまく当たり 落ちてきた。

そんなヤシの実を手に取り 持っていたナイフで器用に穴を開けていく。


絹江(この島に流れ着いてから不思議なことばかりやわ)


ヤシの実を飲みながら 痛まない足を見下ろす。

この島についてから体が頑丈になった気がする。


絹江(とりあえずこのまま 砂浜を歩いていこか 他の人に会えればいいんやけど)


先ほど取ったもう一つのヤシの実を抱えて絹江は歩き出した。


<絹江イベント その1 カン!>


それは川を歩いてるときだった。

川を覗きながら歩いていた京太郎は違和感を感じた。

違和感を感じ川を見ているとあることに気づく。


怜「きょーくん?どうしたん?」

京太郎「じぃぃ~~~、いや違和感が…あっ!」

怜「きょーくん?」


京太郎はおもむろに川に入ると川の底の石を軽くどかす…床が見えた、平らな人工の石が轢きつめられていた。


怜「これって…」

京太郎「…」

怜「平らに均等に並んどる」

京太郎「自然にはならないよな」

怜「無人島ちゃうん?」

京太郎「それはわからないな 未だに神代さん達しか会ってないし…」

怜「ほにゃらら文明とかあったんていうの?ここ現代日本やで?」

京太郎「だよな、船も東京から大阪に出航してた訳だし日本のどこかの島だと思うんだけど」


自分達以外の人の形跡があり 普段なら喜ぶ所だったが何故か不安が増していった。

それでも歩いていると川が分かれ始めた。

人工物であろう川を京太郎と怜は選び歩いていく。

川は浅くどんどん人工的に作られた川の底がよく見えるようになってくる。

日が少し傾き黄昏時ぐらいになったときそれは現れた。


京太郎「…はぁ」

怜「…どないしよ?」


現れた<それ>を見て京太郎と怜はため息を吐いた。ついでに微妙そうな顔も…

現れたのは<古い遺跡>のような建物だった。

真ん中に穴が開いており、そこから水が流れ出していた。


京太郎「映画みたいな展開だな」

怜「インディ○ョーンズ?」

京太郎「いやハム○プトラかもしれない」


唐突に現れた遺跡に二人は困惑していた。

入るん? いや明かりがないからと二人は会話をして周りを探索することにした。

夕暮れ時で遺跡は赤く照らされ神秘的な雰囲気を醸し出していた。

周りを探索していると怜の方から京太郎を呼ぶ声が聞こえた。

呼ばれていくと怜は無言で<それ>を指差した。

骸骨だった白い白い骸骨が一人分だろうか?崩れ落ちていた。


京太郎「…人?」

怜「たぶんそうやろな…」


京太郎は顔が少し引きつった。

そんな京太郎とは違い怜は冷静にその骸骨を様々な角度で見ている。

ある程度見終わったのか怜はポツリと呟く。


怜「綺麗すぎるわ」

京太郎「え?」

怜「この骸骨綺麗過ぎる」

京太郎「綺麗過ぎる?」

怜「せや、外傷ないし怪我とか争いで亡くなった訳じゃないと思うんやけど…」


流石にこれ以上はわからんな と軽く微笑んだ。



京太郎「やっぱり人が居るのか?」

怜「それはないと思うんよ」

京太郎「え?」

怜「人居ったら流石に仏さんそのままにしとかんやろ?」

京太郎「確かに…てことはこの遺跡を作った人達はもういないと?」


たぶんなーと怜は返事をしてまた探索に戻ってしまった。

京太郎は暫くそのまま骸骨を見ていたが手を合わせ合掌し探索に戻ろうとした。

その時何かが京太郎の目を刺激した。

光…?京太郎の顔に何かが日の光を反射させ京太郎の顔を照らしている。

不思議に思い反射をしているものを探すと骸骨の下に金色に輝く二つのリングが見えた。

あった…たぶんこれだ 京太郎は確信し怜のほうを振り向き声をかける。

怜もそれに気づき京太郎の方へと向き直る。

怜は叫んだ。


怜「京ちゃん!横に飛んでや!!」

京太郎「っ!?」


怜の叫びに咄嗟に体を横に転ばせ距離をとる その瞬間京太郎の横で ガンッ!と金属が当たるような音を聞こえた。


  • 未来予知発動 奇襲回避-


京太郎「おいおいおい!本当にハム○プトラだった!?」

怜「いやいや インディ○ョーンズや」


京太郎と怜が揃ってアホなことを言っている先では 先ほどの白い骸骨がどこからか出した剣を振りかざしていた。


普通の相手ならそれで怯むだろうが骸骨は平然と着地した京太郎を攻撃にした。

京太郎は咄嗟に手槍を楯に剣を受け止めた。

剣が錆びていたおかげで手槍は切れずに耐える。

ミシリッと嫌な音が聞こえ、そのまま衝撃を受け止めきれずに横に2~3M 吹っ飛んだ。


怜「きょーくん!」


怜の叫びを聞きながら地面を転がるようにしながら体勢を京太郎は整えた。

体勢を整え立ち上がりながらも骸骨からあまり目を離さないようにする。

手槍を持っている手で手槍の攻撃を受けた部分を手で触って確かめる。

手槍が少し折れていた。

やばいなーと思い冷や汗が出てきた。


その後も 右から左へと攻撃を加えるが相手は堪えた様子もなく攻め続ける。

京太郎は次第に消耗し息が乱れてくる。


(やばいな なんとかしないと…)


焦りがドンドンと沸いてくる。

そんな時だった


怜「こっちや!」


怜が薪に火をつけて 振り回す。

骸骨がそっちのほうに振り向いた。

怜が危ないがこれはチャンスだ。

京太郎は焦らず心を静めると息を整える。腕を水のようにだらんと力を抜く。

っち! 京太郎は腕を振るう 怜のほうを向いていた 骸骨は攻撃を避けきれず 手槍をくらった。




京太郎「おぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

右から左 左から上下同時に猛撃し相手の攻撃は手を使い剣の腹を殴り回避

足を使い相手を蹴り地面に倒すと最後だと言わんばかりに強引に力いっぱい手槍を相手の頭に繰り出した。

骸骨の頭はそれに耐えれなくなったのだろう。

バキャン!と音がし頭を粉砕した。


京太郎「はぁはぁ…」


京太郎は手から血を流しながら相手を見据える。

動く気配はない。どうやら勝ったようだ。


怜「きょーくん 大丈夫?」

京太郎「な、なんとか…」


京太郎はぜいぜいと息を乱し 地面に転がる。

怜は持っていた救急BOXを使い京太郎を治療していく。


京太郎「あぁ…きつい きつかった」

怜「お疲れさん それにしてもあれはなんだったんやろうね?」

京太郎「わかんねー考えたくもない」


拠点に戻ります。

骸骨の剣×1 黄金に輝くリング×2を入手しました。


遺跡「……」

何者かの気配がする……


夜に出歩くと骸骨に遭遇するようになりました。

<黄金の行方 カン!>



黄金のリングを手に入れた後拠点に戻ってきた。

怪我もしていた為 みんなに心配されながらも1日だけ休み永水メンバーに会いにいった。

会いに行くと前と同じで巴が出迎えてくれた。


京太郎「お久しぶりです」

巴「…えぇ ずいぶんと無茶したみたいで」


京太郎の包帯姿に巴は驚きどこか悲しそうでもあった。

京太郎に川の上流も黄金も教えたのは自分なのだ、罪悪感があった。


京太郎「例の物を手に入れたので 御祓いお願いに来ました」


拠点に戻ったときに衣に祓えないか聞いたが


衣「残念ながらすでに満月を過ぎているからな 衣の力じゃ祓えないな」


満月の時なら衣でも祓えるらしい 京太郎達が戻ってきたときに既に月は欠け下弦に入ってしまっていた。


巴「どうぞ こちらへ」


巴に導かれ京太郎達は永水の拠点に入っていた。

巴に導かれ着いていくと他の永水メンバーも揃っていた。

拠点を見渡すがどうも 自分達の拠点と大差ないらしい。

周りを見ていると霞が京太郎の傍にやってきた。


霞「お久しぶりですね」

京太郎「えぇ…これお願いします」


京太郎は霞にリングを二つ渡した。


ありがとう と呟くとそのリングを焚き火の近くに置き他の4人も近くに座り込み何かを始めた。

京太郎はその光景をぼ~と眺めていたが次第に疲れていたこともあり寝てしまった。

どのぐらい経っただろうか 霞に起こされた。


京太郎「どうなりました?」


起きてからそんな事を聞いた。


霞「うまく祓えました、今まで一番怨念が強く時間がかかってしまったわ」

京太郎「そりゃ よかった…神代さんは大丈夫なんですか?」

霞「えぇリングを着けたらオカルトが安定して眠ってしまったの」

京太郎(いつも寝てる気がする)

霞「本当にありがとう これあなたの分のリングよ」


そういってリングを一つ渡された。




リングを手に入れ永水メンバーの拠点から自分の拠点に戻る途中 京太郎は足を止めた。

しばらく辺りを見渡し何かを考えると決心したらしくため息ひとつ吐いた。


京太郎「モモ リング手に入れたぜ」


返事はなかった、それでも京太郎は声をかけ続ける。


京太郎「俺の前に来て手を出してくれないか?」


そんな事を言ってしばらく経ったあと空中にリングを嵌める。

するとリングが空中に浮き 更に様子を見ていると少しずつそれは人の形を作り出していく。

手を出した状態で<東横桃子>が姿を現した。

桃子は手を出した状態で固まっている。


桃子「わっ私の姿が見えているっすか?」

京太郎「あぁバッチシだ」

桃子「私の…声が聞こえているっすか?」

京太郎「初めてモモの声を聞いたときも思ったけどいい声してるよな」


桃子の問いに丁寧に一個ずつ答えていく。

桃子は少しずつ理解していくたびに目に涙を溜めていく。

そんな桃子に近づき頭に手を載せる。


京太郎「わりぃーな 遅くなったわ」

桃子「ぎょうちゃんさあぁぁぁぁぁん」


桃子はわぁぁぁと泣き出し京太郎に抱きついた。

京太郎は おもちでけぇとも思ったが軽く抱きしめ桃子が泣き止むまで頭をなで続けるのだった。



しばらくして泣き止んだ桃子だったが一つ問題が起きた。

桃子が離してくれないのだ。


京太郎「離してくれないと動けません」

桃子「いやっす」

京太郎「帰れないんだけど…」

桃子「それでもいやっす」


さぁどうしたものかと 京太郎は悩む こんなときは…


京太郎「何でも言うこと聞くからさ 離してくれないか?」


いつも幼馴染のご機嫌を取る時に使う言葉ならどうだと思い言葉にした。


桃子「…何でもっすか?」

京太郎「あぁ…何でもだ」


京太郎の言葉に桃子は顔を上げ潤んだ目で京太郎の顔を見上げた。

可愛いなと思いながら 様子を見ていると なんでも…と呟きまた顔を伏せてしまう。

あれ…これってまずった?と思ったがすでに遅かった。


桃子「何でもなら、きょーちゃんさんがほしいっす」

京太郎「ん?」

桃子「きょーちゃんさんがほしいっす」


うん 京太郎意味がわからない 何で?あれ?と混乱していた。

いやいやいや…待て意味が違うかもしれないだろ?落ち着け京太郎!


桃子「初めてだけどなんとかなるっす」


顔を赤らめる桃子を見て あ…これ思ったとおりのだわ

あーえーとそのーと京太郎がうろたえていると桃子は不機嫌そうに呟いた。



桃子「何でもするっていったすよ」

京太郎「えーと…あ…あれだ!場所とかほらないしさ!」

桃子「場所ならあるっすよ」

京太郎「ふえ?」

桃子「場所ならあるっす」


そういうと桃子は手を動かす その瞬間、京太郎は一瞬の浮遊感を味わい気づいたら真っ暗闇に居た。

いやかろうじて上から光が降り注いでいる。


京太郎「ここ…どこだ?」

桃子「よっと」


桃子がいきなり上から降りてきた。


桃子「どうっす?」

桃子「ここなら問題ナッシングっす」

京太郎「いや ここどこだよ!」

桃子「私の影の中っす」

京太郎「か…げ?」

桃子「はいっす!」


桃子が言うにはこの島に着いてからオカルトが強化され多少なら自分の影を操れるようになったらしい。

この空間もその一種で影そのものを倉庫などに利用できるとのこと…便利すぎるだろう。

暴れられると私も怪我するから誰かを閉じ込めたりとかはできないんっすと補足をつけた。


桃子「ここなら誰にも邪魔されないっす」

京太郎「…」

桃子「…駄目っすか?」


沈黙した京太郎に桃子は悲しそうに顔を伏せた。


京太郎「…わかった」

桃子「!」

京太郎「俺も初めてだから期待すんなよ?」

桃子「はいっす!」





二人はぎこちなくお互いの距離を詰めると京太郎は桃子の肩に両手を置いた。

そのまま桃子の顔に自分の顔を近づけていく…胸が破裂するかと思ったぐらいにバクバク鳴っている。

桃子が目を閉じた。唇に目が行く…少しずつ近づけていき自分の唇を重ねる。

初めてのキスはレモン味と何かで聞いたことがあったが…初めては緊張で味なんてわからなかった。

少し重ねた後ゆっくりと唇を離す。

顔が夕日のように真っ赤になり顔をまともに見れなかった。

桃子も同じだ 耳を真っ赤にさせ軽く俯く。

なんともいえない沈黙が場を支配する。

京太郎は男は度胸だと少しずつまた顔を寄せ桃子の耳もとで もう一度いいか と聞いた。

桃子もはぃっすと小さな声でそれに答える。

そしてまた軽く唇を合わせる。その後も少しずつ回数を増やしていく。

しばらくそんな事を続けていくと次第に理性が溶けるように感じた。

もっともっとと思いが強くなっていく…ついには唇が合わさった瞬間少し無理やりだが桃子の口に舌を入れた。

桃子がビクッと体を震わせた。舌を噛まれるかなと思ったが桃子はそれを受け入れお互いに舌を絡めていく。

脳が溶けるようだ。キスをしているだけなのだが気持ちがいい…。

次第に桃子を押し倒していき 何度も口の中を貪る様に犯していく。

口を離すたびに口と口の間につぅ~と糸が伸びる。

エロイなと思うと同時に嬉しいと思った。

桃子の顔を見るとぼぉ~と瞳が潤み気持ちよさそうにしている。

桃子の服を脱がしにかかる。少し手間取りながらも目の前の少女は隠すものもなく裸になった。

悠然とその姿を京太郎は目に納めた。

豊満な胸に白い肌 腰も細くお尻も胸に合わせて少しむっちりとしている。

秘所には薄っすらと毛が生えており綺麗に整っていた。

桃子はもじもじと恥ずかしそうに体を動かすが両手を京太郎に押さえられているため隠せなかった。

今からこの少女と一緒になる…?そう思ったら痛いほど自分の息子が膨れ上がった。

夢でみたようにゆっくりと胸を揉み始める。

桃子は恥ずかしそうに身を悶える。



京太郎「胸って感じるのか?」

桃子「んっ…感じるというよりくすぐったいって感じが強いっす」

京太郎「ならこれは…」

桃子「あぁ…あひぃ♪」


京太郎は乳首を攻める方向に変え優しく摘みながらも周りを刺激する。

そのおかげか桃子も少し声を上げた。


桃子「ん…はぁ、あ、んん~♪」

桃子「そんなに胸ばかりっ」


もう片方の胸に齧り付くように口に含み乳首を吸う。

舌で刺激を与えながら両手を使い胸を揉みしだいていく。

やっぱりおもちはいいなと思った。

しばらく胸を弄っていたが桃子が


桃子「きょ、きょーちゃん…さん 胸だけじゃなく下も…」


もじもじと恥ずかしげに言う。

そんな言葉にゆっくりと桃子の体に手を合わせ下に下にずらしていく 手が動くたびに桃子の体がびくりと震える。

次第に胸 腰 お尻 太もも そして秘所に秘所のスジに指をあて少しずつ動かしていく手で触ってると手が愛液で少し濡れた。

流石に漫画みたいにびしょ濡れとはいかないかと 思い根気よく丁寧に桃子の反応を見て動かしていく。

指を膣の中に一本だけ少しずつ入れていく。



桃子「あぅ!あぁ…ひぃ」


流石にきついのか一本でもぎゅうぎゅうと締め付けてくる。

少し無理しながらも出し入れを繰り返す。


桃子「あっ、ひうぅっ、じっ自分でする…のとは違うっす…♪」

京太郎「そういうもの?」


流石に女性ではない京太郎には共感が難しいものだった。

しばらく指を出し入れしていると少しずつスムーズに動くようになってくる。

もういいかなと手を止めズボンを下ろし 桃子の足を開き自分の息子を押し当てる。


桃子「そっそれが入るんすっか?」

京太郎「あぁ…たぶん入ると…思う」


京太郎のものを見て桃子もだいぶ不安そうだ、京太郎でさえ本当に入るのか不安だった。

少し入れるのに手間取りながら少しずつ入れていく。

桃子の中は狭く少しずつ押し進める。


桃子「ふきゅぅ、んぁ、あ…」

京太郎「わりぃ 止めなられないわ!最後まで入れるぞ」

桃子「はっはいっす…」


しくはっくしついに最後まで入れることが出来た。

桃子の秘所からは血が少し出ている。

自分のものにしたという達成感と満足感 何より自分でするより気持ちよかった。

すぐにでも動きたい と思ったが初めては痛いと聞いたことがあるので桃子の事を気遣い桃子の反応を見る。

桃子は顔を手で隠しいる。泣いているのだろうか?とりあえず顔が見たいので両手を掴み顔を見ることにした。

桃子の顔は京太郎が予想していた顔とは違っていた。てっきり泣いてるとばかり思ったが…

桃子は確かに目に涙を溜めていた 頬を赤らめハァハァと荒い息も吐いている しかし…

京太郎が試しに少し前後に動く、その動きに合わせて桃子の体はビクリッと震える。





桃子「はぅ、んっ、あっあっ!ひっ、あぁ♪」

京太郎「…もしかして痛みない?」


京太郎が動かすと桃子は気持ちよさそうに喘ぐ。


桃子「い、痛みは、あぁっ、少しだけでむずがゆい感じが強いっす」


もじもじと恥ずかしそうに桃子は言った。

痛みがほとんどないらしい そういう人もいるんだなと納得し動いていくことにする。

少しずつ動きを早くし、パンパンと音を立て出来る限り桃子を攻める。

桃子は痛みが薄らぎ自分の中にある異物に違和感と圧迫感を感じていた。

奥のほうにむずがゆい感覚があり ときたま、そこに京太郎の亀頭が当たると声が出てしまう。


(やばいっす、これ…気持ちいいっす なにより幸せっす)


突かれる度に頭がぼうっとなり考えがまとまらなくなってくる。

もっともっとと求める気持ちが大きくなり自分のほうでも多少腰を動かしていく。

京太郎もそれに気づいたのだろう、嬉しそうな顔をして桃子の腰を両手で掴みより深く激しく届くようにする。


桃子「ひあぁ、あぁ、あん、あ、あ、はぅ♪」

京太郎「っ!」


時に腰を回すように桃子の中をかき回しその後はゆっくり前後に動かす。

出来うる限りの知識で腰を進めていく。

京太郎自身もはや限界だった、男の意地だろうか?桃子よりは先にイカないと耐える。


桃子「ッ!ッ!きょーちゃんさん!わた、私も、もうっ!」

京太郎「ッ!俺もこのまま!」


二人は限界に達した。いや達する瞬間京太郎は様々なことを考えた ここは無人島だ もし妊娠したら…?

妊娠しても責任は取るつもりだったし問題はない しかし無事に出産できるか?と言われればできないだろう。

そんな知識京太郎にはないのだから…思うが早く中で果てたいと思う気持ちを押さえ外へと息子を出す。



桃子「~~~~ッ!~~~~ッ!!!」

京太郎「うぉっ!」


出した瞬間の衝撃で桃子が声にならない声をだしいっぱいいっぱい反り返る。

京太郎の先から白い精液が桃子にかかりお腹から秘所へと汚していく。

はぁはぁと二人で荒い息を整えている間 桃子の様子を見る。

顔は真っ赤になりながらも嬉しそうに頬を緩め 瞳は欲情でとろけている。

肌は薄っすらと赤くなりお腹から秘所へと京太郎が出した精液が汚している。

桃子は美人な上に性格も明るく自分を影のように支えてくれた女性だ。

こんな人に自分が求められ満足させられたと思うと愛おしさと今までにない幸せを感じた。


息を整えていた桃子だったが徐に自分にかかった精液を手ですくいそれを口に運ぶ。

あっ、と京太郎が口に出すがそれより早く桃子は口にした。


桃子「…にがいっすね」

京太郎「…」


そういって桃子は笑った。

京太郎の欲情を誘うには十分だった。

出したばかりだというのに一物は天を貫くほど反り立つ。

それを見て桃子は目を丸くするがもはや京太郎は限界だった。

桃子をうつ伏せにさせお尻を持ち上げさせる。


桃子「きょ、きょーちゃんさん?」

京太郎「わりぃ、無理だわ」

桃子「え?」


戸惑う桃子を気遣う暇もなく後ろから自分の一物を桃子の膣に差し込む。



桃子「ひやぁ!あぁん…あっ、ひぐっ♪」


桃子の体制はお尻を高く上げ挿入しやすく男性の性器を受け入れる形だ。

京太郎は桃子の白い臀部を鷲掴みにし叩きつけるように動かしていく。


桃子「あぁ~っ、あひぃ こ、これ違うところに当たって…♪」


桃子は先ほどとは違い当たる角度が深くなり奥のむずがゆい部分が先ほどより多く当たる。


(けっ獣みたいな格好で躾けられてるっす)


痛みはすでになく気持ちよさだけが増していく。

顔は完璧に京太郎を求め口からは涎が少し垂れた。

一回目とは違い京太郎も積極的に動いていく。

パン、パンと激しく京太郎は腰を叩きつける。

桃子は必死に腰を落とさないように足を踏ん張っていた。

そうこうしていると京太郎は桃子に腰を下ろすように指示する。

桃子は足が限界だったこともありそのまま腰を下ろす。

土下座のような形になった、京太郎はそのまま桃子の上に覆いかぶさる。


桃子「きょーちゃんさん?」

京太郎「…」


京太郎は無言で桃子の胸を鷲掴みに揉みしだいていく。


桃子「はぇ…?あぁ、あっ、はひぃ、あんあ♪」


胸を揉みしだかれながら後ろも先ほどよりは激しくないがゆっくりと動かしている。

胸と秘所の同時の快楽攻めで桃子は息が荒く目の焦点が合わなくなっていく。

ゆっくりじっくりと丁寧に桃子の快楽を押し上げていく。





桃子「あぁんあぁ、あぁぁぁ~~~っ♪」


桃子はビクンビクンと体を痙攣させ絶頂を迎える。

それでも京太郎は腰も手も止めず行為を続けていく。

何度も何度も絶頂する中、京太郎は桃子の首に口を近づけ自分の物だと言わんばかりに印をつけていく。

そこで桃子は限界を超え今でで一番の絶頂を迎えた。


桃子「んひぃぃぃ、あひぃ、あ…も、もう無理っす」


勢いよく潮を噴くそれと同時に京太郎は自分の一物を取り出し桃子に精子をかけていく。

桃子は疲れと快楽で頭が真っ白になり意識が遠のくのを感じた。


桃子が意識を失ったせいでオカルトが消えたのだろう。

京太郎が気づくと外へと戻っていた。

永水メンバーに会いに行ったのは朝だったはずだが日が高く上り昼であることを示していた。


京太郎「…やべぇ、やりすぎた」

桃子「きゅ~」


ぐったりして動けない桃子を見下ろし 京太郎はぼそりと呟いた。


<桃子 初Hイベント カン>



怜「あ…お帰り おそかったな~」


拠点に戻ると怜が迎えてくれた。

京太郎は桃子を背負い歩いてきた。


怜「なんで…背負われてるん?」

京太郎「あぁ…はしゃいでモモが足を少し痛めてな」

桃子「そっそうっす…ついはしゃいでしまったっす」


怜の指摘に京太郎と桃子は元々打ち合わせておいた話を怜にした。

アハハとうふふとどこかわざとらしい笑いをしながら拠点の中へと入っていった。


怜「…ふーん」


そんな二人を怜は訝しげに見ていた。桃子の首筋の跡を見ながら。


怜「なるほど、そーいうことか」

怜「これは やらんとアカンな~」


怜はさっきまでの訝しげな表情でなく笑顔で拠点に戻っていった。



<竜華と会話>

京太郎「よっす!」

竜華「きょ-くん どないしたん?」

京太郎「この島についてからこんなに長く離れたことなかったから…な」

竜華「確かに夜にはちゃんと帰ってきてたからな~」

京太郎「そそ まだ2週間も経ってないのに少し離れただけで寂しいものだなと」

竜華「せやな、きょーくんは怪我して帰ってくるし心配したんやで?」


竜華はくすくすと笑った。

そんな竜華に京太郎は心配させたこともあり 頭を掻いて何とも言えない表情をした。



13日目になります。

京太郎は夢を見る



とある海岸で金髪碧眼の少女がスケッチ用のボードに何かを書いている。

暫くすると出来たのだろう。

少女は出来た絵に目を輝かせスケッチ用のボードの絵の部分を下に向けて叩く。

するとスケッチ用のボードから <ハンバーガー>がでてくる。

少女はそのハンバーガーを手に取り様々な方向から確認する。

問題なしとわかったらそのまま口に運んだ。

一口食べたが食べたまま固まり口から舌を出し まずいアピールをしている。

絵から出来た<食べ物>は味が不味いようだ。

不味くてもお腹が空いていたのでそれを全て食べ終え 少女はぐったりとした。

少女の名前は<エイスリン・ウィッシュアート>

宮守女子の次鋒で3年生。留学生の選手で出身はニュージーランドであり赤いキャップのペンを常に両耳に1本ずつ

引っ掛けておりヘアピンのようなアクセントになっている。

彼女の能力は<自分の夢──理想の牌譜を卓上に描き出す>

彼女のオカルトはこの島に着いてから変化した。


<理想の絵を現実化する能力>


自分の理想とする絵をそのまま現実化する能力である。

様々な制限が設けられたが使い勝手のいい能力である。

暫く海をぼ~と眺めていたが ヨイショと声を出し立ち上がる。


エイスリン「ミンナ、ドコダロ」


周りを見るが影も形もなくしょんぼりと歩き出した。


<エイスリン イベント1 カン>




<水浴び>

森の中にある川に人が一人水浴びをしていた。

金色に輝く髪の毛に割れた腹筋、鍛え抜かれた肉体美…須賀 京太郎が水浴びをしていた。

京太郎は朝日が昇ると同時に起き鍛錬をした後早めに水浴びに来ている。

遅すぎると女性メンバーとかち合う可能性があったからだ。

冷たい水で温まった体を冷やしていく。

今日も何事もなく水浴びを終えようとした時声が聞こえた。


怜「おぉ~えぇ~体しとんな」

京太郎「体はしっかりと鍛えているからな」

京太郎「…」

怜「…」

京太郎「なんでいるの?」

怜「色々考えることがあってな 行動しないとな~と」



声が聞こえ振り向き答えると目の前には裸の怜が立っていた。

腕を後ろで組み、京太郎に自分の体を余す事無く晒している。

病弱の為か真っ白い肌に胸は普通サイズだろうか?腰は細くお尻は可愛らしいぐらいだった。

桃子とは違い秘所には毛が1本も生えてなく幼さない雰囲気を感じた。

あまりの出来事に唖然としていると怜は京太郎に近づいてきて首の後ろに手を回すと京太郎に軽くキスをした。


怜「私の初めてのキスや どや?」

京太郎「は?え?あれ?」

怜「私な~きょーくんの事、好きやで?」

京太郎「なっ!」

怜「できれば初めてがよかったんやけど モモちゃんに取られてしまったからな」

怜「流石にこれ以上は遅れたくないんよ」

怜「だからきょーくんをいただきます」


あまりのことに頭が追いつかない 怜が自分の事を?

でも俺にはモモが…そうだ 俺にはモモがいる!


京太郎「悪い!俺にはモモが…」

怜「モモちゃんには許可えてるで~♪」

京太郎「…」


一言で詰んだ。

モモ…なぜ許可だしたし 

京太郎はあまりの出来事に考えるのをやめた。

そんな京太郎にお構いなしに怜はキスを重ねる。

そんな怜に京太郎は諦め素直に口を重ねていく。

2回目という事もあり京太郎は積極的に口を重ねていく。

口の中に舌をいれ怜の口を犯してく。

怜は嬉しそうにそれを受け入れ自分も舌を絡めていく。


怜「~♪ちゅ、はぁ、ん~♪」


京太郎「積極的…だな」

怜「好きな人とすることやし 恥ずかしい以前に嬉しい気持ちのが大きいからな~」

京太郎「怜…」


京太郎は怜の腰と頭に手を回すと自分に引き寄せまたキスを始める。

しばらくキスをして怜は満足したのか体を離す。

もういいのか?と聞くと怜は 次は奉仕しなきゃな~といい京太郎の下半身に顔を近づけさせる。

なにをするのかと疑問に思った京太郎をよそに怜は京太郎の一物を手に取り一口舐めた。

京太郎は今までに感じたことのない感覚が襲った。


怜「モモちゃんに聞いたんやけど…これはしてなかったんやろ?」


そういって怜は愛おしそうに優しく舐めていく。

亀頭を中心に裏も舐めていく。

しばらく舐めていると手で軽く握り上下に動かし始めた。

舌は亀頭を舐め刺激を与えていく。


京太郎「っ!」

怜「初めてやし うまーないけどごめんな」


怜は謝りながらも手も口も止めない。

京太郎は出しそうになるのを我慢しある事をお願いしてみた。


京太郎「なぁ怜?」

怜「ん?なんや?」

京太郎「あ~…そのな、口に咥えてくれないか?」

怜「口に?」


怜はじ~と京太郎の一物を見ると徐に口に咥えた。

ほへでええの? と怜が口に咥えながらも話す。

その衝撃でもくすぐったく気持ちが良かった。

そんな京太郎の顔見て怜は嬉しそうに咥えた一物を前後に動かす。

舌でたまに舐めては、じゅぼじゅぼと音をたて吸い取る。

段々と京太郎は余裕がなくなっていき、怜に懇願した。


京太郎「すまん!怜出るぞ」

怜「!」


怜はその言葉に口を離さず京太郎の精子を口で受け止めた。

しばらく精子は止まらず怜は涙目になりながらも少しずつ飲み込んでいく。

全てを出し切って口から離すとゲホゲホと怜は咳き込み息を整える。

暫くして怜は京太郎の顔を下から覗き込み自分の口の中を見せた。

口の中は少し精子が残っておりそれが糸を引いている。エロかった。


怜「苦かったわ、薬みたいや」

京太郎「そうなのか?それなら無理に飲まなくても…」

怜「好きな人のやし、こういうの嬉しいんやろ?」


薬よかは苦くないしなと カラカラと笑った。

そんな怜の頭に手を載せなで始める。

怜は気持ちよさそうに目を細め それを受け入れる。

しばらくして京太郎の一物が回復した。

京太郎は怜の秘所に手を伸ばし触ってみる


怜「ひやぁ!?」

京太郎「悪い悪いでもこっちも我慢が出来なくてな」


いきなり触れて驚いたのだろう。怜は驚きの声を上げる。

怜の秘所は既に濡れていた。

そんな事を怜に告げると、怜は恥ずかしそうに ここに来る前に少し自分で弄ったと告白した。

準備はすでに出来ていた。

京太郎は軽く怜にキスすると怜の太ももに手を入れてお尻を掴んだまま持ち上げる。

近くにあった岩に背中を預け<櫓立ち>と呼ばれる形を取った。


怜「う~流石に恥ずかしいわ これ、後ろから見たら丸見えやん」

京太郎「ならやめる?」


京太郎が恥ずかしがる怜にそう聞くと怜は 意地悪や と顔を赤らめてそっぽ向いてしまう。

それを肯定と受け取り怜の膣に自分の一物を当て少しずつ入れていく。

怜の膣は桃子より狭かった。途中まで入れてきつく千切れそうだった。


怜「ッ!いっつ」

京太郎「や、やめるか?」

怜「やめんといて!お願いや!」


怜も痛みに苦しみ、そんな様子に一旦やめようかと京太郎は勧めるがいやいやと顔を振り懇願する。

せめて苦しみがすぐ終わるように 少しずつ早めに負担をかけないように入れていく。

暫くすると何かが破れた感覚と共に奥まで入った。



怜「あぐっ!…はぁはぁ」

京太郎「ぜ、全部入ったぞ」


怜は肩で息をし体を震わせる。

そんな怜に京太郎は全部入ったことを伝える。

怜と繋がっている所から血が垂れた、桃子の時以上に血が出て心配になってしまった。

しばらくそのままでいると怜も息を整え終わり京太郎を見上げた。


怜「動いてええよ」

京太郎「…」

怜「大丈夫や、痛みには慣れとるし それに…」

京太郎「それに?」

怜「嬉しいから 幸せや」


怜はそう言ってにっこりと笑った。

京太郎はもう一度 動くからなと声をかけ少しずつ動いていく。

行為の状態もあり激しくなくゆったりとしたものになった。


怜「ッ!あっ、あ、ふぐ」

京太郎「…」


最初の頃は怜も動くたびに痛がり京太郎は快楽より怜が心配になった。

怜の懇願により動きは止めなかった。

暫くすると怜も痛みが引いてきたのか喘ぎ声が出てくる。


怜「あん、んあぁ、やぁ♪」

京太郎「怜、大丈夫か?」

怜「大丈夫、痛みも引いたし気持ちええから」


京太郎は本格的に動き始める。

桃子と比べると怜の中はきつく締め上げるような形だった。

これもこれで気持ちよく、より深くを突くように腰を動かす。

蜜肉が亀頭の粘膜を刺激し突き込む度に京太郎の性感帯を刺激する。

時折ぎゅっと締め付け敏感な部分を刺激する。

次第に怜の中はぬめりをおび愛液が太ももを伝い始める。

動いているとぐちゅぐちゅと音が聞こえその音に更なる興奮を押し寄せてくる。


怜「んっ…あぁ…ぁ」


怜も気持ちよさそうにしている。

そんな怜の奥をふたたび貫き上げると 怜はたまらず呻き声を上げた。

少し激しいかもしれないが早めに怜の事を考えて早めに終わらそうとスピードを上げる。


怜「あぁ~!きょーくん激しぃ…あひ♪」

京太郎「少し我慢してくれあと少しなんだ!」


京太郎はラストとばかりにスピードを上げ怜を犯していく。

怜も全身に汗を掻き京太郎の背中に回した手に力が入った。

京太郎は背中に痛みを感じながらも下半身に込み上げてくる物を感じた。

その勢いのまま京太郎は怜の中から抜きだした。

怜の背中を精液が汚していく。


怜「あ、あ、あっひぅっ~~~~♪」

京太郎「くっ出る!」


二人は荒い息を吐き、ずるずると体を降ろしていき二人で川に浸かる。

温まった体に川の水は冷たく一息つくのにちょうど良かった。

そのまま怜の体を抱き寄せキスをすると二人はしばらくそのまま抱き合っていた。

その後拠点に戻った京太郎は桃子に邂逅一番で土下座をした。

そんな京太郎に桃子は驚いたが京太郎に事情を聞き納得した。


桃子「まぁ~横から取った形になっちゃったっすからね」

京太郎「怜の気持ち知ってたのか?」

桃子「そりゃ同じ女の子だから、わかるっすよ」

京太郎「それで~…その…あの」


京太郎がこれからの事に対して口を開こうとする。

桃子はそれを静かに聴いている。

京太郎は決心をしたのか口を開く。


京太郎「桃子の事もあるけど…怜も大事だ」

桃子「…」

京太郎「俺は…優柔不断の男と罵られるかも知れないけど二人共大事なんだ」

桃子「…」

京太郎「だから二人を取る!」


桃子はそんな ハーレム宣言的なことを言い切った京太郎に ため息ひとつ吐いた。


桃子「まぁ…独り占めできないだろうな~とは思ってたっす」

怜「せやな~きょーくんやし」

桃子・怜「「軽そうや っす」」

京太郎「ぐふっ」

桃子「胸の大きな人のをよく見てるっす」

京太郎「うぅ~…」

怜「だらしない顔しとるしな」

京太郎「ごはっ」


怜が近くの壁からひょっこりと出て来ると桃子と一緒に容赦ない言葉に京太郎の精神は悉く削っていく。


怜「まぁ好きなってしまったもんはしゃーないしな」

桃子「そうっすね 二人まとめ可愛がってもらうっす」


そういって二人は京太郎の左右の腕を取り自分の腕と絡めた。

京太郎はこれから大変そうだと苦笑いをした。


<怜が嫉妬したようです>


桃子「まだまだ増えそうっすね」

怜「そやな~大事にしてくれればいいんやけど」

桃子・怜「「はぁ~」」

二人はこの先の事を考えてため息をついた。

カンッ!


<縄張り争い>

森の中を一頭の猪が歩いている。

猪は朝食べ物を探しに出かけて今帰ってきた。

ある程度食べ物を食べ満足して帰ってきた所だ。

自分の巣に戻ってくると何かが自分の巣の中を覗いている。

猪が近づくとその何かはこちらに気づき顔を向けた。

金色に輝く毛の猿?と猪は認識する。

猿?はこちらを見て少し驚くもすぐに冷静になり 何か呟いた。


「はぁ…猪ですか、まったく衣やはじめ達を探さないといけませんのに」

「お相手してる暇はないんですの どっか行きなさい」


猿はしっしと手を振って猪を追い払う。

そんな様子に猪はイラつき前足を何度か苛立たしげに地面を掻く。

怒りが頂点に達して猿に向かって突進をした。

猿はそんな猪を見ても動じず金色の猿は片手を上に挙げ猪に振りかざす。

その瞬間ガシャーンとかん高い音と共に猪の頭に衝撃が走る。

猪は何が起きたかわからず悶える そうしてると猪は自分の体が震えているのに気づく…

寒い寒い 雨に打たれた様な、いやそれ以上に寒い 何なんだコイツは?

猪は猿に?脅威を感じ自分の巣を捨て逃げるようにその場を後にする。

猪は縄張り争いに負けたのだ。


<透華 イベント1 カン>



<京ちゃん猪狩り講座JK向け>

それは暇つぶし程度のものだった。

衣と竜華がどうやって猪を倒したの?と聞いてきたからだ。

5人は海岸に集まり 講義を受けることになった。


京太郎「まずは気を体の全体に行き渡らせます」

怜(なんやて?)

竜華(へ?)

揺杏(んん~?)

衣(気…気?)


最初から意味がわからなかった。


京太郎「次に行き渡らせた気を手と足に集中させます」


そういって京太郎は手と足を指差し 力を篭める動きをする。


竜華(アカン 気ってなんや!?)

揺杏(オカルトっぽいな)

衣(ハギヨシみたいだな)


そんなこんなで よくわからない説明を受けていると森からよろよろと猪が出てきたのが見えた。


京太郎「あ…ちょうどいいところに」

京太郎は足元にあった石を猪にむけて投げた。

石が当たり猪が京太郎に気づき怒ったのだろう。

猪は京太郎目掛けて突進してくる。

なにしてるん? うわーうわー うげぇ…トラウマなんだけど おお!あれが猪なのか! など京太郎の後ろで色々聞こえてくる。

そんな声に反応せず京太郎は集中していく、突進してきた猪にカウンター気味に正拳突きを当てる。

普通なら人の腕の骨が折れ 突進があたり人のほうが吹っ飛ぶだろう。

だがこの瞬間だけは逆だった。

猪に拳が当たった瞬間猪は木の葉のように宙を舞いドサっと砂浜に落ちて動かなくなった。


京太郎「こんな感じです わかりましたか?」

怜「アカン きょーくん役に立たん」

竜華「ウチら達だけで考えるほうがええな」

揺杏「やっぱり罠作成がいいかもね」

衣「うむ それがいいな」


満足げに顔をむけた京太郎を無視し4人は相談を始めた。


京太郎「なんで?」


<京ちゃん猪狩り講座JK向け カン!>



  • 京太郎は夢を見る-

ウサギは逃げる。

森の中を無人に走りぬけ逃げる

追いつかれるはずはない

相手は背が高いだけの猿だから

もう見えなくなったろうか?

ウサギは立ち止り後ろを振り向く

ほら消えた

猿なんかに捕まるはずがない

そのはずだったのに


「見~つけた!」


突如上から伸ばされてきた手にウサギは呆気なく捕まってしまった。


豊音「ちょーかわいいよ~~!」


ウサギを捕まえた女性は<姉帯豊音>宮守女子高校3年生で団体戦では大将を務めた女性だ。

女性には珍しい見上げるほどの飛び抜けた超長身、腰まで伸びる黒い髪に赤い瞳

ロングのブレザーにロングスカート全てが黒く染まっている。

豊音はしばらくウサギと戯れていた。

満足したのだろう。豊音はウサギを地面に降ろす。

ウサギは逃げるように走っていった その後ろ姿に またね~と声をかけ手を振り豊音はウサギと別れを告げた。

彼女にとってウサギは食料ではないらしい…


豊音「うさぎお~いしか~の~やま~♪」


豊音はのんびりと歌を歌い手を後ろで組んで歩いていく


<豊音 イベント1 カン!>




<近くの森>

京太郎「あれ…」


京太郎が川に行くと猪が川で水を飲んでいた。


京太郎「チャンスだな!」


京太郎は猪の後ろから襲い掛かり 気合一閃 一撃をくわえる。


京太郎「…」


油断なく京太郎は構えていると猪は静かに倒れた。


京太郎「あれ…?」


あまりの呆気なさに猪に近づくと所々に怪我をしている。

何者かに襲われた後のようだ。

猪に注意を向けていると後ろに草むらから ガサリと音が聞こえてくる。

京太郎は咄嗟に反応し構える。

しばらく音が聞こえ<その人>が姿を現した。


京太郎「え…?」

京太郎「えぇ…?」


その人を見て京太郎は困惑と仰天した。




京太郎「…照…さん?」

照「京ちゃん?」


草むらから顔を出したのは<宮永照>だった。

白糸台高校の3年生で、同校麻雀部の一軍「チーム虎姫」の先鋒を務める。

牌に愛された子の一人で、インターハイ個人戦三冠チャンピオンでもあり<宮永咲>の姉だ。

京太郎と咲は幼馴染にであり昔から付き合いがある。

その為、宮永照とも面識があった。


京太郎「照さん!無事だったんですか!?」

照「んっ問題なし 咲とは違うから」


照は腰に手を当て えっへんと無い胸を張った。

そんな照に変わらないなと京太郎は思った。

照は咲と違い、外面は完璧に近い他人であるほどそう見せる。

逆に身内であれば取り繕わない。咲と変わらずなポンコツで不思議ちゃんである。


京太郎「咲…は」

照「…」フルフル


京太郎は照に咲の行方を聞くも照も知らないらしい。

その後二人は近くの岩の上に座り今までの事を話した。

照はこの島に着いてから誰とも会わなかったらしい。

ここまでは森に生えている、木の実や果物を食べてしのいでいた。

獣に会ってしまった時は 自分のオカルトを使い倒し、時折逃げていた。


京太郎「オカルト?」

照「ん、これ」


京太郎の問いに照は答え 右腕を風が回り始める。

次第に大きくなり竜巻と呼べるものになっていった。

それを照が徐に反対側の森にぶち当てた。

竜巻はまっすぐに森に向かっていき 蹂躙した。

その中に骨が舞っていた。


京太郎「…」

照「一撃、必殺」フンス


照は自慢げだ。

逆に京太郎は自分が苦戦して倒した骸骨を一撃で倒され落ち込んだ。















京太郎「一人なら…俺達の…」

照「京ちゃん?」


京太郎は自分の拠点に招こうかと思ったが 自分一人では決められないことに気づく。

そんな京太郎に照は不思議そうにする。

京太郎は考える。この人を一人にしてはいけない。

京太郎は悩み渋い顔をした。

そんな京太郎に照は…


照「京ちゃん」

京太郎「照さん?」

照「私ここで待ってるから」

京太郎「え?」

照「ここで待ってる」


照は京太郎の思いを察しそんな事を言った。


京太郎「時間かかるかも知れませんよ?」

照「待ってる。でも期限つけるね」

照「私はここで10日間だけ待ってるから」

京太郎「わかりました!」


そんな約束をして京太郎は照と別れた。

チラリと見た照は足を川につけ涼んでいた。

その後ろ姿はどこか寂しそうだと感じた。




照と別れ川を歩いていると見知った人を見つけた。


衣「お~京太郎ではないか!」

京太郎「おっす、水浴びか?」

衣「そうだ!京太郎も一緒に浴びていくか?」

京太郎「頭を洗えと?」


苦笑しつつ衣に答える。ばれたか…と衣は少し笑った。

衣とはハギヨシの所で修行しているときに何度かお世話をしていた。

一緒にお風呂にも入ったこともある。

最初は京太郎も照れていたが衣の幼い体に衣自身もまったく隠そうともしないので

本当の子供を相手にしてる気分になり衣の体を見ても平気になった。

一緒に入るかと笑い京太郎は服を脱ぎ衣の頭を洗うことにした。


衣「ふふふ」

京太郎「どうした?」

衣「京太郎と出会った時を思い出してな!」

京太郎「あのときか」

衣「うむ」





京太郎と会ったのは4校合同合宿が終わった後だった。

暇をしているとき、ハギヨシが友人を招いてると聞き珍しいものだと思った。

暇つぶし程度にその友人を見に行ったのが京太郎との出会いだ。

二人を探すとキッチンに居た。

二人で何かを作っているようだ。

ハギヨシの友達なのだからどれだけすごい奴かと思ったのだが見当違いだった。

普通すぎる普通すぎた、肩透かしをくらい声をかけずに部屋に戻ることにした。

興味がわかなかったのだ。

それから暫くすると さっきの男が帰るのがドアの隙間から見えた。

呼び止め麻雀に誘ってみる。

部屋に居るときに透華達に聞いた。

今来ている男は <須賀 京太郎>といいなんでも 咲の幼馴染なのだという。

咲の幼馴染ならさぞかし麻雀もうまいだろうと思ったからだ。

結果は南場に行く前に京太郎が飛んでしまった。

その時、衣は落胆してしまい京太郎に酷いことを言った気がする。

京太郎は ちくしょー!と叫び部屋から出て行ってしまった。

しまったと思ったが後の祭りだった、京太郎はいないのでハギヨシに謝りにいった。

するとハギヨシは 彼なら大丈夫ですよ と言って笑っていた。

衣には理解できなかった。

衣と麻雀を打ったのだ。もう二度と来るはずがない。

そう思っていた。

しかし京太郎は次の日も何事もなかったようにハギヨシの下に来た。

ハギヨシに何かを教わり帰るときに衣に話掛け リベンジだ! と言ってきた。

そのときの衣はすっごく驚いたまさか、また打とうとするとは思わなかったのだ。

もう一度打つとなぜか 京太郎はタコスを食い始めた。優希の真似なのだろうか?

結果は昨日と変わらなかった。

京太郎は明日もリベンジするからな!と言い残し帰って行く。

このときは<変わった男>だと思った。

やはり次の日もやってきて帰り際に勝負を挑んでくる。

今度はエドペンを持っていた、…和の真似なのだろうか?

結果はやはり変わらなかった。

これでも駄目かと 呟いて帰っていく。そりゃ無理だろうと透華達と思った。

帰ったと思ったら戻ってきた。これお土産だったといい衣にエドペンをくれる。

3回目の邂逅は<うつけもの>でも優しい奴と思った。

またまた次の日もやってくる。

今度はサングラスをしていた、そのまま打つつもりだろうか?

暫く麻雀をしているとサングラスを外した。見えずらい…と呟いた。

…何がしたかったのだろう。

昨日より持ち南場まで麻雀は続いた、結局京太郎が飛んだが。

4回目は<飽きない男>だった。

更に次の日やはりやってきた。

今回は何も持って来てない。諦めたのだろうか?

暫く麻雀を打っているとツモる牌を手に取り上へ親指で弾く、弾いた牌をそのまま台に打ちつける。

ツモ!…あ、役ねーや 華麗にチョンボを決めた。

そういえば清澄の部長が曲芸をしていたなと思い出した。

確か悪待ちを好むと聞いたことがある。

初心者が悪待ちしてもそのまま悪待ちだろうに。

しょんぼりと肩を落とし帰って行く。

5回目は<不可思議な男>だった。




暇なのだろうか?次の日になりやっぱりやってきた。

今回も何も持っていない。なんとなく何をするかわかった。

麻雀を進めていくと カンッ!といい京太郎がカンをした。

ツモった牌を見て落胆している。

王牌なのだ、王の資格も持たない一般人に牌が答えるわけがなかった。

今度は飛ばずに終えた、それでもビリだったが。

咲に教わったのに と呟いていた。オカルトがない者にオカルトを教えても無駄だと衣は思う。

なぜこの男はこんなに衣に挑んでくるのだろう。

一回も上がれずつまらないだろうに…明日は満月だ試してみるとしよう。


次の日もやはりやってきた。

麻雀を始めるときに全力を出した。一緒に卓についた透華達も苦しそうにしている。

透華達でこれなのだ この男は耐えられないだろうと思っていたのだが…


衣「…なぜ耐えられる!?」

京太郎「はは…やっぱりこれは天江さんのオカルトか」


京太郎は顔を青くしながらも牌を切って進めていく。


衣「なぜそんなにも衣に挑んでくる!」

衣「きついであろう?苦しいであろう!」

衣「一回も上がれずつまらないだろうに!」

衣「やめてしまえばいいではないか!」


衣の叫びにも近い独白だった。

衣は恐怖していた、京太郎はどこを見てもただの高校生だ。

咲達と違い特別な力があるわけではない。

なのになぜ衣と打ってられる?

なぜ苦しいはずなのに笑っていられる!?

京太郎は青い顔しながらも少し笑っていた。


京太郎「あぁ苦しいさ!一回も上がれず悔しいし面白くもない」

京太郎「それでも俺は逃げるわけにはいかねぇんだよ」


タンッ!と強く牌を切った。


衣「逃げる?ここまで衣と打ったのだ誇る事はあっても逃げることにはならん」

タンッ!

京太郎「いいや逃げることになるんだよ」

タンッ!

衣「何から逃げるというのだ」

タンッ!

京太郎「お前達<牌に愛された子>達からだよ!」

ダンッ!

衣「ッ」

タン…

京太郎「昔からさ…咲と照さんと一緒だった」

京太郎「咲達がどういう子達か知っていたから俺は麻雀で負けてもすごいなと思うだけだった」

京太郎「でも他の人達からは違ったんだろうな」

京太郎「1回目はすごいなとか強いなですむ」

京太郎「2回3回と続けていくと他の子達は皆いなくなっていった」

京太郎「<お前達の麻雀はおかしい>だってさ」


そういって牌を切っていく。


衣「…」

タン

京太郎「照さんはしかたがないって言ってたけど」

京太郎「やっぱりどこか寂しそうだったんだ」

京太郎「だから俺は誓ったんだ!」

タン!

衣「…なんと?」

京太郎「<俺は絶対に逃げない!いなくならない!>ってな」

京太郎「照さんや咲と同じお前も一緒だ!」

京太郎「だからお前の前から逃げないし!いなくもならない!だから挑んでやる!」

京太郎「それロンだ!」

京太郎「はは 安い手だな、これじゃ1位は無理かな」


そういって京太郎は気を失った。



京太郎「あぁ~あ~あったな そんなこと」

衣「うむ、あの啖呵はかっこよかったぞ!」

京太郎「…俺には恥ずかしいだけなんだけど」


そういって衣の頭を洗い終わる。

二人はその後手を繋ぎ拠点へと戻っていく。

<水浴び?イベント1カン>



<照と合流>


京太郎「照さん!遅くなりました!」

照「…」

京太郎「…照さん?」

照「すぴー」

京太郎「…」

京太郎「このまま連れて行っちゃえ」


京太郎は照を担ぎ拠点へと戻りました。






京太郎「幼馴染の照さんです」

照「宮永照です!よろしくお願いしますね!」

怜「まさかチャンピオンと幼馴染とは」

竜華「オカルト強そうやし 頼りになるな~」

揺杏「すっごい人が来ちゃったよ」

衣「衣の同士が増えたな!」

桃子「幼馴染っすか…」じと~



京太郎「…」

照「京ちゃん?どうしたの?」笑顔

京太郎「どうせみんなと暫く一緒に過ごすんですから猫かぶり意味ないですよ」

怜「ねこ…?」

竜華「…かぶり?」

揺杏「ん~?」

衣「どういうことだ?」

桃子「あ~…リンシャンさんと同類っすか」

照「…」ぼふん

怜「!?」

竜華「!?」

揺杏「!?」

衣「!?」

桃子「…」

照「よろしく」


宮永照が<合流>しました。




  • 京太郎は夢を見る-

どこかの丘の上花が咲き誇り一面の花畑の場所に彼女は居た。


咲「…」


彼女の名前は<宮永咲>ショートヘアーの側頭部で髪の毛がツノのように跳ねている。

清澄高校の1年生にして団体戦の大将を務めた女性だ。

咲は崖端に座り足を出している。

その目線はどこか遠くを見ていた。

静かに静かに時が過ぎていく。


咲「…」


しばらくすると咲はもじもじと体を震わせた。


咲(どうしよう…気づかずにここに座っちゃったけど 怖くて動けないよ)

咲(お姉ちゃん、京ちゃん、和ちゃん 誰でもいいから助けてよ~~!)


彼女はどこでもポンコツのようだ。

彼女の勇気が先か尿意が先か 神のみぞ知る






<照と会話>

京太郎「照さん」

照「京ちゃん何?」

京太郎「いえ、久しぶりですし会話でもと」

照「うん、会話しようか」

照「ねぇねぇ 京ちゃん?」

京太郎「なんです?」

照「お菓子食べたい」

京太郎「ないです」

照「てる~ん」




<柵の修理>

京太郎「柵壊れてるかな?」

怜「たぶんな」

竜華「そんな丈夫やないしな」

揺杏「明日確認して壊れてたら直さないとな」

衣「明日は点検だな」

桃子「骸骨が入ってくるのは危険っすからね」

照「点検は私が…」

京太郎「迷子になるから駄目」

照「…」

照「…」しょぼーん

怜「あれどないすんの?」

竜華「めっちゃ落ちこんどるな」

揺杏「あ~…手伝いぐらいは」

衣「仲間はずれはよくないぞ?」

桃子「悩みどころっす」

京太郎「あれ?俺が攻められてる!?」

京太郎「あー!もうわかりました!照さんにお任せしますよ!」


全員「!?」

照「任せて!」フンス



  • 京太郎はゆm………-



「----を---する-!」

「やめ---」

「き---ぁ---」

「島---の----」

「端---?」

「黄-を--る--!」


京太郎「…」

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最終更新:2026年01月10日 12:52