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<ゾンビの助言>


怜「ゾンビなー……あれはな普通には倒せへんよ」

怜「倒してもすぐに復活するし逃げるしかあらへん……と言いたい所何やけど策はあんで」

怜「船にバーがあったやろ、あそこにお酒がたんまりあるんよ。それで燃やそうな」

怜「あとは姫子も有効やね、あの子のオカルトはオカルト封じの拳銃」

怜「当たった瞬間に普通の死体に戻るからそれでも倒せるんよ、拳銃の弾薬は鍵がかかった部屋、あそこやね」

怜「こないもんやね、ほなな~」



京太郎「へんな夢を見た気がする」




<白糸台と交流>


京太郎「あっ…どうも」

菫「あぁ…おはよう」

淡「キョウタローだ♪」

尭深「おはよう」

誠子「よっす!」

照「………」


朝ごはんを食べ終えノンビリしていると白糸台と出くわした。

挨拶を交わすと、淡が楽しげに膝にダイブしてくる、邪魔だ。


菫「ふむ……」

京太郎「なんです?」


少しばかり淡を構っていると菫にじーと見られる。

何かを考えているのか顎に手を置いていた。


菫「いや、何処に人を引き寄せる魅力があるのかと」

京太郎「………」

淡「あわーん、あわーん」

誠子「気難しい淡にも気に入られてるしね」

尭深「この子人付き合い最悪だし」

照「……んっ、私達以外には高圧的だから」


なんだろうか、淡の評価がひどい。

勝手に膝に乗ってきた淡の頬を引っ張るも鳴くだけだけで暢気なものだ。


京太郎「あまり喧嘩すんなよ?特に姫子」

淡「それは無理だね」

菫「たく……お前って奴は」


あと少しで大惨事手前の出来事を起こしかけたのにこれだ。

もう少し人付き合いを考えて欲しいと思ってしまうのもしょうがない。


<姫子と会話>

歩いていると何とも奇妙な組み合わせの2人を見つけた。

優希と姫子が楽しげに会話をしている、どんな縁だろうか。

少々気になったので足を其方へと変更し近づいていった。


京太郎「珍しい組み合わせだな」

姫子「京太郎~♪」

優希「久しぶりな気がするじぇ」


声をかけるといの一番に姫子が抱きついてくる。

相変わらず犬みたいな奴だ。


京太郎「それでこれは何の組み合わせだ?」

姫子&優希『タコス!』

京太郎「……すっげー珍しい組み合わせだな」


2人の息の合った声に驚いた。

優希は判るとして姫子も好きなのだろうか………いや、かなり前に言っていたなと思い出す。


京太郎「姫子もタコスが好きって言ってたからか」

姫子「覚えてたと?」

京太郎「もちろん」

姫子「~~~っ!」


京太郎の言葉に姫子は感激以上の気持ちが心に来て我慢ならず頬を摺り寄せる。

何度も何度も匂いをつけるかのように摺り寄せる姿は正に犬そのものだ。


優希「甘いじぇ……辛いタコスが食べたい」

姫子「私も京太郎ん奴食べたか」

京太郎(ん~…そうは言っても材料が……あるな)


2人の縋る様な眼差しを受け考えていると思いついてしまった。

船になら材料があるかもしれないと……。


京太郎「船になら材料あるだろうし作れるかも……腐ってなければ」

優希「船!船!いくじぇ!」

姫子「そいがよかね!」

京太郎「まてまて」


興奮する2人を何とか落ち着かせた。

お蔭で作る約束をされたがしょうがないだろう。





『タコスを求めて』

依頼者:優希

タコス!タコスが食べたいじぇ!
犬よ私に献上するがいい!
船のレストラン辺りでなら多分材料もあるし作れると思うじぇ
持って来てくれた良い物をあげる


<食料を調達>

京太郎「これと……これもか」


食料が心持たない事に気付き森へと入る。

熊とゾンビのことがあってから森には極力入らないようにしていたがしょうがない。

前の時に食料が採れた所を覚えていたので今日もそこを回る。


京太郎「あれ」


歩いていると視線の先にある物を見つけた。


京太郎「三尋木プロのカードだ」


近づいて手に取ると見たことあるカードであった。

確か前にも持っていた気がするのだが何処へいったか、いつの間にかなくなっていた。


京太郎「もしかして……落としたかな」


不思議に思いながらもカードを懐に入れると拠点へと戻った。


??「あぁ、いたいた。ちょっくらお礼をしないとねぃ♪」


<臨海と交流>


京太郎「そういえば…山に行くのってどうなりました?」

智葉「あぁ…そういえば別れる時にそんな事を言っていたな」

ハオ「嫌な気配がしたのでやめましたね」

京太郎「嫌な気配?」

ネリー「粘りつくような気配、黒い何かが浮き出てくるような……ね」


ネリーの言葉を聞いて考える。

夢の内容でもルフクトゥが山の上の神殿の話をしていた。

やはりあの頂上には何かがいるのだろう。


明華「出来る限りあそこにはよりたくないですね」

ダヴァン「ワタシの手も震えて……コワイデスネ」

智葉「あそこを探索するなら覚悟をしておけ」

京太郎「……何の覚悟ですか」


智葉の言葉には重みが感じられる。

智葉「もちろん――誰かを犠牲にしてでも助かる覚悟だ」

ネリー「逃げるならそれしかないね」

明華「私が居れば連れて逃げる事が出来ますが……常に一緒には居れませんので」

ハオ「他の高校の方にも山の探索を行なわせないほうがよろしいかと」

ダヴァン「死人が出ますネ」

京太郎「………判りました」


……ミーティングで他の高校に山を探索してもらうのはやめておこう。

誰かが亡くなったら新道寺のせいになってしまう。



<バカップル-清澄編->

京太郎「――――っ!!」

哩「――――!!」



久「珍しいわね」

まこ「ほんにの」

優希「喧嘩してるじぇ」

和「どうしたのでしょうか?」

咲「どうしよう…?」


夕食時に京太郎と哩が喧嘩をしている場面に出くわす。

それなりに遠いので声は聞こえないが言い争っているのは判った。


久「何時もなら哩が引くのに」

まこ「そうじゃの、三歩後ろを歩く良妻のようなお人じゃからな」

和「あそこまで熱くなっているなんて」

優希「いつもは背中に引っ付いてるのにな」

咲「京ちゃんが何かしたのかな?」


清澄のメンバーは不思議そうに眺める。

姫子と違い哩は静かに寄り添うタイプの人だ。

相手に合わせ、相手を尊重する、そんな人間だ。

なのに今はお互いに白熱し争っている、実に珍しかった。


哩(久)「姫子ばっかりずるいわ!」

京太郎(和)「そんなことないだろ!俺はちゃんと2人を愛している!」

哩(久)「嘘ばかり!他の子にも優しくして!」

京太郎(和)「そ、そんなことはない!」

哩(久)「花田に仁美、美子に……和だって京太郎に気があるじゃない!」

和「えぇ好きです!」

まこ「えぇー………」

優希「戻ったじぇ」

咲「そ、そうだったんだ」

久「自分で言っておいてアレだけど……気ある人多いわよね」

和「玄さんとか…大星さんもですかね?」

久「ゆみと智葉も怪しいのよね」

まこ「まぁ……京太郎の場合あの2人しか見てないからの」

優希「ん~…あるとしたら新道寺のメンバーだじぇ?」

咲「そうだよね……はぁ……」


そんな話をしていると2人が言い争い終わったのか此方に戻ってくる。

未だに決着ついてないのかお互いに怒っている。


久「ハロ~何で喧嘩してたのよ」

京太郎&哩『哩が(京太郎が)!』


2人はお互いに視線を合わせるとキッと睨み合う。

そして………。


京太郎「上になるか下になるかで!」

哩「私は下がよか」

京太郎「たまには上でもいいと思うんだけど……」


清澄『かいさーん』


京太郎&哩「あれ(あい)?」


蜘蛛の子を散らすかのように久達はあちらこちらへと退散するのであった。


カンッ


<臨海と交流-特別編->

姫子と淡の件で人の溝を改めて思い知った。

こんなに人がいるのだ、嫌いな人、好きな人、無関心な人がいるのも当たり前だ。

それでも協力していく上でそれではいけないと思い交流を深める事にした。

最初は外国人が多い臨海組みと新道寺を会わせてみる。

これで好き嫌いが少しだけ判るだろう。


哩「……そっちも大変か」

智葉「んっ、元々麻雀の強さだけで集められたグループだ。いろいろと……な」


早速見てみると哩と智葉が話し込んでいる。

纏める同士で気が合うのあろう、何処となく性格も似ている気がする。


哩「ばってん、仲が良さげに見える」

智葉「たしかに……最初こそ敵同士だったが今では大事な友だ」


哩の指摘に智葉は嬉しそうに顔を綻ばせる。

その笑顔に偽りはないのだろう。

智葉は本当にネリー達を大事な友達と見ているようだ。





仁美「美味い」

ハオ「喜んでいただけて嬉しいです」


次へと言ってみると仁美とハオが話し込んでいる。

二人の手にはカップが握られていて何ともいい香りが漂ってきた。


仁美「……ブレンド?」

ハオ「えぇ……お茶はいいです。人の心を落ち着かせてくれますから」

仁美「んっ、健康にもよか。何より淹れてくれた人の気持ちが伝わってくる」

ハオ「!」


何時も何かしらを飲んでいる仁美だからこそ判るのだろう。

ゆったりと楽しみながら飲む仁美を見るハオの顔は本当に嬉しそうだ。

2人の仲には確かな絆が繋がるのを感じる。




美子「ありがとう」

明華「?」


いきなりのお礼に明華は首を傾げている。

この2人は今回初めて喋ったのだ、特にお礼を言われるようなことをした覚えがないのだろう。


美子「京太郎の事、しっかりと連れて帰って来てくれたから」

明華「あぁ……そのことですか」


美子が言っているのは大人達を調べに言った時だろう。

確かにあの時は明華が居て助かった。

居なかったら暴れる熊の攻撃で怪我をしていたかも知れない。


明華「……いえ、私は自分の仕事をしただけです」

美子「それでもありがとう」


明華の言葉を聞きつつも美子は儚げに微笑む。

そんな表情の美子を見て明華は目をパチクリとした。

そして………。


美子「?」

明華「気遣いお疲れ様です」

美子「好きでやっている事だから」


明華は美子の頭を優しく撫でた。

それを美子は振り払わず受け入れている。




煌「何をしているのですか」

ネリー「んーこれ」


次は煌とネリーだ。

なんとも珍妙な組み合わせだとも思う。


ネリー「地図を書き込んでいるの」

煌「それはすばらなことです!」


ひょいっと見てみるとネリーは鉛筆で絵を書いている。

大雑把だがどうやら島の地図のようだ。


ネリー「すばらぁ?」

煌「はい!すばらです!」


最初こそ地図の話をしていたが次第に話は煌の言葉へと移って行く。

確かにあれは不思議な言葉だと京太郎も思った。


煌「素晴らしいですばら!」

ネリー「すばらぁ!」


両手を上げアピールする煌の真似をネリーもしてみる。

喋り方が独特なのか若干ネリーは舌足らずだ。

ネリーも気に入ったのかすばらと2人で言いあっている。

その様子は異様ながらも楽しそうだ。



姫子「こい何だけど」

ダヴァン「これなら合いまスネ」


最後の2人は姫子とダヴァンの2人だ。

姫子がダヴァンに拳銃を見せている。


ダヴァン「少し余裕があるのでアゲマスネ」

姫子「よかと?」

ダヴァン「……よか?」

姫子「えーと……いいの?」

ダヴァン「なるほど、日本語は難しいデスネ」


姫子の特徴的な喋りに苦戦しながら楽しそうにしている。

2人の話を聞くに拳銃の弾薬のことらしい。

姫子の銃は弾薬が少なく代えもないのでどうしようかと悩んでいたのだろう。


ダヴァン「それで銃の扱い方ですガ」

姫子「こう?」

ダヴァン「そうですねネ、構えは………ん」


その後も2人は楽しそうに銃の話をしていた。

………女子高校生が銃の話で盛り上がっているのはどうなのだろうか。



<船の探索>


京太郎「ふー……何回目だろうか」

桃子「ほーへー……ここがっすか」

姫子「何回着ても嫌だな~」

ネリー「お金の臭いがする」


今回のメンバーは些かお互いがお互いに関心がないようだ。

いざと言うときに注意が必要かも知れない。


京太郎「さて……どこから探索するかな」




<特等室>


京太郎「姫子いけるか?」

姫子「うんと……」


前に来たときに開けれなかった特等室へと着てみた。

カード式の鍵を前に姫子は少し見た後、鍵をくっ付けるとカードへと形を変えあっさり開いた。


ネリー「……鍵ならなんでも開けれるの?」

姫子「んっ、鍵以外にも色々と」

桃子「便利っすね」


姫子の鍵にネリーと桃子が食いついた。

食いついたと言っても、ネリーは黄金に桃子はすぐに部屋へと興味を移したのでどうなのだろうか。


京太郎「うわっ、俺達が泊まった所より豪華だな」

桃子「いそいそ」

ネリー「ん~~~こっち!」

姫子「あぁ……勝手に」


中を見ると豪華な一室が現れた。

京太郎が中を見ていると桃子とネリーがそれぞれ動き出してしまう。

なんともまとまりがないチームになったものだとため息をついた。


姫子「京太郎!」

京太郎「どうした?」

姫子「こい!」


姫子が嬉しそうに読んでいるので向かうとそこには自動麻雀卓が置いてあった。

電気がないため動かないが持って行けば手動で出来るだろう。


京太郎「持って帰りたいけど……これはな」

姫子「重か?」

桃子「どれっすか、これっすね。私が持ってくっすよ」


暫くどうしようかと悩んでいると桃子がにゅっと脇から出てきて影に収納し始めた。

見る見る内に影の中に麻雀卓は入っていき、消えていった。




京太郎「便利だな」

桃子「えへへ……役に立てたっすか?」


褒めると桃子は嬉しそうに頬を染め喜ぶ。

その姿は可愛いく、少しだけ見惚れてしまう。


姫子「京太郎……騙さいちゃ駄目」

京太郎「へ?」

桃子「ギクっす」


姫子に服を引かれ振り向くとそんな事を言われた。

桃子も先ほどの顔をやめ視線を逸らす。

一体こいつは何をしでかしたのだろうか?


ネリー「キョウタロウー!ベッドなくなった!」

姫子「ほら」

京太郎「………」

桃子「ひゅーひゅー」


ネリーの言葉通り見渡すと豪華なベッドがなくなっていた。

もう一度桃子を見ると冷や汗をかいている。

………もう一度言おう、このチーム大丈夫だろうか。



他にも探がすもあまり良い物は得られなった。

探し方が駄目だったのだろうか?

何故かあった弾薬だけ持っていくことにする。



京太郎「まだだ……まだあるはずだ!」


泣きの一回と言うことでもう少し探す事にした。


ネリー「………はぁ(しょうがないな)」

京太郎「?」


なんだろうかネリーのため息をつかれた。


京太郎「これは……拳銃だ」

姫子「弾薬あったし、不思議じゃなか」

桃子「SPとかのっすかね?」

ネリー「そうかも」


一生懸命探すと拳銃とお酒を入手した。

お酒のほうはアルコール度も高く燃えやすそうだ。


京太郎「それじゃ……次は」




<食料庫>

京太郎「そういえば……タコスが食いたいとか言ってたな」

姫子「作れっと?」

京太郎「材料もあるだろうし探してみようか」

姫子「うん♪」

桃子「タコスっすか、私も食べたいっす!」

ネリー「美味しいの?」


食料庫に来ると優希に言われていた事を思いだす。

丁度いいので探すと材料が何故か置いてある。

………タコスとは世界的な食べ物だったろうか。


京太郎「あとはレストラン辺りで調理できれば」

桃子「でも時間ないっすね」

京太郎「あー……お昼時だし延長してもいいかもな」

姫子「食べたか」

ネリー「お腹すいた!」


時間も丁度いいかもしれないと思い材料を手に探索を更に始めた。




<タコス作り>

京太郎「作るのは久々だな」

優希「早く早く!」

京太郎「何故いる……」

優希「タコスあるところに優希だじぇ!」


よく判らないが渡す手間が省けるしいいかと思い作成を続ける。

久々の為忘れていないかと思っていたが体が覚えていたらしい、問題なく作り上げる事が出来た。

それを優希に渡すとムシャムシャと食べだした。

京太郎「それはよかった」

優希「お礼にこれやるじぇ」


そう言って優希は何かを渡してくる。

受取ってみると……。


<哩と会話>

哩「おった」

京太郎「ありゃ、どうかしたか?」


お風呂に入っていると思っていたがどうやら探していたらしい、悪い事をした。

何か用事かと思っていたがどうやらゾンビの事らしい。


哩「許可ば得た」

京太郎「そうか、ありがとう」

哩「ただし、何があっても関せずだとさ」

京太郎「なるほどね」


自己責任ということなのだろう。

いざって時は置いてかれるかもしれないと考えていた方がいい。


京太郎「了解だ」

哩「……私と姫子は一緒やけん」

京太郎「……それも判ってる」


相変わらず此方の事情を察してくれる。

哩の言葉を嬉しく思いながらも二人を守ろうと心に誓った。



<火炎瓶作成>


京太郎「お酒もあるし、布もある作っておくか」


ゾンビのこともあるし、火炎瓶を作っておく事にした。

簡易的なものなので効果は薄いかもしれないがないよりましだろう。

京太郎「これでよしっと」


<姫子とイチャイチャ>で

前の哩とイチャイチャイベント
↓R-18注意


「あっあっ、んっ~~~♪」

「くっ……」


何度も何度も同じ動きをし哩をの中に解き放つ。

こんなに出して妊娠しないのかと思うものの哩曰く何やら憩に薬を貰ってるらしい。


「はふ……❤」

「結局哩が下か」


ぐったりと満足げに横たわる哩を見つつ少しばかり残念そうに呟いた。

最初こそ言い争っていたが結局火が付くとそんな事を忘れ夢中になっていた。

時間も時間なので哩の中から引き抜き一息ついた。


「ん~~っ、お風呂場は楽やね」

「すぐに洗い流せるからな」


体を洗い哩を抱えるとそのままお風呂に浸かる。

温泉が湧いてるお蔭でいつでも入れるのはありがたい。


「結局私が下やったね」

「くそ~~っ」


にししと笑う哩に微かな敗北感を味わった。

憎たらしくも可愛らしく、普段見れない哩に嬉しさすら感じる。

やはり自分は哩にゾッコンらしい。





「………んぁ」

「………」


そんな事を考えていると復活してしまった。

目の前に哩の白い肌があるので遠慮なく触る。

先ほどまでやっていたせいで膣内は準備万端だ、そのまま少し持ち上げると自分のを差し込む。


「ひぅっ……い、行き成り!中にあぁ~~~♪」

「したくなった」


流石に行き成り過ぎたか声を挙げる哩を心配するも動かすと気持ち良さそうに声を出す。

蠢く膣を自由に差し入れすると気持ちがいい。

最初の時とは違い慣れたせいかキツさも程よく動かすごとに此方の気持ちがいい所を刺激する。

まさに自分専用の物になっている。


「あっ、んっ……さっきより大きぃい゛♪」

「んっちゅ」


ガクガクと体を震わす哩の首に優しく口付けをする。

口を離すとそこだけ赤く染まり痕が付く。

哩の腰を掴み上に持ち上げ、此方へと向き直らせると哩はクリトリストを擦り付けるように腰を動かした。

その動きは艶かしく淫らであった。





「んっ、はぁ……京太郎んが奥に入って気持ちよか❤」

「こっちもいいな」

「んっ、キス……口付けばっ!」

「ん~~っ」


哩が口を開け舌を出してきた。

その口に京太郎も合わせると舌を絡めあう。

お互いに遠慮なしの激しいものとなりお風呂場には水音だけが響いていく。

口の端から涎が垂れるが気にせずお互いに夢中に貪った。


「んっ!んあっ、ん~~~♪」


目を開けると目を潤めている哩の顔がすぐ近くにある。

頬を赤らめ必死になっている様子は何時もの哩では見れないもので更に興奮した。

止めていた腰を更に動かすと気持ち良さそうにし口を反射的に離そうとする。

それを手で押さえ舌を更に動かす。





「~~~~っ」

「ぷはっ……やりすぎたか」


暫くして口を離すと気持ちよさと息が出来ない辛さで息も絶え絶えになっていた。

目には涙が零れ、口を開き舌だし肩で息をしている、それでも顔を全体を見れば気持ち良さそうにトロけていた。





「あひぃ♪……まだすっと!!」

「まだ絶頂してないしな!」

「あぁ~~ふとか、ふとか、あぁ~気持ちがよかよ❤」


既に哩は虜になっているようだ。

自分からも腰を動かし気持ちよくなろうと必死に動かす。

それに合わせて腰を動かすと膣がぎゅっと締まり非常に気持ちが良かった。

流石にまだ絶頂させてないので自分だけイクのは嫌だ。

顔を哩の胸に寄せて乳首を甘噛みしていく。


「あぁ、乳首は駄目やけん♪」

「感じやすいな」


嫌々と顔を振るう哩を見つつも遠慮なしに腰と口を動かす。

風呂場に言葉になっていない声が響き渡る。

既に自分も限界に近い、ラストスパートをかけ腰を激しく動かす。

なるべく奥を刺激するように深い深いスライドを行なう。

膣は熱く中は既にトロけきっていて一物に絡み付いてきて気持ちがいい、これならすぐにイケるだろう。


「は、は、は……あぁ、イクイクイクイクイク!」

「っ!!!」

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪」


最後の最後に奥へと全てを流し込む。

既に何回も出しているのに最後の最後に今日一番の出だ。

ふと哩を見ると背を後ろへと仰け反り天井に視線を向け口を大きく開けて喘いでいる。


「あぅ……あっ❤」

「ごめん、まだ……」

「よ、よか。全て受けとめる❤」


そんな哩を見ているとすぐに一物が復活した、我ながらすごい回復力だと苦笑し。

啄ばむようなキスを行い、行為を続けていく。

その後も続け結局二人が寝たのは明け方近くだった。



↓R-18 注意 姫子イチャイチャ



「あっ……ん~~♪」

「………?」


いつもどおりに寝ているとなんだか声が聞こえる。

薄っすらと意識が浮上していくごとに下半身が気持ちいい。


「……ん、声下げなかと」

「……何してんの」


目を空け見てみると姫子に跨られていた。

辺りを見渡すと拠点内部のようだ。


「我慢できなかった」

「あ~……そうだ部屋移ったけどそのまま寝ちまったのか」

「期待してたとに寝ちゃうから」

「ごめんな」


姫子と致すつもりで部屋を変えたのだが予想外に疲れてたらしく、ベッドに着くと寝てしまったのだ。

改めて状況を確認し下半身に視線を向けると姫子がスカートを捲くり見せてくる。

スカートの下には何も穿いてなく、姫子の秘所のスジの間から一物が見え隠れしていた。

姫子が軽く横に前に動かすと擦られくちゅくちゅと音が鳴る。


「あんっ……クリトリス擦れて気持ちよかよ❤」

「………」

「あっ、よか、こいすっごいよか❤」


姫子は両手を京太郎の体に置き支えると腰を前、後ろと動かし快楽を得ていく。

京太郎はそれを見るだけで姫子の自由にさせた。


「気持ち良さそうだな」

「見られてっ、よか♪」


京太郎にじっと見られるとぞくぞくと体に快感が走る。

それだけでも気持ちがいいのに腰を動かすと更に気持ちがいい。

自分自身の秘所からは既に愛液が流れくちゅくちゅと卑猥な音を鳴らしていく。

それが更に体を火照らせ動きを止められなくなっていく。


「あは……ひぅ♪♪」

「………」


前に腰をスライドさせた時に京太郎に腰を捕まえられ動きを止められた。

姫子は秘所を前に出し全てを見られている状態になる。

そして………。


少しずつ位置を変えられズブズブと一物が膣内に進入してくる。

徐々に埋められていく感覚を味わい、もどかしさと気持ちよさで静かに絶頂に押し上げられた。



「っ~~~!!きょ、京太郎」

「好きだろ、こういうのも」

「ッ!!っ!!!」


口をだらしなく開け、気持ちよさに声を挙げる。

いや、挙げているのかさえ判らない。

腰を捕まれ奥の奥へと指しこれると絶頂に至ってしまう。

何度も何度も目の前が真っ白になり、体の中を掻き毟るような快楽が駆け巡る。

受け止めきれない感覚に恐怖しつつも愛している人に絶頂させられ幸せも感じた。


「動くぞ!!」

「らめぇ……だめぇ……あっ、っ~~❤」


騎乗位と言う体勢の場合、上である女性の方が優位である。

だが、京太郎はそれを持ち前の腕力で覆い返した。

姫子の腰を両手で掴むと持ち上げる、この時に姫子はイヤイヤと顔を振り両手で必死に京太郎の手を押さえるが力の差でビクともしない。


(来っと、来ちゃう!)

「いくぞ」


最後には諦め次に来るであろう快楽へと身構える。

既に最大まで持ち上げられ一物は膣の入り口付近を擦っている。

ここから一気に降ろされたらと考えるだけで恐ろしい。


「っ~~~~~~が、はぁっ♪♪♪」

「っ!!」


京太郎の腕の力が抜かれ、足に力が入らない姫子は自然と下へと落下する。

その際に京太郎は腰を持ち上げタイミングよく姫子の押し上げた。

一物が姫子の最奥を思いっきり押し上げる形となり姫子は息を吐き出し絶叫する。


(何されたと……降りられなか………❤)

「―――」


奥へと当てられた瞬間にまたもや絶頂に至り、思考が出来ない。

定まらない視線で下を向くと姫子のぷっくりと膨らんでいる恥丘が京太郎の腰に押され潰れ秘所からは潮を噴いている。

びちゃびちゃと止まらず京太郎にかけてしまうが姫子自身では止め様がなかった。


「あぅ……あぅ、あ~~っ❤」

「やりすぎたかな」


だらしなく舌を見せる姫子にやり過ぎたかと思うものの腰が勝手に動き出す。

姫子を持ち上げてから落すという作業を繰り返し、パンパンと音を出し腰を振るった。






「ひぅ、―――!!あっ、あっ、あぁ~~~♪」

「くっ」


どのぐらい刺激を与えられていたか判らないが、京太郎が起きるまで擦られ快楽を施されていた

一物はギンギンに硬くなり、更なる快楽を求め膣内を擦っていく。


「京太郎っ、激しかっ、すごかとくるぅ……♪」

「っぁ!」


ぎゅ~と締め付けられ限界がやってくる。

最後と言わんばかりに一番奥へと差込射精を開始した。

一回目という事もあり量が多く姫子の子宮内を真っ白に染めあげた。


R-18 +へたくそ絵注意

「っ~~!いっぱい、中にいっぱい❤」

「うぉ……締め付け過ぎだ!」

「わかんにゃい、無理、無理、あっ…あ、ふぁ、あぁ~~~っ❤」


ガクガクと足を震わせ力尽きたのか、そのまま姫子はふわりと倒れこみ息をつく。

その際に一物が膣から抜け落ち、こぼりと精液が流れ出す。


「姫子……?」

「んっ、すいとぉー、こい、よかよ❤」


結構無理したと思ったが姫子的にはありらしい。

ただ、体力が持たなかったのかそのままスヤスヤと眠りに就いてしまった。

京太郎はそんな姫子の頭を撫で後片付けもそのまま眠りに就いた。



「あぁぁ~~はよ、片付けしなきゃ」

「まずは………」


部屋を片付け、皆が起きる前にお風呂に入るのだった。

その後、宮守の人達と会ったが元気なく欠伸を多くしていたのが若干気になったりもした。


カンッ



  • 74日目-朝

明華「着きました」

憩「そしたらゾンビを一匹見つけて欲しいんやけど」

照「探ってみる」

哩「こっちは準備ばしとく」

桃子「一応影も出しとくっす」

京太郎「俺と姫子も警戒しとくわ」

姫子「ん、戦闘準備ばしとく」


元大人の拠点に朝早くから立ち入り準備を進める。

辺りは前と変わらず物が散乱しており、人の気配が感じられない。

それでも異様な気配が漂っていて何かが居る事は確かなようだ。




照「………いた」

哩「何処に……」


準備を始めて10分位経つと照が声を挙げた。

その声に反応し他の人達も更に警戒を濃くし辺りを見渡す。


京太郎「あれか……」


遠くを見ていた京太郎が最初にそれに気付いた。

のそりのそりと此方へ向かって歩く人影が見えたのだ。


京太郎「3体のゾンビが向かってます」

桃子「一体で良かったっすよね?」

憩「せやね、残りは邪魔やしいらんなー」

哩「姫子、行ける?」

姫子「問題なかですよ!」



姫子「ッ!!」


バンっと大きな大きな音が鳴った瞬間、遠めに見えていたゾンビが倒れた。

姫子の拳銃が当たったようだ。


明華「当たりましたね」

桃子「よく当てれるっすね」

哩「姫子、次ば」

姫子「了解とです!」



京太郎「ビューティフォー」

姫子「褒めて!褒めて!」


邪魔なゾンビを見事に打ち倒し姫子は嬉しそうに寄って来た。

頭を優しく撫でると更に嬉しそうだ。


哩「ん~?」

照「どうかしたの?」

哩「………姫子ん拳銃受けた敵が動かんね」

桃子「拳銃一発で終わりっすか?」

明華「ずいぶん弱いゾンビですね」

憩「どうなんやろな……とりあえず向かってきているゾンビ1体捕獲お願いなー」


その後よちよちと向かってきたゾンビを桃子が影で縛り、哩が鎖で確保し明華が風で空気を遮断した。

準備が整い憩がその場でゾンビの様子を見ていく。


京太郎「問題なさそうだな」

姫子「順調やけんね」


辺りを見渡しつつ警戒をしているが問題なさそうだ。


憩「判ったわ」

京太郎「どうでした?」

憩「結論から言うと…空気感染はしないなぁー」

哩「んっ、まずはひと段落やね」

憩「纏めるとなー」

憩「かなー」

桃子「ん~?鶴田さんの倒した敵は動かないっすよ?」

憩「そっちも調べたんやけど……あっちは普通の死体に戻っとるな」

姫子「?」

哩「拳銃がすごかね?」

照「……鶴田さんはオカルト殺し持ってる」


全員『オカルト殺し?』

京太郎「瞬間的に死体に戻ってオカルトが解けたってことですか?」

照「たぶん」

姫子「はー……そんな力が」

哩「どちらにしろすごか力やし、役に立つな」

京太郎「ゾンビは姫子かね?」

姫子「……できれば見たくなかですけど」

哩「私だって嫌だ」




憩「あとは海や川も危険かもなー」

桃子「魚食べれないっすか?」

憩「ゾンビのウイルスが流れてたらアウトやね」

京太郎「……思ったより深刻か、憩さん薬は作れないですか?」

憩「作れるかも知れんけど……材料がな」

京太郎「そこら辺も考えておかないとか」

明華「とりあえず……飲み水は温泉にしてもらって魚は食わないようにですかね?」

照「お魚……」

桃子「食糧調達が大変になるっすね」

全員『はぁ~……』


その後更に調べてから拠点へと戻った。



京太郎「久々に体鍛えるか」

京太郎「………」

京太郎「………」

京太郎「………」


美子「なにしてるの」

京太郎「運ってどう鍛えればいいでしょうか」

美子「………麻雀でもすればいいんじゃないかな」

京太郎「なるほど……」


その後めちゃくちゃ麻雀をした。



<哩姫と会話>


姫子「えへー♪」

哩「……ズーン」

京太郎「なんだこれ」


お風呂から上がり戻ってくると嬉しがる姫子に落ち込む哩がいた。

何が何やら判らないが両極端な2人も珍しい。


京太郎「何があった」

姫子「役に立てて嬉しか!」

哩「鎖でじゃらじゃらと巻くしか脳がなかよ」

京太郎「あー……」


今日あった事を気にしているのか。

確かに姫子の力が前より上がっていて、すごくなっている。

それを哩は気にしているのだろう。


京太郎「やー……哩も役に立っているから」

哩「本当?」

京太郎「人を纏めるのをまかせっきりだしな……ありがとう」

哩「んっ……そいは、部長として」


後ろから抱きしめ素直な気持ちを伝えると哩は照れ頬を染める。

やっぱりこういう所も可愛いなと思う。


姫子「部長嬉かそうです」

哩「ひ、姫子!」

姫子「ひゃー♪」


姫子の言葉に顔を真っ赤にさせ哩と姫子は嬉しそうに追いかけっこを始めた。

それを楽しげに見守った。


京太郎「誰かを誘って麻雀でもしようかな」


京太郎「えっと………」

照「……負けたらお菓子ね」

衣「ふっふっふ、遂に衣の時代が来た!」

穏乃「よろしくね!」

京太郎「終わったかも」




<麻雀結果>

京太郎「意外といけた?」1位 126

照「むー……」2位126

衣「衣何か悪い事したかな?」4位86

穏乃「うわーうわー……何もできなかった」3位95


久々の麻雀は楽しく、何気に1位を取れた。

これもオカルトのお蔭なのだろうか?


????「むっ………力に揺らぎが」

????「気のせいか?いや…調べる必要があるな」


膨大な神の力を手にし馴染むまで休んでいたのだが、ここで力に揺らぎを感じる。

ほっといてもいいが、何があっても困るので動く事にしよう。

神の力に引っ張られ少しばかり気だるいが問題はない。

????は腰を浮かせるとそのままふらりと移動を開始した。




<船の探索>

憩「医務室と……倉庫やね」

明華「ウイルスを防ぐ薬の材料ですか?」

京太郎「んー……そっちを優先したほうがいいかな」

姫子「京太郎に着いてく」

京太郎「さて……まずは」


<医務室>

憩「これとこれとあれもやね~」

明華「……わかりませんね」

姫子「こいとかすごそう」

京太郎「流石に医療の知識はないしな、憩にお任せかな」


医務室に着くと憩はあちら此方へと動き薬を拝借していく。

流石に慣れている事なので特に問題もなく集まった。


京太郎「作れそう?」

憩「特効薬は無理やけど、抑えるのはいけそうやね」

姫子「治らなか?」

憩「必要な薬がここにはないんよ。倉庫いかな、アカンな~」

明華「なら行った方が良さそうですね」

京太郎「そうだな」

姫子「鍵~♪鍵~♪」


念のため姫子に鍵をかけてもらう。

これで自分達以外は使用できないだろう。

ゾンビが徘徊している今かけれる所はかけて置いて防犯をする。


京太郎「何処に行くか」



<通路>


姫子「ん~?」

明華「どうかしましたか?」

姫子「……幽霊出なかと思って」

憩「噂のやつやね~」

京太郎「噂になってるのかよ」


通路を歩いているとそんな話題になった。

だが、確かに姫子の言うとおりだ。

前まで嫌になるほど受けていた怪奇現象が止まっている。


京太郎「逃げたかな?」

姫子「着いてきてなかよね」

憩「拠点のほうは永水さんが居るし大丈夫だと思うんやけど」

明華「巫女って初めて見ましたね~」

姫子「破ぁ!!とか言って払うとかな?」

憩「お寺じゃなくて神社だと思うんやけど」

明華「なんですか?それは」

京太郎(うん、普通に仲いいな)


<倉庫>


憩「こっち開けれる~?」

姫子「んっ、問題なかよ」

明華「次はこのコンテナですね」

京太郎「やっべー……やることがない」


倉庫に来たはいいがやる事がなかった。

明華が風でコンテナを運び、姫子がそれを開け、憩が必要な物を調べる。

特に必要とされなくなり暇をもてあました。


京太郎(こっちはこっちで何か探しておくかな)


京太郎「こんなもんかな?」


ある程度漁り、必要な物を鞄へと入れていく。

少ないがこれだけあればある程度役に立つだろう。


京太郎「あれ………これって」


ふとある物を目に入り広げてみる。

それは拠点でもよく見かけるものであった。

白と赤を基調にした服装で-巫女服-と言う。


京太郎「…………」


姫子『京太郎ー♪似合う?』

哩『こいもたまにはよか』


脳内で巫女服を着た二人が思い浮かぶ。


京太郎「アリだな、うん。アリだ」


手に入れた巫女服を大事に仕舞い込み、満足げに頷いた。


京太郎(もしかして……ここには他にも服があるのかも)


今度時間があった時に探してみるのもいいかも知れない。


京太郎「次は何処へ行こうかな」



<バー>


京太郎「ここはここで異様な雰囲気だな」

憩「お酒も持ってってな、アルコールとして使えるし」

明華「……口に含んで噴けば火噴けますかね?」

憩「やってもええけど、治療せーへんよ?」

姫子「………」

京太郎(…姫子の奴やろうとしたな)


憩の言葉に姫子がそっと棚にお酒を戻すのが見えた。

ごくたまに訳の判らない行動をしようとする。


京太郎「………」

憩「飲むのもアカンよー!」

京太郎「……ですよねー」


じーとボトルを見つめていたら注意されてしまった。

少しばかりと思うものの医者に言われてはしょうがない。

諦めて鞄に詰め込むのであった。

憩「こんだけあればええなー」

姫子「帰っと?」

京太郎「そうだなー……どうしようかな」

明華「私が居ますし夜になっても帰れますけど」


京太郎「ふむ」

<帰らない>


<京太郎と玄のおもちルート ダイジェスト!>


玄「おもちが足りない」

京太郎「胸ー……胸ー……」


とある無人島のとある洞窟で2人の男女が寝転び苦しそうに呻く。

2人の口から出た言葉はおもち、胸と意味不明なものだ。


京太郎「俺は玄さんのがあるからいいんだけど……それじゃ駄目なの?」

玄「何を言いますか!仮に京太郎君が男性の一物を好きだとして自分ので興奮しますか!」

京太郎「しないな」


前から思っていたことを聞いたらすごい例えで返された。

確かにそれで反応したら変態だ、いや今の状況もだいぶあれだが。


玄「くっ……おもちがあれば!」

京太郎「なんだか残念な人みたい」

玄「やん♪」


取り合えず、自分もおもち成分が足りないので玄の胸を後ろから抱きしめ揉んでみる。

うん、柔らかくて大きくて形も良い素晴らしい胸だ。


京太郎「そうだなー……探しに良くか」

玄「おもちを?あんっ……♪」

京太郎「このままじゃ埒があかないしな」

玄「なら和のがいいです!」

京太郎「無理無理」

玄「えー」


残念そうな顔を此方に向けてくるが無理だ。

あの鉄壁の和の事だ、虫を見るような冷たい視線で出迎えられるに決まっている。


京太郎「和より楽な人いるじゃないですか」

玄「いましたっけ?……ん~♪」

京太郎「むしろ被害者と言うべきか……玄さんと同じぐらいの胸で近くて」

玄「あー!!お姉ちゃん!!」

京太郎「YES!」

「「探しに行こう!」」



宥「……さ、さむい」


2人が飛び出した瞬間、彷徨っていた宥は寒気を感じたとか。




京太郎「……なんだ貧乳か」

玄「……戦闘力1のゴミめ」

優希「こいつら、行き成りひどいじぇ」


貧乳娘と出会い。


京太郎「……どっちだ?」

玄「おもちマイスターの私が判らないなんて」

怜「ふふふ……私の胸は可変式や!」

京太郎&玄「「な、なんだってー!!」」


胸がコロコロ代わる人はコンマで判定し……。


京太郎「いたぞー!胸だー!」

玄「……微妙、太股はむちむちなのです」

憧「ひどっ!玄!あんた言っていい事と悪い事あるでしょ!」


どっちか判らない微妙な人と出会い。(あこちゃー)


京太郎「今度こそ!」

玄「見つけました!お姉ちゃん!」

宥「ひゃ、ひゃ~~!!」

京太郎&玄「「燃えた!?触れられないだと!?」


見つけても仲良くならないと追い払われ……。


玄「……京太郎君、諦めましょう。この人は駄目ですのだ」

智葉「………ふっ」

京太郎「いえ、玄さん……この人は……この人はサラシを巻いてます!」

玄「ふわ!?」

智葉「バレたか!」


胸を隠す人も居て……。


京太郎「逃げろー!!!」

玄「あわわわ……あんな大きな胸見たことないのに~~!」

京太郎「そんな事言っている場合かー!!」


霞「うふふふ……」

小蒔「………」ゴゴゴゴゴゴゴ


巫女さんに追いかけられ。

それでも2人は諦めず、おもち少女を集め回る。

自分達のおもち帝国を築き上げるべく駆ける。



京太郎「玄さん」

玄「なんですか京太郎君」

京太郎「俺……俺、玄さんに会えて良かったです」

玄「私もです」






京太郎「さて……何処へ行こうか」


<看護室>

憩「ん~カルテとか置いてあるなー」

京太郎「役に立つのか?」

憩「一応名簿ものもあるし、何人船に乗ってたかとか判るんよ」

姫子「人ん数?」

明華「ゾンビがどのぐらい居るか大雑把に判ると?」

憩「うん、……ウチら除いたら……少なくとも100人は……」

京太郎「うげ……」

姫子「一度に襲い掛かってきたら……」

明華「さすがにゲーム見たいには行きませんね」

京太郎「ゲームなら無双できるけど現実だとこんなにも恐ろしいのか」

憩「感染力に数、体の一部が破損しても動く……実際はやっかいなんやで~」

姫子「よか判ったばい」

京太郎「脅威を改めて認識した所で探してみるか」

全員『はーい』



京太郎「ん~……役に立ちそうなのはないな」

憩「看護室やしね、車イスとか松葉杖とかぐらいやな」

明華「けが人が出た時などは役に立ちそうですね」

姫子「そん為にも此処ば拠点に出きっようにしなかと」

京太郎「やっぱり電気が必要かな」

憩「せやなー……温泉あるし水は平気だとして拠点にはピッタリやけど」

姫子「前に神話生物が居た事考えっと、あまり……」

明華「まだ何かいそうですね」

京太郎「定番と言えば……プールとかに巨大な水棲生物とかが……」


シーン


京太郎の言葉に皆は静まりかえる。

全員が全員耳を澄まし何か起こらないか警戒をしているようだ。


京太郎「……フラグなし」

姫子「何かくっと思った」

憩「なんもなくて良かったけどな~」

明華「他の所へ向かいましょうか」


京太郎「看護室は特に何もないな。何処へ行こうか」




<B1F客室>

京太郎「そういえば、ここだけ客室あるよな」

姫子「地図見っと此処だけ?」

憩「ん~……特等室なんやろか?」

明華「鍵掛かってますね」


地図を見ていると1つの部屋だけ取り残されたように隔離されている。

不思議に思いやってくるも扉自体は普通の客室の物だ。

明華がぐいっと扉を開くも鍵が掛かっているのかビクともしない。


京太郎「姫子」

姫子「んっ、任せて」

憩「便利やねー」

明華「探索に向いてますよね」

姫子「むふー♪」


2人の褒められ姫子は嬉しそうにしている。

実際役に立つのでありがたい。


姫子「開いたー♪」


眺めていると開いたのか姫子は嬉しそうに扉を開いた。




京太郎「っ!!」

姫子「ふぁ!?」


姫子が扉を開いた瞬間悪寒が体を駆け巡る、すぐさま姫子を抱きしめ横へと飛ぶ。



ガンッ!!!



それと同時に姫子の頭があった場所に鋭い刃物が突き刺さった。

もし当たっていたら即死していただろう。


京太郎「姫子!!!鍵閉めろ!」

姫子「っ……」


扉に突き刺してしまい、すぐに抜けないのか部屋にいた者は抜こうとしていて出てこない。

京太郎は、足で扉を蹴り閉めると姫子へと鋭く声をかけた。

姫子は驚きながらも慌てて鍵を取り出し扉の鍵を閉めた。


京太郎「逃げるぞー!」

姫子「ひゃー!」

憩「………」

明華「オカルト使います」


明華が即座に風を纏い3人の服を掴むと外へと逃げ出す。

風に覆われた4人はもうスピードで廊下と階段を駆け抜け外へと無事に脱出することが出来た。


姫子「うぅぅぅ……」

京太郎「はぁ~……」


先ほどの事を思い出したのか姫子は泣き喚き京太郎へと抱き付く。

あと一歩で死んでいたのだ無理もない。


憩「なんやったんやろ」

明華「ん~…見えたのはギザギザの刃物でしたが」

京太郎「………」


2人の言葉を聞き京太郎は考え込む。

先ほどの奴はなんだったのか……。




京太郎「……うげ、あれって『ミ=ゴ』じゃねーか」


鈍い銀色に輝く腕を見て思い出す。

前に戦ったミ=ゴと同じものだ。


憩「復活した~?」

京太郎「……前に生きていた奴が残っていた?」


確かにミ=ゴの死体はなかった。

あの時の奴が生きていて徘徊していてもおかしくはない。

でも何かがおかしい。


京太郎「………もう1体居たか、自分が死んだ時の為にクローンか何かを残していたかだな」


今でも少しだけ覚えている。

ミ=ゴに倒された時の激しい熱を……。

あの時のミ=ゴが生きているとはどうしても思えなかった。


京太郎「とりあえず……拠点に帰るか」

姫子「ううぅう……」

憩「せやね」

明華「ふぅ~……どちらにしろ面倒ですね」


姫子を落ち着かせるためにも拠点へと1度戻る事にした。


<哩と幸運を鍛える>


哩「ツモ!!リザベーションクリア!」

京太郎「………する必要あるの?」


みんながお風呂に入っている間、暇なので麻雀卓を弄っていると哩がやってきた。

牌を触っているのを見られ 麻雀でもやるかと言う話になりやっている最中である。


哩「つい……癖で」

京太郎「ん~2人だとロンよりツモが多いな」

哩「まぁ…牌も少なかから」


その後も皆が上がって来るまで哩とのんびりと麻雀を続けた。



<哩と会話>

京太郎「………」

哩「どげんしたと」

京太郎「今日も今日とで色々あったなと」

哩「あー……姫子から聞いた。大変やったな」

京太郎「毎日何かしら出てくるから疲れてな」

哩「熊にゾンビに神話生物に……」

京太郎「あいつらを作り出している奴は何を考えているんだ」

哩「さぁ……私らが苦戦してっと見て楽しんとっとか?」

京太郎「そっか、そういのもありか」

哩「さすがになかと思うけどね」

京太郎「まぁ可能性の1つではあるけどな」

哩「面倒やね」

京太郎「面倒だな」


その後、2人はアレコレと喋り続け眠くなるまで会話を続けた。



<怜の一周占い>

怜「よーよーあんちゃん、詫びの品は持ってきたかー」

京太郎「………侘びじゃないけどお菓子は持ってきたぞ」

怜「わーい、もごもご」

京太郎「食べるの早いな」

怜「私の能力は頭よー使うものやし」

京太郎「あー……」

怜「体力も使うしで疲れるからなー」

京太郎「それを頼みに来た俺は……」

怜「ええんやない?使えるもんは親でも使え言うしな」

怜「さてと……どれについて聞きたい?」


<熊について>

怜「熊なー」

京太郎「あれから何もないからな」

怜「う~ん……襲撃うけとるね」

京太郎「……ゾンビ?」

怜「せやなー…ゾンビと熊と狼による3つ巴が起きてるなー」

京太郎「……凄い事になってね?」

怜「ゾンビはBADイベントやったしな、まさか大人達を更に調べられるとは思ってもみなかったわ」

京太郎「?」

怜「こっちの話、取り合えず心配はないけど時間が経てば経つほど危険は高まるな~」

京太郎「判った、ありがとう」

怜「気分ええからもう1個ええで」


<船について>

怜「取り合えず……個室のミーゴさんは、引きこもりやから」

京太郎(神話生物の引き篭もり)

怜「戦いたいとかなければ放置で」

京太郎「お、おう」

怜「拠点にしたいなら、電気系統直して、水周りも直さなアカンな」

怜「電気系統を直せば何かあった時の脱出船にもなるな~」



<淡の好感度は一定数を越えました>


???「くっ……またか」


力が抜けていく感覚が体を駆け巡り、ダルさが体を蝕む。

肩で息をし近くの木に手を付いた。


???「やはり、これはあいつらか」


あと一歩……一歩で念願叶うという時にこれだ。


???「くっく……やはりあいつ等は邪魔か」


息を整えるとそのまま、ふらりふらりと移動を買開始した。



<姫様イベント>76日目-朝-


小蒔「お、おはようございます」

京太郎「……おはようございます?」


朝起きて食事の用意をしようとしていると小蒔に頭を下げられた。

怪訝そうに見ていると小蒔の後ろ奥に食事が用意されている。

これは一体何なんだろうか?


京太郎「えっと……?」

小蒔「嵐の日に助けられたと後から知りまして……改めてお礼を」

京太郎「あーあー……」


確かに前に永水女子を助けたことがあった。

その時の事を言っているのかと納得した。

思い返すとあの時、小蒔は一言も発さず寝ていたように思える。


京太郎「……ありがとうございます」

小蒔「くすっ……此方のセリフですよ?」

京太郎「そうでした」


既にご飯が作られている事もあり、受取る事にした。

新道寺の全員を起こし、小蒔が作ってくれた食事をありがたく頂いた。


<姫子と掃除>

京太郎「そういえば」

姫子「ん?」

京太郎「こうして姫子と掃除するの久々な気がする」

姫子「………前一緒にやっとっといつだっけ?」

京太郎「………」

姫子「………」


京太郎「覚えてないな」

姫子「うん、豆にやらなかといけんね」

京太郎「そうだな……此処最近忙しかったしな。たまには拠点を重点的にやるのもありか」

姫子「柵も直さなかと」

京太郎「ゾンビに熊に…あー……敵が多い」

姫子「くすっ……今ん京太郎がゾンビ見たか」

京太郎「ははは…本物になるのは勘弁だけどな」

姫子「んっ!注意しよ?」

京太郎「おう」

<拠点周りの警邏>

京太郎「……へぶっし、雨の中を歩くのは無理だな」


雨の中、警邏をしてみたがいまいち暗く雨で視界が遮られよく判らない。

今も暫くの間、歩き休憩で木下に移動した。

雨に濡れたせいで寒気が走り体が少し震える。


京太郎「………」


その寒さに身を任せ、ボーとしてみる。

そうしていると雨の音が心地よく耳に聴こえて来た。

京太郎はその後も暫くの間、その場に留まり心を休めていく。


<拠点周りの警邏>

京太郎「……まだ風呂開かないかな」

仁美「……こん雨ん中警邏するとは」

美子「ゾンビの件もあるし私達もやっておけばよかったね」

京太郎「や、こんな無茶は俺1人でいいですから」

煌「う~ん、スバラくない」

京太郎「頑丈ですしこれぐらいなら平気です。へぶしゅ」


心配されないように力瘤を作りポーズを決めてみる。

と同時にくしゃみが出てしまい更に心配された。


哩「あー居った、風呂開いたから」

京太郎「すぐに入ってくる」

姫子「憩にも見てもらうように言っとく」

京太郎「へーい、頼むわ」


<仁美と美子と会話>

仁美「………」チュー

美子「………」

京太郎「……何してんですか?」


お風呂から上がり戻ってくると何かを作業している美子の隣で仁美がいつもどおりに飲み物を飲んでいる。

や……手伝えよと思うものの美子のしている作業を見て納得した。


京太郎「いつもありがとうございます」

美子「好きでやっている事だから」

仁美「手伝いたいけど……無理」

京太郎「ですよねー」

美子「仁美ちゃん、自分の指ばかり突っつくから」

仁美「針が勝手に来っと!」

京太郎「手を真っ赤にさせた時は何事かと」

美子「あれは驚いたね」

仁美「なんもかんも服が悪い」

美子「大会以来よく聞くね。そのフレーズ」

京太郎「そのセリフ気に入ってません?」

仁美「結構気に入ってる」


そんな会話をしつつのんびりと過ごした。


<麻雀大会>

京太郎「よろしくお願いします!」

照「今日こそは勝つ」

小蒔「ぐー……」

豊音「わーわー!ちょーたのしみだよーー!!」


<結果>

京太郎「あ……勝てた」102 1位

照「……また」70 3位

小蒔「………な、なんとか2位に!」96 2位

豊音「楽しかったけど負けちゃった」67 4位


<照の好感度一定数達成>

???「ぐはっ……」


昨日と比べて更に力が抜ける。

遂に膝を地面についてしまい倒れそうになった。


???「ええい……忌々しい」


力が入らない手を見て暫しの間、怒りに震える。


???「……ふぅ」


だが、それも束の間、すぐに起き上がると踵を返す。

このまま襲撃をしてやろうかと思ったがやめた。

中途半端な力を振りかざした所で返り討ちに会うだけだ。

この調子のなら最後の力も取られると考えた方がいい。


???「練り直すか」


ため息を1つ付き拠点へと戻る事にした。



<風邪をひきました>77日目-朝-


憩「風邪やね」

京太郎「ごほん」

姫子「……京太郎」

哩「やっぱりか」

美子「昨日のがあたっちゃったね」

仁美「……ゆっくり休め」

煌「後でお見舞いいきますね!」









怜「やーやーお揃いやね」

京太郎「ごほ……怜さんも風邪ですか?」

怜「調子こいて2回占ったのが駄目やった。体力なくなってそのままコロリと」

京太郎「なんかすいません」

怜「好きでやったことやから、それより今日はよろしくな」

京太郎「ええ…」

憩「出来る限り2人は離れてなー治って移しての繰り返しになられるのも困るしな~」

怜「えぇ~」

憩「大人しく寝ててな」

京太郎「はい」



<哩姫(愛情度190)>

ふと………自分の後ろを向いてみた。

向いた先には、自分の歩いてきた軌跡でもある靴跡が砂浜に点々と続いている。

夜の散歩に来たのだが、だいぶ遠くまで来てしまったようだ。


(いろいろとあったな……)


振り返った際にそんな感想を抱いた。

砂浜に漂着し歩き続けて………。


姫子を助けて、言葉に不便しながらもお互いにお互いを助け合って生き残ってきた。

今思えば相棒が姫子でなければどうなっていたことやらと思う。

不安もあったろう、恐怖もあったろう、異性である自分との生活は彼女には苦痛であっただろう。

それでも明るく自分を支えてくれた姫子には感謝をしきれない。

今思えば姫子に惹かれたのは必然だったのだろう。


(姫子が熱を出して………鍵を手に入れて、遺跡を見つけて)


遺跡を探索する時に哩が現れたなーと暢気な感想を抱く。

あの時は嫉妬してすごい態度を取ったものだ。

前から姫子の口から出ていた頼れる先輩、実際会っても姫子の言うとおり頼りになる人物であった。

かっこよく、クールでそれでいて少しばかり抜けていて………かっこよさと可愛さの両方を持っていた。

最初こそ嫉妬したものの、付き合ってみると奥深い女性でもあった。


元気いっぱいで自分を癒してくれる姫子、クールであり後ろからそっと支えてくれる哩。

この2人と一緒に居られる自分は誰よりも幸せ者だと思う………たぶん。


「………」


そこまで考えて足を止め空を見上げる。

空には満点の星空があり、眩く京太郎を照らしている。

少しばかり目を細めため息を付いた。


(ずっと一緒に居れるのかな)


どうしてもそんな不安が心を支配する。

幸せであればあるほど………満たされているほどに怖くもなる。


「京太郎♪」

「こんな所におった」

「あれ?」


ボーとしていると腕に柔らかい感触が当たる。

右を見ると姫子が嬉しそうに抱きついてきている。

左を見ると哩が呆れたように此方を見ていた。


「お散歩?」

「暇つぶしにね」

「1人じゃ危なかよ」

「あはは………ごめん」


哩が更に呆れてしまった。


「別によかじゃなかですか?」

「京太郎に何かあったら泣く」

「あー………」


哩の真剣な表情に姫子も納得してしまう。

心なしか姫子の手の力が強くなった気がする。


「なるべく、気をつけます」

「嘘だ」

「嘘やね」

「ひでー………」


2人の言葉に苦笑しつつ踵を返した。


「あっ………」

「どげんしたと?」


振り返った先には、京太郎の足跡の隣に二つの足跡が残っていた。

哩と姫子のつけた足跡だろう。

足跡が3人仲良く並びここまでの軌跡を描いている。

それが今は無性に嬉しかった。

これからも3人一緒なのだと認められた気がした。



「わぷっ」

「!!」


この気持ちをどう伝えて言いか……言葉に出来ず、2人を引き寄せぎゅっと抱きしめる。


「ぬっか……♪」

「ぬっかにゃ~」


抱きしめていると姫子は嬉しそうに顔を京太郎に埋め、哩は顔を真っ赤にさせ視線を逸らす。


「ずっとずっと一緒だな」

「当たり前!」

「だな」


2人に肯定され少しばかり涙が出てくる。

前言撤回、やっぱり俺は一番の幸せ者だ。


<哩姫 カンッ!!>


77日目-昼-


美子「大丈夫?」

仁美「んっ、飲み物持ってきた」

煌「果物もありますよ!」

京太郎「げほっ………ありがとうございます」


ボケ~と怜と憩と会話しながらしているとお昼頃になったのか、美子達がやってきた。

それぞれが心配そうな表情をしていて手に何かしら持っている。


仁美「ヤシの実ん飲み物」

京太郎「どうも」

煌「こっちはりんごに蜜柑に……」

京太郎「蜜柑まで生ってるのか?」

煌「探せばある物ですね」

*1

美子「私は水を替えてくるね」

京太郎「どうもです」


皆とわいわいとお昼は過ごしました。


77日目-夜-

姫子「きょ~たろ~………」

哩「元気にしとっか?」

京太郎「だいぶ良くなったよ」

姫子「………きょうたろう」

哩「よかよか、流石憩やね」

京太郎「流石だな」

姫子「ぐすん、京太郎」

哩「………」

京太郎「………」


なんだろうか………先ほどから姫子が名前しか呼んでないような。


憩「そろそろ帰ってな~」

怜「かーえーれ、かーえーれ」

姫子「やだ、一緒にぬっとです」

哩「ここにぬっと?」

姫子「京太郎と一緒ならぬっかやけん、ぬっとです」

哩「そっかぬっとか」

怜&憩(ぬ?)

京太郎「あはは………」


結局2人は憩に追い出されました。


<小蒔信頼度一定数に達しました>


???「最後の力も………か」


自分の拠点に戻ると同時に最後の力が抜けていく、否、戻っていった。

流石にここまでされたら怒りすら湧いてこない。


???「それでも多少は、私のところに留まっただけでも恩の字か」


頼ろうと力も不安定な代物とわかっただけでも運が良かったともいえた。

彼は暗い暗い穴の其処でもう一度計画を練り直す。


???「さて………どうするか」



<生命力回復>


京太郎「はふぅ~………」

仁美「ぬっか?」

京太郎「暖かい」


場所は、お風呂場。

体が丈夫なお蔭か、オカルトのせいか風邪が1日で完治した。

昨日は風邪のせいでお風呂に入れなかったということで朝に特別に入れてもらっている。

今も水着を着てお風呂場で寝そべりながら浸かっている、暖かい。


仁美「んっ、ゆっくりと休め」

京太郎「ありがとうございます」


そんな京太郎の横で仁美がゴシゴシとブラシを動かし掃除をしていく。

なんとなく手馴れた様子が伺えた。


京太郎「なんか慣れてますね」

仁美「此処最近はずっとやっとっとよ」

京太郎「1人で?」

仁美「いんや、他ん高校も手伝ってくれっと。今は趣味」

京太郎「趣味ですか?」

仁美「そそ、何も考えず静かに集中してやっと落ち着く」

京太郎「………俺邪魔でしたかね?」

仁美「京太郎が居るのもアリやけん」

京太郎「ありですか?」

仁美「ありやね」


そんな事を話しながらのんびりと仁美と過ごした。

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最終更新:2026年01月14日 21:57

*1 ないと思うな