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京太郎「ラジオで須ー賀、36回目!」

京太郎「二度目の登場になります、ゲストは」

京太郎「宮永照さんです!」

照「ども」

京太郎「どうもこんばんわ」

照「ん、ポッキー食べる?」

京太郎「開始早々何食べてるんですか」

照「え、だめなの?」

京太郎「なんで悪いと思ってないのかなぁ...この人」

照「それが私のいいところ」

京太郎「空気読んでください空気」

照「......」

京太郎「どうしました?」

照「京ちゃんが怒ったぁぁぁぁ」グスグスッ

京太郎「!?」

照「ウワーーン」

京太郎「え、あの...え?」

京太郎「その...ごめんなさい、俺強く言い過ぎたと思います」

照「じゃ、じゃあ...。お菓子食べてもいいの?」グスッグスッ

京太郎「ああもう好きにしていいですって」

照「ありがと......もぐもぐ」ケロッ

京太郎(嘘泣きかよ......)

京太郎「どうもこんばんわ、須賀京太郎です」

京太郎「『あーんして貰って下さい』って...何を?」

照「これ?」

京太郎「それ、さっきまで食べてたポッキーじゃないですか」

照「あーん」

京太郎「仕方ないですね」

京太郎「あーん」

京太郎「なんだかハムスターみたいですね」

照「もぐもぐ?」

京太郎「...『そのポッキーを使ってポッキーゲームをどうぞ』」

照「ふんひよひ(準備よし)」

京太郎「なんでさ...」

照「ひゆふぉ(いくよ)」

京太郎「ふごっ」

照「もぐもぐもぐ」

京太郎「ふぉ!ふぇるふぁん!?(うぉっ!照さん)」

照「もぐもぐもぐもぐもぐ」

京太郎「ふぇ!? ふぁやっ!」

照「ふひひ」

京太郎「」

京太郎「......『2人の挙式はいつ?』」

照「はい京太郎」

京太郎「え...これって......ゼクシィじゃねーか!」

照「準備は出来てる」

照「これ、ここに名前とハンコを押すだけ」

京太郎「って、婚姻届けじゃないですかーやだー」

照「さぁさぁ!」

京太郎「」

京太郎「『シロさんについて』」

照「ライバル」

照「麻雀でも、それ以外でも」

京太郎「それだけ?」

照「敵に塩を送るつもりはない」

照「京太郎」

京太郎「なんです?」

照「咲が京太郎に会いたいって言ってたから」

京太郎「じゃあ、行きますか」

照「手、握ろうか」

京太郎「」







京太郎「ラジオで須ー賀、新年スペシャル!」

京太郎「あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします!」

京太郎「えー、新年あけての今回の放送ですが...皆様はどうお過ごしでしょうか?」

京太郎「俺は実家で、ペットと戯れてたり、餅を食べたり、おせちを食べたり、って食べてばっかりですね」

京太郎「はい、というわけで今回の放送が始まったのですが」

京太郎「今回はスポンサーの方に来てもらっています!」

京太郎「では早速紹介したいと思います」

京太郎「様々な分野で幅広く活動している、何度も耳にしたことのある竜門渕グループのご令嬢」

京太郎「龍門渕透華さんです!」

透華「おーほっほっほ! 私めがあの大企業である龍門渕グループの龍門渕透過ですわ」

透華「皆様、あけましておめでとうございます」

透華「今年もまたよろしくお願いします」

透華「それと京太郎、貴方の働きはハギヨシから聞いていますわ」

透華「正直、ここまで人気になるなんて思ってもいなかったのだから」

京太郎「でも、透華さんがスポンサーになってくれなかったらこんなこと出来ませんでした」

京太郎「俺は透華さんに感謝でいっぱいですよ」

透華「相変わらず、素直ではないのですね」

透華「ま、そこが京太郎のいいところなのだから、いいのですけど」

京太郎「あはは...というわけでスポンサーの透華さんと一緒にゲストを呼びたいと思いますね」

透華「ええ、お任せください」

透華「今日のゲストは私の生涯のライバルである原村和ですわー!」

和「えっと...あけましておめでとうございます、透華さん、京太郎くん」

京太郎「あけましておめでとうございます」

透華「あけましておめでとうですわ」

京太郎「えーっと今回で二度目のゲストとなりますね」

和「また出させてもらえて嬉しいです」

透華「私が無理を言ってスケジュールをあけさせたのですからね!」

和(電話で出てくださいって頼んだのは透華さんなんですけどね)

京太郎「では早速ファックスやメールを読みたいのですが、今回のテーマは『今年、この番組でやってほしいこと』だそうです」

透過「この龍門渕グループの名に懸けてしっかりと実行するのでご心配なく」

京太郎「俺、またはゲストにしてもらいたいこと。それから番組の要望など幅広く応募してます」

京太郎「ではまずはこの曲、『ようかい体操第一』」

京太郎「えっと...これは...ラジオドラマ?」

透華「採用ですわ!」

和「えっと...話し合わずにで決まりましたね」

京太郎「まぁでもこれは面白そうですもんね」

京太郎「というわけで採用になりますよー」

京太郎「『京太郎に充電してもらおう』ってこれは今?」

和「?」

透華「なんですの、その充電とは?」

京太郎「えっと...わかり易く言うと膝の上に座るって行為なんです」

和「///」

透華「えっと...ではどうぞ京太郎」

京太郎「え?」

透華「ですから、京太郎が私の膝に座るのですよね?」

和(そういう充電の仕方もあるんですね...なるほど)

京太郎「『プレゼントクイズ』ですか...」

透華「採用したいのですが、何を誰にプレゼントするかわからない限り、首を縦に振ることは出来ませんわ」

透華「もしこれが、ゲストの物であればゲストに許可が下りなければ」

和「あの...これって京太郎くんがクイズをリスナーから聞いてそれをゲストに答えてもらう方式ではないのですか?」

透華「それなら...許可出来ます」

京太郎「とりあえず、採用ってことでいいんですかね?」

透華「当然!」

京太郎「次は...『ドッキリ』?」

透華「これは一体どういった内容ですの?」

和「多分、ゲストを驚かせるって意味でドッキリだと思うんですけど...」

京太郎「もう少し聞かせてほしいってのが本音だよな」

透華「ええ...どうやりたいのか、それさえ分かれば実現の仕様があるのですが...」

京太郎「申し訳ないけど、とりあえず内容が未確定な今は保留ってことで」

和「そうした方がいいと思います」

京太郎「はい、次は『須賀s'キッチン』......うーんこれどうです?」

透華「ラジオでやる必要性を感じえませんわ!」

和(ずいぶんバッサリ言うんですね...)

透華「テレビならまだしもラジオで、しかも深夜帯にやるなんて....」※深夜1時放送です

透華「..えっとこういう時ってなんで言うんですの? ハギヨシ!」

ハギヨシ「食テロ、でございます」

透華「そう! その食テロになってしまいますわ!」

京太郎「じゃあ、これも保留ってことですかね?」

透華「ええ、そうなりますわね」

京太郎「『京太郎の嫁探し』っておい!こんなのラジオの番組で放送して出来るわけないd」

透華「当然許可しますわ!!」

和(よし!)

京太郎「え!?」

透華「そろそろ京太郎にも女の一人や二人が出来てもいい頃だと思っていましたので」

京太郎「俺の意思は!?」

透華「あら、ではこのまま結婚出来ずに寂しく独身で暮らすおつもり?」

京太郎「うっ.........そういうわけじゃ...ないですけど......」

透華「なら早いうちがいいでしょう?」

和「そうですよ、早くしないと婚期逃したイタい人みたいになっちゃいますよ!」

京太郎「それはちょっと...」

透華「ならこれも採用ということになりますわ」

京太郎「」

京太郎「『身体測定』?」

透華「」

和(ずいぶんマニアックな人もいるんですね...)

京太郎「えっと...スポンサーが絶句していますので保留ということで」

和「確かに女性に対して体重や身体の特徴がよくわかってしまう身体測定を嫌がる人はたくさんいますもんね」

京太郎(大きすぎるのも小さすぎるのも悩みってことか)

和「どこをみているんですか、京太郎くん?」ニッコリ

京太郎「ナンデモアリマセン」

透華「以上で今週の放送は終わりですわ!」

和「では、皆様、今年もラジオで須ー賀のほうも」

京・和・透「「よろしくお願いします」わ!」



原村和編 2 新年スペシャル版





京太郎「こんばんわ、今週も始まりました、ラジオで須ー賀、38回目の放送となります」

京太郎「えー、先週色々と決めたわけですが急だったのでまだ準備が整っていません」

京太郎「真に申し訳ございません」

京太郎「はい、というわけで、今回もゲストを呼んでおりますので紹介したいと思います」

京太郎「南浦数絵プロです!」

数絵「こんばんわ、南浦数絵です」

京太郎「この番組は聞いたりしてたことはありますか?」

数絵「すみません、こういったのはあまり...」

京太郎「軽く説明しますとゲストに対してリスナーから質問をもらってそれに答えたり、やったりする感じですね」

京太郎「あんまり緊張とかしなくても大丈夫ですよ?」

京太郎「では早速読みますね」

京太郎「『いないいないばー』?」

数絵「赤ちゃんなどにやるようなアレでしょうか?」

京太郎「そうだと思いますけど...」

数絵「私がやるのですか?」

京太郎「さ、さぁ?」

数絵「......では、失礼します」

京太郎「あ、はい......」

数絵「あの...どうでしょうか?」

京太郎「えっと...真っ暗です」

数絵「い、いないいないばー///」

京太郎「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお///」

京太郎(なんか目覚めちゃいけないものに目覚めてしまいそうになってしまった...)

京太郎「これは普通の質問か。『南場に強いですが普段も辛抱強い方ですかん』」

数絵「辛抱強いかどうか自分ではわかりませんが、お爺様に常に平常心でいなさいと教えられていますから」

数絵「その教えのように平常心を保つようにしてはいます」

数絵「まだ、慣れない部分も多くありますけど」

京太郎「なるほど...つまり、辛抱強い方なんですね」

数絵「そういうことになるのです?」

京太郎「はい、きっとそれが南浦さんの長所ですから」

数絵「......長所」

京太郎「あれ? 何か気に障るようなこと言っちゃいました?」

数絵「い、いえ、そんなことありません」

京太郎「これも普通の質問か。『麻雀に最も大事なものは何?』」

数絵「沢山の経験と膨大な知識でしょうか?」

京太郎「確かに経験と知識って大事ですもんね」

京太郎「知識がなければ役も計算も出来ませんし」

京太郎「知ってるのと知らないのでは雲泥の差ですしね」

数絵「あとは......最後まで諦めない心、です♪」

京太郎「『お爺さまについて一言』」

数絵「お爺様が教えてくださったことはすべて私の心の中に一つとなって生きています」

数絵「一緒に麻雀を打つ相手がいなくなってしまったのは悲しいことですが」

数絵「お爺様のような立派なプロになれるように精進しますので」

数絵「温かく見守っていてください」

数絵「.........こんな感じでしょうか?」

京太郎「もうバッチリっす!」

数絵「よかった......」

京太郎「『なんぽさんえろい』」

数絵「?」

京太郎「それでもなんぽさんえろい!!」

京太郎(おもちだって大きいしそれに結婚していないのに未亡人を漂わせるオーラがはんぱないんだよなぁ...)

京太郎「気をつけてくださいね」

数絵「何をですか?」

京太郎「何があるかわかりませんから、この世の中じゃ」

数絵「は、はぁ......?」

京太郎「どうでした?」

数絵「初めてでしたがとても楽しかったです」

京太郎「それはおよかったです」

数絵「では、私はこれで」

京太郎「はい、また会いましょう」

南浦数絵編 ! 









京太郎「本日も始まりました、ラジオで須ー賀です」

京太郎「39回目の放送のなりますね」

京太郎「そういえば俺の実家の方では大雪になってました」

京太郎「いやー雪かきって大変ですよねー」

京太郎「やってもやっても終わらない感じが特にめんどくさいですよ」

京太郎「はい、ということで今回もゲストを紹介したいと思います」

京太郎「三回目の登場となります、宮永照さんです」

照「どうもー」

京太郎「なんでそんなにお菓子持ってきてるんですか...」

照「え、だって使うかもしれないし」

京太郎「前回みたいなことはしないですからね」

照「」

京太郎「なんで絶句してるんですか...」

照「楽しみにしてたのに」

京太郎「そんなの楽しみにしなくてもいいじゃないですか...」

照「やだ」

京太郎「やだって......」

照「ほら、早くお手紙読んで」

京太郎「はい、では読みたいと思いますね」

京太郎「......」

照「どうかした?」

京太郎「いえ......『見事な鉄板ですけどブラとか着ける意味あるんですか? てか着けてるの?』」

照「......」

京太郎(ぎゃあああああああああ、ハイライトさーーーーーーん、帰ってきてーーーー!!)

京太郎「えっと...はい...その......どう......なんです......かね?」

照「.........」

京太郎(ちょー怖いんですけどー)

照「ふふふ...」ニッコリ

京太郎「はい、というわけで次行きますねっ!」

京太郎(もうやだ...)

京太郎「『まな板と鉄板どっちが好きですか?』」

照「?」

京太郎「あれ、これは普通なんですね」

照「だってこれ京太郎に対しての質問」

照「とても興味をそそられる」

京太郎(そういう問題なのか?)

京太郎(というか、これ二択になんて全くなってない問題なんだけど)

京太郎(まるでうん○味のカレーとカレー味のう○このどちらかを選べみたいな)

京太郎(なんでそんな苦渋の選択をしなくちゃならんのか)

照「どっち?」

京太郎「えっと...鉄板、かな......?」

京太郎(強度的な意味で)

照「...やった♪」ボソッ

京太郎(なんでこんな質問ばっかりなのさ...いつもは充電だのあーんだの来るくせに......)

京太郎「......『ちょっと壁に似てるって言われません?』」

照「私より2㎝小さい妹の方が壁によく似てるて言われてる」

照「よって私の完全勝利」ムフー

京太郎(それでも壁なんですが...)

京太郎(これは普通だな...さっきのを比べると)

京太郎「『お菓子と麻雀と京太郎どれが一番好き?』」

照「京太rお菓s麻雀が一番大事」

京太郎(かなり言い直してる気がするんですが...)

照「世界1位だし、誰よりも麻雀が好き」

京太郎(かなりブレブレだったっすけどね)

照「おつかれ」

京太郎「お疲れ様でした」

照「そういえば、1番目の質問には答えてなかった」

京太郎「別に必ず答えないといけないってわけじゃないから大丈夫ですよ?」

照「それだと私が私を許せない」

京太郎「はぁ...」

照「ちなみに私は着けてないから」

京太郎「」

宮永照編 3





京太郎「はい、ラジオで須ー賀、40回目の放送になります!」

京太郎「本日は時間を延長してお送りしたいと思います」

京太郎「では早速ゲストの紹介に入りたいと思います」

京太郎「神代小蒔さんです!」

小蒔「ど、どうもっです!」

京太郎「こんばんわー」

小蒔「えっと...皆さんがとてもお世話になってます」

京太郎「いえいえ、俺の方こそ迷惑かけちゃってるかもしれないっすよー」

小蒔「今日は私なんかが出てしまって申し訳ないくらいです」

京太郎「小蒔さんみたいな可愛くて守りたくなる女性だったら大歓迎ですよ?」

小蒔「は...はぅ///」

京太郎「あはは......」

京太郎「『神様が降りるらしいですがお腹はすきませんか?』」

小蒔「はわっ......」

京太郎「どうなんですか?」

小蒔「えっと......お恥ずかしいのですが、ちょっとお腹が減ってしまうこともあります///」

小蒔「その時、食べ過ぎてしまうと...その、胸が......//////」

京太郎「あー...はい、そういうことですか」

小蒔「はいぃ...//////」

京太郎(確かにシロさんもよく食べるけど、そこまで太ってないしな...)

京太郎「『男性にしてもらいたいことはなんですか?』」

小蒔「してもらいたいこと...ですか」

京太郎「あります?」

小蒔「えっと...膝枕とか......憧れます」

京太郎「膝枕をされたいってことです?」

小蒔「はい、することが多いので...そのしてもらいかなって...」

京太郎(可愛い)

小蒔「あ、あと、頭を撫でて欲しいです!」

京太郎(結婚しよ)

京太郎「......『胸のサイズはいくつになりましたか?』」

小蒔「えいhあっ...なっ、内緒ですっ///」

京太郎(大きいな...)ゴクリ

小蒔「えっと...わかりませんでしたよね?///」

京太郎「はいっ!」

小蒔「ほっ......良かった......」

京太郎(バッチリ聞こえました)

京太郎「......『充電………』」

京太郎(一回断られてるんだよなーこれ)

小蒔「えっと...してもいいんでしょうか?」

京太郎「!?」

小蒔「あの、霞ちゃんが京太郎くんには乗っても大丈夫と言ってましたので...」

小蒔(それにみんなの自慢話を聞いてやりたくなりましたっ)

京太郎「あの...小蒔さんが良ければ...いいですけど......」

小蒔「で、では、失礼います」

京太郎「っっ」

小蒔「えへへ......なんだかこれ、照れますね///」

京太郎「はい...///」

小蒔「でも、なんだか安心します...///」

京太郎「『京太郎と永水の皆で一緒に暮らせるなら嬉しいですか?』」

小蒔「もちろんです!」

京太郎「!?」

小蒔「とても素敵な人だといろんな人が言ってますし」

小蒔「京太郎さんみたいな人だったら大歓迎すると思いますよ?」

京太郎「買い被りすぎっすよ」

小蒔「そうですか?」

京太郎「俺なんてしがないプロですよ」

小蒔「私はそう思いません」

小蒔「優しくてカッコよくて料理も出来る男の人なんてそうそういませんから」

京太郎「///」

京太郎(俺明日死ぬかもしれない......)

小蒔「今日はお疲れ様でした」

京太郎「こちらこそお疲れ様です」

小蒔「あの、すぐ鹿児島に帰らないといけないので失礼しますね」

京太郎「あ、俺も行きますよ?」

小蒔「そこまでお気を使わなくても大丈夫ですよ?」

京太郎「いえいえ、明日から九州で仕事なんで」

小蒔「ふふっ...では一緒に行きましょうか」

神代小蒔編 2













京太郎「どうもこんばんわ、ラジオで須ー賀!」

京太郎「41回目です!」

京太郎「えーっと、今回のゲストは」

はやり「はやりんだぞ☆」

京太郎「こんばんわ、はやりさん」

はやり「こんばんわん♪」

京太郎(うわキツ)

はやり「なにかな?」

京太郎「いえ、その今回の放送はちょっと特殊な放送になりますのでそれの説明をしようかと」

はやり「んー?」

京太郎「えっと...今回はラジオドラマというわけで展開していくのですが」

京太郎「とりあえず、お題をリスナーからもらったのでそれを出しますね」

はやり「えっとぉー、ギャグとおもちソムリエ、人生の墓場、昼ドラかぁ」

京太郎「どれがいいですかね?」

はやり「じゃあ、この昼ドラをやってみたいかな?」

京太郎「わかりました、ではこれがはやりさんの台本です」

はやり「これを読めばいいの?」

京太郎「ええ、赤い線が引いてあるところを読んでくれればいいですよ」

はやり「結構多いね......」

京太郎「あはは...昼ドラって結構女性視点のお話が多いですからね」

はやり「じゃあ...はっじまるっよー」


「はぁ...今日も疲れたな」

私はそう言いながら、ソファに座った。
テレビのリモコンでテレビの電源を入れて画面を眺める

「つまらない...」

テレビから流れてくる映像を眺めながら私はため息をついた。

(なんで私に彼氏がいないんだろう...)

そう思ってから早十数年。
既に気持ちは諦めていたそんなある日、私は運命と呼んでもおかしくはない出会いをした。

「4月から新社員で働くことになった、須賀京太郎です!」

「至らないところも沢山あると思いますが、ご指導ご鞭撻よろしくおねがいします!」

金色の髪の毛の身長が高い青年が大きな声で挨拶をした。
他の人も挨拶をしていたのだろう。
だが、彼の姿を見た途端、彼以外が見えなくなってしまった。
ドクンと心臓がいつもより強く鼓動しているのを感じながら、目はずっと彼のことを追っていた。
しかし、話しかける勇気もない私は彼が私とは別の離れた席に座るのを黙ってみることしかできなかった。


そんなある日、私にあるキッカケが舞い降りた。

「新人の教育を頼めるか?」

そう上司に言われたのだ。
私は断ろうと思って口を開いた瞬間、

「瑞原先輩っ」

自分を呼ぶ声が後ろから聞こえた。
後ろを振り返ると、そこには彼がいた。

「俺、瑞原先輩みたいな綺麗な人と仕事出来るなんてすっげーうれしいっす!」

そういって私の手を握ってブンブン上下に振った。
普段だったら痛いだけの行為だが、不思議と痛くなかった。

「じゃあ、決まりだな」

そう言って上司は私の前から立ち去ってしまった。

新社員の教育をすることになってからしばらくすると、

「瑞原先輩」

と呼んでいた彼が

「瑞原さん」

と呼び方が変わった。
年甲斐もなくドキドキしてしまった私は、

「須賀くんのくせに生意気だぞ」

なんて返してしまった。
ついやってしまった、と自己嫌悪していると、

「やっぱり瑞原さんっていい人っすよね!」

と言いながら彼は笑顔になった。



そんな彼と打ち解けてきたある日。
私は彼に、

「今度一緒に食事に行きませんか?」

と誘われた。
もちろん、二つ返事で行くことにした。
まさか、あんなことを知ってしまうなんて..。
浮かれていた私は食事の約束の日を今か今かと待った。



京太郎「はい、今回はここまでですね」

はやり「えー、ちょっと気になるぞー」

京太郎「それは、今度また来た時にですよ」

はやり「この番組のために全部の番組キャンセルしちゃうぞ☆」

京太郎「普通に仕事してくださいって」

はやり「それくらい楽しみってことだよ♪」

京太郎「それならまぁ、いいですけど」

はやり(本当にキャンセルしちゃおうかな)

京太郎「というわけで、今週の放送終了となりました」

京太郎「では、来週もまたみて」

はやり「はっやりーん☆」

瑞原はやり編 ドラマラジオ 2 






京太郎「はい、今週も始まりました。ラジオで須ー賀!」

京太郎「今回で42回目の放送になります」

京太郎「では、今回もゲストに来てもらっています!」

京太郎「今回で4回目の登場になります、辻垣内智葉さんです!」

智葉「どうもこんばんわ、辻垣内智葉だ」

京太郎「えっと、今回で4回目ということになりますが...」

智葉「まさかこんなにゲストとして呼んでもらえるとは思ってもいなかったからな」

智葉「正直嬉しいよ」ニコッ

京太郎「っ...はい、智葉さんから嬉しい言葉をもらいましたので早速ハガキの方に行きたいと思いますね」

智葉「ああ、いつでもいいぞ」

京太郎「なになに...『ポニーテールですが髪をほどいた姿を京太郎に見せてあげてください』?」

智葉「これは...」

京太郎「どうします?」

智葉「この際だから正直に言った方がいいだろ」

京太郎「わかりました、智葉さんにこれはお任せします」

智葉「えっとだな...ほどいた姿と言ったが、プライベートの時は基本的に髪はほどいている」

智葉「もっとも、京太郎に『髪の毛ほどいた方が俺は好きですよ』と言われる前は結んでいたが」

京太郎「」

智葉「どうした、京太郎」

智葉「口をあけてぼーっとしているぞ?」

智葉「ふふっ......そんな姿のお前も可愛いな」

京太郎「はい、じゃあ次行きましょ次」

智葉「何を慌てているんだ?」

京太郎「『新妻になったらしたいことを教えて下さい 京太郎は妻にしてほしいことを教えて下さい』」

智葉「っ///」

京太郎「もしかしてしたいことってすでにあるんですか?」

智葉「そ...そんなこと......しかし、私だって女だからな...したいことの一つや二つや三つや四つや五つや六つや七つや八つや九つくらいある......///」

京太郎(めちゃくちゃあるじゃないですかそれ......)

智葉「ごほん...///」

京太郎「まぁ、とりあえず、智葉さんは夫にやりたいことを、俺は妻にやってほしいことを紙に書いて見せて、それを相手に朗読してもらいましょうか」

智葉「あ、ああ......わかった///」

京太郎「えっとじゃあ書きますね」カキカキ

智葉「//////」カキカキ

京太郎「ではいっせーのっ、で相手に見せるようにしてくださいね」

智葉「...//」コクコク

京太郎「あの...ラジオだから喋らないとリスナーに伝わらないんですが...」

智葉「すまない...緊張のあまり声が出なかった...」

京太郎「じゃあいきますよ」

京太郎「いっせーのっ」バン

智葉「」

京太郎「えーっと...智葉さんのは......」

京太郎「仕事から帰ってきた夫に『ご飯にする?お風呂にする?それとも私?』って聞くこと......ってこれぇ!?」

京太郎「あ...あの......かなり恥ずかしくないですかこれ」

智葉「///」コクコク

京太郎「恥ずかしいのを読まれるってわかってなんで書いたんですか...」

智葉「だって......してあげたいんだもん...///」

京太郎(かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい)

智葉「私のだけじゃなんだか不公平だっ!」

智葉「お前のも読むぞ」

智葉「えっと...裸エプロン?」

京太郎「男のロマンですから」キリッ

智葉「いや...まぁ...その...なんだ......そういう人もいる...うん...」

京太郎「まさかのドン引きッ!?」

智葉(それ、私が二つ目にしてあげたかったことだし)

京太郎「『智葉に膝枕、京太郎に膝枕してみよう』」

智葉「はぁ......またこれか」

京太郎「しょうがないです諦めましょう」

智葉「なんかむかつくなその顔」

京太郎「えぇー俺のせいです?」

智葉「ふんっ......ほら早く私の膝に頭を乗っけろ」

京太郎「ノリノリですね...」

智葉「どうせやらないと次のハガキにはいけないんだろ」

京太郎(別にそういうわけじゃないだけどなー)

京太郎「失礼します」ボフッ

智葉「き、急に乗っけるバカがいるかっ!?///」

京太郎「あーこれは幸せになるぅー」

智葉「そ、そっか......///」

京太郎「はい、じゃあ次は俺の膝枕ですね」

智葉「もう終わり......か?」

京太郎「あんまり長いことやってると他のハガキも読めなくなっちゃうんで」

智葉「そ、そうだな...では失礼する」

京太郎「男の太ももなんて固くて寝心地悪いと思いますけど」

智葉「いや...そんなことはない」

京太郎「?」

智葉「私は昔から固い枕じゃないと寝れなくてな」

智葉「この固さがちょうどいい」

京太郎「俺の膝でよかったらいつでも貸しますよ」

智葉「本当かっ!?」

京太郎「ええ、本当ですって」

智葉「ふふ......今日はいい日だ」

京太郎「んな大げさな......」

京太郎「『それぞれ好きなところを3つ挙げて下さい』」

智葉「ん、私が京太郎の好きなところを言うのか?」

京太郎「それで俺が智葉さんの好きなところを言えばオッケーです」

智葉「ふむ...3つ.........3つか...」

京太郎「やっぱりいきなり3つとか言われても難しいですよね」

智葉「いや、多すぎてどれを言えばいいのかわからない」

京太郎「」

智葉「...麻雀をしているときのカッコいいところ? 私を女の子としてちゃんと扱ってくれるところか? 私が風邪を拗らせた時に看病してくれたところ? それとも私が困っているとすぐに駆けつけてくれるところ? いや私が落ち込んでいるとき励ましてくれるところか?」

京太郎「はいっあのっもう大丈夫ですからっええ、はいっ大丈夫です!!」

智葉「ん、もういいのか?」

京太郎「次は俺の番ですね!」

京太郎「えっと、髪を解いた時の仕草とポニーテールから見えるうなじの部分と厳しくも優しいところです!」

智葉「///」

京太郎「あー......疲れた」

智葉「お疲れ様、京太郎」

京太郎「あ、智葉さん」

智葉「これから暇か?」

京太郎「うーん...そうですね、暇ですよ?」

京太郎「何か用ですか?」

智葉「いや、少し来てもらい場所があってな」

京太郎「どこです?」

智葉「ふふっ...着いてからのお楽しみだよ」

辻垣内智葉編 4








京太郎「はい、どうもー今週も始まりました」

京太郎「ラジオで須ー賀in鹿児島!」

京太郎「えーっとですね、今回はタイトルコールでも言った通り、なんと!」

京太郎「鹿児島に出張に来ましたー!」

京太郎「いぇーい!」

京太郎「はい、というわけで、今回のゲストは自己紹介でお願いします」

小蒔「はいっ、神代小蒔です! よろしくお願いします」

霞「石戸霞です。よろしくお願いしますね」

初美「薄墨初美こと、はっちゃんなのですよー」

巴「狩宿巴です」

春「...滝見春。よろしく」

京太郎「えーっと今回は鹿児島の誇る美人巫女さんと一緒に過ごしていこうと思いますよ」

小蒔「び、美人...はぅ...///」

霞「あらあら」

初美「もっと褒めるのですよー」

巴「う、嬉しくなんか...///」

春「黒糖うまー」

京太郎(あ、ダメだこれ...)

京太郎「『得意な料理について』ですがありますか?」

小蒔「はいっ!私あります!」

小蒔「私、リンゴでウサギさんを作るのが得意です!」

京太郎「」

小蒔「あれ?」

霞「私は一応和食メインで作れますわ」

霞「特に肉じゃがが得意かと...」

京太郎「あーなんとなくそんな気がします」

霞「どういう意味かしら?」

霞「返答次第では......うふふ」

京太郎「」

初美「はっちゃんは中華が得意なのですよー」

京太郎「意外ですね」

初美「基本的に何でも作れるんですけどねー」

京太郎「すごいですね、俺は苦手なものとかあるんで」

初美「今度お姉さんが教えてあげますよー」

京太郎(お姉さん......?)

巴「私は......その...」

京太郎「えっと...無理に言わなくていいんですよ?」

巴「あ、あるっ!あるからっ!」

巴「えっと...そう!卵かけご飯とか!」

京太郎「あ、はい」

春「黒糖料理」

京太郎「ですよねー」

春「それが自慢」

京太郎「『永水とかその辺の地域の男性事情』ってこれって答えてもいいことなんですかね?」

霞「えっと...本当はあんまりよろしくはないのだけれど...」

初美「京太郎にだけ教えるですよー」

巴「本来私たちのいる場所は男子禁制」

霞「と言っても、男の人が誰もいないというわけではないのよ」

霞「でも、やっぱり女所帯だからか、肩身は狭くなってるわね」

初美「ちなみに、巫女は結婚するまで...正確には、子を生すべき相手が見つかるまでは男性とあまり深く触れ合ったらダメですよー」

霞「安心してね京太郎くん」

京太郎「な、なんのことだか......」

霞「ふふっ」

京太郎「『全員のバストサイズは?』」

霞「えっと......そういうのは将来の旦那様にしか教えることができないの」

初美「こればっかりはしょうがないですよー」

京太郎(はっちゃんさんって胸の大きさ変化してるのかな)

初美「きょーたろー?」

初美「いい加減にしないと怒るのですよー」

京太郎「」

霞「あらあら、私のは気にしてくれないのね」

小蒔(えっと......この前は...Hだったから...)

春(まだ姫様の成長してる)

巴(羨ましいやら、悲しいやら...)

京太郎「.........『何だか手抜きな名まe「なにか?」

京太郎「いえなんでもないです!」

霞「ふふっ」

小蒔「いま、京太郎さんはなんておっしゃったのですか?」

初美「気にしない方がいいのですよー」

小蒔「?」

春「どうぞ、暇様」

小蒔「あ、ありがとうございます」

巴「はぁ......」

この後はENDになります








小蒔「はい、あ~ん」

小蒔さん、いや小蒔が俺の目の前にフォークに刺さったリンゴを差し出す。
顔を真っ赤にしながらそれを口に入れると小蒔は嬉しそうに微笑む。

小蒔「まだまだ沢山ありますからね?」

そう言って別のウサギの形をしたリンゴをフォークに刺す。

小蒔「貴方のために沢山作りました」

太陽のような笑顔をこちらに向けてくれる小蒔。
つい意地悪がしたくなって胸を触る。

小蒔「やんっ...そこは胸です」

恥ずかしそうにしながらも抵抗はしなかった。

小蒔「そんな、んんっ...触り方をされたら...あっ...もう......」

小蒔「......したくなってきちゃいました......えへ」

小蒔「い、淫乱じゃありませんっ! 京太郎さんだから、京太郎さんにだけこうなるんです!」

小蒔「そ、そんな意地悪する人とはしてあげませんっ」

小蒔「ひゃぁ!? う、後ろから乳首を...んぁ...触っちゃ...」

小蒔「はぁ...ん......もう...我慢出来ない...です」

小蒔「どうぞ、京太郎さん」

小蒔「京太郎さん専用のここにいっぱいの精を注いでくださいね?」

ずっとこんな日々が続けばいいと思った。




霞「で?」

そして今は絶賛正座中である。

霞「はぁ...あれほど姫様を甘やかすなって言ったのに...」

ため息をつきながら、やれやれと首を振る。

霞「もっと神代家当主の夫としての自覚を持ってもらわないと...」

布団に入ってきたのは小蒔の方だと伝える。

霞「ダメです」

そもそも妻だし...。

霞「なりません」

霞「それに昨晩は誰とも行為をしない日と決めたのでは?」

霞「今日は私と契りを交わしてくれる日なのに...?」

霞(一週間ぶりなのに...)

俺は5人相手にするのは少しキツいと伝える。

霞「あら、では私たちの誰かは京太郎さん以外の他の誰かと契りを交わしてもいいのですか?」

霞「ふふっ......申し訳ございません、少し意地悪が過ぎました」

霞「私たちも、貴方以外の殿方とはしたくはないのですよ...?」

霞「京太郎さん」

霞「どうぞ私の身体、ご自由になさってください」ニコッ

ニッコリと微笑む。
吸い込まれるように俺はその身体にむしゃぶりついた。




初美「お疲れ様ですよー」

目を覚ますとすぐ近くに初美さんの顔があった。
驚きのあまり、目を何度かパチクリしていると、

初美「あの...申し訳ないんですけど」

初美「そろそろ足の限界なのですよー」

と辛そうな顔でそう伝えてきた。
もしかして、後頭部に感じるこの感触は――。

初美「ふぅ......足が痺れて動けないですよー」

ずっと俺の頭を乗せて正座していてくれたのだろう。
初美さんの太ももがほんのり赤くなっているのが目に見てとれた。

初美「あー...もう......痺れてきたのですよー」

足先をツンツンして痺れを早くとろうとしているのだろう。
ツンツンしては痺れ、ツンツンしては痺れ。
なんだか、虐めたくなってしまった。

初美「うぇ? 京太郎sひゃう!!?」

ビクンと身体を跳ねさせる。

初美「い、今はダメですよー...ってなんでそんなっにっ何度もっ!!」

痺れが早くなくなるように何度もしつこく足をつっついた。

初美「......もう...ゆるしませんよー」

フラフラと初美さんが立ち上がる。
あ、やべ...やりすぎた。

初美「えいっ」

初美さんに倒されるた。

初美「ほら、これがさっきまできょーたろーさんが触っていた足ですよ」

口に足を突っ込まれた。

初美「どうです? さっきまでいじめてた相手にこんなことされる気分は?」

初美「おやおや? これはどういうことですか」

気づかれた...!?

初美「ここ、どうしてこんなに大きくなっているんですか?」

初美「足を口に突っ込まれて興奮してるんですねー」

初美「とんだ変態さんですねー」

初美「ふふふ...このまま放っておいたら姫様に迷惑がかかっちゃいますねー」

そう言って片方の足でゆっくり体を愛撫し始めた。

初美「仕方がないので、私がしてあげまるのですよー」

初美さんはペロリと舌なめずりをして俺を見下ろしていた。





巴「えっと...大丈夫?」

京太郎「ええ...これも俺が望んだ道ですから」

巴「ほら、おいで」

膝をポンポンと叩く巴さん。

巴「君も大変だね」

巴「私といるときくらいゆっくりしていきなよ?」

巴「でも...私もたまには愛して欲しい......かな? なんて///」

京太郎「なんか...巴さんにばっかり頼ってばっかりじゃカッコ悪いですよね...」

巴「私はうれしいよ?」

巴「こうやって皆と一緒に暮らせるようになったし」

巴「京太郎くんが全員俺の嫁にする!なんて啖呵切らなかったらさ」

巴「私たちは今頃、お爺様とお婆様方か決めた相手を結婚してたかもしれないんだし」

巴「そう考えたら好きな人と一緒にいられるこの暮らしも悪くないかなって...」

京太郎「...巴さん」

巴「あ、でも、やっぱり一番に愛して欲しいけどね」

巴「ずっとじゃなくてもいい」

巴「私とこうやって一緒にいる間だけでもいいから」

巴「その間だけは、私を愛してね?」

京太郎「巴さんっ!」

巴「きゃっ!?」

巴「どうしたの?」

京太郎「抱きたくなっちゃいました...」

巴「もう......しょうがないんだから...」

巴「ほら、おいで」

巴「私が付き合ってあげる」




春「ポリポリ」

京太郎「それ毎日食べてるよな」

春「あげないよ?」

京太郎「いや食べないけど...」

春「むっ」

春「あげるっ!」

京太郎「どっちだよ...」

春「どう?」

京太郎「うん、旨いな」

春「そっか......///」

京太郎「なんで赤くなってるんだ?」

春「な、なんでもない///」

春(京太郎のために、毎日作ってたなんて言えない...)

春「あの...」

京太郎「ん?」

春「今晩、暇?」

京太郎「んー特に予定とかはないけど...」

春「ん、わかった」

京太郎「え、なにが?」

春「なんでもない」

春(腕を振るって料理しないと...)







小蒔「京太郎さん」

霞「京太郎さん」

初美「きょーたろー」

巴「京太郎くん」

春「京太郎」

「今日は存分に味わっていってくださいねっ♪」

永水ハーレムEND






京太郎「44回目! ラジオで須ー賀!」

京太郎「今回のゲストはこの人!」

京太郎「原村和さんです!」

和「こんばんわ、京太郎くん」

京太郎「て言っても昨日ぶりなんだけどな」

和「ええ、まさか京太郎くんがあんなにボーリングが上手とは思いませんでした」

京太郎「ボール扱いはハンドボールで慣れてるからな」

和「というかあの投球フォームは......」

京太郎「あ、分かる?」

和「ええ、知り合いによく似てますから」

京太郎「あちゃー...」

和「三回目のゲストですが今回は何をするのですか?」

京太郎「今回はラジオドラマです」

和「ああ...あの時の」

京太郎「早速台本を読んでみますか」

和「これですね」




「ふぅ......」

優雅に紅茶を飲みながら私は一息ついた。
とあるご令嬢として生まれた私は何一つ不自由ない暮らしをしてきた。
望めば何でも手に入った。
だけど、ただ一つ手に入らないものがあった。
これを話すには少し昔の話をしなくてはならない。
私が小さい時のこと。
家政婦に連れられて家の周りを歩いていると、私の家の近くの公園である人物を見つけた。
その人は私と同じくらいの年齢で髪の毛は金色のとても印象的な少年だった。
私は家政婦に少しだけ待っていて、と声をかけてその少年に近づいた。

「珍しい髪の毛の色ね」

そう話しかけたのを私は覚えている。

少年はこっちに視線を向けるとすぐに目を逸らしてしまった。

「お前だって人のこと言えないだろ」

拗ねたようにそういう彼。
よく見ると彼の服は所々破れていた。

「これ、どうかしたの?」

「なんでもねぇよ」

無愛想にそう答える彼に少し興味がわいた。
いつも私のそばに来る人はニコニコと愛想笑いをしているのに、なんで彼はそうしないのだろうか。

「名前を聞いていい?」

「は? なんで名前を言わなきゃなんねーのさ」

「普通、相手の名前を聞くときはまず自分から名乗るって教わらなかったのかよ?」

「ッ」

彼に言い負かされてしまった。
そんな経験なかった。
口をあけて呆けてしまった。


「おい、お前」

「はい?」

「もう話終わりなら帰るからな」

「あ、あの......!」

「ん?」

「私の名前は、原村和です!」

緊張して声が裏返ったかもしれない。

「貴方の名前はなんですか!?」

「京太郎」

京太郎......。
その名前を覚えられるように心の中で何度も反復させます。
名前を知ってからは町で何度も見かけることがありました。
その度、声をかけて挨拶をしたのですが彼はぶっきら棒に返すだけで、それ以上は特にありませんでした。
しかし、他の人と全く違う反応をする彼に少しずつ惹かれていきました。
でも、そんな日は長くは続かなかったのです。
どこかに行ってしまった彼を探そうにも誰も彼のことを知らないと口を揃えて言った。

そして今にいたる。
こうやって何もない平穏な日々を只々悪戯に費やしていく。
今日もまた、無駄な日を――――。
そう思って外を見ていると、

「お嬢様」

部屋の中にいた家政婦が私に声をかける。

「なにかしら?」

「本日は新しい使用人の方が来られます」

「そう」

この家ではよくあることだった。

「私は学校の方に行ってきます」

「では、家の前に車を回しておきます」

一礼して家政婦は私の視界から消えていった。
これもいつもの光景なのであまり気にしない。
用意された車に乗って学校へ向かう。


親が行けと行けといったから通っているだけのこの教育の意味があるのだろうか。
これだったら家で政治の勉強をした方がずっと将来のためになるのに。
そんなことを考えていたらい1日が終わってしまった。
校門を出るとすぐそこには車が用意されていた。
バタン、と運転席のドアが開いて中から執事が出てくる。

「お待たせしました、お嬢様」

家政婦より綺麗なお辞儀をした執事を見て息を呑んだ。

「どうかなさいましたか?」

ゆっくりとこちらに近づいてくる彼の髪の毛は――あの日の彼のように金色に輝いていた。

京太郎「あー疲れた......」

和「私より台詞が圧倒的に少ないじゃないですか...」

京太郎「なんつーか、和みたいな人とこういうことすると照れるんだよな」

京太郎「昔からずっと憧れの存在みたいなもんだったからさ」

和「もう...そんなこと言われても......何もでませんからねっ!」

原村和編 3 



京太郎「ラジオで須ー賀!」

京太郎「45回目の放送となります」

京太郎「今回のゲストは二度目の登場となります、狩宿巴さんです!」

巴「どうも...」

京太郎「どうかしました?」

巴「最近、なんか変な夢見てね」

京太郎「夢ですか...」

京太郎「どんな夢ですか?」

巴「えっと.........」

京太郎「俺の顔に何かついてます?」

巴「なんでもないっ///」

京太郎「?」

――コンタクトにする予定は?――

京太郎「する予定は?」

巴「ないよ」

京太郎「なんでです?」

巴「だって、京太郎くんってメガネ好きじゃん」

京太郎「まぁ...そうですけど...それとなんの関係が?」

巴「男の人って萌え要素っていうの?」

巴「そういうの大事にするから」

――えっちなことが好きそうな顔をしてますよね――

京太郎「えっと......」

巴「嫌いじゃないけど...」

京太郎「え?」

巴「何?」

京太郎「巫女さんってそういうのはあんまり...」

巴「私だって一人の女の子だもの」

巴「好き...というか、人並みの興味はあるよ」

巴「それに...あの人みたいにはなりたくはないしね」

京太郎「ああ......なるほど」

<ハッヤリーン

――京太郎の好きなところを教えて――

巴「好きなところ?」

巴「なんだろ......」

巴「パーソナルスペースかな?」

京太郎「なんですかそれ?」

巴「他人に近付かれると不快に感じる空間のこと」

京太郎「それが?」

巴「誰に対しても狭いから...」

巴「うん」

京太郎「え? え?」

――処女ですか?――

京太郎「」

巴「いやあの...この質問ってどうなの?」

京太郎「お、俺は童貞ですよ!!!?」

巴「何トチ狂ってるの!?」

京太郎「巴さんに恥ずかしい思いはさせられないってことですよ!」

巴「あ......ありがと」

京太郎「えっとそれで...俺にだけでもいいんですけど......教えてもらったりは...?」

巴「...ばか」

――ご趣味は何ですか――

巴「最近は料理に凝ってるかな」

巴「将来の旦那様に美味しくない料理は食べさせられないからね」

京太郎「今度食べてみたいですね」

巴「上達したらね」

京太郎「次ゲストで来たらお願いします」

巴「......必死だ」

京太郎「だって巫女さんの手作りとかすっげー楽しみじゃないですか」

巴「私の料理ってことはどうでもいいのか...」

京太郎「いやいや、巴さんが何を作るかの方が興味ありますって」

巴「ったく...調子いいんだから......」

巴「お疲れ様」

京太郎「お疲れ様ですー」

巴「今度こっちの方の家に来る?」

京太郎「え?」

巴「だって私の作る料理食べたいんでしょ?」

京太郎「そうですけど...」

巴「無理にとは言わないけどね」

京太郎「そうですね...今日はちょっと帰らなきゃいけないんで」

巴「あ、そっか...うん、わかった」

京太郎「すみません、申し訳ない」

巴「じゃあね」

京太郎「はい、また」

狩宿巴編 2





京太郎「はい今週もラジオで須ー賀のお時間になりました」

京太郎「46回目の放送ですねー」

京太郎「では早速、ゲストをお呼びしたいと思います」

京太郎「二度目の登場となります、鶴田姫子さんです!」

姫子「どうも、こんばんわー」

姫子「京太郎くん、こん前送った明太子うまかった?」

京太郎「ええ、とってもおいしかったですよー」

姫子「そか」

京太郎「んじゃ、さっそくハガキの方いっちゃいますねー」

――縛られるのが好きって本当ですか?――

姫子「なっ!?」

京太郎「姫子さん?」

姫子「なん!?」

京太郎「どうかしました?」

姫子「なんでもなかっ」

京太郎「でもなんでこういう質問なんですかね...」

姫子(縛られるんの好いとぉなんて言えるわけなか...)

――京太郎に縛られてみてください――

姫子「ひぅ!?」

京太郎「うーん、なんだろうこの悪意のある質問」

京太郎「物理的にはアレだから...手ごろに行ける感じで縛っていこう」

京太郎「姫子さん」

姫子「ひゃい!」

京太郎「今日から俺と30回ラインのやり取りしましょうね」

京太郎「俺がいいって言うまで」

姫子「はい...わかったけん///」

――あざとかわいい ハイエースしたい――

姫子「あざとくなんか......」

姫子「ハイエース?」

姫子「わからんけん...」

姫子「京太郎?」

京太郎「俺が必ず守りますからねっ! 絶対に!」

姫子「そげな恥ずかしこと言わんといて!?///」

京太郎(こういう無防備なところが可愛いんだよなぁ)

――明太子を使った料理について――

姫子「うちは明太子パスタの一番たい」

京太郎「確かにお手軽に作れて美味しいですもんね」

姫子「今度家に来て食べる?」

京太郎「はい、喜んで」

姫子「ふふっ...楽しみにしとるから」

京太郎「お疲れ様でしたっ」

姫子「お疲れ様」

京太郎「二回目ですけどどうでした?」

姫子「うち、ラジオドラマとかやってみたい」

京太郎「!?」

姫子「うち、こん番組んファンだから」

京太郎「え、マジですか?」

姫子「来週も楽しみにしとるでー」

京太郎「はい、頑張ります!」

姫子「あと、約束忘れんでね?」

姫子「.........男ん人ば部屋に入れるんは初めてだから」

鶴田姫子編 2






京太郎「はい今週も始まりましたラジオで須ー賀!」

京太郎「今回で47回目になります」

京太郎「後4回で一周年記念ですねー」

京太郎「正直こんなに続くとは思わなかったです、いやマジで」

京太郎「はい、と言うわけで今回もゲストを紹介したいと思いますね」

京太郎「三度目のゲストとなります、狩宿巴さんです」

巴「もう何も怖くない」

京太郎「え……?」

巴「あれ?」

巴「これ言えば受けるってハっちゃんが……」

京太郎「でほさっそくハガキの方にいきますねー」

巴「え、ちょっ……え?」


ーー部下と私とセクハラーー

私は朝早く会社にいた。
別に仕事が終わっていないとか、早く来て終わらせないといけない仕事があるわけではない。

「今日も来てくれたんだね」

「だって……狩宿さんが……」

そう言って顔を伏せる京太郎。
彼は私の2年後輩にあたる。
私が彼に早く来るように毎日呼び出しているのだ。


私は彼に近付いて首筋に口を寄せる。
彼の身体がビクンと跳ねた。
堪らない……そう感じてしまう私も私だけど。
顔を逸らすだけで逃げようとしない彼も彼なのだろう。
鎖骨の少し上に唇を当てる。

「あっ……」

京太郎の口から声が漏れる。
上目遣いで彼の顔を見ると、顔を真っ赤にさせて目を潤ませていた。
可愛いなぁ……ホントに……。


「期待してるの?」

「そんなわけ……っ」

彼は否定するけど、デスクに体重をかけている腕は微かに震えていた。

「ふふ…………触ってあげる……」

私は京太郎の胸元にて手を置く。
スーツ越しに胸板の感触が伝わる。
鍛えてあるのか、程よく固く逞しかった。


「あ……あのっ」

彼が声をあげる。
私は足を彼の足に絡めた。

「なにかしら?」

「こんなこと…………いつまで続けるんですか……?」

分かりきっていることを。
そんなの私が飽きるまで。
だが、あえてその問いに答えない。


だから言葉の代わりに行動する。

「ひぅ!?///」

身体を震わせ、腰砕けになりそうになるのを堪える彼の姿を見ると更に虐めたくなる。

「こ、こんなことしても…………意味なんてないですよ!///」

そんなこと私が一番知っている。
彼はそんなことをする私のことなんて好きではないのだろう。
でも、止められないのだ。
1度知ってしまったら。
1度味わってしまったら。
2度と戻ることが出来なくなるのだ。


彼の耳に息を吹き掛ける。

「なっ!?//」

彼の身体が大きく跳ねる。
その反応に満足しながら彼の下腹部を見る。

「あら……身体は正直だよ……?」

大きくテントを張ったそれは苦しそうにズボンを押し上げる。

「こ、これは……ただの生理現象で……その……///」

そう言ってそれを手で隠そうとする彼。
余程慌てていたのか、絡めていた私の足に触れた。

「んっ……」

彼の熱い手が触れたせいで声が漏れた。
きっと彼の近くにいたから。
近くにいたせいで私も当てられてしまったのだと、そう思うことにした。

「ご、ごめんなさいっ!///」

手をバタバタと横に降りながら謝る彼。

「京太郎くんもそういう気分なんだ……」

私は絡めていた足を解く。

そして、彼の下腹部付近に顔を持っていく。

「なっ、何を?!////」

後ずさろうとする彼の腰を腕でホールドすると、ピタリと動きが止まった。
彼の方を見ると、期待と羞恥でいっぱいになった顔をしていた。
きっと私が今からするであろうことで頭がいっぱいなのだろう。
ここがどこで、今が何時なのか、それすら頭に無いような顔をしている。


「狩宿さん……///」

この言葉が彼の最後の理性なのだろう。
ここでやめるのも面白いけど…………ここまで手を出さずに育てたんだ。
我慢の限界だった。
私は彼のズボンのベルトとチャックを外し、ズボンをおろした。
パンツだけになったそれは今か今かと待っている。
パンツをおろし、私は彼を顔を見ながらこう言った。

「いただきます」


京太郎「いや……ラジオドラマは強敵でしたね……!」

巴「なにこれ……」

京太郎「まぁ……その、深夜放送なんで…………」

巴(めっちゃ恥ずかしいんだけど……)

巴「私はこんなことしないからね!」

京太郎「も、もちろん、わかってますよ!はい!」

巴(…………でも、ちょっとだけ積極的になってみようかな……このドラマみたいに)

狩宿巴編 3






京太郎「ラジオで須ー賀!48回目放送!」

京太郎「後3回で一周年記念ですねー」

京太郎「どんな内容になるのか気になるところですが」

京太郎「今週のゲストを紹介したいと思います!」

京太郎「二度目の登場となります、南浦数絵さんです!」

数絵「よろしくお願いしまします」

京太郎「今週の放送はラジオドラマということなんですが……大丈夫ですか?」

数絵「お爺様と朗読しあったこともありますから」

京太郎「わかりました」

京太郎「この箱の中に入ってるラジオドラマのストーリーを1つ取ってください」

数絵「これです!」

夫に先に旅立たれてから早く5年。
夫と二人で頑張ろうと経営しだした民宿の仕事もそつなくこなすことが出来るようになった。
それでも……夫のいない寂しさは拭えないのだけれど。
私は一人でこの民宿を守ってきた。
そんなある日、とあるお客さんがやってきた。
予約もしていないのだけれども、泊まれる場所はあるのかと……他の宿はどこも一杯で泊まれなかったと。
多くの人が泊まるような人気の宿ではないこの民宿は、当然空いていた。
私は彼に名簿に名前を書くように用紙とペンを渡した。
彼はそれを受けとるとサラサラと名前を書いて私にそれを返す。


「…………ぁ」

声が漏れた。

「どうかしました?」

彼に聞こえてしまったのだろう。
私はなんでもありません、と答えて彼を空いている部屋に案内した。
彼の部屋を出て私は泣きそうな気分になった。
あの人に似ている顔立ち、そして名字は違えどあの人と同じく名前だったのだ。

泣きそうな気分を堪えて、布団を敷くために彼の部屋に入った。

「あ、どうもです……」

罰の悪そうに彼は私にお辞儀をする。
あの人も全く同じことをしていたのを思い出す。

「あの……さっきから俺の顔に何かついていますか?」

不審そうに聞いてきた。
確かに、私にとっては見覚えのある……というか、よく知った顔に似ているけれど、彼にとっては全くの他人から顔を凝視されているのだから、居心地が悪いのも当然だろう。


「も、申し訳ありません……」

正座して深く頭を下げて謝罪する。

「いえ、あの……そういうことじゃなくて……」

私が顔をあげると、なぜか彼も正座をしていた。

「えっと…………女将さんみたいな綺麗な人にみつめられたら……その……恥ずかしくて……」

ポリポリと頬を掻きながら彼はそう言う。
なんだか、その姿が可笑しくてつい声を出して笑った。
すると私に釣られたのか、彼も笑っていた。
いつからだろうか……私が笑わなくなったのは……。
きっとあの人が旅立ってしまったあの日以来だ。


「あー……もう、いきなり笑うから俺も釣られちゃいましたよ」

「申し訳、ふふっ……ございません……」

私は本来の目的である布団を敷くために立ち上がった。
しかし、立ち上がったはずの足は宙に浮いていた。

「あっ」

気がついた時には身体は斜めに傾いていた。
のちに来る衝撃の為に目を閉じた。


「危ないっ!」

そんな声が耳を通り抜ける。
その声が届いたすぐ後に傾いていた身体が柔らかくも固い何かに受け止められた。

「大丈夫ですか?」

とても近くで聞こえる声。
ほのかに香る汗の匂い。
そして、背中まですっぽりと包まれているような暖かみ。

私はゆっくりと目を開ける。

「女将さん?」

彼の顔がすぐ目の前にあった。
私の視界の全てが彼になってしまったかのような。
彼から目が離せなかった。
離したらいなくなってしまう、そんな気がした。

「いきなり倒れてくるもんだから……ってすみませんっなんか勢いで抱き締めてしまっ
て……///」

するりと彼の腕が私から離れてしまう。

「こちらこそ……すみません……」

「いえ……俺の方こそ……」

お互いに黙ってしまい、気まずい雰囲気が二人を包む。


「えっと……」

先に口を開いたのは彼の方だった。

「俺、女将さんみたいな綺麗な人だったらさっきみたいにいつだって助けます!」

「え…………」

「その……なんといいますか…………こう、初めて会ったときにビビッと感じるものがあったんです……」

私はゴクリと唾を飲み込んでいた。

「こういうのを巷では……一目惚れっていうんですかね…………なんて」

「……っ」

「ってこんなこと言われても困りますよね……なんでもないです、はい」

シュンとしてしまう彼を抱き締める勇気は私にはまだなかった。


京太郎「なんか……読み方上手いですね……」

数絵「ありがとうございます」

京太郎「こういうの続くのだから、もっと上手くならなくちゃな……」

数絵「良ければ今度お爺様とやったことをお教えしましょうか?」

京太郎「え、いいんですか?」

数絵「はい、かまいませんよ?」

南浦数絵編 2






京太郎「ラジオで須ー賀!」

京太郎「どうもこんばんわ,須賀京太郎です」

京太郎「えー,今回で49回目の放送になります!」

京太郎「では早速ゲストを呼ぶことにしますね」

京太郎「獅子原爽さんです!」

爽「どもー」

京太郎「初めまして...ですよね?」

爽「うん,でも君のことは色んな人からよく聞くね」

京太郎「え...噂的な感じです?」

爽「悪い噂のされ方じゃないから」

京太郎「それならいいのかな...?」

――ユキちゃんのおもちの揉み心地を教えろください――

京太郎(俺も気になるんだよな...)

爽「え...なにこれ」

京太郎「いつものことです」

爽「そもそも触ったこと......あ」

京太郎「なんです?」

爽「学生の時に一度,あの胸にぶつかったことあるんだけど」

京太郎「ほうほう」

爽「ぶつかったはずなのにこっちが吹き飛ばされた」

京太郎「!?」

爽「うん、あれはすごい」

――京太郎さんの膝に座るのが流行っているそうです 試して感想をお願いします――

京太郎「」

爽「」

京太郎「」

爽「よいしょっと」

京太郎「なんで!なんで座ったんです!?」

爽「なんでって...流行ってるって書いてあるし」

京太郎「そうですけど...」

爽「にしても、あんまり座り心地はよくないかも」

京太郎「そりゃ男の人の膝なんて固いだけですから」

爽「そうだけど......なんか、お手洗いに行きたくなる」

京太郎「!?」

京太郎「絶対だめですよ!?」

爽「わかってる」

爽(もしかしてこういうことなのか......?)

――好きなプレイは?――

爽「NTR」

京太郎「」

爽「あ、自分が当事者は駄目だよ」

爽「誰かが誰かにNTRれてるのは全然ばっちこい」

京太郎(駄目だこの人早く何とかしないと...)

――須賀京太郎についてどう思いますか――

爽「どうって言われても...」

爽「色んな人から聞いてたけど、初対面だし...」

爽「イケメンで金髪なくらいしか知らないんだけど」

京太郎(それはそれでどうなんだろう......)

爽「んーー」

京太郎「お疲れ様でした」

爽「ん、お茶か...」

爽「ありがと」

京太郎「いえいえ」

爽「ちゃんと気遣い出来るんだね」

京太郎「もっと気難しい人を相手にしてますから」

爽「苦労人?」

京太郎「いえ、全然」

爽「変なの」

獅子原爽編 1



京太郎「はい、この時間は須賀京太郎こと京ちゃんとお楽しみにいただきたいと思います」

京太郎「えっと……では今回のゲストを紹介したいと思いますね」

京太郎「二度目のゲストとなります」

京太郎「高鴨穏乃プロです!」

穏乃「どうもー!」

京太郎「相変わらず元気だな……」

穏乃「そりゃそうだよ!」

穏乃「だってまた出たかったもん!」

京太郎「そ……そっか……///」

穏乃「なに照れてんの?」

京太郎「て、照れてなんかねーし///」

穏乃「?」コテン

――意外と小柄なんですね――

京太郎「確かに小さいもんなー」

京太郎「一緒に歩いたら親子とか兄弟とかに間違われそうだし」

穏乃「これでも結構身長伸びたんだけどなー」

京太郎「何センチ?」

穏乃「1センチ!」エッヘン

京太郎「そっか...」

穏乃「どうしたの?」

――エベレストのことどう思う?――

穏乃「既に制覇した!」

京太郎「すげぇ!」

穏乃「でも、死ぬかと思ったよ」

京太郎「いや誰でも死ぬと思うだろ...」

穏乃「うーん...登ってる時にずっと誰かの視線を感じてたんだけど」

穏乃「誰だったんだろ...」

京太郎(まさかイエティとかUMAじゃないだろうな......)

――山で高級食材とか見つけることあります?――

京太郎「まさかそんなうまい話が...」

穏乃「この前、山で天然の松茸見つけたよ!」

京太郎「!?」

穏乃「家に持って帰ってお母さんと一緒に食べたけどね」

京太郎「穏乃さんや」

穏乃「なに?」

京太郎「今度一緒に山に行きませんか?」

穏乃「いいけど......2日くらいかかるよ」

京太郎「謹んでお断りさせていただきます」

――キスしたことはありますか?――

穏乃「んー......」

京太郎(穏乃ってそういうのあんまり興味なさそうだもんな...)

穏乃「京太郎のとこのカピバラとならあるかな...」

京太郎「それって......」

穏乃「ん?」

京太郎「なんでもない...」

京太郎(俺もしてるから間接キスになるんじゃ......)

――京太郎を婿にしたい? それともお嫁さんになりたい? 選ぶならどっち?――

穏乃「京太郎を?」

京太郎「まぁ...答えにくいなら答えなくても」

穏乃「そういうんじゃないんだけどさ...」

穏乃「京太郎かぁ......」

穏乃「婿...ってことは家に入ってもらうんだよね?」

京太郎「まぁ、一般的にはそうなるんじゃないか?」

穏乃「だからって私がお嫁さんかはなぁ...」

京太郎「なにかあるのか?」

穏乃「いやーあのさ恥ずかしいことに私って料理とかあんまり得意じゃないんだよね」

穏乃「だからお嫁さんってキャラじゃないと思うし...」

穏乃「あ、そうだ!」

穏乃「京太郎がお嫁さんになればいいんだよ!」

京太郎「ハァ!?」

穏乃「だって料理だって洗濯だって掃除だって上手じゃん!」

穏乃「決まり! 京太郎をお嫁さんにしたいっ!」

京太郎「」

京太郎「んーお疲れさん」

穏乃「おっつかれー」

京太郎「これからどうすんの?」

穏乃「んーと、夜行バスで実家帰るよ」

京太郎「そっか......。 じゃ、これやるよ」

穏乃「これって...どら焼き?」

京太郎「たまたま手に入ったからさ」

穏乃「いいの?」

京太郎「穏乃のお母さんと一緒に食べてくれ」

穏乃「うん、ありがとっ」

京太郎「おう」

穏乃(たまたまで、竹風堂のどら焼山が手に入るって誰が信じるのさ)

穏乃(相変わらず、嘘が下手だよね...うぇひひ)

高鴨穏乃編 2




京太郎「ラジオで須ー賀! 一周年!」

京太郎「いやー早いもんですねー」

京太郎「この放送が始まってもう1年たちましたねー」

京太郎「色々は人をゲストに呼びましたね」

京太郎「えっと...今年のゲストの累計ですか?」

京太郎「ちょっと待っててくださいねー」

――集計中――

京太郎「どうやら出たようなので発表しますね」

京太郎「一番多いのが4回で智葉さん」

京太郎「次に巴さんが3回と和の3回、照さんの3回」

京太郎「2回がはやりさん、小蒔さん、数絵さん、穏乃、シロさん、姫子さん」

京太郎「そして1回が、爽さん、健夜さん、春、明華さん、咲、胡桃さん、洋榎さん、久さん、美穂子さん、菫さん、尭深さん、霞さん、咏さん、怜さん、憧、初美さん、豊音さん、ゆみさん、竜華さん、衣さん、一さん」

京太郎「かな? もしかして回数たんない?」

京太郎「あれー?」

京太郎「んまぁ、いいや、では次のゲストを呼びます」

京太郎「片岡優希です」

優希「遅いじぇ!」

京太郎「すまんすまん」

優希「まったくこれだから...」

京太郎「どうどう」

京太郎「えっと、リスナーの方に説明すると俺とゲストの優希は同じ高校出身です」

京太郎「他には、プロで言ったら、咲とか和とか、久さんも同じ高校の先輩ですかね」

京太郎「あと、まだ番組に出てないんですが、染谷まこさんも同じ高校です」

優希「あのころの京太郎はよわよわだったのに...今となっては同じプロ」

優希「世の中どうなるかわからないじぇ!」

京太郎「あんときはカモにされまくったからな」

優希「今でもたまにカモになるけどなー」

京太郎「うぐっ...否定できん」

京太郎「では、コーナーに行きたいと思います!」

――片岡さんにとってタコスとは?――

優希「神!」

京太郎「即答かよ...」

優希「タコスは私の力の源だからな」

優希「気合を入れたいときはいつも食べてるじぇ」

京太郎「かわんねーな、お前のそういうところ」

優希「惚れたか?」

京太郎「全然」

優希「ちぇー」

優希(もちろんこの放送の前にもちゃんとタコスをたくさん食べてきたんだけどな)

――タコ系の次に好きな食べ物は?――

優希「次......次か.........」

京太郎「優希が悩むなんて明日は槍でも振るんじゃないか?」

優希「言い過ぎだじぇ」

京太郎「すまん」

優希「タコスが最強だからそれ以外なんて考えてなかったからな...」

優希「あっ」

京太郎「どうかしたか?」

優希「いつぞや京太郎に作ってもらったタコライスが次に好きな食べ物だじぇ!」

京太郎「へぇ」

優希「思い出したらまた食べたくなったから今度作ってくれ!」

京太郎「時間があったらな」

優希「うへへ......想像しただけで涎が.........」ジュルリ

――この世で一番美味しい食べ物はタコスで異存はないな?――

優希「全ての食べ物の頂点はタコスに決まっている」

優希「むしろ、それ以外が頂点にいくことなどまずありえない!」

京太郎「いや...他にもあると思うけどさ......」

優希「ないっ!」

京太郎「そっすか......」

――タコスをあーんしてもらって――

京太郎「なんでタコスあるんだよ!」

優希「ほら早くするんだじぇ!」

京太郎「えぇー」

京太郎「やっぱりやるのこれ...」

優希「......」ワクワク

京太郎「しかたねーな」

京太郎「あーん」

優希「あーんっ」パクッ

京太郎「ちょっ!お前、指まで食べんなよっ!?」

優希「すまんすまん」

優希「てっきり美味しそうだったからつい...てへ」

京太郎「ぜってーわざとだろ......」

――パンツはいてるって本当?――

優希「と、ととと当然だじぇ!」

京太郎「声が震えているんですが...」

優希「そそそんなことないじぇ?」

京太郎「そっすか......」

京太郎「じゃあお前がそう思うんならそれでいいっす」

優希(流石に今は履いてるけど......)

優希(若気の至りってやっぱりあると思う...うん)

――京太郎に嫁ぐ予定は?――

優希「むしろ京太郎の方が来いって感じだじぇ」

京太郎「偉そうだなぁ...」

優希「じゃあ、私に東風で一度でも勝ってみるんだな」

京太郎「うぐっ......」

優希「というのは冗談で」

優希「正直、嫁いでもいいとは思ってるじぇ」

優希「だって家事万能のくせにカッコいいし」

優希「それに私の我儘にも付き合ってくれる人なんてコイツくらいなもんだし...」

京太郎「......優希」

優希「だからコイツには私の犬になってもらいたいじぇ!」

京太郎「」

優希「う~ん、楽しかった」

京太郎「それなら何より」

優希「そうだ、タコライス作ってくれるって約束はいつごろになりそう?」

京太郎「そうだなぁ......」

優希「私はタコライスのためだったら予定なんてすべてキャンセルするくらいな気持ちだじぇ」

京太郎「それはそれでどうなのさ...」

京太郎「うーん、まだよくわからんからさ」

京太郎「決まったら連絡するわ」

京太郎「ごめんな、すぐ決められなくてさ」

優希「いい、昔っから京太郎は優柔不断だったからな」

京太郎「そうだっけ?」

優希「ま、予定が空き次第連絡してくれ」

優希「楽しみに待ってるから」

京太郎「おう、とびっきりのタコライスをご馳走してやるぜ」

片岡優希編 1




京太郎「はい今週もこの時間がやってきました!」

京太郎「ラジオd玄「ラジオで須ー賀! だよ!」

京太郎「ちょっと...あの...まだ早いんですけど...」

玄「ご、ごめんんさいっ」

京太郎「あーいや別に謝るほどのことじゃないんですけどね」

玄「はぅぅ」

京太郎「こほん、というわけで始まりました、ラジオで須ー賀、52回放送です」

京太郎「ゲストは先ほど盛大なフライングしてリスナーのハートをキャッチした」

京太郎「松実玄さんです!」

玄「ど...どうもー」

京太郎「さっきと声小さくないですか?」

玄「だって...よくよく考えてみたらすっごく恥ずかしいことしてるって気づいたから...///」

玄「それにこの放送の大ファンで...毎週録画しながら......あうぅぅ///」

京太郎「大丈夫ですよ」

京太郎「玄さんにタイトルコールしてもらった方がいいって人の方が多いですから」

玄「そ、そうかな?」

京太郎「ええ、俺が保障しますから」

京太郎「ここのリスナーに悪い人なんていないです」

玄「えへへ...なら良かった」

京太郎「ではいつものお便りのコーナーに行きましょうか」

京太郎「毎週聞いてるならわかりますよね?」

玄「も、もちろん!」

玄「おまかせあれ!」

京太郎「では、どうぞ!」

玄「いつものお便り! 略していつおた!」

――誰よりもあなたのおもちが一番だと思います――

京太郎(このリスナーとはいい酒が飲めそうだ)

玄「わ、私のなんか...」

玄「がっかり残念おもちだから...///」

京太郎「そんな自分で自分のことを卑下しなくてもいいんじゃないんですか?」

玄「え?」

京太郎「ほら、よく言うじゃないですか」

京太郎「隣の芝は青かったとか」

京太郎「確かに他人の持っている物は良く見えるけど、自分の持っている物は悪く見えてしまう」

京太郎「玄さんの謙虚なところとか好きですけど」

京太郎「もっと自分に自信を持ってください」

京太郎「貴方はきっと誰よりも素敵です」

京太郎(そのおもちが!)

玄「...京太郎くん///」ポッ

――お二人がそれぞれ一番好きなおもちの持ち主は?――

玄「お姉ちゃんのかな」

京太郎「ノーコメントで」

玄「なんで?」

京太郎(本人目の前にして言えるわけねーよ)

京太郎「いえ、こういうのってデリケートな問題なんて...」

玄「そうかな?」

京太郎「それは玄さんが女の子だから思えることで男の人になるとまた別の問題になるんですよ」

京太郎「まぁ、強いて言うならば、おもちに貴賤なし......ですかね」

玄「おー......まさにおもちマイスターだね!」

京太郎「あ、ありがとうございます」

――どちらも奉仕するタイプで似てますね――

京太郎「あー...玄さんって松実館の若女将さんですもんね」

玄「うん、プロになったのはいいんだけど...中々ね」

京太郎「どうです?」

玄「大変だけど、やりがいがあってとても充実してるかな」

京太郎「身体に気をつけてくださいね?」

玄「おまかせあれ!」

京太郎「それ、いつも言ってますよね」

玄「あぅ...つい......頼られたりすると...出ちゃうから」

京太郎「個性で可愛いと思いますよ」

玄「はうっ!///」

京太郎「どうかしました?」

玄「な、なんでもない、なんでもないからっ!///」

玄(不意打ちばっかりだよぉ...///)

――処女?――

玄「あはは......やっぱりこういう質問ってあるんだね」

京太郎「まぁ深夜の放送なんでそこは目をつぶって頂けると助かります」

玄「そうだよね...」

玄「えっと......実はまだ一回も男の人と付き合ったことがないよ」

京太郎「え、なんでまた」

玄「えっとほら、高校が女子高だったから...」

京太郎「でも、大学とかプロとかで出会いとかあったんじゃ...?」

京太郎「俺と出会ったのも大学ですし」

玄「そうなんだけど...」

玄(ずっと京太郎くんの近くにいたから他の人からそういう関係だって間違えられてたんだけど...)

玄「ずっと麻雀とかやってたし」

玄「そんな暇はなかったかな?」

京太郎「確かに俺も大学はいろんな師匠捕まえて麻雀三昧だったからなー」

玄「えへへ、一緒にプロになれたもんね」

京太郎「年は違いますけどプロの同期として負けませんからね!」

玄「私だって負けないから!」

京太郎「お疲れ様です」

玄「うん、お疲れさま」

京太郎「この後、館の方に帰るんですか?」

玄「ううん」

玄「この後フリーだよ」

京太郎「マジですか」

京太郎「あ、こっちで泊まるところ決まってます?」

玄「今から決めるところだけど...」

京太郎「だったら俺の部屋に来てください」

玄「えぇ!?」

京太郎「だって、この辺りって割と治安良くないんで」

京太郎「玄さんみたいな人が一人で歩いてたら攫われちゃいますよ?」

玄「う...うぅ......それは...いやかな...」

京太郎「大丈夫ですって」

京太郎「変なこと絶対にしませんから!」

玄「ほ、ほんとに?」

京太郎「宥さんに誓って」

玄「じゃあ、お邪魔しようかな...」

玄「いい?」

京太郎「ええ、もちろん」

玄「ありがとっ」

京太郎「ではいきましょうか」

松実玄編 1

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最終更新:2026年01月20日 21:02