和「・・・」ポワー
まこ「いきなり全力とはのぅ。こりゃ、本腰いれんとな」ゴクリ
久「こりゃ、舐めてかかると一撃かもね」シンケン
京太郎「これが、生の闘牌!!」
京太郎「(よしっ、いい感じだ。これなら力は使わなくても・・・)」グッ
久「(須賀君はよさそうね・・・)」チラッ
和「・・・」ポワポワ
まこ「(和もテンパってはおるようじゃが・・・)」ウーム
和「・・・」ヤクマンテンパーイ
久「(このまま和に和了られるとまずそうね・・)」スッ
まこ「(ここは京太郎に振り込むかの)」チラッ
京太郎「あっ、ツモった!」
和「・・・」ビクッ
京太郎「あはは・・・これまたしょっぱいな。ツモのみ、400・800だ」
久・まこ「(ナーイス!)」グッ
和「・・・」グスッ
和 25000→24200
久 25000→24600
まこ 25000→24600
京太郎 25000→26600
久「よーし、それじゃあ私の親ね!」フフフ
和「・・・(須賀君、あなたはどうしていつも私を・・・)」マサカ
京太郎「うん?」キョトン
和「・・・(わ、私のことが好きだから苛めてるんですね?)」カァ ←男子は好きな女の子をなんとやら
京太郎「んん?」ドシタノ?
まこ「こら、集中せんか!!」ビシッ
久「私の・・・親」グスン
久「(親なのに全然手が来ない・・・)」ガクガク
和「(いい感じに持ってこれました)」スッ
まこ「(今日は不調じゃな)」スッ
京太郎「(いい手牌だけど、和了れるかな?)」スッ
和「(須賀君も聴牌ですか。なら、さっきの借りを返しますね)」フフ
京太郎「(うーん、降りようかなぁ)」ナヤミチュウ
和「(できれば、須賀君からロン和了したいですが・・・)」チラッ
京太郎「(やっぱり降りよう・・・どうせ勝負しても勝てそうにないし)」ソレガイイ
和「(ベタ降りですか。ですが、そんな弱腰の麻雀では・・・)」スッ
和「ツモ、3400。1200オールです」バラッ
久「あちゃー、もう少しだったんだけどねぇ」チャラッ
まこ「手が早いのう」チャラッ
京太郎「(俺・・・今の打ち方で、本当によかったのか?)」チャラッ
和 24200→27600
久 24600→23400
まこ 24600→23400
京太郎 26600→25400
和「(できれば、須賀君からロン和了したいですが・・・)」チラッ
京太郎「(やっぱり降りよう・・・)」ソレガイイ
和「(ベタ降りですか。ですが、そんな弱腰の麻雀では・・・)」スッ
和「ツモ、3200。800・1600です」バラッ
久「あちゃー、もう少しだったんだけどねぇ」チャラッ
まこ「手が早いのう」チャラッ
京太郎「(・・・今の打ち方で、本当によかったのか?)」チャラッ
和 24200→27400
久 24600→23000
まこ 24600→23800
京太郎 26600→25800
【東三局 まこの親】
まこ「次はわしの親じゃのう」ヤルゾー
京太郎「・・・・(俺は・・・俺は・・・)」グッ
久「(須賀君ったら、いい顔になってるわね)」
和「・・・(須賀君のレア顔・・・//)」キュン
久「(ようやく聴牌ね・・・これなら)」グッ
京太郎「(あまりいい聴牌じゃない。だけど・・・)」ギリッ
和「(ここは様子を見ましょう)」スッ
まこ「(親がテンパれない呪いでもあるのかのう?)」スッ
久「(須賀君、めっきり大人しいわね。あの能力を使ってくるわけでもないし・・・)」ジロジロ
京太郎「(ダメだ・・・あの力に頼るのだけは・・・)」ブルッ
久「(何を恐れているのか知らないけど、私は使わせてもらうわよ!!)」ゴッ
まこ「(やりおったか・・・)」
京太郎「(部長・・・。俺にも・・・武器があれば!!)」クソッ
京太郎「(俺に、力があれば・・・)」ボンヤリ
久「ふふっ・・・リーチ」ダァン!!
アンリマチ!!キィーン!!
京太郎「(俺にも・・・あんな力が・・・)」ズズズ
久「えっ?」
和「?」キョトン
京太郎「俺も・・・リーチです!!」ダァン!!
久「なっ!?」コレハ!?
和「部長の動き・・・?」ビックリ
京太郎「さぁ、先輩の番ですよ?」ギラッ
まこ「(ど、どういうつもりじゃ京太郎!?)」スッ つ南
京太郎「ロン!! 7700です!!」ゴッ
まこ「な、なんじゃと!!」マチヲミル
久「南を頭で地獄単騎!? なんで、そんなリーチを・・・あっ!?」マサカ
京太郎「へへへ。流石に、ちょっとベタっすかね?」ニヤリ
まこ「(まさか、京太郎。部長の能力を真似おった・・・?)」
久「へぇ・・・やるじゃない」ニヤ
和 27400
久 23000→22000
まこ 23800→16100
京太郎 25800→34500
【東四局 京太郎の親】
京太郎「俺の親か・・・」ウーム
和「このまま逃げ切れればいいですね」ニッコリ
久「さっきの借りは返すわよ」ニッコリ
まこ「同じく」ニッコリ
京太郎「親なのに肩身が狭い」ガタガタ
和「(このまま須賀君の親を降ろして、次の局で本腰を入れましょう」スッ
久「(和はもう聴牌ね。このまま差し込んで須賀君の親を流そうかしら)」スッ
京太郎「(やっぱりみんなに警戒されてる。このままじゃ和了れない・・・)」
まこ「(このまま京太郎をみんなで引きずりおろすのが上策じゃな)」スッ
京太郎「(仕方ない・・・ここは・・・!!)」カッ
和「」ビクッ
久「(きたわね!!)」ブルッ
【絶対絶対遵守の力】
京太郎「(和・・・こっちを見ろ!!)」ギンッ
和「(この感じ・・・あの時の・・・)」ブルッ ウツムキ
京太郎「なっ!?」シマッタ
久「どうしたの? 須賀君の番よ」スッ
京太郎「クッ・・・」スッ
京太郎「(和・・・こっちを見てくれ!!)」キィィィン
和「(なんか、須賀君から熱い視線を感じる・・・・//)」モジモジ
久「(何やってるのかしら、あの二人)」スッ
まこ「(とにかく、今は降りるとするかの)」スッ
京太郎「(クソッ、このままじゃ・・・)」スッ
和「あ、ロンです。チンイツ、ドラ2 平和で倍満。16000ですね」チャッ
京太郎「・・・えっ?」アングリ
和 27400→43400
久 22000
まこ 16100
京太郎 34500→18500
【南一局 和の親】
和「さて、私の親ですね」ヨシッ
和「このまま、勝ちに行きます」ギュッ
京太郎「あのぬいぐるみは・・・またか!」ゴクリ
【忠義に生きる陽光のエトペン】 発動!
和「・・・」ポワー
まこ「これは、気を引き締めんとのう」
久「ええ、気をつけないと」
京太郎「和・・・さっきの借りは必ず返す!!」ギリッ
和「・・・」ションボリ
京太郎「(よし、中々いい感じだ)」スッ
まこ「(ようやっと聴牌できたのう)」フム
久「(こ、これはむちゃくちゃいい手じゃない!!)」ドキドキ
和「・・・(聴牌できないなんて・・・)」スッ
京太郎「(この状況であの眼を使うのはリスクがでかい・・・)」ウーン
久「(須賀君、悩んでるところ悪いけど。私は遠慮なんかしないわよ!!)リーチ!!」ダァン!
まこ「(ふむ、ここはダマのままで引っ張ってみるかのう・・・)」スッ
和「・・・・」ションボリ
京太郎「(そうだ、俺も・・・)トレース・オン・・・・」ギュッ
イメージしろ。あの部長の姿を・・・・
自分自身が部長になったつもりで、部長の能力を使えると信じ込め!!
男女の区別など、無いと理解しろ!!
俺も、あの人になれる筈だと受け入れろ!!
~~~~久「須賀くん、おはよう」ニコッ~~~~
なんだか・・・すごく、ムラムラした。
【この世全ての悪待ち】 発動!!
京太郎「リーチ!!」ダァン!!
久「すごい迫力ね・・・」ドンナソウゾウシタノヨ
まこ「やれやれじゃ」ハァ
まこ「(しかし、二人が悪待ちだとするとまずいのぅ)」スッ
和「・・・」ポワー
京太郎「(俺だって、部長に並べるんだ!!)」ダンッ
久「ふふっ、頑張ってるようだけどまだまだね須賀君」ニヤリ
京太郎「なっ!?もしかして!」ビクッ
久「悪いわね、それよ!!」ローン
京太郎「ぬぁあぁ!!悔しいぜえええ!!」チキショー
久「悪いけど、そう簡単に真似できると思わないでよね?」ニッコリ
和「・・・」ギュッ
和 43400
久 22000→25200
まこ 16100
京太郎 18500→15300
【南二局 久の親】
久「さぁ、この勢いに乗るわよー!!」ウキウキ
京太郎「そうはいかねーっすよ!!」ウガー
まこ「おうおう、その意気じゃ京太郎」
和「私も負けてられませんね」
京太郎「(やっぱり投影だけじゃ限界がある。何か新しい力を・・・)」ギリッ
久「(盛者必衰の如し・・・)」ガクッ
まこ「(そこまで栄えてもおらんじゃろうに)」ヤレヤレ
京太郎「・・・力が・・・もっと力を・・・」ブツブツ
和「(ここで聴牌・・・ですか。どうやら私だけのようですね)」フフ
京太郎「そうだよ・・・力があれば・・・照さんだって・・・」ブツブツ
和「す、須賀君?」キョトン
京太郎「(もっと、もっと力を・・・)」ゴゴゴゴ
久「っ!?」ビクッ
まこ「またか・・・」ブルッ
京太郎「そうだ、使いこなすんだ・・・俺の、この力を・・・!!」キィィィン
和「須賀君・・・」チラッ
京太郎「どうした和? 早くツモれ・・・」キィィィン
和「あ、あぅ・・・」ガクガク
京太郎「何を震えている? さぁ? 打ってくれよ・・・!」キィィン
和「す、須賀君・・・私は・・・」ブルブル
京太郎「さぁ、そのまま流局まで足掻いてみせろ!!」キィィィィン
【絶対遵守の力】
和「・・・・はい、分かりました」ツモギリ
久「ちょ、ちょっと須賀君!」ナイイッテンノ?
京太郎「次は部長の番ですよ」ニコッ
久「え、ええ・・・」スッ
まこ「(なんじゃ、あの不気味な瞳は・・・?)」
数巡後
京太郎「・・・聴牌です」チャッ
和「聴牌ですね」チャッ
久「・・・・ノーテンよ」パタン
まこ「・・・・わしもじゃ」パタン
和 43400→44400
久 25200→24200
まこ 16100→15100
京太郎 15300→16300
【南三局 まこの親】
まこ「さぁ、わしの親じゃな」
和「(須賀君が怖い・・・どうして? こんなにも好きなのに・・・)」ギュッ
【忠義に生きる陽光のエトペン】 発動!
和「・・・(それでも、今は勝負に集中です・・・)」ポワー
京太郎「(力を使ったか。おもしれぇ、このまま倒してやる・・・)」ククク
久「(須賀君が悪い顔してるわね・・・)」ウーン
まこ「(京太郎、伸び悩んでおるせいかのう・・・)」ハテサテ
京太郎「(聴牌できない・・・なんでだよ・・・!!)」ギリッ
まこ「(随分とまぁ、聴牌できない対局じゃのう)」フゥ
和「(・・・聴牌できない・・・)」ドウシテ?
久「よーし、まこには悪いけど!!決めさせてもらうわ!リーチ!!」バンッ
京太郎「(部長が張った・・・!なら、俺の力で・・・!!)」キィィィン
~~~???「逆にお前は、俺に叩きのめされて、考えを変えるのか?」~~~~
京太郎「っ!?」ズキッ
久「す、須賀君? どうしたの?」アタフタ
京太郎「な、なんでもないっす(目が・・痛んだ?どうして・・・?)」ギリッ
まこ「それより、お前の番じゃぞ」スッ
京太郎「は、はい・・・」スッ
京太郎「(弱い俺が、力を求めて何が悪いんだよ・・・)」ギリッ
和「・・・」スッ
久「うーん、来ないわねぇ」スッ
まこ「(須賀の奴、何を悩んでおるんじゃ・・・)」スッ
久「あ、それよ!まこ、ロン!」バンッ
まこ「なっ!?」ヌカッタ
久「えーっと、リーチ、約牌、三暗刻、ドラ2に裏が二枚乗って・・・倍満で飛びね、まこ」ニコッ
まこ「んな・・・」ブルブル
和「ふぅ、なんとか逃げ切りました・・・」アセアセ
久「あー、原村さんから直撃取りたかったわよー」ザンネン
まこ「わ、わしは・・・人気も無くて、麻雀も弱ければ・・・」ガクガクプルプル
ヤイノヤイノ イヤータノシカッタ
ホントデスネー ユウキチャンモウチタイジェー
京太郎「オーラス・・・最後の大逆転・・・か」ハハッ
京太郎「そんなの・・・全部夢じゃねぇか・・・」ギリッ
咲「・・・京ちゃん」ギュッ
和 44400
久 24200→40200
まこ 15100→‐900
京太郎 16300
【清澄高校 麻雀部室】
咲「ふぅ・・・」ガチャリ
久「よしっ、今日は調子がいいわね!」ニカッ
まこ「今日は厄日じゃのう」シクシク
咲「あれ?京ちゃんがいない・・・?」キョロキョロ
和「須賀君なら、用事があるって帰りましたよ?」ツイサッキ
優希「咲ちゃんがトイレに行ってる間だじょ」ウンウン
久「外は雨も降ってるし、大降りにならない内に私達も帰ろうかしらね」
~~~京太郎「そんなの・・・全部夢じゃねぇか・・・」~~~
咲「・・・っ! わたしも、帰ります!!」トテトテ
バタン
久「どうしたのかしら?」キョトン
まこ「さぁのう?」ドシタンジャロ
【清澄高校 通学路】
咲「京ちゃんっ、京ちゃん!!」バシャバシャ
あの時の京ちゃんの顔は、あの時の京ちゃんの眼は・・・!
~~照「さよならだ、咲」~~~
咲「いなくならないでよ! 京ちゃん!!」ビシャビシャ
【清澄高校 通学路】
京太郎「三位・・か」バシャバシャ
強くなった気でいた。
あの日、自分の力に目覚めてから。
師匠と出会って、ネトマで一位になって。
練習もせずに、楽して強くなろうとして・・・
いろんな力を手にしたような気になってた。
京太郎「だけど、それは全部、ただの妄想じゃねぇか!!」バシャッ
強くなった気になって!!
自分が何か特別になれた気がして!!
京太郎「俺は、俺は・・・こんなに弱かったのかよぉ・・・」ビショヌレ
全部、あいつの言うとおりだ。
「ふん。お前は本当に宮永照を救えると思っているのか?」
「持ち前の正義感で、照を救える気になっているだけではないのか?」
俺は、救える気になっていただけなんだ。
京太郎「救えねぇよ・・・このままじゃ・・・」ジャリッ
京太郎「力だ・・・、もっともっと!!!」ガンッ
京太郎「照さんを救う為なら・・・俺は・・・」
京太郎「悪魔にだって、魂を売ってやる・・・!!」カッ
ガラガラドッシャーン
咲「京ちゃんっ!!」バシャバシャ
京太郎「咲・・・?」
咲「はぁっ、はぁっ・・・探したんだよ?」ゲホッゲホッ
京太郎「な、何やってんだよ、お前・・・ずぶ濡れじゃねーか」
咲「きょ、京ちゃんだってずぶ濡れじゃん・・・」
京太郎「・・・そうだな、俺は・・・ずぶ濡れだよ」
咲「そんなに・・・強くなりたいの?」ボソッ
京太郎「・・・あ?」
咲「いいじゃん、強くならなくたって・・・」ギュッ
京太郎「今・・・なんつった?」ブルブル
咲「いいじゃん!! 強くならなくたって!!」
京太郎「咲、てめぇ・・・!!!」バッ
咲「ひうっ!」ミヲカガメル
京太郎「あっ・・・・」チラッ
~みずたまり~ ※誰がなんと言おうと京太郎君です
京太郎「これが・・・俺?」ガクガク
咲「しょ、正気に戻ってくれた?」オソルオソル
京太郎「さ、咲・・・俺・・・」ガタガタ
咲「ダメだよ、京ちゃん・・・」ギュッ
京太郎「さ・・・き?」ブルブル
咲「京ちゃんは強くならなくても、いいんだよ」ギュゥ
そっと、柔らかい感覚が俺を包む。
暖かい。咲は、こんなにも暖かいんだ。
咲「もう、戦わなくていいよ・・・私は・・・京ちゃんのあんな顔、もう見たくないよ!!」ギュッ
京太郎「咲・・・でも、俺・・・」ダキシメ
咲は優しい。きっと、この世界中の誰よりも。
だから、だからこそ・・・甘えられない。
京太郎「約束したんだ・・・大切なヒトと」ボソリ
京太郎「ああ。強くなって、必ず全国で会おうって」ギュッ
咲「そう・・・だったんだ・・・」ウツムキ
京太郎「咲、お前は・・・照さんに会いたいか?」
咲「・・・それは、会いたいよ」ギュウウウ
京太郎「そっか、そうだよな。会いたいよな・・・」グスッ
京太郎「咲、やっぱり俺は、強くなりたいよ・・・」
咲「どうして・・・?私達よりも、お姉ちゃんの方が大事なの?」ウツムキ
京太郎「そうじゃねぇよ。ただ、分かったんだ・・・」ハハッ
咲「え?」
京太郎「俺はただ、照さんに会って話がしたい。それだけなんだ」アハハ
咲「え? ええぇ?」ドユコト?
京太郎「だーかーら!! 俺はただ照さんに会えればそれでいいんだ!!」ワッハッハ
咲「????」
京太郎「会いたければ、新幹線ですぐじゃねぇか!」ヒヒヒ
咲「そ、そーゆーこと言っちゃうの!?」ビックリ
京太郎「知るか!セオリーなんて糞くらえだぜ!」フフン
咲「で、でも強くなりたいって・・・!」ワタフタ
京太郎「ちげぇよ。俺が強くなりてぇのは・・・」ギュッ
京太郎「俺自身の為だよ。俺は・・・もっと、もっとみんなと麻雀がしたい!」グッ
咲「京ちゃん・・・」
京太郎「部長と出会って、染谷先輩と出会って。和と優希に出会って、師匠に出会って」
モモや、加治木先輩にも出会えた。
大切な・・・守りたい人が増えていったんだ。
京太郎「そうやって、いろんな人に会っていく中で俺、見つけたんだよ・・・ついに」
京太郎「俺のやりたかった事。それが、麻雀なんだ!!」ニカッ
咲「京ちゃん、やっと・・・見つけたんだね」ニコッ
今まで、俺は照さんを救うってことで頭がいっぱいだった。
でも、それは別に麻雀じゃなくてもいいんだ・・・どんなやり方でもある筈だから。
だけど・・・もうやめられねぇよ。
麻雀の面白さを知っちまったら、もう!!
京太郎「俺は、いつかぜってーに強くなる!咲よりも、世界中の誰よりも!!」
咲「うん!なれるよ!京ちゃんなら!!」ゼッタイ
京太郎「照さん、俺・・・ようやく!! 自分を見つけましたー!!!」グッ
【長野 某ホテル】
???「ん?」ピクッ
???「ほう、別の道を選んだか・・・」
???「だが、・・・・何も変わらんよ。俺とは道が違ったとしても・・・」
???「結局は、行き着く先は同じさ」
???「君もそう思わないか?」
照「・・・・・」
???「なぁ、照」
咲「あ、あのさ京ちゃん・・・」モジモジ
京太郎「ん? どうした?」キョトン
咲「いつまで、こうしてるのかなって・・・//」ドキドキ
京太郎「おう、わりぃわりぃ。冷たいよな」アハハ
咲「・・・鈍感」プイッ
京太郎「なーに拗ねてるんだよお姫様」ツンツン
咲「もう! 京ちゃんには乙女心が分からないんだよ!」プンプン
京太郎「へーへー、肝に銘じておきますよ」タハハ
咲「やっぱり、いつも京ちゃんが大好きだよ・・・」ボソリ
京太郎「あれ? 何か、胸の中に・・・」ズキズキ
咲「京ちゃん?」
京太郎「何か、心に・・・」アタタカイモノガ
咲「力を感じる・・・」ブワッ
京太郎「何か、掴めた・・・」ピーン
咲「え? 本当!?」
京太郎「ああ、今までの妄想とは違う。ちゃんとした・・・現実のイメージだ!」キリッ
咲「やったね京ちゃん!!能力が増えるよ!!」ワーイ
京太郎「おう、今日はぐっすり眠れそうだぜ!」ヤッター
【須賀家 京太郎の寝室】
京太郎「ぶわっくしょい!! 雨に濡れすぎたなぁ」ズビッ
京太郎「咲の奴、風邪引いてねぇだろうな?」シンパイ
携帯「」ブーッ ブーッ
京太郎「お、メールか?」パカッ
京太郎「お、加治木先輩からか・・・」カコカコ
京太郎「あの人がメール送ってくるなんて珍しいなぁ・・・」カチカチ
【長野 某ホテル】 京太郎がゆみのメールに気づく数分前
コンコン
???「開いている。入りたければ入ってこい」ワイーン
安岡「やぁ、ヘルカイザー。調子はどうだ?」ガチャリ
???「・・・よくないさ。今日も明日も・・・これからもな」グイッ
安岡「ふっ、本当におかしな奴だよ、お前は」イスニスワル
???「そのおかしな奴のおかげで稼げている刑事だろ? お前は」ギロッ
安岡「あ、ああ。そうだな、悪い」アタフタ
???「それで、例の件はどうなった?」ツカツカ
安岡「安心しろ。とっておきの連中を用意した。それで、コレが資料だ」スッ
???「浦部、平山・・・プロじゃないのか?」
安岡「そこいらの甘ちゃんプロとは違う。裏で生きている、真剣師さ」
???「そうか・・・。ウワサのアカギとやらと打ってみたかったが」トオイメ
安岡「俺も捜してはいるんだが、奴は連絡が取れなくてな」
???「ふっ、いずれこちらから出向くさ」
安岡「しかし、お前はともかく・・・そっちのお嬢ちゃんも打てるのか?」ギモン
照「・・・・」
椅子に腰掛けて、ただ何をするわけでもなく・・・
ガラス越しの夜景をじっと見つめている少女。
安岡には、どこか見覚えのあるように思えてならなかったが・・・
どうにもしっくりこない。
???「二度は言わない。二度と、俺の前で照のことを話すな」ギロッ
安岡「わ、分かった! 分かったからそう睨まないでくれ」オドオド
???「今日はもう帰れ。対局の日取りは、後で知らせる」
安岡「ああ、よろしく頼むぞ、ヘルカイザー」スタスタ
ガチャン
???「ヘルカイザーか・・・・」チラッ
照「・・・・・・・・」
???「俺は・・・絶対に救ってみせる」ギュッ
照「早く・・・打ちたい・・・」ボソリ
【須賀家 京太郎の寝室】
京太郎「ぶわっくしょい!! 雨に濡れすぎたなぁ」ズビッ
京太郎「咲の奴、風邪引いてねぇだろうな?」シンパイ
携帯「」ブーッ ブーッ
京太郎「お、メールか?」パカッ
京太郎「お、加治木先輩からか・・・」カコカコ
京太郎「あの人がメール送ってくるなんて珍しいなぁ・・」
京太郎「何々・・・」カチカチ
件名:無し
本文
やあ、そちらはどうだ?
こっちは何とかやってる感じだ。
君が良ければ、少し会って話がしたいのだが・・・予定は大丈夫か?
暇な日が有れば、教えて欲しい。
追伸
そばにいてくれる人は大切にするべきだ。1人で悩みを抱え込むくらいなら相談した方が身のためだ
京太郎「はは、加治木先輩らしいなぁ。メールでも心配してくれるなんて・・・」カコカコ
京太郎「さて、返事はどう打つか・・・」ウーン
【ゆみの部屋】
ゆみ「・・・さて、そろそろ返事が来てもいい頃だが」ソワソワ
携帯「」シーン
ゆみ「何か、問題があったのかもしれない・・・」カチカチ
ゆみ「やはり、もう少しくだけた感じの方がよかったか・・・?」カチカチ
携帯「」シーン
ゆみ「うっ・・・まさか、怒らせてしまったのでは・・・」ジワッ
携帯「」ブーッブーッ
ゆみ「き、来たか!!」ガタッ
件名:先輩って優しいですね
本文
ええ。明日にでも会いに行きますよ。
最近まで悩みを抱えていたんですけど、
先輩の言うとおり相談したらスッキリしちゃって(´∀`)
先輩との話も、楽しみにしています。
では、時間がよければ明日の放課後にお伺いします。
ゆみ「・・・・ふふっ。可愛いところもあるんだな」ニヤニヤ
ゆみ「はっ、いやいや。これは、モモの為であって、深い意味は・・・」ジタバタ
京太郎「ふー、明日は忙しくなりそうだなー」カチカチ
携帯「」アーサーモヨールーモ
京太郎「ん? またメール? 加治木先輩かな?」パカッ
京太郎「師匠から? そういや最近連絡取ってないもんな」サビシイネ
京太郎「そうだ!! プロの師匠なら、強くなれる方法を教えてくれるかも!!」カチカチ
京太郎「ええと、内容は・・・・?」カチカチ
件名:さーびーしーいー!!
本文
最近師匠は寂しいです。弟子からの連絡がなくて悲しいです。
なので弟子ゼロ号くん、明日は猛特訓します
分かったら返事すること! (`・ω・´)
京太郎「やった!!これで強くなれるぞ!!」ヨシッ
京太郎「あれ?でも何か忘れてるよーな・・・」ウーン
京太郎「あ、加治木先輩との約束が・・・」アワワ
京太郎「強くはなりたいけど・・・、先約だもんな」ウンウン
件名:すいません師匠
本文
明日は人と会う用事があるので・・・
でも、その次の日なら大丈夫です!!
ダメですか?
健夜「ふふっ、ゼっちゃん喜んでくれてるかな?」エヘヘ
健夜「一緒に特訓して、いつかは・・・全力で戦いたいなぁ・・・」ニヘラ
携帯「」ブーッブーッ
健夜「お、きたー!」パカッ
健夜「なになに・・・」カチカチ
件名:すいません師匠
本文
明日は人と会う用事があるので・・・
でも、その次の日なら大丈夫です!!
ダメですか?
健夜「え~、明日ダメなの?」プクー
健夜「でも、急に言い出しのは私だし、仕方ないよね」ウンウン ←菩薩の表情
健夜「しょうがない、明後日でもいいや」カチカチ
健夜「会えるなら・・・いつだって」ボソッ
京太郎「よーし、今日はもう寝るぞー!!」ガバッ
【十一日目(水)清澄高校 通学路】
京太郎「ふわぁ・・・」テクテク
京太郎「加治木先輩、俺に話ってなんだろう?」ウーン
京太郎「も、もしかして告白とか・・・」ゲヘヘ
京太郎「って、んなわけねーよな」テクテク
京太郎「・・・・・・」テクテク
京太郎「・・・寂しい」ボッチー
???「あっ!」
咲「あっ! 京ちゃーん!!」テクテク
京太郎「咲ぃっ!!」ダキッ
咲「え、えぇ!?ど、どうしたの!?」マッカ
京太郎「ここんとこ、お前と一緒に登校してなかっただろ?」
咲「う、うん。そうだったね・・・」サビシカッタ
京太郎「中学で三年間も一緒だったからなぁ。なんか調子狂うんだよ」ウンウン
咲「えへへ・・・私も一緒だよ///」ギュッ
京太郎「あ、でも・・・」ソウイヤ
咲「なに?」キョトン
京太郎「せっかく高校に来たんだから、色んな人と登校したいぜ」グッ
咲「えーっ? 何それ?」ドユコト?
京太郎「俺、部長達と出会えて本当によかったって思うんだ」ウンウン
咲「うん、私もだよ」コクリ
京太郎「だからさ、そんな出会いをたくさんしたいんだ!」
京太郎「もっともっと、この高校生活を楽しみたいんだよ!」ニヒヒ
咲「・・・どーせいやらしいことが目的なんでしょ?」ジトーッ
京太郎「ありゃ? バレちまった?」テヘペロ
咲「もー! 京ちゃんったらすぐにふざけるんだからー」ポカポカ
京太郎「何をー!? こう見えてもダーティーハリーに憧れてるんだぞ!」キリッ
咲「あははっ、全然似てないじゃん」
京太郎「ちっくしょー!!」ダバダバ
咲「(でも、京ちゃんのそんなところが・・・好きだよ)」マッカッカ
【清澄高校 下駄箱】
京太郎「それでなー、そんときこう言ったんだよ」タハハ
咲「あはは、何それー?」ワイワイ
和「あ、須賀君に咲さん!」テクテク
京太郎「あれっ?今日はちょっと遅いんだな、和」
咲「おはよう、和ちゃん!」ニコッ
和「おはようございます。実は、ちょっと寝坊しちゃって」カオマッカ
京太郎「へー、和でも徹夜とかするんだなぁ。咲ならともかく」ビックリ
咲「それってどういう意味かな?」ムッ
京太郎「じょ、冗談だじぇ・・・許して欲しいんだじょ」エヘヘ
咲「何それ? 気持ち悪いよ!!」ポカポカ
和「ふふっ、結構似てると思いますよ?」ニコニコ
咲「もう、和ちゃんは京ちゃんに甘すぎるよー」プンプン
和「すいません・・・」クスクス
京太郎「おっ、和。寝癖ついてるぜ?」アタマノテッペン
和「えっ、本当ですか!?」ビックリ
和「こ、ここでしょうか?」テグシテグシ
京太郎「あーもー。ここだよ、ここ」スッ
和「あっ・・・///」カァッ
咲「なっ・・・」ブルブル
京太郎「ん? 結構しつこいな・・・」ナデナデ
和「す、須賀君・・・」ポワー
咲「・・・・・」ワシャワシャワシャ ←高速で自分の髪をかき回す咲
京太郎「よし、直った・・・って咲!?」ビックリ
咲「うわー、髪が乱れちゃったー(棒読み)」テヘッ
京太郎「ぶわっはっは!!なんだそれ!?角が増えたな咲!!」ガハハ
咲「ひ、ひどいよ京ちゃん!!」ウガー
京太郎「だ、だってそれ・・・ぶふっ・・・」ハライタイ
咲「もー!! 京ちゃんバカー!!」バシッ
京太郎「キミキスッ!」バタッ
和「・・・・」ポワー
【清澄高校 一年教室】
京太郎「さて、授業開始か」カバンゴソゴソ
京太郎「どうせ体育なんだろ? もう分かってるよ」ハハッ
カズキ「須賀ー! 早く行こうぜ!」ブソウレンキーン
トーリ「急げよー?」ホライゾーン
京太郎「おう、今行く」モウナレタヨ
京太郎「やきうか・・・」
京太郎「って、ただの野球だろ!?!?」
咲「京ちゃーん! 出番だよー!!」
京太郎「おう!!ピッチングは任せろー!!」バリバリ
泉「須賀ーちゃんと大きく振りかぶれよー」コウスケーン
和「頑張ってくださーい!」フリフリ
京太郎「はっ!」ビュン
カズキ「甘いぜ須賀!!」カキーン
四月一日「ファール!」
リクオ「あーっ、あと少しでホームランだったね」ザンネン
泉「なにやってんだよ須賀ー!」プンプン
雪男「守備は僕たちなんですから、安心してください」エクソシトー
小鳥遊「そうだぞ須賀ー」ワーキングー
ロレンス「こらこら、早く再開してくれ」マチボウケ
トーリ「早くしてくれ」ヤレヤレ
和「」ブクブクブクブク
咲「わっ!?和ちゃん大丈夫!?」ユサユサ
京太郎「くそっ、武藤の身体能力はもはや人間じゃねぇっ!!」ギリッ
九回裏 ツーアウト満塁。4ー3だ。
京太郎「燃える展開じゃねぇか」ゴゴゴゴッ
咲「京ちゃん!?」ビクッ
京太郎「俺が・・・俺自身がボールになる・・・」ゴゴゴ
カズキ「ボールが・・・槍に!?」クロガネカ!?
京太郎「その、アウト!! 貰い受ける!!」カッ
【投げ穿つ死刺の槍】 発動!!
京太郎「はぁぁぁぁぁぁ!!!!」ゴッ
泉「え?俺・・・ただのにんげ・・・」←キャッチャー
ドゴォォォォォォン・・・・
京太郎「結果は・・・・?」ドキドキ
四月一日「ストラーイク!!」ビシッ
京太郎「やったー!!!」ワイワイ
カズキ「やるな須賀!! 俺の負けだ!!」ニカッ
京太郎「いや、お前もすげーよ」ニカッ
咲「なんだかよく分からないけど、おめでとう!」ニコニコ
和「じゅんが一人・・・じゅんが二人・・・・」ウーン
【清澄高校 麻雀部室】
京太郎「いやー、今日の体育も楽しかったぜ」ウンウン
咲「うん、すごかったよ。はい、お茶。」スッ
優希「野球場が凄いことになってたじょ。お前のせいだったのか?」オドロキ
咲「なんかボールが槍になってね!」スゴカッタヨ
久「(どういうことなの?)」ガタガタ
京太郎「うーん、今日も平和だなー」
時計「」チクタクチクタク
京太郎「時計・・・? 何か忘れてるよーな・・・」ウーン
~~君が良ければ、少し会って話がしたいのだが・・・予定は大丈夫か?~~~
京太郎「ほあああああああああ!!!!」ガタッ
まこ「なんじゃ急に!?」ビクッ
京太郎「あ、あわわあわあわ、かわ・・・いい!!」
久「落ち着きなさい須賀君」ドウドウ
京太郎「すいません部長!! 俺、用事があるのを忘れてて!!」バタバタ
和「だ、大丈夫ですか?」シンパイ
京太郎「すいませぇーん! 今日はもう帰ります!」ダダダッ
バタン
まこ「慌ただしいやつじゃのう」ヤレヤレ
咲「何の用事なんだろ?」キョトン
【鶴賀への道のり】
京太郎「急げ、急げ!!」タタタッ
京太郎「まずい、遅れるわけには行かない!!」ハァハァ
京太郎「うおおおおお!!!」ダダダー
京太郎は約束の時間に・・・間に合う?
【鶴賀学園 正門】
京太郎「はぁ、はぁ・・・」ゼェゼェ
京太郎「な、なんとか間に合ったか・・・」フゥー
京太郎「しかしそれにしても・・・」チラッ
モブB「ヤッパルルデショー」キャイキャイ
モブC「エー、スザクダヨー」ワイワイ
モブA「ワタシハオウギカナー・・・//」テヘヘ
モブB~Z「ギルティ」ズイッ
モブA「ひぃぃぃぃっ」ズルズル
京太郎「可愛い女の子がいっぱいだなぁ・・・」グヘヘ
???「・・・・」ジーッ
京太郎を見ているこの少女、いったい誰?
モブA「ヤッパリ、ルルガシコウデスネ」ウイーンガシャン
京太郎「グヘヘ、あの子のおモチすげーな」ソウガンキョウー
ゆみ「・・・・」スタスタ
京太郎「おっと、この人意外にスタイルいいな。それじゃあ顔も・・・・」クヒヒ
ゆみ「ほう、それはよかった・・・」ゴゴゴゴ
京太郎「」アゼン
ゆみ「不審者がいると聞いて来てみれば・・・」ゴゴゴゴ
京太郎「あ、あの! えと、これは・・・」アタフタ
ゆみ「・・・ここは女子高なんだ。もう少し態度を考えてくれ」ハァ
京太郎「すいません、女子高なんて初めてだからつい・・・」チノナミダ
ゆみ「そ、そこまでなのか・・・?」ドンビキ
京太郎「男のロマンっすから!」ニカッ
ゆみ「いい顔でそんなこと言われてもな・・・」コマルネン
京太郎「それで、お話ってのは?」
ゆみ「ああ、そうだった。その話なんだが・・・」
モブD「あれ?加治木先輩じゃない?」ヒソヒソ
モブF「じゃあもしかして、あの人彼氏ー!?」キャー
モブY「やっぱりそうなんじゃない?」イヤーン
ゆみ「違う!!」クワッ
京太郎「そ、そんなにハッキリ言わなくても・・・」ウワーン
ゆみ「い、いや! 別に君の事を悪く言ったわけでは・・・」アタフタ
モブG「うわぁ、年下の男の子を泣かせてるわよー」ドンビキ
モブH「ヤったら用済みってこと? やーねー」ヒドーイ
ゆみ「ぐ、ぐぬぬぬっ!!こっちだ!!」ギリギリ
京太郎「い、痛い!痛いですってば先輩!!」バタバタ
ゆみ「いいから、早くこっちに来てくれ!」グイッ
ゆみ「(全く、須賀君がこんなに早く来るから・・・)」プンプン
京太郎「こ、ここが女子高かぁ・・・」キラキラ
ゆみ「だが、嬉しいものだな・・・」フフッ
京太郎「あぁ・・・そこら中から良い匂いがする・・・」ウレシナキ
ゆみ「あんまりキョロキョロするな。許可を取っているとはいえ、君は部外者だ」キッパリ
京太郎「って、このまま何処へ行くんですか?」
ゆみ「部室だ。君とゆっくり話すにはちょうどいい」テクテク
京太郎「でも、部の人に迷惑じゃ・・・」
ゆみ「ああ、大丈夫だ。それなら・・・」
ゆみ「今日は私と蒲原の二人だ」テクテク
京太郎「え?二人しかいないんですか?」モモハー?
ゆみ「部員は全員で五人だ。今はちょっとお使いを頼んでいる」モモモイッショ
京太郎「へーっ。でも、蒲原さんは行かなかったんですか?」
ゆみ「あいつは・・・買い物には連れて行けない」ウツムキ
京太郎「そ、そうなんですか?」
ゆみ「普段は良い奴なんだが・・・無免・・いや、なんでもない」ゴマカシ
京太郎「な、何か並々ならぬ事情がありそうですね」
ゆみ「まぁ、色々と・・・ん。もう着いてしまったか」ピタッ
ガチャリ
智美「ワハハー、ユミちんお帰りー」ワハハー
ゆみ「蒲原、これが話していた須賀君だ」スッ
京太郎「須賀京太郎です。どうも」ペコッ
智美「蒲原智美、この麻雀部の部長をやってるぞー」アクシュ
京太郎「えっ?蒲原先輩が部長なんですか?」ビックリ
智美「そうなんだけど、皆ユミちんを部長だと思ってるんだよー」ワハハー
ゆみ「私なんかより蒲原の方がよっぽど部長らしいんだが・・・」ウーン
京太郎「加治木先輩はオーラが凄いですからね」ウンウン
智美「ワハハー、須賀君の言うとおりだなー」ワハハ
ゆみ「そ、そんなに女の子らしくないか?」ウツムキ
京太郎「いえいえ! 加治木先輩の身体はそりゃもう!!」タマンネー
ゆみ「そうかそうか・・・ありがとう」アイアンクロー
京太郎「あだっ、割れる!!頭蓋骨割れますって!!」ジタバタ
智美「聞いていたよりも随分と面白い子だぞー」ワハハ
京太郎「そ、それより! 俺に話があるって」ゴマカシ
ゆみ「あ、そうだった!」テヲハナス
京太郎「いててっ。それで、お話ってなんなんすか?」サスサス
ゆみ「ああ、それなんだが・・・」
ゆみ「実は・・・鶴賀には足りないものがあるんだ」ウツムキ
京太郎「え?足りないもの?」ドユコト?
ゆみ「モモの加入で、部員は五人揃った。雀力も全員申し分無い」ウツムキ
京太郎「え? どこか問題ありますか?」キョトン
ゆみ「それは・・・指揮官さ」グッ
京太郎「指揮官?」パチクリ
智美「ワハハー、そうだぞー」ウンウン
ゆみ「各個の能力は高い・・・だが、それだけでは全国には進めない」ギリッ
京太郎「そんなことはないと思いますけど・・・」ウーン
ゆみ「聞けば、清澄もウチと同じような状況だったらしいな」
京太郎「は、はい。昨年までは部員も全然足りなくて・・・」
ゆみ「そこだ!!」ガタッ
京太郎「え?」
ゆみ「聞けば、君の加入によって清澄は力をつけたそうじゃないか!!」モモジョウホーン
京太郎「そ、そんなわけないですって!! 俺なんておまけみたいなものですし・・!」アタフタ
ゆみ「いや、違う。清澄は知らず知らずの内に、君を中心に動いているんだ」ビシッ
京太郎「・・・・そうなのか?」
ゆみ「君は自覚していないようだが・・・何か、カリスマのような物を持っているに違いない」ウンウン
京太郎「俺にカリスマなんて・・・」ナイナイ
智美「私もそう思うぞー?」ワハハー
ゆみ「いや、私は確信している。君には秘めた力がある筈だ!」ジッ
京太郎「・・・・//」ドキドキ
智美「ワハハー、私はお邪魔虫だなー」ドキドキ
ゆみ「そして、これからが本題だ」キリッ
京太郎「本題・・・?」
ゆみ「知っての通り、モモが加入したのがついこの前」
京太郎「そうですね」タシカニ
ゆみ「だが、残りの二人もまだ麻雀部に入って間もないんだ」フー
京太郎「なるほど・・・」
ゆみ「私と蒲原は付き合いが長いが、他の三人はまだ完全に馴染めていない」
智美「ちょっとギクシャクしてるんだぞー」ワハハー
京太郎「それは分かりましたけど・・・、それを俺に話してどうするんですか?」オレテキダヨー
ゆみ「簡単な事だ」ガシッ
京太郎「え、え?」アタフタ
ゆみ「私は・・・君が欲しい!!」デーン
京太郎「へっ・・・」ポカーン
ゆみ「これから、鶴賀の為に君の力を借りたい!!」ギュッ
京太郎「へ、へへ・・・」ガタガタ
ゆみ「ん?」パチクリ
京太郎「ヘッドハンティングだああああ!!」ダダダ
智美「ワハハー、逃げ出したんだぞー」ワハハー
ゆみ「モモ!!」フエヲピー!
モモ「やーっと出番すねー!!」ガシッ
京太郎「モモ!? お前隠れてたのかよ!?」ウグッ
睦月「私たちもいますが」ズイッ
佳織「あわわ、やっぱりこんなのダメだよ・・・」ガタガタ
京太郎「おう・・・素晴らしいOMOTI・・・」
モモ「私達の完璧な罠にかかったすね!」ニヒヒ
ゆみ「須賀君、何を勘違いしてるかは分かるが、それは誤解だ」ヤレヤレ
京太郎「うぅっ、俺は清澄生なんだぁ・・・京子になんかなりたくないぃ・・・」グスグス
智美「だから誤解だってばー」ワハハー
ゆみ「君はそのまま清澄にいればいいさ。私達は週に一度くらいでいいんだ」
京太郎「へっ? 週に一度」キョトン
ゆみ「そうだ。ここに来て、雑談するなり麻雀を打っていけばいい」スッ
京太郎「で、でも・・・!」ガタガタ
ゆみ「清澄の部活に支障がでないレベルでいい。元々無理を承知で頼んでいるからな」
京太郎「そもそも、俺なんかがいても何の意味も無いと思いますけど」
ゆみ「そんなことはない。君がいれば、私達はより強い絆で結ばれるだろう」ウンウン
モモ「そうっすよ!京太郎がいれば百人力っす!!」ムギュー
智美「私はどっちでもいいけどなー」ワハハ
睦月「私も、どちらでもかまいません」
佳織「む、無理やりはよくないかなーって思うよ」ビクビク
ゆみ「見ろ、盛大な歓迎じゃないか」ニッコリ
京太郎「ど、どこがだよー!!」バタバタ
ゆみ「なぁ、頼む。君が清澄の生徒だということは分かる・・・だが、私達も全力を出したい」
京太郎「加治木先輩・・・」
ゆみ「こんな、状態じゃ・・・地区大会にはベストで望めないだろう・・・」ギリッ
モモ「先輩・・・」ウルウル
智美「ユミちん・・・」ワハハ・・・
ゆみ「頼む、須賀君・・・私達に協力してくれ!この通りだ!!」ドゲザー
京太郎「ちょっ、やめてくださいよ!! 分かりました! 分かりましたから!!」ダキカカエ
ゆみ「本当か!? 本当に協力してくれるのか!?」バッ
京太郎「ええ、俺なんかでよければ・・・」ポリポリ
智美「ほんとうに協力してくれるのかー?」ワハハ
京太郎「ええ、不本意ですけど・・・」ウーン
睦月「いいんですか?」ホントニ?
京太郎「いいですよ、もう」ヤケニナッテル
佳織「あの、嫌なら嫌って・・・」ブルブル
モモ「かおりん先輩♪」ギロッ つ台本
佳織「ほ、本当に、なんでもやってくれるんですかぁ?」ブルブル ←ダイホンヨミ
京太郎「ええ、なんでもやりますよ」シカタナイナー
ゆみ「ん?」ニヤリ
智美「今」ニヤリ
睦月「なんでもするって」ニヤリ
モモ「言ったっすよね・・・・?」クヒヒ
佳織「こ、これを・・・・(ごめんなさい、ごめんなさい)」ガタガタ
京太郎「え、なにそれは・・・(ドン引き)」
モモ「さっそく、これに着替えて欲しいっす・・・」ハァハァ
智美「ワハハー、よく似合いそうだぞー」ドキドキ
京太郎「え、やめっ、いや、やめて!! いやあぁぁぁぁああ!!!」ヌガサレー
ゆみ「ま、まさか・・・」ゴクリ
モモ「こ、ここまでのクオリティになるなんて・・・・」ガクガク
智美「ワハハー・・・・////」ドキドキ
睦月「・・・・」パシャッパシャッ
佳織「可愛い・・・・はうっ」ボー
京太郎「ううっ、嘘つき・・・女装は無いって言ったじゃねぇか・・・」メソメソ
ゆみ「これは仕方ないことなんだ。君が鶴賀に入るにはこれしかない」ハナジドバドバ
モモ「そうっすよ。必要なことっす」ハァハァ
智美「これは、これは素晴らしいぞー」ワハハ
睦月「・・・・」パシャッパシャッ
京太郎「あーうー・・・・」レイプ目
佳織「・・・・可愛い」ドキドキ ←何かに目覚めそうになっている
京太郎「も、もう帰っていいですか?」ゲンナリ
ゆみ「ああ。服はそのまま君に渡しておこう」ハナジフキフキ
智美「また来るのを待ってるからなー」ワハハー
佳織「・・・・」ドキドキ
睦月「・・・あ、目線ください」パシャッパシャッ
京太郎「・・・」テクテク
ガチャン
キャーカワイイー ナニコレー!!
スバラッ、スバラァァァァァァァ!!
モモ「いやぁ、いい物見れたっすねー」ツヤツヤ
智美「ワハハー。むっきー、写真焼き増ししてくれるかー?」オネガイ
睦月「大丈夫です」グッ
佳織「あ、あの・・・睦月ちゃん、私にも・・・」カァッ
ゆみ「やはり須賀京太郎・・・素晴らしい逸材だった・・・!」ハナジドバー
この日、鶴賀学園の麻雀部員は・・・・心が一つとなった。
京太郎「」レイプ目 ←蟲蔵の桜みたいな感じ
モブA「カワイー」サワサワ
モブT「ヤーン」サワサワ
モブF「スゴーイ」サワサワ
京太郎「・・・・」チーン
鶴賀学園ではこの後十年間、コードギアスが流行ったという。
しかし、その発端が一人の女装少年だったことは・・・誰も知らない。
【須賀家 京太郎の寝室】
京太郎「・・・もう忘れよう」ゲンナリ
京太郎「明日は師匠との特訓もあるし・・・頑張らないとな!」ウンウン
携帯「」ミアゲターオオーゾラーガー
京太郎「メールか」パカッ
京太郎「なんだ、優希かよ・・・」カコカコ
京太郎「えーっと。内容は?」カチカチ
京太郎「なになに・・・」カチカチ
件名:まずいんだじょー!!
添付:食べかけのタコスの写真
本文
あたし、自分でタコスを作ってみたんだじぇ。
なんだか、どうしてもうまくいかないんだじょ。
タコスの、このハズレ感はなんなのか。
あーあ、こんなことならやめればよかったじぇ。
いきなり自作は無理があるじょ!
しかぁし、諦めないのが優希ちゃんの長所だじぇ!
てなわけで、京太郎も手伝え!!
るんるん♪ 今度、一緒に作ってね、ア・ナ・タ。
京太郎「なげぇよ!!つうかどうでもいい!」ガタッ
でも、ま。最近はあいつに構ってやれなかったしな。
京太郎「しょうがねぇな・・・」カチカチ
【優希の部屋】
優希「うーっ、うーっ」バタバタ
優希「犬の奴、遅いんだじょ・・・」モゾモゾ
携帯「」アイセイ、イエスキットー
優希「き、来たんだじぇ!!」ガタッ
優希「内容は・・・?」ドキドキ
件名:付き合ってやるよ
俺も前から興味あったし・・・
もっとうまいタコス食ってみたいしな。
だけどな、勘違いすんなよ!!
よっぽど暇な時しか、手伝わねぇからな!
優希「こ・・・これって・・・///」カァッ
優希「うわぁぁぁ!! やったじぇ!!」ジタバタ
優希「ゆ、夢じゃないよね?えへへ・・・・」ドキドキ
優希「う、嬉しいんだじょ・・・」ポロッポロッ
京太郎「ふわぁ、今日はもう寝るか・・・」オヤスミー
【十二日目(木)清澄高校 通学路】
京太郎「ふわぁ・・・」テクテク
京太郎「優希の奴、昨日は様子がおかしかったなぁ」ウーム
京太郎「文体とかがおかしかった気もするし・・・」イツモヘンカ
京太郎「って、そういうわけじゃなくて・・・」テクテク
京太郎「・・・・・・」テクテク
???「あっ!」
ブーン、キキー ワハハー
ガチャッ バタン
ゆみ「須賀君!!!君を捜していたんだ!!」タタタッ
京太郎「ひっ!? 加治木先輩!?」ビクッ
ゆみ「す、須賀君・・・」ニジリニジリ
京太郎「ひぃっ!?」ビクッ
ゆみ「なっ・・・・」
京太郎「嫌だァ・・・ルル子は嫌だよぉ・・・」グスグス
ゆみ「・・・・・」
京太郎「・・・・」ブルブル
ゆみ「須賀君! 昨日のことは、すまなかった・・・」ペコリ
京太郎「か、加治木先輩・・・?」オソルオソル
ゆみ「最初は・・・ただ単純に君の力が欲しくて」ウツムキ
京太郎「先輩・・・」
ゆみ「だけど、君が嫌がる姿を見て・・・頭に血が上ってしまったんだ」ハンセイ
京太郎「それは・・・俺も悪かったです」ハンセイ
ゆみ「なぁ、こんな私だが・・・許してくれないだろうか?」ウルウル
京太郎「先輩・・・。もういいですよ、気にしてませんし」キニシテルケド
ゆみ「須賀君、ありがとう」ギュッ
京太郎「あ、えと・・・こちらこそ・・・//」ドキドキ
蒲原「ワハハー(計画立案したのユミちんなんだけどなー)」プップー
ゆみ「む? このままじゃ、遅刻してしまうな。名残惜しいが・・・」サヨナラ
京太郎「ええ、近いうちにまた鶴賀に行きますよ」ニコニコ
ゆみ「ああ、楽しみにしているよ」ニコッ
ブーン ブロロー ○<アッ、キョウチャーn
ドンッ ☆彡○<カンチャンッ!? ズザァァー
京太郎「よし、胸のつっかえが取れたぞ!」ニカッ
【清澄高校 下駄箱】
京太郎「ふーっ、間に合ったか」ガチャ
和「あ、須賀君!」トタトタ
京太郎「お、和。おはようさん」ニカッ
和「ふふっ、おはようございます。あれ? 咲さんは?」キョロキョロ
京太郎「いや、見てねーけど。最近は結構別々だからなぁ」
和「そ、そうなんですか・・・」チャンス
京太郎「お陰で朝寝坊しそうになるんだよ。前までは起こしに来てもらってたからさ」
和「・・・・それなら、私にいい案があるんですけど・・・///」モジモジ
京太郎「いい案?」パチクリ
和「そ、それは・・・」カァッ
タタタッ
咲「ぎょうちゃぁぁぁん!」ウエエエン
京太郎「咲ぃ!? どうしたんだその格好!?」ビックリ
和「全身泥だらけじゃないですか!」ビックリ
カクカクシカジカ
咲「こけて、車にはねられそうになって・・・それで・・・」ウワァァン
京太郎「田んぼに落っこちたのか・・・」フキフキ
和「私のジャージを貸しますね」ゴソゴソ
和「あ、今日は体育無いんでした・・・」サーッ
京太郎「咲のジャージもずぶ濡れだろうし・・・仕方ないな」ポイッ
咲「え、これって・・・京ちゃんの体操服」
京太郎「いいから使えよ。俺は他のクラスの奴から借りるから」ポリポリ
咲「えーっ、でもこれブカブカだよー?」プンプン
京太郎「うるせーな! 文句あるなら返せよ!」ウガー
和「・・・・・」ギリギリギリ
咲「えへへ、京ちゃんの匂いがする・・・」ボソリ
京太郎「は、恥ずかしいこと言うなよ・・・」ポリポリ
【清澄高校 一年教室】
京太郎「さて、授業開始か」カバンゴソゴソ
京太郎「体操服借りに行かないとな・・・」ウンウン
炎太郎「ほら、コレ使えよ」ポイッ
京太郎「わりぃな、炎ちゃん」パシッ
氷太郎「チッ、俺が貸してやろうかと思ったが・・・」
京太郎「二人とも、ありがとよ」ニカッ
咲「京ちゃんの匂い・・・」スンスン
和「須賀君の匂い・・・」スンスン
京太郎「ほ、保健体育の時間か・・・」ゴクリ
京太郎「って、これじゃあ体操服借りた意味ねーじゃん!!」
先生「それでは~、誰かに実演してもらいましょうか~?」ニコニコ
京太郎「はいはい!!俺がやりまーす!!」ガタッ
先生「それじゃあ、須賀君お願いね~」
京太郎「ククク、今度こそ美味しい思いを・・・」ヒヒヒ
先生「早くしてよ~」プンプン
京太郎「で、何をすればいいんだ?」キョトン
京太郎「怪我の治療方法か・・・」フムフム
氷太郎「おい、早くしろよ・・・」ツーン
京太郎「あの、先生。相手を変えてもいいですか?」
氷太郎「そ、そんな・・・・」ガーン
先生「あら~?どうしてかしら?」キョトン
京太郎「咲の奴、朝怪我してたんすよ。だから、ついでに治療してやろうかなって」ウンウン
咲「きょ、今日ちゃん!!」マッカッカ
先生「それは素敵ね~!」ニッコリ
ヒューヒュー アツイネオフタリサーン
オレノ、オレノキョウタロウガー
京太郎「ほら、しみるか?」チョンチョン
咲「ううん、ありがとう・・・京ちゃん」ニコッ
【清澄高校 麻雀部室】
京太郎「ふぅ、さて今日も頑張るぜ」キリッ
久「須賀君、男の顔になったわね」ウンウン
和「昨日の負けが、いい影響になったんでしょうね」クスクス
優希「立ち直ったようで、よかったじぇ・・・//」モジモジ
まこ「わしは・・・立ち直れてないんじゃが・・・」グスグス
咲「京ちゃん・・・」ニコニコ
久「それじゃあ須賀君、今日も打ちましょうか?」
京太郎「あ、今日はいいっす」キッパリ
まこ「ほう、何か用事でもあるんか?」
京太郎「いや、今日は師匠に特訓してもらう約束なんです!」ニカッ
久・まこ「・・・・・え?」
咲「へー、京ちゃんの師匠ってプロなんでしょ?」スゴイナー
和「それは、私も受けてみたいですね」ニコニコ
優希「きょ、京太郎が受けるなら優希ちゃんも・・・」ドキドキ
久「あーっ!! 忘れてたわー!!」バンッ
まこ「今日はウチの店で作戦会議じゃったのー!!」バンッ
京太郎「へっ? そうなんすか?」キョトン
久「あー、もう残念ねー。私も受けたいけどねー」ボウヨミ
京太郎「それじゃあ、俺も行った方がいいですか?」
まこ「なーに、女子の団体戦の話じゃ!! 京太郎は来んでもええ!!」アタフタ
咲「なーんだ。それじゃあ仕方ないねー」ウケタカッタナー
和「私も、今度に期待します」ガックリ
優希「うぅ・・・京太郎・・・///」モジモジ
京太郎「優希?」
優希「な、なんでもないんだじょ!」アタフタ
久「それじゃあ須賀君! 特訓頑張ってね!!」ソソクサ
まこ「結果を期待しておるからのう!」タタタ
咲「頑張ってねー」ニコニコ
和「ふふ、私もうかうかしていられませんね」スタスタ
優希「京太郎・・・」ションボリ
バタン
京太郎「・・・・慌ただしいなぁ」ボンヤリ
京太郎「・・・そろそろかな」チラッ
コンコン
京太郎「来た! はーい、どうぞー!」
ガチャリ
靖子「ん? 君が須賀君か・・・」モグモグ
京太郎「へっ? ・・・誰っすか?」ポカーン
靖子「なんだ、小鍛冶プロから連絡がいっていないのか?」モグモグゴクン
京太郎「いえ、何も・・・」カツドン?
靖子「実はな、彼女・・・小鍛冶プロは今日、試合があってな」
京太郎「え? そうだったんですか?」ポカーン
靖子「普通の試合なら、すぐに飛ばして終わる予定だったんだろうが・・・」モグモグ
~~【試合会場】~~
健夜「ゼっちゃんとの練習の時間は18時・・・急げば間に合う!」
咏「そう簡単に行くかね~。知らんけど」フリフリ
靖子「お手柔らかにお願いしますよ」
はやり「あはは、小鍛冶プロは怖いからね~」ニコニコ
健夜「倒す・・・絶対に倒す・・・」ゴッ
咏「(・・・このアラフォー、勝つ気でいるけど、いいのかねぇ)」ニヤニヤ
磯野「それでは、対局開始いぃぃぃぃ!!!」
健夜「はぁぁぁぁぁあぁ!!!」ゴゴゴゴゴ
【対局終了後・・・】
咏「や、やるねい・・・」ガタガタ 12300
靖子「くっ、さすがですね・・・」ブルブル 9600
はやり「・・・・・」チーン -14600 ←狙われた理由はお察しください
健夜「終わったぁ!!! これでなんとか・・・」92100
磯野「それでは、残った上位二名はそのまま残ってください」
健夜「え? もう終わったじゃん!! 帰っていいでしょ!?」
靖子「聞いてなかったんですか? 上位二名は男子の上位二名と対局ですよ」
健夜「」チーン
靖子「ご愁傷様ですね」
咏「ひっひっひ、ざまぁねーっての!」クヒヒ
健夜「ど、どうしよう? あの子の特訓!!」ガタガタ
靖子「ああ、あの清澄の・・・(確か須賀君といったか)」
健夜「ねぇ、藤田プロ! お願いがあるの!!」ガタッ
靖子「えっ? 私ですか?」キョトン
健夜「これで、手を打って!ねっ!!」カツドーン
靖子「分かりました」ジュルリ
【清澄高校 麻雀部室】
靖子「とまぁ、こういうことだ」ウンウン
京太郎「安っ!! 藤田プロやっすい!!」ガタッ
京太郎「でもまぁ、特訓が出来るならいいです!」ヨシッ
靖子「君のことは色々と聞いてるよ(主に久から)」モグモグ
京太郎「俺、強くなれるっすかね!」
靖子「うーん・・・」モグモグ
~ステータスカンパ~
靖子「え? なにこれは・・・(ドン引き)」モグモグ
京太郎「へっ?」キョトーン
靖子「(最近の高校生のレベルは一体どうなってるんだ・・・?)」モグモグ
靖子「須賀君。君って確か初心者だったよな?」モグモグ
京太郎「はいっ、本格的に始めて二週間くらいっす!」テヘヘ
靖子「そ、そうか・・・」ガクガク
靖子「(小鍛冶プロが入れ込むのも頷ける。こんなスポンジみたいな子がいるなんて・・・)」ゴクッ
京太郎「?」
靖子「(よく見れば顔も格好いいし、なんだかカツ丼に見えるし・・・・)」ペロリ
京太郎「!?」ゾクッ
靖子「ふふっ、緊張することはないさ。優しく教えてあげよう」
京太郎「それじゃあ、練習お願いします!!」ビシッ
靖子「ああ。それでは・・・」
靖子「君は中々強力な宝具とスキルを持っている」ウンウン
京太郎「え?そうなんですか?」キョトン
靖子「ああ。だが君の場合、基礎力が足りていないな」ビシッ
京太郎「基礎力・・・」ゴクッ
靖子「別に弱いと言っているわけじゃないさ。ただ、不釣り合いなだけであって」
京太郎「そうだったんですか・・・分かりました先生!!」ニカッ
靖子「・・・(可愛いなぁ)」キュン
京太郎「それで、俺はなにをやればいいんですか?」
靖子「そうだな、まずは基礎の確認から始めようか」スッ
京太郎「あっ・・・(藤田プロの顔が近くに・・・)」ドキドキ
靖子「さぁ、まずは筋の読み方からだ」スッ
靖子「ここを・・・こうすると」スッ
京太郎「(最初はカツ丼の匂いしかしなかったけど・・・)」ドキドキ
靖子「ほら、ここで相手の待ちが分かるだろう?」ススッ
京太郎「(藤田プロ・・・良い匂いだなぁ・・・)」デレデレ
靖子「ん? 聞いているのか?」ツンツン
京太郎「うわわっ! 聞いてます、聞いてます!!」バクバク
靖子「やれやれ、君は直感型の麻雀士のようだな」
京太郎「直感型?」キョトン
靖子「牌に愛された人間とでも言うのか・・・実力よりも、能力や才能で戦う人間のことさ」フッ
京太郎「俺が・・・? そんなこと」ナイナイ
靖子「君がどう思おうと勝手だが、事実・・・今の君の雀力では真の天才には勝てない」
京太郎「・・・・(照さん・・・)」ギュ
靖子「だが、いくら天才でも努力を怠れば負ける。それが勝負の世界だよ」ポンポン
京太郎「は、はい!!俺、これからも頑張ります!!」
靖子「それじゃあ、もう一度おさらいしようか」ニッコリ
京太郎「はいっ!!」ビシッ
【須賀家 京太郎の寝室】
京太郎「藤田プロ・・・すごい親切だったなぁ」
~~ 靖子「いいか須賀君。君は強くなれる。だから、焦ることなく頑張れ」ニッ ~~~
京太郎「へへっ・・・//」カァッ
京太郎「やっぱり、大人のお姉さんっていいよなー」ウンウン
携帯「」アーサーモヨールーモ~
京太郎「お、メールか。誰からだろう?」パカッ
京太郎「あっ、藤田プロからだ!」カチカチ
京太郎「何か用事なのかな?」カチカチ
京太郎「何々・・・」カチカチ
件名:頑張れ少年
添付:カツ丼の写真
本文
今日の反省を忘れるんじゃないぞ?
京太郎「なんでカツ丼の写真が・・・?」ドユコト?
京太郎「でも、藤田プロの期待に応えないと!」グッ
【靖子の寝室】
靖子「ふふ・・・、受けるつもりはなかったんだが・・・」チラッ
靖子「受けてみるか。きっと、面白いものが見れそうだ・・・」フフ
靖子の好感度がE(手のかかる弟子・師弟)となりました。
【十三日目(金曜日)清澄の通学路】
京太郎「ふわぁ・・・」ネムネム
京太郎「藤田プロの教えを復習してたら、遅くなっちまった」
京太郎「だけど、プロの人に教えてもらえるなんて、運がいいよなー」スタスタ
???「あっ!」
ゆみ「おはよう、須賀君」スッ
京太郎「あ、おはようございます」ペコリ
ゆみ「隈ができているな、ちゃんと眠れたのか?」
京太郎「いやぁ、実は昨日・・・って、えええええ!?」ビクッ
ゆみ「どうしたんだ?」キョトン
京太郎「え、ええ? ここって清澄の通学路ですよ!!」
ゆみ「あ、ああ。そのとおりだな。だが、君がいるなら話は別だ」
京太郎「え、ええ・・?どういうことですか?」キョトン
ゆみ「いや、その・・・」ポリポリ
ゆみ「ふ、二人の未来について話すべきだと思ってな・・・」カァッ
京太郎「え? 未来ですか?」キョトン
ゆみ「やはり、ちゃんとした交際は君の卒業まで待つべきだろうか」ウーン
京太郎「え?卒業?」ポカーン
ゆみ「・・・・?」
京太郎「いや、そんな不思議そうな顔されても・・・」
ゆみ「私と付き合うのは・・・嫌か?」ウルウル
京太郎「そ、そんなことは無いですけど!」アタフタ
ゆみ「私は・・・君のことが・・・」グイッ
京太郎「せ、せせせ先輩!? お、俺は・・・」マッカッカ
智美「ワハハー」パシャッ
京太郎「へっ!?」パチクリ
ゆみ「ふふっ、冗談だ」ニカッ
京太郎「なっ!?」カァッ
ゆみ「ちょっと君をからかいたくなってな」フフ
智美「ドッキリ大成功だぞー」ワハハ
京太郎「そ、その為にここまで来たんですかぁ!?」ビックリ
ゆみ「はははっ、いい顔だったよ」ニッコリ
京太郎「くっ、返してくださーい!」トテトテ
智美「それはムリだなー!」ワハハ
ゆみ「逃げるぞ蒲原。K地点でモモがプリンターを用意している!」ダダッ
バタン ブロロー ○<アッ、スガクー
ブーンキキー ドンッ ☆彡○<ゼロォォォォォ ズザァァァ
京太郎「ち、ちくしょーーー!!」ナキナキ
【清澄高校 廊下】
京太郎「恥ずかしい写真を取られちまったなぁ・・・」メソメソ
久「あら、何それ? 興味あるわね」ニコニコ
京太郎「うわっ、部長!?」ビクッ
久「失礼しちゃうわねー。その反応は無いんじゃない?」
京太郎「いきなり後ろから話しかける方が悪いんです」キッパリ
久「ふふっ、怒らないでよ須賀君。私が悪かったわ」ムニュン
京太郎「ふ、ふぉぉぉぉ!? ぶ、部長!?」ドキドキ
久「私も、須賀君の恥ずかしい顔を見てみたいわ・・・」スリスリ
京太郎「なっ、んなぁぁあ・・・・」ビクビク
久「ふふっ、美味しそうね・・・」ペロリ
京太郎「いぃぃゃぁぁぁぁ!!」ビクンビクン
久「はいゲットー!」パシャッ
京太郎「えっ?」パチクリ
久「うんうん、いい顔で取れてるわよ?」ニヤリ
京太郎「ぶ、部長ぉぉぉぉっ!!!」ナミダドバドバ
久「そんじゃねー♪」スタコラサッサ
京太郎「えぐっ、女なんて、女なんて・・・」メソメソ
氷太郎「ほう・・・・」チャンス
久「(須賀君の顔・・・待ち受けにしちゃおうかな)」ニコニコ
【清澄高校 一年教室】
京太郎「さて、授業開始か」カバンゴソゴソ
京太郎「後やってないのは卓球くらいか」ナンデダロ
咲「京ちゃーん、早く行こうよ!」ニコニコ
京太郎「おう、今行くぜ!!」ニカッ
【体育館】
京太郎「卓球だったな」
先生「ほら須賀、早く始めろ」
京太郎「よーし、俺の相手は誰だったかな?」
京太郎「衛宮か、よろしくな!」
士郎「京太郎か・・・手加減できそうにないな」ジッ
京太郎「行くぜ・・・トレース・オン!!」キィィィン
士郎「体は剣で出来ている・・・」ゴゴゴゴ
京太郎「うぉぉぉお!!!」カコカコカコ
士郎「負けられない!!」カコンカコンカコン
咲「は、早い!!」
言峰「ほう、なかなかの動きだ・・・」
我様「贋作者どもが・・・虫唾が走る」ペッ
咲「というか二人のせいでピンポン球が増えすぎて・・・」ウモレルー
和「SOA」
士郎「うおぉぉぉぉ!!」スマッシュ!
京太郎「ぐふっ・・・強いな衛宮・・・」ガクッ
士郎「お前も強敵だったぜ、京太郎!!」グッ
京太郎「へへ、おうよ!」グッ
【清澄高校 麻雀部室】
京太郎「よーし! 今日も頑張るぞー!!」ウガー
咲「京ちゃん燃えてるね!」ニコニコ
京太郎「おう! このままの勢いで咲達より強くなるぜ!」ニヒヒ
久「言うわねー。それじゃ、お手並み拝見と行こうかしら」
優希「あう、京太郎・・・///」モジモジ
まこ「どうしたんじゃ優希。あっちに行かんのか?」
優希「・・・うぅ」マッカッカ
和「優希?」
京太郎「さーて、今日の部活はどうしようかな?」
京太郎「よし、今日はネトマします」
久「分かったわ。それじゃあ宮永さん達は卓に入って」
咲「はい、みんなよろしくね」ニコッ
和「よろしくお願いします」ペコリ
優希「うぅ・・・京太郎・・・」ズーン
京太郎「さて、久しぶりのインだな」カチカチ
ゼっちゃんさんがログインしました。
SSS:見つけた、見つけた見つけた見つけた!!!
京太郎「ひぃっ!? なんだ!?」ビクッ
SSS:早く打とう? さぁ、早く早く!!
ゼっちゃん:あ、はい。
京太郎「メンツ集まるかなぁ・・・」カチカチ
とよねぇ:よろしくだよー
アカギ:ふぅん、少しは楽しめそうだ
ゼっちゃん:それじゃあよろしくお願いします
SSS:撃ち落とす・・・撃ち落とす・・・
一位 アカギ
二位 とよねぇ
三位 SSS
四位 ゼっちゃん
にけってーい。
【白糸台 麻雀部室】
菫「ゼっちゃん、ゼっちゃん!!」カチカチ
淡「ひっ」ビクッ
菫「よーし、よーしこの配牌なら・・・やれる」フフフ
アカギ:悪いな、その牌だ。
ゼっちゃん:あちゃー、初直撃が役満かぁ・・・
とよねぇ:あー、東二局で終わっちゃった。しょぼーん
菫「なぁっ!?」ガタン
淡「あっ、よかったじゃん。このゼっちゃんってのに勝ちたかったんでしょ?」チラッ
菫「あぁっ!?」ギロッ
淡「ひぃっ!?」ビクビク
菫「こんな勝利じゃダメ・・・直撃じゃなきゃ・・・・」ブツブツ
照「ふふ、まだまだね京ちゃん・・・・」ニコニコ
淡「」ガクガクブルブル
誠子「どうなってんだ、この麻雀部・・・」ハァ
たかみー「お茶がうまい」ズズーッ
【長野 清澄】
京太郎「あー、負けちまったー! なんだよこのアカギっての!」ウガー
京太郎「くそっ、次は負けねーからな!!」グッ
京太郎は四位でした。 経験値2ポイント入ります。
【須賀家 京太郎の寝室】
京太郎「ふぅ、今日も色々あったなぁ」ネムネム
京太郎「つーか、何か忘れてる気がするんだよなぁ・・・」ウーン
携帯「」ジブンヲーセカーイーサーエモ
京太郎「お、メールか・・・」カチカチ
京太郎「モモからメールか・・・」カチカチ
京太郎「もしかし、この間のことじゃねーだろーな?」ブルブル
京太郎「ど、どうしよう?」ガタガタ
京太郎「何々・・・」カチカチ
件名:お風呂あがりっすよ~
添付:バスタオル姿のモモの写真
本文
今なにしてるっすか?
こっちはお風呂あがりっす~!
京太郎「ぶっはぁい!!」ガタッ
京太郎「これは・・・イイものだ」ゴクリ
京太郎「しかし、これといって何もしてないしな・・・」ウーン
京太郎「よし、俺だけこんなモノをもらうのは不公平だよな」ウンウン
京太郎「待ってろモモ!」バッ
【桃子の寝室】
モモ「須賀京太郎、返信まだっすかね~」マクラギュー
モモ「あ、あんな大胆な写真・・・失敗だったすかね・・・」カァッ
モモ「うにゃぁぁぁ、やっぱり恥ずかしいっす~」ジタバタ
携帯「」ブーッブーッ
モモ「来たっす!!」ガタッ
モモ「・・・・」ドキドキ
件名:素晴らしいおモチをありがとう
添付:下に記載
本文
俺も風呂上りだぜ!!
モモ「」ハナジダラダラ
京太郎「モモの奴、喜んでくれたかな」ドキドキ
モモ「こ、これは良いモノっす・・・」ドキドキ
モモ「須賀京太郎の筋肉・・・うわぁ・・・引き締まってて・・・」ジュン
モモ「んんっ、こんなの・・・あん・・・」モゾモゾ
~~~~まこ「すまんのう、これがわしのスタンドじゃ」~~~~
モモ「ふぅ、冷静に考えればコレセクハラっすよ」ツヤツヤ
モモ「皆にもおすそ分けっす!」カチカチ
鶴賀勢「「「「ん?メール?」」」」パカッ
その日、五人の少女が同じ画像をオカズにしたとかなんとか・・・
無論、それが誰なのかは・・・京太郎が知る由もない。
京太郎「さて、そろそろ寝るかなー」ネムネム
【十四日目(土) 京太郎の寝室】
時計「」ジリリリリリ
京太郎「う~ん」モゾモゾ
カピパラ「きゅ~」ペシペシッ
京太郎「ん? もう朝かよ・・・」ゴソゴソ
カピパラ「きゅー!」トタタ
京太郎「ふぁぁ・・・。今日は何か用事あったっけ?」ネムネム
京太郎「今日は師匠との約束があったんだ」ウンウン
京太郎「えーっと、確か・・・」
京太郎「確か、麻雀の特訓をお願いしてたんだ!!」ウシッ
京太郎「よし、早く学校に行かないと!!」タタッ
【清澄高校 麻雀部室】
京太郎「なんとか間に合ったー」ハァハァ
京太郎「師匠と会うのも久しぶりだからなぁ・・・」ワクワク
コンコン
京太郎「はーい、どうぞ!!」バッ
ガチャリ
咏「すっげー、部室にしては広いじゃん!知らんけど」トテトテ
京太郎「えっ・・・? 誰っすか?」ポカーン
健夜「ちょ、ちょっと咏ちゃん!! 先に行かないでよ!」ハァハァ
京太郎「あ、師匠!」
健夜「ゼっちゃん! 久しぶりだね」ニコッ
京太郎「いやぁ、俺も会いたかったっす!」ニコニコ
咏「ん・・・・?」ジーッ
健夜「この前はごめんね。予定が長引いちゃって」テヘッ
京太郎「いや、藤田プロにはすっごい親切にしてもらったんで」デレデレ
咏「(なーんか気に食わないねぇ)」ジェラッ
京太郎「ところで、こっちの人は?」ダレ?
咏「三尋木咏。一応プロやってるねい」フリフリ
京太郎「すげぇ!? またプロっすか!?」ビックリ
健夜「いや、実はね・・・」
【例の日 試合終了後】
健夜「ぜーっ、ぜーっ、しぶとかった・・・」ハァハァ
咏「やっぱり男子は強いねぃ。それに勝つおばさんも大概だけど」フリフリ
健夜「今何か言ったかな、咏ちゃん?」ニッコリ
咏「わっかんねー、何言ったか自分でもわっかんねー!」フリフリ
健夜「あれだけ直撃当てたのに、まだそれだけ元気なんだね・・・」ゴゴゴゴ
咏「やべっ」スタコラサッサー
健夜「待ちなさいコラー!!」ダダダッ
ガチャリ
靖子「ん? 何を暴れてるんですか?」パチクリ
健夜「あ、藤田プロ!」ビタッ
靖子「今戻りました。いやぁ、面白い子でしたよ、彼」
健夜「そうでしょ? 才能の塊みたいでさ、可愛いよね?」フフン
咏「・・・じーっ」コソコソ
靖子「ええ、私もびっくりしました。アレなら将来、プロにも手が届くと思います」
健夜「潜在能力だけなら私以上かも・・・、張り切って鍛えなきゃ」ギュッ
靖子「私も微力ながらお手伝いしますよ。個人的に興味が沸きましたので」
健夜「本当に? それならバッチリだね!」ウン
咏「・・・・(あのアラフォーに弟子?)」ヌスミギキ
靖子「今度の土曜日に指導の約束をしてきましたが、よかったですか?」
健夜「うんうん! ありがとうね、靖子ちゃん!」ニコッ
靖子「・・・その呼び方はやめてください。変な気分になるので」ミタメテキニ
係員「小鍛冶プロ、表彰の準備ができました」
健夜「それじゃあ、行ってくるね」トテトテ
咏「ねーねー、藤田プロー」ヒョコッ
靖子「ん? どうしたんだ三尋木プロ?」カツドンテニトリ
咏「すこやんの弟子ってどんな奴なのかねい?」
靖子「有望だったよ、筋もいい。ただ、基礎が少し難アリだったな・・」モグモグ
咏「ふーん。顔と身長は?」
靖子「顔か? それなりに整っていたし、身長も高かったな」モグモグ
咏「・・・(高身長イケメン 麻雀プロの素質持ち・・・)」フムフム
靖子「なんだ?三尋木プロも興味が沸いたのか?」ピタッ
咏「うん、見てみたいね~」フリフリ
靖子「なら、今週の土曜日に私の代わりに行くか?」モグモグ
咏「わーい、ありがとねぇ、藤田プロ~」テクテク
咏「(アラフォーにそんな優良物件は渡せないね~)」ニヒヒ
【現在 清澄高校 麻雀部室】
健夜「とまぁ、そういうわけで藤田プロの代理みたい」フホンイダケド
咏「よろしくね~、ゼっちゃん」フリフリ
京太郎「俺は別に構いませんが・・・」
京太郎「それじゃあ、特訓お願いします!!」ビシッ
健夜「うん、まずは私が・・・」
咏「まずは私が指導するねぇ~」ズイッ
健夜「ちょ、ちょっと!? 私の弟子なんだよ!?」グイッ
咏「わっかんねー! 何言ってるんだかさっぱりわっかんねー!」ゲシゲシ
健夜「ぐぬぬ・・・」イライラ
京太郎「あ、あの・・」アタフタ
健夜・咏「・・・・」フン
咏「それじゃあ、スキルの開発でもしようかねぇ~」フリフリ
京太郎「はい! お願いします!」ビシッ
健夜「・・・」ギリギリギリ
咏「うーん、それじゃあどんなスキルがいい?」
京太郎「うーん、そうですねぇ・・・」
咏「どれにすっかなー」ワクワク
京太郎「俺、もっと強い心を持ちたいっす!!」キリッ
咏「おー、いい心がけじゃね? 知らんけど」フリフリ
健夜「・・・」
京太郎「それで、どうやってスキルを覚えるんですか?」
咏「それに関してはいい案があるねぇー」ヒヒヒ
京太郎「どうするんですか?」キョトン
咏「それはねぇ・・・」コソコソ
京太郎「えぇ!? そんなこと!?」ビックリ
咏「大丈夫だっての! いいから、ほら!」ニヒヒ
健夜「え? 何をコソコソしてるの?」
京太郎「う、うぅ・・・師匠、ごめんなさい!!」
健夜「へっ?」
京太郎「この、行き遅れのアラフォー!!!」バーン
健夜「」
京太郎「婚活負け組の自堕落女!! 脳みそのシワより、顔のシワの方が多いだろ!!」バーン
健夜「」プルプル
咏「~~~~っ!!!ゲホッゲホッ!!」ダンダン
京太郎「はぁ、はぁ・・・。これで、スキルが手に・・・・」ビクッ
健夜「・・・・・」ニッコリ
京太郎「し、師匠? これは・・・三尋木プロが、その・・・」アタフタ
健夜「・・・ふふっ」ゴゴゴゴゴゴ
京太郎「いや、あぁ・・・その、うああぁああああああ!!!!」バチコーン
咏「あー、傑作だったねぇ。くひひひ」ゲホゲホッ
京太郎「ちゃんと教えてくださいよ!!」ボロボロ
健夜「咏ちゃんなんかに頼るからいけないの!」プンプン
咏「いやぁ、まさか本気にするとはねぃ。思わないでしょ、普通?」ニヤニヤ
健夜「こ、この、言わせておけば・・・・」ギリギリ
京太郎「そ、そんなことよりちゃんと修行を・・・」オナシャス
健夜・咏「・・・・・」バチバチ
京太郎「それじゃあ、次は・・・」ブルブル
咏「じゃあ、またスキルの開発でもしようかねぇ~」フリフリ
京太郎「ええ!? 今度こそ大丈夫なんですか?」ジトーッ
咏「大丈夫なんじゃね?しらんけど」ニヒヒ
健夜「この・・・」ギリギリギリ
咏「うーん、それじゃあ今度こそどんなスキルを覚えたい?」
京太郎「うーん、そうですねぇ・・・」
京太郎「やっぱり、覚えるなら・・・」スッ
京太郎「俺、やっぱり強い心を持ちたいっす!!」キリッ
咏「おー、今度こそなんとかなるんじゃね? しらんけど」フリフリ
健夜「咏ちゃん・・・」ゴゴゴゴ
咏「ぜ、全身全霊でサポートしまーす」アセアセ
京太郎「それで、今度はどうやってスキルを覚えるんですか?」
咏「またしてもいい案があるねぇー」ヒヒヒ
京太郎「それで、どうするんですか?」
咏「これをやればいいんじゃね?しらんけど」ジャーン
【番犬ガ○ガオ】
京太郎「こ、これですか?」ガクガク
健夜「咏ちゃん、何もここまでしなくても・・・」ブルブル
咏「わ、私もやるからねぃ・・・」ドキドキ
京太郎「こ、こんなのムリだぜ・・・」メソメソ
健夜「人の作ったモノじゃないよぉ・・・」ガタガタ
咏「うっせー! さっさとやれっての!!」ゲシゲシ
京太郎「は、はいぃぃぃ!!」バッ チャリ
ガ○ガオ「ガオガオ!!」
京太郎「こええええええええっ!!」ウワーン
健夜「す、すごいねゼちゃん」ドキドキ
咏「うん、やるじゃねーか」ドキドキ
京太郎「ガ○ガオ・・・なんて恐ろしい機械なんだ」ブルブル
健夜「でも、すごかったねゼっちゃん!」ギュッ
京太郎「師匠が居てくれたからっすよ」デレデレ
健夜「もー、ゼっちゃんたらー」バシバシッ
咏「(私のお陰で覚えたのに・・・なんか気に入らねー)」ジェラシー
咏「おーい、さっさと続きやろうっての~」フリフリ
健夜「それじゃあ次は何をしよっか?」
京太郎「そうですねー」ウーン
【スザクが好きすぎる者達の部屋 通称スザク部屋】
ゼロさんが入室しました
かなちゃん:!!!???
ゼロ:ど、どうもー ここって人います?
こーこ:・・・・・!!!???
ゼロ:あ、人がいる!よかった・・・
沈黙・・・・・
こーこ:ど、どどどいうことかしら?
金田一:ど、どうもこうもないよ!! 敵襲だよ!!
リボーン:ちょ、ちょっと腹痛で頭が痛いから帰るね
カスミン:逃げないでよ!!あ、私もお腹が・・・イタタタタ
そう、このスザク部屋の人間。普段は口が悪く、性格も悪いように見えるが・・・
ゼロ:あの、皆さん大丈夫ですか?
ドム:い、いや、あの、その・・・
かなちゃん:どうするんだし! 逃げるが勝ちだし!!
リボーン:ここホームだろ!?どこに逃げるんだよ!?
普段から、肩身の狭い思いをしている彼女達は・・・
実は、ただの
内弁慶である。
こーこ:福山さんディスってすいませんでしたー!!!
カスミン:ごめんなさーい!!
金田一:許してくださーい!!
ゼロ:えっ?
ゼロ説明中・・・
ゼロ:というわけです
こーこ:なーんだ、そうならそうと早く言いいなさいよ!
ゼロ:すいません。まだ初心者なんで、よく分かってなくて・・・
金田一:あー、ビックリして損したよ
ドム:ほんと心臓に悪いよね
かなちゃん:別にかなちゃんはびびってないけどね
リボーン:嘘つけこら
ゼロ:本当に申し訳なかったです
カスミン:いいのよ。人間誰だって間違いはあるもの
こーこ:だけど、これはさすがにねぇ・・・
ゼロ:うぅっ、すいません
金田一:もう許してやりなよ。幸いにも、心臓の弱いマホマホはいないんだし
かなちゃん:いたらもう死んでると思うし・・・
ゼロ:なんかもう、本当にすいません
リボーン:そんな謝るなよ。こっちはもう気にしてないんだからさ
こーこ:そうね。よく考えればスザクだってゼロなのよ
金田一:天才あらわる
カスミン:鬼才あらわる
かなちゃん:最終回の、ルルを刺す時のスザクの表情がやばいし・・・ハァハァ
ドム:あぁ、いいっすね~^^
ゼロ:あはは、皆さん本当にスザクが好きなんですね
こーこ:そりゃあもう、みんなそういう集まりだからね
カスミン:ゼロはスザク嫌い?
ゼロ:うーん、そうっすねー
金田一:ハッキリ言えばいいさ。別に気にしないから
ゼロ:俺は、ルルーシュに親近感を持ってるんです
リボーン:親近感?
ゼロ:理由は分からないんですけど、なんか思考が似てるっていうか・・・
ドム:へー、頭いいんだ
ゼロ:そういうわけでもないですけどね。でも、だからこそなのかな・・・
こーこ:だからこそ?
ゼロ:本当はルルーシュだって、スザクのこと大好きだったんですよ
ゼロ:ただ、意地を張って、引き返せないところまで行ってしまっただけで・・・
ゼロ:一番助けて欲しかったのはきっと、スザクだったんだって・・・俺は思うんです
こーこ:・・・・
かなちゃん:・・・・
ゼロ:だから俺は、スザクのことが大好きですよ! 流石に、皆さんには負けますけどね
ドム:・・・・泣いた
カスミン:同じく
リボーン:ああ、泣いた
こーこ:な、泣いてなんかないし。これくらい普通だし!
金田一:テンパってるよ、こーこ
かなちゃん:うぅっ、ゼロ・・・お前は良い奴だし! キャプの次くらいに良い奴だし!
ゼロ:そ、そんなこと言われると・・・照れますね
ドム:もう、私達は仲間だよゼロ
リボーン:ああ、私達はお前を歓迎する!
カスミン:よろしくね、ゼロ!
ゼロ:皆さん、ありがとうございます!!
こうして、ゼロはスザク部屋の一員となった。
だが、この時まだ彼女達は気づいていなかった・・・・
【ジノが好きすぎる人達の部屋 通称ジノ部屋】
ともきー:時代はやっぱりジノ
みはるん:やっぱりジノですよね!!
たかみー:ジノは素敵。無茶苦茶に抱かれたい
きぬきぬ:やっぱ、男は強くて優しくないとアカン!
まっこりーん:せやのう。男は強くないとのう・・・
第三勢力の魔の手が、近づいているということに。
最終更新:2026年01月22日 00:11