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【部活終了後 清澄高校通学路】

ゼロ「はぁ・・・部長のせいでこのまま帰る羽目になってしまった」トボトボ

ゼロ「幸いにも先生に見つからなかったらよかったようなものの・・・」

???「・・・・」スタスタスタ

ゼロ「一歩間違えば退学だよ」ハァ

???「待ってください!!」

ゼロ「・・・え?」

???「ゼロ!! 探しましたよ!!」

ゼロ「うぇ? あ、はっ?」

???「わからないんですか、私です!」


紅月カレンです!!


ゼロ「・・・・え?」パチクリ

カレン?「ゼロ!! ずっと捜してたんですよ!」

ゼロ「え、えと・・・(これ、どういうことだ!?)」ビクビク

カレン?「どうかしたんですか?」キョトン

ゼロ「(やべぇ、この子のコスプレ超クオリティ高い・・・それにエロい)」ゴクリ

 外見、スタイルもそうだが・・・何より声が似ている。
 どこかで聞き覚えのある人の声にも似ているが・・・きっと小清水に違いない。

カレン?「気分が優れないなら、私が送ります!」バッ

ゼロ「え、えと・・・(もしかして、俺がゼロのコスプレしてるから、乗ってくれてるのか?)」

カレン?「気にしないでください。私は、貴方の親衛隊長ですから!」ニッコリ

ゼロ「(見ず知らずの俺の為にここまで・・・なら、俺も乗ってあげないと・・・)」グッ

 その時、京太郎に謎の使命感が芽生える。
 結果、彼は全身全霊を込めてゼロを演じることを決めた。

ゼロ「何をしているカレン」スッ

カレン?「え・・・?」

ゼロ「送ってくれるのだろう? さぁ、早く連れていってくれ」ナデナデ

カレン?「は、はい!!」パァァァァ

カレン?「・・・」テクテク

ゼロ「・・・・」スタスタ

カレン?「あの、ゼロ・・・」

ゼロ「なんだカレン?」

カレン?「ゼロは・・・私のことをどう思いますか?」

ゼロ「何・・・?」ピタッ

カレン?「黒の騎士団(部)に入って・・・私は、貴方に憧れました」ウツムキ

ゼロ「そうか。それは素直に嬉しいな(役に入り込んでるなぁ・・・)」カンシン

カレン?「それからの私は・・・どこかおかしいんです」ドキドキ

ゼロ「おかしい?」

カレン?「気がつけばいつも貴方のことを見ていて、胸がドキドキするんです」マッカッカ

ゼロ「それは・・・」

カレン?「ゼロ・・・私のこの気持ちはなんなんでしょうか?」ウルウル

ゼロ「・・・カレン」スッ

カレン?「はい・・・」

ゼロ「私の口からは言えない」

カレン?「・・・」ジワッ

ゼロ「なぜなら、その答えは君にしか出せないからだ」

カレン?「ゼロ・・・グスッ・・・」ウツムキ

ゼロ「だが、もし君の出す答えが・・・私の想像通りなら」ナミダヲフク

カレン?「え?」

ゼロ「恐らく私は・・・いや、確実に・・・」ナデナデ

ゼロ「首を縦に振るだろう」

カレン?「・・・・・・・」ジョバジョバジョバジョバ

ゼロ「ええ!? なんかすっごい勢いで漏らし始めた!!」ビクビク

カレン?「あ、あぅえ!? ぜぜぜじぇろ!? いみゃのはほんとでしゅか!!」グイグイ

ゼロ「ちょ、ちょっとストップ!! 濡れる!! こっちまで濡れるから!」アタフタ

カレン?「あぁぁぁぁああああああああああ!!!」ガタガタ

ゼロ「こ、怖い!! 怖いよ君!!」ブルブル

カレン?「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」ビリビリ

ゼロ「!?」

※人通りの無い道路です

ゼロ「ふぉぉぉぉぉぉっ!?」ハナジブー!!

カレン?「もう我慢できん!!! 抱いてください!!」ガバッ

ゼロ「いやぁぁあああああ!! 犯されるぅぅぅぅぅ!!!」

カレン?「先っちょだけです!! 先っちょだけですから!!」ガッシリ

ゼロ「助けてぇぇえええええええ!!!」


和父「やはり我が娘は素晴らしき逸材!!」カメラジーッ


ゼロ「ちょっとぉぉぉぉぉ!! アンタ誰ぇえええええ!?」

カレン?「そのまま撮っておいてください!! 証拠にしますから!」

ゼロ「いやぁぁぁぁぁ!!!!」

カレン?「観念してください!!」

???「そこまでにしておいた方がいいよ・・・・」ゴゴゴゴゴゴ

カレン?「だ、誰ですか!?」ビクッ

咲「私だよ?」

ゼロ「さ、咲ぃ!! 助けてぇ・・・」ウェーン

咲「京ちゃん・・・ちょっと待っててね」ニッコリ

カレン?「え、えとこれには深い事情がありまして・・・・」

咲「ねぇ、貴方・・・」

カレン?「は、はい!!」

咲「誰だか知らないけど・・・これ以上おイタがすぎると・・・・」

カレン?「ひぃぃぃぃぃ!?」ガタガタガタ

和父「」ブクブクブクブク

カレン?「す、すいませんでしたー!!!」ビューン

和父「」チーン

京太郎「た、助かった・・・」ハァ

咲「危なかったね、京ちゃん」ナデナデ

京太郎「ありがとな、咲。借りができちまったな」

咲「うん。大きい借りだよー?」ニコニコ

京太郎「あちゃー、これまたデカイことさせられそうだ」ヤレヤレ

咲「もう、そんなこと言って何もしてくれないくせに」プクー

京太郎「んなことねーよ、今回はちゃんと借りを返すって!」

咲「本当かなー? なんか嘘くさいよー」ニヤニヤ

京太郎「本当だって!! 俺にできることならなんでもするっての!!!」バーン

咲「・・・・・・・ん?」

京太郎「・・・・え? どうした咲、なんで服を脱ぐんだ?」ビクビク

咲「・・・・」ジュルリ

京太郎「ちょ、え? まじで・・・そんな・・・やめ、やめろって!! おい!!」アタフタ

咲「・・・・京ちゃん、大好きだよ」ニッコリ

京太郎「や、やめろ! やめてくれ・・・咲!! あ、あぁ・・・」

<アッー!!!





【数十分後】

和「・・・・私も混ぜてもらえないでしょうか?」モジモジ

咲「うん! みんなで楽しもうよ!!」ニコニコ

京太郎「・・・・・」ミイラ

~完~








【二十一日目(日) 清澄高校麻雀部室】

京太郎「思い出した・・・俺は、師匠と会ったことがある」ドクン

 無茶苦茶な勝負を吹っかけて、負けてしまって・・・
 嫌な記憶に、蓋をしてしまった。
 晴姉ちゃんの記憶ごと、忘れようとしていたんだ。

京太郎「師匠、あの時は生意気言ってすいませんでした」ペコリ

健夜「ううん、いいよ。やっと思い出してくれたんだしね」ニッコリ

京太郎「それと、晴姉ちゃん!」バッ

晴絵「京君・・・・」グスッ

 なんて言えばいいのか分からない。
 十年もの間、記憶の底にしまい込んでしまっていた大切な人。

京太郎「すいませんでした。俺・・・」グスッ

 今の俺には謝るしかできない。
 許されるとは思ってないけど、これしか・・・考えつかなかった。

晴絵「私の方こそごめんね・・・ごめんね・・・・」ギュッ

京太郎「晴姉ちゃん・・・」ギュゥ

咏「わっかんねーけど、なんか感動的じゃん」ウルウル

健夜「本当によかったよぉ・・・」ウエーン

京太郎「ただいま、晴姉ちゃん」ニカッ

晴絵「ああ!! おかえり!!」ニコッ

京太郎「なんだか、胸のつっかえが無くなってスッキリしたぜ!」ニヒヒ

咏「おー、なんかいい顔になってるじゃん」ペシペシ

健夜「思い出したよ、赤土さん。貴方、あの時の・・・」

晴絵「はい・・・小鍛治プロ」ペコリ

健夜「ごめんなさい。私・・・ひどいことしたよね」ペコ

晴絵「いえ、もういいんです。あの日があったから、今の私がいる」ニカッ

健夜「・・・・うん」アクシュ

晴絵「私も、つっかえが無くなりました」アクシュ

京太郎「今日は、修行をやってよかったなぁ」シミジミ

咏「何言ってるのかねぃ、この馬鹿弟子は」ペチン

京太郎「あだっ、何するんですか!?」スリスリ

健夜「まだお昼になったばかりだよ? 修行はこれからでしょ!」ニヤニヤ

晴絵「今度こそは役に立ってみせる!」グッ

京太郎「あはは、ちゃんと生きて帰れるかな」タラー

健夜「ゼっちゃん・・・ううん、京太郎君」スッ

京太郎「し、師匠?」ビックリ

健夜「私、ずっと君と会える日を楽しみにしてた」ギュッ

京太郎「なんだか、胸のつっかえが無くなってスッキリしたぜ!」ニヒヒ

咏「おー、なんかいい顔になってるじゃん」ペシペシ

健夜「思い出したよ、赤土さん。貴方、あの時の・・・」

晴絵「はい・・・小鍛治プロ」ペコリ

健夜「ごめんなさい。私・・・ひどいことしたよね」ペコ

晴絵「いえ、もういいんです。あの日があったから、今の私がいる」ニカッ

健夜「・・・・うん」アクシュ

晴絵「私も、つっかえが無くなりました」アクシュ

京太郎「今日は、修行をやってよかったなぁ」シミジミ

咏「何言ってるのかねぃ、この馬鹿弟子は」ペチン

京太郎「あだっ、何するんですか!?」スリスリ

健夜「まだお昼になったばかりだよ? 修行はこれからでしょ!」ニヤニヤ

晴絵「今度こそは役に立ってみせる!」グッ

京太郎「あはは、ちゃんと生きて帰れるかな」タラー

健夜「ゼっちゃん・・・ううん、京太郎君」スッ

京太郎「し、師匠?」ビックリ

健夜「私、ずっと君と会える日を楽しみにしてた」ギュッ

健夜「会って、伝えたいことや、話したいことがたくさんあった」

京太郎「師匠・・・」

健夜「だけど、それはもういいの。過去は、もう関係ないから」ニッ

京太郎「でも、いいんですか・・・?」

健夜「ううん。あの対局の最中に気づいたの」

咏「気づいた・・・?」

健夜「私はね、京太郎君・・・今までずっと」

 だんだん心惹かれていた・・・あの眩しい笑顔に。
 果ての無い闇から救い出してくれそうな優しさに。

京太郎「今でも・・・?」

健夜「君のことが、今でもきっと!」

 全然気にしないフリしても、ほら、君に恋してる。
 何気ない行動に振り回されてる。
 何も・・・考えれなくなってしまう。
 それでも・・・

健夜「君が好きなんだ」

京太郎「えっ?」

健夜「京太郎君が好きだよ」ニコッ

晴絵「ファッ!?」ビックリ

咏「」マッシロ

京太郎「あ、え? はぁ!? どうして!?」ガタガタ

健夜「自分でも不思議なんだけどね・・・」

京太郎「不思議・・・?」

健夜「何かあると、すぐに電話したくなるの」

 全然気のないフリしても、結局君のことだけ見てた。
 十年前から、再開してからもずっと、ずっと・・・

健夜「それが理由じゃ・・・ダメかな?」ダキッ

京太郎「ダメじゃ、ないです・・・///」ドキドキ

咏「」チーン

晴絵「ちょ、ちょちょちょっとまった!!ストーップ!!」アワアワ

京太郎「で、でも師匠・・・俺は・・・」ウツムキ

健夜「ううん、返事はいいの。結果は分かってるから」アハハ

京太郎「師匠? でも!」

健夜「だっておかしいよ、まだ会って間もないのに」ドキドキ

 こんなに・・・君のことが愛おしいなんて。
 君と、一緒に居たいだなんて。

健夜「だから、これからが勝負!」ニコッ

京太郎・晴絵「「勝負?」」ポカーン

健夜「絶対に、君をハコにしてみせるから・・・」グイッ

京太郎「し、師匠!?」アタフタ

チュッ

健夜「覚悟しなさい・・・ね?」ウインク

京太郎「・・・///」ホァァァァァ

晴絵「鼻!! 鼻だからノーカン!!!」クワッ

咏「」チーン

京太郎「ふひひひ・・・」デレデレ

健夜「ちょっとやりすぎたかな」ウーン

咏「・・・このアラフォー!! 調子に乗ってんじゃねー!」ゲシゲシ

健夜「痛い!! 痛いよ咏ちゃん!!」ヒィィィ

咏「うっせ!!なんだこの気持ち!! 何この胸の痛み!! わっかんねー!!」ウギャアアア

晴絵「や、やめた方が・・・」アタフタ

京太郎「げへへ・・・・ん!?」ピクッ

健夜「京太郎君、どうかしたの?」

京太郎「なんだか・・・頭が熱いんです・・・」ポワー

咏「ん? これはもしかすっと・・・」スタスタ

晴絵「新たな力が、覚醒・・・!?」ビクッ

京太郎「ふぁぁぁ・・・」ブルブル

健夜「違う、新たな力じゃないよ」ニッコリ

晴絵「えっ?」

健夜「彼の本当の能力。私が記憶と同時に封じていた、彼本来の才能の一つ」ゴクリ

京太郎「なんか来た来たー!!」ゴォォォォォ

京太郎「この感じ・・・」ポワー

 俺は今まで、数多くの人と戦ってきた。
 それは、友であり仲間であり・・・そして、大切な人達。

 負けることもあった。圧倒的な差で勝った日もあった。


~~~???「須賀、京太郎・・・」~~~

 敗北の味を噛み締めた日もあった。 


~~~照「京ちゃん・・・」ニッコリ~~~

 大切な人を失ったこともある。


健夜「京太郎君・・・?」

 だけど、それはもう関係ない。

京太郎「俺は、これからも戦う」スッ

 京太郎が無意識のうちにとっていたのは「敬礼」の姿であった。
 涙は流さなかったが、無言の男の詩があった。

晴絵「京君・・・」

京太郎「お前は「具合が悪いなら休もうか?」という」スッ

晴絵「具合が悪いなら休もうか?・・・ハッ?」ビクッ

健夜「これが、京太郎君の才能・・・!」ゴクリ

咏「んなの偶然に決まってんじゃん!知らんけど」ヤレヤレ

京太郎「ちょっと、俺もなんか違和感を感じます」ムキムキ

晴絵「(なんか凄くムキムキになってるー!!)」ガビーン

健夜「まぁ、うまくは言えないけど・・・」

京太郎「次の師匠のセリフは「ジョジョに使いこなして行けばいいよ」だ!」

健夜「ジョジョに使いこなして行けばいいよ・・・ハッ!?」

京太郎「師匠・・・寒いです」ドンビキ

咏「うわぁ・・・」アトズサリ

健夜「・・・・////」カオマッカ

晴絵「やれやれ・・・」クスクス

京太郎「体も元に戻ったので、修行を再開しましょう!」ニコニコ

健夜「そうだね。頑張らないとダメだよ?」

咏「今度こそスキル開発だねぃ」

晴絵「もう必要ない、ここは強化を・・・」

健夜「それなら宝具の強化を・・・」

咏「いや、スキルの開発じゃね? しらんけど」

ギャーギャー スキルトカイラネー
ホウグデショー ワーワー

京太郎「さて、何をしようかな?」ウーン

京太郎「せっかくですし、宝具を開発しましょう!」

健夜「強化じゃないの・・・」シュン

咏「スキルの開発がいいんじゃね?知らんけど・・・」シュン

晴絵「(逃げたね、京君)」クスク

健夜「それじゃあ、どんなスキルがいいの?」

京太郎「えっと、そうですね・・・」

晴絵「ちゃんと決めた方がいいよ」

京太郎「えーっと、そうですね・・・」ウーン

咏「・・・」ドキドキ

京太郎「なんか、こう・・・カウンター系の力ですかね」

健夜「カウンター?」

京太郎「うまく言えないんですけど、俺の力って相手を倒すものばかりじゃないですか」

晴絵「そうみたいね」

京太郎「だから相手の一撃を受けた後に反撃出来るような力が欲しいんです」ウンウン

晴絵「(それなら受けないような力を覚えた方が・・・)」ヤボナコト

健夜「うーん、私の魔眼みたいな能力だよね? あれでいい?」

京太郎「あ、あれはちょっと・・・」トラウマ

咏「あんなえげつない能力、そう簡単に覚えられねぇっての!」ベシッ

京太郎「簡易版みたいなのでいいんですけど・・・」

健夜「まぁ、やってみよっか」

京太郎「はい!!」ニッコリ

京太郎「何をするんです?」

咏「うーん、とりあえずお手本を見てみればいいんじゃね? しらんけど」ニヤニヤ

京太郎「お手本ですか?」パチクリ

健夜「お手本・・・ね」ニッコリ

晴絵「あぁ、お手本ってそういう・・・」ブルブル

京太郎「え? なんで卓を囲むんですか?」

咏「いーからいーから。ほら、お前の親からだっての」

京太郎「は、はぁ・・・」ポリポリ





【東一局 京太郎の親】

京太郎「(あれ、なんか牌が簡単に集まってくるぞ)」

咏・健夜「・・・・」ニヤリ

晴絵「(くわばわくわばわ・・・)」ガタガタ

京太郎「あ、ロン。跳満で・・・・す!?」ビクッ

健夜「あー、当たっちゃったぁ・・・てへっ」ペロッ

京太郎「う、うあぁ・・・しまっ・・・」

健夜「ふふふ・・・」

京太郎「あ、宝具で防・・・」

咏「このキーホルダー可愛いねぃ」つノトペン

京太郎「ほわぁぁぁぁぁ!!!」ガタガタ

健夜「ふんふふ~ん」←サングラス装備

京太郎「い、いやだ!! 戦闘潮・・・」プルプル

健夜「させないよ!」

京太郎「え、エア!?」バッ

晴絵「ごめんね、ごめんね・・・・・」つエア

京太郎「オー!!ノーッ!!!」イツノマニ

健夜「それじゃあ、続きしようか」ニッコリ

京太郎「い、いやあああああああああああ!!!!」

晴絵「」ガタガタガタ




【数分後】

京太郎「パパがね……2つしかくれないの………キャンディ…」

咏「あちゃー、ダメだったねぃ」ヤレヤレ

京太郎「ボクは…たくさん欲しいのに……」ブツブツ

健夜「最初から無理があったと思うけどね」ニッコリ

晴絵「貴方がそれを言いますか・・・」

京太郎「あぁぁぁんまりだぁぁぁぁぁ!!!」ブワッ

健夜「ご、ごめんって! 悪気はなかったの」ナデナデ

咏「私はあったけどねぃ」ニコニコ

京太郎「この人でなし!!あなたって本当に最低の屑だわ!!」

晴絵「落ち着いて、京君」ヨシヨシ

健夜「まだ時間はあるんだし、また頑張ろ?」ネ?

京太郎「はい・・・」グスグス

咏「・・・私に構ってくれねーからだっての、バカ」ボソリ

健夜「素直じゃないなぁ・・・」クスクス


京太郎「それじゃあ、次はスキルの開発をします」ムスッ

咏「えっ?」

京太郎「勘違いしないでください、三尋木師匠の為じゃないですから!」プイッ

咏「・・・わ、分かってるっての!つーか、別にしらんし」パァァァァ

健夜「京太郎君ってば優しいね」ニコニコ

晴絵「そこがいいんだけど・・・ね」ニコニコ

咏「ほら、さっさと始めっぞ馬鹿弟子!」ダキツキ

京太郎「も、もう!! 離れてくださいっ!」テレテレ

健夜「・・・・・ちょっと悔しい」

咏「うーん、それじゃあどんなスキルを覚えたい?」

京太郎「うーん、そうですねぇ・・・」

京太郎「宝具を躱すスキルってできますか?」

咏「躱すスキル?」

京太郎「もう、あんな直撃を受けたくないので・・・」

健夜「わ、悪かったってば!」ションボリ

咏「うーん、やれなくもないかも・・・」

京太郎「お願いします!」

咏「ま、可愛い弟子の頼みだからねぃ」ヤレヤレ

晴絵「よかったね、京君」

京太郎「よーし、頑張るぞ!!」

咏「それじゃあ、これをやってもらおうかねぃ」スッ

京太郎「これ・・・ピンポン玉ですか?」キョトン

健夜「私達三人でこれを投げるから、ちゃんと避けてね」ニッコリ

京太郎「え、何それは?」ドンビキ

晴絵「一見無駄に見える行為が、意外と能力に繋がるもんだよ」ウンウン

京太郎「そうかなぁ?」

晴絵「さぁ、早く始めよう!」ワクワク

咏「行くぜ!」ワクワク

健夜「頑張ってね!」ワクワク

京太郎「自分たちが楽しんでるだけじゃん!!」オイオイ

咏「四の五のうっせー!!」ブンッ

京太郎「サンタナッ!!」ブシャァァァ

晴絵「(ピンポン球がめり込んだぁぁぁぁ!!)」ブルブル

健夜「祭りだよ!!」ビュンッ

京太郎「こ、こなくそぉぉぉぉ!!」シュッシュッ

咏「甘い!!」シュッ

京太郎「エシディシッ!?」ゴシャァァァァ

健夜「まだまだ行くよ!!」ヒュンヒュン


【数時間後】

京太郎「・・・・」ハァハァ

咏「や、やるじゃん・・・」ハァハァ

健夜「見事だったよ」ハァハァ

晴絵「うん、これだけやれば十分」ハァハァ

 つーか、おかしいって。
 ピンポン玉を避けたくらいで、麻雀が強くなる筈がない。

京太郎「あの、こんなことでスキルが手に入るわけが・・・」

京太郎「・・・まじ?」

健夜「マジです」

咏「マジだっての」ニコニコ

京太郎「流石っす師匠!!」テノヒラクルー

咏「わ、分かればいいんじゃね? しらんけど・・・///」テレテレ

京太郎「はい!!」

京太郎「今日は・・・ありがとうございました」ペコリ

健夜「いや、こっちこそありがとう」ホホエミ

晴絵「私も・・・嬉しかったよ」ニッコリ

京太郎「二人とはまた今度、ゆっくり話したいと思います」ニカッ

健夜「うん、私もまだまだ話したい」

晴絵「奈良に帰っても、また・・・会いに来るよ」

京太郎「今度は、俺からも会いに行きます」

晴絵「ずっと待ってる。会わせたい子達がいるんだ」ニコニコ

京太郎「はい! 楽しみにしておきますね」

咏「・・・私は蚊帳の外かよ」モジモジ

京太郎「勿論、三尋木師匠もこれから付き合ってもらいますよ!」ギュッ

咏「いいんじゃね。うん、いいんじゃね」アセアセ

京太郎「俺、ようやく将来の夢が決まりました」

健夜「夢・・・?」

京太郎「俺も、目指してみたくなったんです」

晴絵「目指す?」

京太郎「こんな俺でも・・・師匠達と同じ、プロの世界へ」

晴絵「プロ!?」

京太郎「自惚れてるわけじゃないんですけど・・・俺、楽しかったんです」

健夜「楽しかった・・・」

京太郎「強い人達と麻雀を打つ事が、楽しいんです!!」グッ

咏「・・・マゾ?」キョトン

京太郎「ゴホン! とにかく、もっともっと!強い人達と戦いたくなりました!!」

健夜「(もうこの世界に君より強い人いないと思うけど・・・)」

京太郎「だから、俺もプロを目指してみます!!」

晴絵「(もうトッププロレベルなんだけど・・・)」

咏「(つーか、それを素で分かってないのかよ)」ドンビキ

京太郎「いつか、師匠達ともちゃんと戦えたらいいなぁ」ウンウン

三人「(大物だわ、この子・・・・)」

京太郎「よし、その為にも全国に出場しなくちゃな!!」



【須賀家 京太郎の寝室】

京太郎「今日はいい練習になったなぁ」シミジミ

 晴姉ちゃんとの再開。取り戻した記憶。
 そして、新たにできた目標。

京太郎「照さん・・・俺、少しずつ変わっています」

 もうすぐ貴方に届く。そしたら、あの日の返事を・・・
 あの日言えなかった、あの言葉を・・・必ず。

京太郎「・・・・」グッ

携帯「」ブーッブーッ

京太郎「お、メールか?」パカッ


京太郎「部長からか・・・」カチカチ

 そういえば最近、部長と話す機会があまりなかったしな。

京太郎「もしかして、何か怒ってるのかな」カチカチ

京太郎「何々・・・なっ!?」ビクッ

本文

 助けて


京太郎「な、何があったんだ!?」ビックリ

京太郎「部長の身に何かが!! ど、どうしよう!!」

京太郎「助けに行こうかな、いや、でも・・・」ウーン

京太郎「ふわぁ・・・どうせ部長のイタズラだろうし」ネムネム

京太郎「今日はもう寝よう・・・明日謝ればいいや・・・」オヤスミー


【一方その頃】


723「げっへっへ、可愛いお嬢ちゃん・・・俺とロッカーに入ろうぜぇ」

久「い、いやぁ・・・来ないで!!」ビクビク

723「叫んだって誰も来ないさ・・・」フヒヒヒ

久「す、すぐに須賀君が来てくれるわ!!」ブルブル

723「そいつはこねぇかもなぁ・・・今頃寝てるかもよ」ゲラゲラゲラ

久「そんなわけないじゃない!!」

723「うるせー!!」ビリビリ

久「いやぁぁぁぁ!!!」バタッ

723「俺のリーチ棒を突っ込んでやるぜ・・・」

久「た、助けてぇ・・・」

723「げっへっへ」カチャカチャ

久「いや、やめて・・・お願い・・・」グスグス

723「くひひひひ、ダメだよぉぉぉん!!」バッ

久「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

723「久ちゃぁぁぁん、くぁいぃぃなぁぁぁ」レロレロ

久「やめて!!須賀君!! 助けてよ!! 須賀君!!」ポロポロ

723「それじゃあ、早速始めるよ~」ムクムク

久「い、いや・・・・お願い・・・・」

723「ひっひっひ、そーれ!!」ミチミチミチ

久「いっ!! いたっ、痛い!! 痛いよぉ!! やめてぇぇ!!」

~キングクリムゾン~


【二十二日目(月) 清澄高校通学路】

京太郎「ふわぁ・・・ねみぃ・・・」ネムネム

 昨日は結局眠れなかったんだよなぁ。
 なーんか、嫌な胸騒ぎがしたし・・・

京太郎「ま、気のせいかも」スタスタ

久「・・・・」フラッ

京太郎「あ、部長!! おはようございます!!」トテトテ

久「・・・・」ピタッ

京太郎「部長・・・? なっ!?」ビクッ

久「うふふ・・・どうしたの、須賀君?」

京太郎「あ、あぁ・・・」ガタガタ

久「ねぇ見て、須賀君。私の体・・・」

久「真っ赤で綺麗でしょ?」

京太郎「え、なんで・・・血が? ぶ、部長・・・怪我を・・・?」ブルブル

久「うん、怪我したの。痛くて痛くて・・・私耐えられそうにないわ」スタスタ

京太郎「だったら!!すぐに病院に・・・!!」

久「私ね、汚れちゃった。今まで、綺麗に生きてきたつもりなんてないけどね・・・」

京太郎「汚れた・・・?」

久「こんな私でも、大事な物を貴方にあげられたらって・・・ずっと思ってた」ポロポロ

京太郎「部長? そんなことより、早く病院へ・・・」

久「ねぇ、須賀君。こんな私でも愛してくれる?」ダキッ

京太郎「ぶ、部長!? 何を!?」アセアセ

久「須賀君の綺麗な体で・・・私を綺麗にして? お願いよ・・・」サスリ

京太郎「は、離してください!!」ドンッ

久「きゃっ!!」ドスン

京太郎「今の部長、なんか変ですよ!!」ハァハァ

久「・・・・・・」スクッ

京太郎「部長、まずは落ち着いて・・・」

久「ねぇ、須賀君。昨日のメールは見てくれた?」

京太郎「メール? はい、見ましたけど・・・」

久「それで、どうしたの・・・・?」

京太郎「イタズラかと思って、寝てました」

久「・・・・・・・」

京太郎「ぶ、部長・・・?」ガタガタ

久「あ、あははは・・・あっはハハハハハハははははは!!!!!」

京太郎「ひっ!?」

久「そうなんだ・・・やっぱり、そうだったんだ」フラフラ

京太郎「あの、それは・・・」

久「あの男の言うとおり、私は・・・馬鹿だったんだ」ボソリ

京太郎「話を聞いてください!!」

久「須賀君。私ね、犯されたの・・・全く知らない男に」フラフラ

京太郎「なっ・・・」プルプル

久「やめてって言っても、何度も・・・何度も何度も何度も!!!!」

~久「いやぁ、やめて!! やめてよぉ!!」~~^

久「私は犯されたの」ニッコリ

京太郎「部長・・・どうして・・・そんな・・・」ブルブル

久「痛かったわ。無理矢理に挿れられて、胸を鷲掴みにされて・・・」

久「頭を抑えられて、何度も殴られて・・・・痛かったわ」ボソリ

京太郎「そいつは!! そいつはどこですか!!!」グググッ

久「そいつ? もういないわよ・・・」クスクス

京太郎「えっ・・・?」

久「私が殺したから」

京太郎「はっ?」

久「近くにあったの、大きな石が・・・」

京太郎「い、石・・?」

久「それで、あの男の股間を殴りつけてやったわ。それが傑作でね!」ケラケラ

京太郎「・・・・・」

久「あれだけ大きくしていたアレから血がビュービュー吹き出して!!」アハハハハ

京太郎「やめてくれ・・・」

久「必死に抑えてうずくまるもんだから、その頭めがけて・・・」

京太郎「もう、やめてくれ・・・」

久「何度も、何度も、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も」

京太郎「もうやめてくれよ!!!!!」

久「どうしてー? これからが面白いのにー」クスクス

久「ねぇ、須賀君・・・私ね気づいたの」

京太郎「部長・・・どうして・・・」ガクッ

久「暴力でなら、相手の意思に関係なく・・・自分の思うがままだって」スタスタ

京太郎「・・・・」

久「なら、私が須賀君を手に入れるにはこれしかないの」スッ 

 俺は・・・どうして、あの時メールを無視したんだろう。

久「これからは、ずっと一緒にいられるわ」ジャキン つナタ

 どうして、俺は彼女を救えなかったのだろうか。

久「大丈夫、殺さないわ・・・そんなのはつまらないもの」ニコニコ

 ザシュッ 

 彼女に・・・どうやって詫びればいいのだろう?

久「須賀君の腕、好きだったのに・・・そうだ! 剥製にしましょう!」ニッコリ

 ザシュッ ザシュッ

京太郎「・・・・部長・・・」ダルマ

久「須賀君、これからは・・・何があっても一緒よ?」

 そうだ。俺にできることは・・・この人と一緒にいることだ。

久「身の回りの世話は、私に任せてね♪」

京太郎「部長・・・・愛します。これからは・・・部長だけを」

久「うん、ありがとう。須賀君」スッ

 ここは・・・狭い。
 そして・・・何より、冷たい。

久「須賀君、はいアーン♪」

京太郎「おいしいです・・・部長」ニッコリ

久「もう、褒めたって何も出ないわよー」ニコニコ

 両腕を失い、両足を失い・・・ 
 光も失った。今の俺は、部長がいないと何もできない。

久「ねぇ、須賀君・・・今日もしたいな」ギュッ

京太郎「ええ、いいですよ」ギュウ

 咲達とは会っていない。
 その後、どうなったのかも知らない。
 だけど、それでいいのだ。

久「ふふっ、須賀君・・・愛してるわ」

京太郎「ええ、俺もですよ部長・・・」

 だって、今の俺はこんなにも幸せなんだから。
 だから・・・何も考えなくていいんだ。

京太郎「ずっと・・・ずっと・・・・」

久「二人、一緒ね・・・」

【BAD END ロッカーの中の狂愛】



すこやん道場 その2!!!】

京太郎「うーん・・・部長・・・愛してます・・・」ムニャムニャ

すこやん「ゴルァァァァァ!!! 起きんかーい!!!」

京太郎「ひっ!?」ビクッ

すこやん「なーにやってるの!!!この馬鹿ちん!!」バシバシッ

京太郎「いたっ!! 痛いですって!!」

うたちゃん「自業自得じゃね? しらんけど」ムスッ

京太郎「三尋木師匠まで・・・」

すこやん「どうしてメールを無視したのかなぁ・・・」ビキビキ

京太郎「あ、安価や!! 安価が悪いんや!!」ビクビク

すこやん「黙らっしゃあああああああい!!!」ゲシゲシッ

京太郎「ひぃぃぃぃん!!」

すこやん「今までコンマ運に助けられたきたようだけど!! 安価SSスレはそんなに甘くないんだよ!!」

京太郎「し、師匠ぉぉぉ!!」ダバダバ

うたちゃん「パートも伸びて来たからねぃ、愉快犯が増えてくるのは当然じゃね?」

京太郎「お、おのれぇ・・・」ギリギリ

すこやん「イージーだから救済はあったけど、ハード以上からはそれも無いからね!」

京太郎「と、言いますと?」

すこやん「助けての時点で・・・ね?」

京太郎「あわあわ・・・」カワイイ

うたちゃん「ふざけてる場合じゃねっての!」バシッ

京太郎「それじゃあ、どうしろっていうんですかぁ」メソメソ

すこやん「ちゃんと好感度を上げる内容を考えておくこと!」ビシッ

うたちゃん「せっかくのA++なのにデート誘わないとか、わっかんねー!」

京太郎「あ、そういえば・・・」

すこやん「朝の通学の約束を取り付けるだけでも、十分でしょ?」

京太郎「そ、その手があったんですね!!」ヨーシ

うたちゃん「これに懲りたら、ちゃんとやれっての」

すこやん「今回は戒めの為に欝にしたけど、今後はちょっとマイルドになるかもね」

京太郎「そうして頂けると嬉しいです」ペコペコ

すこやん「今回はペナルティがないけど、夜のメールは無しになるからね」

うたちゃん「それは仕方ないねぃ」

京太郎「うぅっ、反省します・・・」

すこやん「それじゃあ、翌日からスタートになるよ」

うたちゃん「ちゃんとあの子にフォローしとけよー」フリフリ

京太郎「うぅっ、帳消しになったとはいえ・・・会いづらい」メソメソ

すこやん「男の子でしょ、しっかりしなさい!」

京太郎「はい、頑張ります・・・!!」

すこやん「それじゃあ、二十二日の朝から復活じゃーい!!」

京太郎「あーれー!!」グルグル




【二十二日目(月) 清澄高校通学路】

京太郎「ふぅ・・・、昨日は嫌な夢見た気がする」テクテク

 夜中に何度も起きて、その度にすっごい寝汗かいてたからなぁ。

京太郎「疲れてるのか、俺・・・」ハァ

 地区予選の開始まで後少し・・・
 そろそろちゃんと気を引き締めないとな。

京太郎「よーし!! 燃えてきた!!」グッ

???「あっ!」

京太郎「ん?」

久「あ、須賀君じゃない」ニコニコ

京太郎「ぶ、部長!!」タタッ

久「あら、どうしたの? そんなに慌てて・・・」オアチクリ

京太郎「いや、その・・・」

久「・・・?」

京太郎「な、なんでもないんですよ!」アハハ

久「怪しいわねぇ? 何を隠してるのかしら?」ダキッ

ムニュン

京太郎「ほわぁぁ! ぶ、ぶぶぶ部長!?」ドキドキ

久「ほーら、言わないと酷い目に合わせるわよ!」ムニュムニュ

京太郎「ひ、酷い目ですか!?」ゴクリ

久「早く言いなさい! 部長命令よ!」

京太郎「え、えと・・・」

京太郎「実は・・・怖い夢見たんです・・・」ボソリ

久「へっ? 怖い夢・・・?」ポカーン

京太郎「その・・・うまく言えないんですけど」ボソボソ

久「ねぇ、それってどんな夢だったの?」

京太郎「い、言わなきゃダメですか!?」ビクビク

久「ええ、勿論」ニッコリ

京太郎「ぜ、絶対に笑わないでくださいよ!!」

久「笑うわけないじゃない。怖い夢なんだから」ウンウン

京太郎「部長が・・・・です」ボソッ

久「え? 私がなに?」

京太郎「・・・・部長が、傷付く夢です・・・・」カァッ

久「・・・・・・ぶふっ!!」

京太郎「・・・・」

久「アハハハハッ!! なにそれ!? 本気!?」ケラケラ

京太郎「だから言いたくなかったんですよ・・・」メソメソ

久「だって、だって・・・あはははは!!」ヒーヒー

京太郎「部長なんて嫌いだ・・・・・」ガックリ

久「あー、面白かった。最高だったわよ、須賀君」ゲホゲホ

京太郎「そうですか・・・それはよかったですね!」ムスー

久「・・・・」

久「ほら、落ち込んでないで早く行くわよ!」

京太郎「うぅっ・・・部長ぉぉぉぉ」ダバダバ

久「もう、泣かないの。男の子でしょー?」フキフキ

京太郎「ずびばぜん」ズビーッ

久「須賀君、凄い顔になってるわ」ドンビキ

京太郎「部長のせいじゃないですかぁ・・・」グスグス

久「あれね、本当は嬉しかったわよ」ボソリ

京太郎「え? 今・・・」

久「い、いいから早く行きましょ!」マッカッカ

京太郎「あ、待ってください!!」スタスタ

氷太郎「・・・・・」ジーッ





【清澄高校 一年教室】

京太郎「ふぃー」チャクセキ

咲「おはよう、京ちゃん!」トテトテ

京太郎「よぉ、咲。なんか久しぶりだな」ニカッ

咲「えー、土日挟んだだけだよ」

京太郎「そうだっけ? 一週間くらい会ってない気がしたんだけどな」ウーム

咲「・・・そ、それって・・・私に早く会いたかっ」ボッ

和「おはようございます、須賀君」ヌッ

京太郎「おはよう和。なんでこのクラスにいるのかは聞かないことにするよ」

和「賢明な判断だと思います」ニッコリ

咲「・・・・」プクーッ

京太郎「どうしたんだ咲、むくれて?」

咲「ふーんだ! 京ちゃんなんて刺されちゃえ!」ポカポカ

京太郎「全然痛くない・・・つか、なに怒ってるんだよ」

和「女心は複雑なんですよ?」

ゆみ「ああ、そういうものだ」

京太郎「へぇ、勉強になります」ペコリ

京太郎「え?」




【放課後 清澄高校麻雀部室】

京太郎「なんか最近疲れてるな・・・加治木先輩を至る所で見かける」

ゆみ「ははっ、それは大変じゃないか。ほら、お茶でもどうだ?」コポコポ

京太郎「あっ、ありがとうございます」ズズー

まこ「天然なのか京太郎・・・」アキレ

優希「京太郎! 何をのんびりしてるんだじょ!!」

久「須賀君が強いのは分かってるけど、ちゃんと練習もしないとダメよ」

京太郎「あ、すいません。ぼーっとしちゃって」

咲「京ちゃん、大丈夫?」

京太郎「おう、まだまだ大丈夫だぜ!!」ググッ

モモ「その意気っす!!」

京太郎「・・・・・もう突っ込まんよ」ガクッ

まこ「それがいいじゃろうな」ウンウン

京太郎「さて、何をするかな・・・」

京太郎「うーん、今日は雑用でもするかな」

久「あら、いいの?」

京太郎「たまには使ってください。俺は唯一の男なんですから!」

まこ「なんじゃ京太郎。わりゃあ、いつの間にそんな男前になったんじゃ」カンシン

京太郎「俺は師匠たちに普段鍛えてもらってますけど、みんなは団体戦で大変でしょうから・・・」

咲「京ちゃん、ありがとう」ニコッ

優希「ふん、犬のくせにいい心がけだじぇ!」

和「すいません須賀君。私達が不甲斐ないばかりに・・・」

京太郎「そんなことないって! 俺は、みんなが全国に行けるって信じてる!」

咲「京ちゃん・・・」

京太郎「だから俺も必ず全国に行く! みんなで全国一位になろうぜ!!」

和「・・・はい!」ニコニコ

優希「当然だじょ!!」ニッ

まこ「やれやれ、これじゃあ誰が部長か分からんのう」ニヤニヤ

久「ほんと敵わないわ、あの子には」クスッ

京太郎「それじゃあ、行ってきまーす!!」

ガチャ バタン

ゆみ「うぅっ、ぐすっ・・・いい話だ・・・」グスグス




【長野 商店街】

京太郎「ふいー、買い物のメモはこれくらいかな」

 長い間買い出しに来てなかったせいか、大分量が多かった。
 これからはこまめに買い出しに行かないとな。

京太郎「よし、早く帰るか・・・」

京太郎「ん? アレはなんだ・・・?」

 ガヤガヤ

京太郎「何か騒がしいようだけど・・・行ってみるか?」

京太郎「関わらないのが吉だな、うん」スタスタ

エイスリン「・・・・」オロオロ

京太郎「・・・・」テクテク

池田「ふぃー、部活サボってのお茶はうまいし!!」ニャフー

貴子「池田ァ!! こんなところにいやがったのか!!」ガシッ

池田「ひぃぃぃぃ、サボってないし! これは誤解なんだし!!」ビクビク

貴子「言い訳は聞かねぇんだよ!!」バチーン

池田「バンギラス!!!」バタン

貴子「帰ったらお仕置きだぞ池田ァ!」ズルズル

エイスリン「・・・・」ガタガタ つ撲殺された池田の絵

京太郎「あれ、久保さんだ。大変そうだなぁ・・・」フムフム



【二十二日目 京太郎の寝室】

京太郎「今日は麻雀も打たなかったし、いい気分転換になったかな」ウンウン

 とは言っても、牌を持たないとどうも落ち着かない。
 早く打ちたくてウズウズする。

京太郎「うがぁぁ~、やっぱり今すぐにでも打ちてぇ!!」ギュッ

 ほんの一ヶ月前までは、やりたいことすら見つからなかったのに・・・
 今は、こんなにも楽しいことがある。

京太郎「麻雀・・・始めてよかったな」ボソリ 

携帯「」ブーブー

京太郎「ん? メールか?」パカッ

京太郎「ん、智紀さんからか・・・」カチカチ

 あの人も何か変なんだよなぁ・・・美人なのに。
 いや、おモチも素晴らしいですけどね。

京太郎「さて、どんな内容かな?」

京太郎「なになに・・・」カチカチ


件名:ねぇまだなの?

本文
早く来て……早く私を貫いて!
もう我慢できないの・・・お願い、貴方のアレを頂戴・・・

PS
部屋に大きい蜘蛛が出た…怖い


京太郎「・・・・・」ムクッ

京太郎「・・・・・」スタスタスタ


シュッシュッ ウッ フゥ・・・


京太郎「龍門渕にも、また顔を出さないとな」キリッ

 深い意味は無い。
 透華さんや、純さんとも約束したからであって・・・何も他意は無い。

京太郎「別にやましい気持ちはない。決して!」




【二十三日目(火) 清澄高校通学路】

京太郎「ふわぁぁ・・・昨日は夜更ししすぎたぜ」

 あんな内容のメールが来たら、そりゃ捗るって。
 智紀さん、分かっててやってるのか?

京太郎「うぅっ、知人でやるのはやっぱり抵抗がある・・・」ザイアクカン

 まぁ、それでもヤってしまうんだけど・・・

京太郎「今日からしばらく禁止しよう。うん、そうしよう」

???「あっ!」

京太郎「ん?」ピタッ

智紀「おはよう、須賀君」ニッコリ

京太郎「と、智紀さん!?」ビクッ

智紀「須賀君って意外と、早いんだね」

京太郎「なっ!? そ、そそそ早漏ちゃうわ!!」ビクビク

智紀「えっ?」

京太郎「えっ?」


京太郎「って、そこじゃないですよ!」

智紀「・・・?」

京太郎「学校はどうしたんですか!?」

智紀「休んだ。どうせ暇だから」アッサリ

京太郎「ダメですよ、ずる休みしたら」

智紀「ごめんなさい、でも・・・」

京太郎「でも?」

智紀「どうしても・・・貴方に会いたかったの」

京太郎「そ、そうですか・・・・///」ドキドキ

智紀「・・・・」マッカッカ

京太郎「・・・・(気まずい)」マッカッカ

智紀「か、顔が見れてよかった。もう帰るね・・・」アタフタ

京太郎「あ、智紀さん!」グイッ

智紀「えっ?」

京太郎「せっかくなんだし、途中まで一緒に行きましょうよ」ニコッ

智紀「・・・うん」コクリ


智紀「・・・・」テクテク

京太郎「・・・・」テクテク

 まさか平日の朝から智紀さんに会うとは・・・
 しかも、昨日智紀さんでアレしたばかりなのに・・・

京太郎「・・・・」ゴクッ

智紀「なに?」

京太郎「な、なんでもないです!!」アタフタ

智紀「須賀君って・・・面白いね」クスッ

京太郎「あ、あははは・・・」

 いかん、女の子はアレな目線に敏感だからなぁ。

京太郎「気を付けないと・・・」アセアセ

智紀「それじゃあ、私はこっちだから」スッ

京太郎「ん? もう、こんな場所まで来たのか・・・」

智紀「それじゃあ、また・・・」

京太郎「智紀さん!」

京太郎「近いうちに龍門渕に行きますから!」

智紀「・・・うん、みんな待ってると思う」

京太郎「また、一緒に打ちましょうね」

智紀「うん・・・楽しみにしてる」ハァハァ

京太郎「(なんかエロい・・・)」ドキドキ

智紀「それじゃあ、学校頑張ってね」

京太郎「はい、頑張ります!」ビシッ

智紀「うん・・・」

ハギヨシ「お迎えに上がりました」サッ

透華「オーッホッホッホ! 久しぶりですわね、須賀京太郎!!」

京太郎「よーし、遅刻しない内に学校に行くか!」ダダダッ

透華「・・・・・」ブルブル

ハギヨシ「透華様・・・」ブワッ



【清澄高校 一年教室】

キーンコーンカーンコーン

京太郎「あっぶねー、危うく遅刻するところだったぜ」ヒヤヒヤ

咲「もう、ちゃんと早く来ないとダメだよ?」

京太郎「今日は色々あったんだよ」

和「汗だくの須賀君・・・・」ゴクリ

京太郎「和、さっき廊下で優希が捜してたぞ」

咲「さすがに授業には出た方が・・・京ちゃん怒られちゃうよ」

和「それもそうですね。では、私はこれで・・・」スタスタ

ガラガラ  アーミツケタンダジェー スイマセンユーキ

京太郎「なんか扱いが慣れてきたな」

咲「うん、EX組はみんな仲いいよ」ニッコリ

京太郎「そ、そうなのか・・・」ナンカコワイ

氷太郎「・・・・」ギリギリ

炎太郎「氷太郎・・・」ギュッ



【二十三日目 清澄麻雀部室】

京太郎「よーし、今日こそ修行するぞ!!」

咲「修行するぞ!!
             ゆみ「修行するぞ!!」
和「修行するぞ!!」
             モモ「修行するぞ!!」
優希「修行するぞ!!」
             和父「修行するぞ!!」
久「修行するぞ!!」

まこ「修行するぞ!!」

京太郎「真似しないでください!!!」カァッ

久「あら、いいじゃない」ニコニコ

和「真っ赤になった須賀君可愛いですよ?」

咲「あはは、本当だ」ニッコリ

京太郎「うぅっ・・・早く練習始めよう」グスッ

京太郎「よし、今日はネトマをやるぞ!!」

咲「えー、一緒に打たないの?」

京太郎「どうしても勝ちたい奴がいるんだよ」

和「須賀君でも勝てないんですか?」ビックリ

京太郎「ああ、しかも・・・そいつは全然本気じゃない」

和「SOA」

優希「京太郎が手も足も出ない雀士・・・一体何ギなんだじょ」ブルブル

久「いいわ、須賀君。でも、やるからにはちゃんと勝ちなさい」ビシッ

京太郎「勿論ですよ部長!!」グッ

まこ「いい気迫じゃな」ウンウン

京太郎「さて、ログインするか」カチャカチャ

ゼっちゃん:誰かいますかー?

とーか:よろしくですわ!

マオ:おてやわらかにおねがいします

アカギ:よぉ、ゼっちゃん。少しは楽しませくれるか?

ゼっちゃん:今日こそ、真っ向からアンタに勝ってみせるぜ!

アカギ:へぇ、そいつは楽しみだ

とーか:ぐぬぬ・・・また私だけ除け者ですの!?

京太郎「よし、頑張るぞ!!」

京太郎「アカギ・・・今日こそお前に勝つ!!」ゴッ

咲「凄い・・・京ちゃん!!」ドクン

和「なんてオーラ・・・!?」

久「この短い間で、また実力を付けたわね」ゴクリ

ゼっちゃん:どうだ、アカギ・・・!

アカギ:・・・やるね、ゼっちゃん

とーか:私とて、舐められたままじゃなくてよ!!

マオ:わたしもぜんりょくでやります

ゼっちゃん:負けないぜ!!

【数十分後】

1ゼっちゃん
2マオ
3とーか
4アカギ

京太郎「ど、どうだ・・・」ゼーゼー

アカギ:あらら・・・

マオ:おしかったです

とーか:ひ、冷やしたのに負けた・・・

ゼっちゃん:どうだ、アカギ! 俺は強くなったぜ!

アカギ:ああ、認めてやるよ・・・これからが楽しみだ


京太郎「や、やった! やったぜぇぇぇ!!」

京太郎「よし、今日はこれくらいにしようかな・・・ん?」


マオ:あの、すこしいいですか?

ゼっちゃん:はい? どうかしました?

マオ:これまでたくさん、いっしょにたいきょくしてきましたよね

ゼっちゃん:ええ、マオさんとは何かと縁がありましたから

マオ:せっかくなので、わたしとおともだちになってくれませんか?

ゼっちゃん:え、いいんですか? 俺なんかと・・・

マオ:はい、これからもよろしくおねがいします。

ゼっちゃん:こちらこそ、よろしくお願いします!

マオ:えと、あどれすは・・・ゆー、いー、えぬ、おー、える、おー、ぶい、いー

ゼっちゃん:・・・これはひょっとしてギャグで言っているのか?



京太郎「よし、やっとネトマでも勝てるようになってきた・・・」

久「よかったわね、京太郎君」ニコニコ

京太郎「なんだか今日は調子がいいんです」ニコニコ

和「須賀君の牌譜凄いですよ。私より勝率高いかもしれません」

優希「そ、それはよっぽどだじぇ・・・」

咲「なんだかどんどん差がついちゃうなぁ」

京太郎「何言ってんだ。お前らだってどんどん強くなってるだろ?」

まこ「そうじゃな。愚痴っていても始まらんぞ」

咲「はい、そうですね!!」ヨーシ

京太郎「俺も、まだまだのび盛りだぜ!」カッ



【スザクが好きすぎる人達の部屋 通称スザク部屋】

ゼロ「あの、俺の声・・・聞こえてますか?」イケボー

こーこ:・・・・・・

かなちゃん:・・・・え?

ドム:・・・・は?

かすみん:・・・・う?

リボーン:じゅん?

金田一:え、この声・・・・?



ゼロ「あー、あー、聞こえますかー?」

こーこ:え、うん・・・聞こえてるよ

ゼロ「なんか恥ずかしいですね・・・//」

金田一:ちょ、ちょっと待ってよ!!

ゼロ「どうかしましたか?」

リボーン:え? ネタなの? これドッキリじゃないよね?

ドム:わ、私達がじゅんの悪口を言ったからじゃ・・・

かなちゃん:私は悪口言ってないし!! 悪くないし!!

ゼロ「あの、皆さん大丈夫ですか?」

こーこ:み、みんな落ち着いて!! ゼロが潤だって決まったわけじゃないでしょ!

かなちゃん:そ、それもそうだし!

リボーン:いや、どう聞いてもじゅんじゃねjk

金田一:この声・・・あいつ? いや、そんな偶然あるわけ・・・

ドム:はじめちゃん、知り合いなの?

金田一:いや、違うと思うけど・・・

こーこ:ほ、本物なのかしら、やっぱり

かすみん:そうとしか思えないわ・・・

ゼロ「あのぅ、俺の声って、そんなに変ですか?」

こーこ:滅相もありません!! TOD2からの大ファンです!!

ドム:HOLICのDVD持ってます!!

リボーン:WORKING!!のBD買いました!!

かなちゃん:ぬら孫の信者だし!! つららちゃん可愛いし!!

金田一:武装錬金最高でした!!!

かすみん:休日は青エクの同人誌描いてるわ!!


ゼロ「え、えぇー?」ドユコト?


こーこ:どどど、どうしよう!?

ドム:ごまじゃ!! ゴマをするんじゃ!!

リボーン:こうなったら東郷叔父さんに頼んで・・・

かなちゃん:やめて!!

かすみん:ちょ、ちょっとこれって下手すると櫻井様も見てるんじゃ・・・



こーこ:きよまろぉおぉっぉおぉおおふふ!! 最高です!!

リボーン:ブチャラティぃぃぃぃぃぃぃぃ!!! 私を舐め回して!!!!!

ドム:クラウドォォォォォォォ興味あるね! すっごくあるね!!

かすみん:薬WRYYYYYYYYYYYY!!!! 神!! ほんとに神!!

かなちゃん:ハセヲボイスで抱いて欲しいし!! 犯して欲しいし!!

金田一:イヅルゥゥゥゥゥゥ!!! 愛してるよ!! 死んでも愛してる!!


ゼロ「ど、どうなってるんだ・・・?」ポカーン


カレン:・・・・・


カレン さんが 退室しました。

ゼロ「あれ、誰だろう? このカレンって人・・・」


【現在 ゼロが好きすぎる人達の部屋 通称ゼロ部屋】


カレン:これが・・・私がスザク部屋で見たものです

トキ:・・・・


モモ:まじっすか?

カレン:マジです。本当に起こっていることなんです。

マオ:それはまた・・・ひげきですね。

グラマス:うん。ギャグだよね、もはや・・・

咲世子:ええ、そうですね・・・すばらくないです

代行:コメントに困るわ~

トキ:・・・・・

カレン:トキさん、大丈夫ですか?

モモ:元気ないっすね?

トキ:う、ウチのせいや・・・

咲世子:トキさん?

トキ:ウチが・・・あんな煽るようなこと言うたから・・・

グラマス:トキちゃん・・・

代行:うん、アレは悪いことやったね~

トキ:ああ、分かってるで・・・

代行:え~? 分かってないと思うんやけど~

トキ:え? どういう意味や?

グラマス:悪いのはトキちゃんだけじゃないってことでしょ?

代行:正解~♪

トキ:ど、どうしてそうなるん!?

カレン:私達だって同罪ですよ。あんな、態度を取ってしまったんですから・・・

咲世子:ううっ、反省します

マオ:あんなことは、二度としてはいけませんね・・・

トキ:みんな・・・

グラマス:大丈夫、みんなでちゃんと謝れば許してくれるよ

咲世子:本当に許してもらえるでしょうか?

マオ:ゆるしてもらえなくても、あやまりましょう!

代行:これを機会にスザク部屋とも仲良くなれへんかな~?

グラマス:そうだね。いがみ合いがあるから、こんなことが起こるんだもの

カレン:あの人達とは趣味が合いませんが・・・それも仕方ないことですしね

マオ:みんなちがって、みんないい。それでいいじゃないですか

モモ:そうっすね。私たちはゼロを好きと言いながら、上っ面しか見てなかったっす

咲世子:私達は、ルルーシュの外面に惚れたわけじゃ無かった筈です!

トキ:そや、外見や声やない。妹を助けたいと願う優しい心・・・そこに惹かれたんや

カレン:それを知ったことで、私達は変われます。これからきっと・・・

トキ:そうや! 変わらないとあかん!!

マオ:できますよ、ぜったいに!

 かじゅ さんが 入室しました。

かじゅ:みんな、よく気づいたな・・・!

グラマス:かじゅ!! 今まで一体何を・・・?

かじゅ:ふふっ、私だけではない。

 ころもん さんが 入室しました。

ころもん:有象無象のゼロファン達、久しぶりだな

マオ:ころもんさんまで!

カレン:今までどこにいたんですか!?

ころもん:話せば長くなる・・・

グラマス:それじゃあ納得できないよ、ちゃんと教えて!

かじゅ:・・・ああ

トキ:かじゅ・・・

かじゅ:実を言うと、私達は君たちに愛想つかしていたんだ

代行:愛想を~?

ころもん:このゼロ部屋が出来て数年。お前たちは変わってしまった

カレン:変わった・・・?

ころもん:ルルーシュの声がどうだの、顔がどうだの・・・常にそんな話ばかり

かじゅ:果たしてそれは本当に、ルルーシュに対する愛なのか?

カレン:かじゅさん・・・お恥ずかしい限りです

かじゅ:勿論、外見や声も好きになる要因だとは思う。

ころもん:ころもん達だって福山ボイスは好きだ。オカズにご飯三杯はいける。

グラマス:お酒のつまみにも最高なんだよねぇ・・・

かじゅ:だが、それだけを語っていては・・・私達はただの面食いになってしまう

ころもん:醜悪な売女となんら変わらないぞ

モモ:手厳しいっす・・・

トキ:せやけど、事実やからな・・・受け止めなきゃあかん

代行:・・・ショックやわ~

咲世子:深く深く、反省します・・・

かじゅ:大丈夫だ。君達は十二分に反省し、変わろうとしている。

マオ:かわれるでしょうか? 

ころもん:・・・・・・・自分を~♪

カレン:え?

かじゅ:せか~いさ~えも♪

グラマス:変え~て~しま~えそな~♪

カレン:えっ・・・?

代行:見上げた~♪

カレン:・・・・・

 この時、ゼロ部屋の心は一つとなっていた。
 これでもう、恐れるモノは何も無い。
 それぞれのColorsを胸に秘めて、彼女達は一つになる・・・

きぬきぬ さんが 入室しました

 筈だった。

カレン:!?

きぬきぬ:なーんて綺麗に締めさせへんで?

 みはるん さんが 入室しました。

みはるん:諸君、戦争は好きですか?

トキ:な、なんなんや・・・・!!


【一方その頃 ???部屋】

はっちゃん:争え~!! 戦争ですよ~!!

バブル:みんなやりあえー!! 憎しみあえ!!

レジェ:あーあ、始まった・・・

カツ丼:もう、止められないね・・・この戦争は・・・


【一方その頃 スザク部屋】


ゼロ「皆さん、落ち着きましたか?」

こーこ:うん、ごめんねゼっちゃん

金田一:ボクらしくなかったよ・・・

リボーン:ああ、どうかしてたよ・・・

かすみん:私ったら、恥ずかしいわね・・・

ゼロ:まぁ、いいじゃないですか。それより、早く打ちましょうよ

かなちゃん:そうだねー、早く打ちたいかも

ドム:それじゃあ組合わけを・・・

たかみー さんが 入室しました。

ゼロ「ん・・・?」

たかみー:・・・力を貸して欲しい

こーこ:えっ?


To Be Continued・・・



【二十三日目(火) 京太郎の寝室】

京太郎「ふわぁ・・・今日はもう眠たいぜ・・・」ネムネム

 最近夜更しも多かったし・・・今日くらいは早く寝るか。

京太郎「早寝早起きは三文の得って言うしな」スヤスヤ

携帯「」ブリタァァァニァァァァ!ブリタァァァニァァァ!

京太郎「おわっ!? なんだ、携帯かよ・・・」ビックリ

京太郎「誰からのメールだろ・・・?」カコカコ


京太郎「モモからか・・・」カコカコ

 最近はあいつの幻覚まで見るからなぁ。
 なんか生霊でも飛ばしてるんじゃ・・・

京太郎「ま、まさかな・・・・」ブルブル


京太郎「何々・・・?」カチカチ

件名:風呂上がりっす!

添付:須賀京太郎へ

本文

 須賀京太郎為にちょっとだけサービスっす♪
 他の人に見せたら・・・イヤっすよ!

京太郎「なん・・・だと・・・?」

 そ、そんなこと言ってどうせ釣りなんだろ・・・?

京太郎「・・・・」ゴクリ

 だけど、前も同じような内容で凄い写メを送ってくれたし・・・
 もしかして、もしかすると・・・・

京太郎「・・・・せっかく送ってくれたんだしな」ウン

京太郎「さて・・・どんなのかな~?」カチカチ

京太郎「」シコシコシコシコシコシコ

京太郎「ふぅ・・・これはいいものだ、素晴らしい」ツヤツヤ

※つい先日、知人ではもうヤらないと言っていた男の末路である。

京太郎「これは・・・いや、しかし・・・」マジマジ

京太郎「こんな・・・ほぼ丸見えの・・・」ムラムラ

京太郎「・・・・」ムクッ


シュッシュッ ウッ


京太郎「赦そう・・・全てを・・・」ツー


【モモの寝室】

モモ「うにゃああああ!!」ゴロゴロ

モモ「間違って丸見えの方を送ったっす・・・////」カァァァ

モモ「あぅ・・・ど、どうしよう?」マッカッカ




【二十三日目(水) 清澄高校通学路】

京太郎「・・・・」ゲッソリ

京太郎「あれから十発も出したからな・・・体がだるい」フラフラ

 たった一枚の写真でそこまで抜けるとは・・・男とは単純な物である。
 だが、それよりも驚くべきは京太郎の妄想力。

京太郎「でも、モモのアレをこうして・・・こうすれば・・・」グヘヘ

 もしも彼が念能力者であったなら。
 具現化系能力者であったなら・・・あるいは・・・

京太郎「あぁ!! たまらねぇぜ!!!」ニマニマ

???「あっ!」

京太郎「ん?」ビタッ


和「あ、須賀君!」ニッコリ

京太郎「おう、おはよう和。こんなに遅いなんて珍しいな」ニカッ

和「ちょっと色々ありまして・・・」

京太郎「へぇ。そんじゃ、一緒に行こうぜ!」

和「はい!」

京太郎「(最近おモチと縁があるなぁ・・・)」ニヤニヤ

和「どうかしました? ニヤニヤして・・・」キョトン

京太郎「いや、なんでもない! 胸のことなんて考えてません!」ブンブン

和「え?」ポカーン

京太郎「あっ・・・」

和「・・・・ぷっ、あはははっ」

京太郎「うぅ・・・」マッカ

和「もう、須賀君ったらえっちですね」フフフ

京太郎「反論できません・・・」ペコリ

和「・・・いいですよ?」

京太郎「えっ?」

和「須賀君になら・・・私、何をされても」ダキッ

ムニュン

京太郎「」ビーン

和「他の男の人には、見られたくもありませんけど・・・須賀君だけは」ギュウウ

京太郎「の、のののの和さん!! これは、少し・・・」ドキドキ

和「ふふっ、真っ赤になって可愛いですね」ニコニコ

京太郎「俺は今、世界で一番幸せだ・・・」ボーッ

和「あの、須賀君・・・その・・・」モジモジ

京太郎「なんだ、和?」

和「もう少しこのまま・・・いいですか?」ウデクミ

京太郎「・・・Of course」キリッ

和「はい♪」ニッコリ


【清澄高校 一年教室】


京太郎「うーん、最近幸せ過ぎて怖い・・・」

咲「どうしたの京ちゃん?」

京太郎「なんか最近、人生が順調過ぎて怖いんだよ」ブルブル

咲「あはは、何それ? 自惚れすぎじゃない?」

京太郎「そうか? 一ヶ月前と人生が180度変わった気がするんだけど・・・」

咲「そう言われれば・・・。高校生ってこんな感じなのかも・・・」ウーン

京太郎「高校生ってすごいんだな。毎日が楽しすぎるぜ」

和「残り三年もありますからね。ゆっくり楽しめばいいじゃないですか」

京太郎「おう、和の言うとおりだな」ニッコリ

雷太郎「須賀は幸せそうなぁ・・・俺なんて女友達もいねぇのに・・」ウラヤマシス

土太郎「あのさぁ、ウチ、屋上あんだけどぉ・・・」

雷太郎「へぇ・・・」

土太郎「焼いてかない?」

雷太郎「あぁ~、いいっすねぇ~」ニッコリ



【清澄高校 麻雀部室】

久「地区予選前の合宿を開催するわよー!!」バンッ

京太郎「合宿っすか!?」ビックリ

まこ「これまた唐突じゃのう・・・」

久「今度のGWを利用しての合宿よ。どうかしら?」

咲「私は構いませんけど・・・」

和「私も大丈夫だと思います」

優希「勿論オッケーだじぇ!!」

京太郎「えと・・・その」

久「あら、須賀君は乗り気じゃない?」

京太郎「いえ、行きたいことは行きたいんですが・・・」

まこ「なら、なんでそんなに嫌そうなんじゃ?」

京太郎「だって、俺だけ男子ですし・・・」イロイロマズイヨ


女子「「「「「・・・・・・で?」」」」」キョトン

京太郎「いやいや!! おかしいでしょう!?」

女子「「「「「全員A以上だし、問題ないよ?」」」」」

京太郎「嬉しいけど、何か違う!! 絶対何か違う!!」フクザツー


結局、京太郎君も参加が決定しました。








久「それよりも須賀君、合宿が始まったらもう麻雀一本だからね」

京太郎「ええ、それは構いませんけど・・・」ドウシテ?

まこ「やり残したことや、やってないことはあるなら今のうちじゃぞ?」

京太郎「やり残したこと・・・」ドクン


~~~???「須賀、京太郎・・・・」~~~


京太郎「アイツとの決着もか・・・・」ギュッ

咲「京ちゃん・・・・」ウツムキ

久「(須賀君、全国を勝ち抜く為に・・・心のしがらみを取っておきなさい)」

京太郎「・・・・」

京太郎「さて、何をするかな・・・」




 やり残した事・・・それはヘルカイザーとの決着だ。

京太郎「アイツと・・・決着を・・・」ギュッ

久「あー!! しまったわ!!」バッ

京太郎「え?」キョトン

久「合宿の費用を振り込むの今日までだったわ!!」アセアセ

まこ「なんじゃ、あれだけ張り切ってたのに忘れとったのか?」アキレ

久「ど、どうしよう!? 今日は議会もあるし・・・」

京太郎「じゃあ、俺が行きますよ」

和「いいんですか? 何か用があるみたいでしたけど・・・」

京太郎「いいって、別に急ぎじゃないし・・・」

優希「犬は働き者だじぇ! 帰ってきたら褒美をあげるじょ」

京太郎「い・ら・ねー!!」

優希「なんだとー!!」ウガー

久「本当にすまないわね、須賀君」

京太郎「いいっすよ、それくらい。それじゃ、行ってきます」スタスタ

咲「・・・・」

ガチャ

咲「待って!!」バッ

京太郎「えっ?」

咲「私も・・・、私も行く!!」

【数十分後 長野 商店街】

京太郎「ふぅ、これで終わりか」ツカレタ

咲「ご苦労さま。じゃあ、そろそろ帰ろっか」トテトテ

京太郎「ああ。かなり疲れたしな」スタスタ

咲「・・・・」テクテク

京太郎「・・・・」スタスタ

咲「・・・ねぇ、京ちゃん」ボソッ

京太郎「ん? どうしたんだ?」

咲「話があるんだ・・・」ピタッ

京太郎「・・・話?」

咲「この前あった、あの人のこと・・・」ボソリ

京太郎「っ!」ドクン

咲「京ちゃんは・・・あの人をどうしたいの?」

京太郎「俺は・・・別に・・・」ウツムキ

咲「戦って、倒して・・・何が残るの?」

京太郎「なぁ、咲・・・この話はもうやめに・・・」

咲「どうして!! 京ちゃんはあの人と違うのに!!」バッ

京太郎「・・・・咲」

咲「京ちゃんは・・・優しくて、暖かくて・・・私の大好きな人だよ?」ポロッポロッ

京太郎「・・・・」

咲「なのに、どうして・・・? どうしてあんなに冷たい目ができるの?」

京太郎「・・・・俺は・・・」

咲「ねぇ、京ちゃん。私達は、結ばれちゃいけないの? 私がいるから、京ちゃんは・・・」

京太郎「それは違う!! 咲がいないと俺は!!」

咲「なら!! あの京ちゃんは誰なの!?」

京太郎「あれは・・・俺じゃない」

咲「嘘・・・気づいてるくせに・・・」グスッ

京太郎「違う・・・俺は、あんな風にはならない!!」

咲「でも・・・」

 ニタクナーイ シニタクナーイ

京太郎「・・・!?」


平山「助けてくれー!! 死にたくなーい!! 助けてくれー!」ジタバタ

黒服A「・・・・」ズルズル

京太郎(26)「ふん、負け犬が・・・」


京太郎「あいつは!!」ザワッ

 アイツだけは許さない・・・絶対に・・・

京太郎「あの野郎!!ぶっ飛ばしてやる!!」ダッ

咲「ダメ!! 京ちゃん!!」ダキッ

京太郎「咲・・・・」

咲「お願い・・・行かないで・・・」

京太郎「俺は・・・俺は・・・!!!」

京太郎(26)「ん? あれは・・・?」ピクッ

京太郎「こっちに気づいたみたいだぜ」

咲「・・・」ブルブル

京太郎(26)「これはこれは須賀京太郎。見違えたぞ・・・」スタスタ

京太郎「あぁ、お前をぶち倒す為に強くなったぜ」ギラッ

京太郎(26)「ここまで成長したか・・・ならば・・・」ニヤリ

咲「っ!?」ビクッ

京太郎(26)「着いてこい。決着をつけたいのならな・・・」カツカツ

京太郎「上等だ!!」

咲「ダメだってば!!」ガシッ

京太郎「咲!! 離してくれ!!」

京太郎(26)「宮永咲、姉に会いたくはないか?」

咲「え・・・?」

京太郎「てめぇ!! どういう意味だ!!」

京太郎(26)「今、彼女は私と同じホテルに泊まっている。来るか?」

咲「お姉ちゃんが・・・でも・・・」ドクン

京太郎「照さんが、こいつと・・・・?」ギリッ

京太郎(26)「さぁ、どうする? ついてくれば真実が分かるぞ?」フッ

咲「真実・・・」ドクンドクン

京太郎「ごちゃごちゃ言うんじゃねぇ!! さっさと案内しろ!!」

京太郎(26)「お前には聞いていない。答えるのは宮永咲だ」

咲「私は・・・私は・・・」ブルブル

京太郎「・・・・ぐっ」ギリギリ

京太郎(26)「臆病者は付いてこなくてもいい。だが、もうこんなチャンスはないぞ?」

咲「・・・・・・・・・行きます」ボソリ

京太郎「咲!?」

咲「行って・・・真実を確かめたいの。お願い、私も連れて行って!」

京太郎(26)「フッ、いい顔だ。よかろう、ついてこい」スタスタ


【長野 某ホテル】

京太郎「で、でっけぇ・・・」

咲「ここ、長野で一番高いホテルだよ」コソコソ

京太郎(26)「何をしている、最上階のスイートだ」スタスタ

京太郎「あいつ、なんでこんなに金持ちなんだよ!」ムカツク

咲「本当に、何があったのかな?」ボソボソ

京太郎(26)「・・・・ふぅ。何度も言わせるな」ギロッ

咲「ご、ごめんなさい」

京太郎「何度も言わなくても分かってるっての」

京太郎(26)「ならモタモタするな」スタスタ

京太郎「あんにゃろ~!!」

咲「ほら、早くついていかないと・・・」トテトテ

京太郎「・・・ここは抑えるか」ギリギリ

京太郎(26)「・・・」


【某ホテル スイート 扉前】

京太郎「こ、こんなにドアがでかいなんて・・・」

咲「私達場違いじゃないかな・・・」ビクビク

京太郎(26)「この中にお前たちの求めた真実がある」ピタッ

咲「真実・・・」

京太郎(26)「なぜ俺がここに来て、そこの屑の前に現れたのか」

京太郎「その理由が、この部屋にあるってのか?」ビキビキ

京太郎(26)「あぁ。だが、この扉を開ければ・・・お前たちはもう引き返せないぞ」

咲「・・・・」

京太郎(26)「最悪、命を落とすかもしれん。だが、その覚悟があるのか?」

京太郎「ああ。大丈夫だ」

京太郎(26)「ほう、だが宮永咲はどうかな?」

京太郎「大丈夫に決まってんだろ!!」ニヤリ

咲「・・・京ちゃん?」

京太郎「俺が、必ず守るからな」ギュッ

咲「・・・・うん」ギュッ

京太郎(26)「フッ。ならば刮目するがいい・・・真実を!!」バッ

ガチャ ギィィィィ

 その時の俺は、まだ何も知らなかった。
 この男の抱える闇の暗さ・・・

照「・・・・・・」

 そして、俺自身の罪の深さを。

照「・・・・・・咲?」

咲「お姉ちゃん・・・」


To Be Contiued・・・







【二十三日目 某ホテル スイートルーム】

京太郎「照さん・・・?」

照「・・・・」

咲「お姉ちゃん・・・だよね?」

 そこに居たのは、間違いなく照さんだった。
 髪型も、声も・・・どう考えても照さんのものだ。

 なのに・・・どうして?
 どうして、照さんは・・・・

京太郎(26)「どうした? 感動の再開じゃないか」

京太郎「この人は・・・本当に照さんなのか?」

照「・・・・・」

 ほんの一月前に会ったばかりなのに・・・彼女は、大人になっていた。
 幼さを残してはいるが、背丈も、胸も・・・顔つきも。
 この前の照さんとは・・・どう見ても違う。

京太郎「本当に、照さんなのか?」

京太郎(26)「ああ、そうだ。もっとも・・・・」

照(28)「・・・・」

京太郎(26)「この時代の照ではない」

咲「未来の・・・お姉ちゃんってこと・・・?」ブルブル

京太郎「ふざけんな!! んなことあるわけねーだろ!!」ガッ

京太郎(26)「信じるか信じないかは自由だ。なんなら、本人に聞いてみろ」

京太郎「・・・くっ!」

 理解はしたくない、だけど・・・理解してしまう。
 彼女の仕草の一つ一つが、大好きなあの人と同じだから・・・

京太郎「照さん・・・なんですか?」

照(28)「・・・・?」

咲「お姉ちゃん・・・?」オソルオソル

京太郎「俺のこと、分からないんですか?」

照(28)「・・・・誰?」ボソッ

咲「えっ?」

照(28)「ねぇ、この人強いの?」

 意味が、分からなかった。
 誰? この人? 
 照さんが・・・俺のことを知らない?

京太郎(26)「ああ。きっと満足できるさ」

照(28)「そう。それなら構わない・・・」スタスタ

京太郎「・・・・待てよ」

京太郎(26)「それでは、早速卓に付いてもらう」スッ

京太郎「待てよ!!!」

京太郎(26)「・・・・なんだ?」

京太郎「未来の照さんとお前がここにいる理由は・・・どうでもいい」

咲「京ちゃん・・・」

京太郎「だけどっ、なんでだよ!? なんで照さんは!!」

照(28)「・・・・」

京太郎「あんな、悲しい目をしてるんだよ・・・・!!」

京太郎(26)「・・・・・」

 まるで、死人のような瞳。
 感情の篭ってない言葉。

京太郎「あれじゃあ・・・死んでるみたいじゃねぇか!」

京太郎(26)「ああ、死んでるんだ」

咲「え・・・・?」

京太郎(26)「照は一度死んでるんだ。体も、心も・・・・」メヲフセル

京太郎「それは・・・どういう意味なんだ?」

京太郎(26)「知りたいなら、俺を倒すことだ。そうすれば・・・おのずと分かる」スタスタ

京太郎「・・・・」

咲「京ちゃん・・・行こう?」ギュッ

京太郎「本当にいいのか? こんな、ふざけた状況で戦えるのか・・・?」

咲「私だって怖いよ。何が起きているのか分からないし・・・」ウツムキ

京太郎「なら、どうして・・・?」

咲「きっと・・・無関係じゃないから」

京太郎「咲・・・」

咲「お姉ちゃんがああなったのは、多分私のせいだから」グッ

京太郎「そうか。なら、俺達は同罪だな・・・」

咲「うん。立ち向かおうよ、二人で」ギュッ

京太郎「ああ、二人で・・・真実を知りに行こう」ギュッ

京太郎(26)「未来は・・・変えられるのかもしれんな」フッ

京太郎(26)「早速説明するが・・・これから行う対局は、少しだけルールが違う」

京太郎「ルールが違う?」

京太郎(26)「全員の最初の持ち点は25000。通常なら、誰か一人が飛んだ時点で終局となる」

咲「それじゃあ・・・もしかして」

京太郎(26)「簡単に言えばチーム戦だ。俺と照が飛べば終わり、お前達が飛んだ場合も同様だ」

京太郎「半荘1回勝負なのか?」

京太郎(26)「ああ。恐らく、それで決着は着く」

咲「・・・・」ゴクリ

京太郎(26)「チームの二人が飛ぶか、半荘終了後に一位を取ったチーム側が勝ちだ」

京太郎「つまり、味方の点棒を取ってでも勝てばいいってことか」ムズカシイ

照(28)「・・・・・」

京太郎(26)「それと、この勝負にはある物を賭けてもらう」

京太郎「ある物?」

照(28)「・・・・・・」チラッ

京太郎(26)「安心しろ、いつもと同じルールだ」

照(28)「そう・・・好きにして」スッ

咲「いつもと同じ・・・?」

京太郎(26)「俺が賭けるのは、お前たちが求める真実と・・・」

京太郎(26)「俺自身の命だ」

京太郎「い、命!?」ビクッ

京太郎(26)「無論、俺が勝った場合はお前たち二人の内、どちらかの命を貰う」

京太郎「・・・・」

咲「京ちゃん・・・」

京太郎「いいぜ、乗ってやるよ。この勝負、必ず俺が勝つ!」

京太郎(26)「グッド。ならば問題はない」

咲「京ちゃん、よかったの?」

京太郎「安心しろ、俺が勝ったらアイツの命なんていらねぇから」ボソボソ

咲「うん、それを聞いて安心した」ホッ

京太郎(26)「・・・・・」ニヤリ

照(28)「ねぇ、早く始めて・・・」

京太郎(26)「フフッ、そう慌てるな。今始めるさ」

京太郎「(照さん・・・まるで、機械になったみたいだ)」グッ

京太郎(26)「それでは、親を決めるか・・・」コロコロ



【東一局 咲の親】

咲「私から親・・・」

大京「さぁ、早く始めろ」

京太郎「咲、絶対に俺達が勝つぞ!」

咲「うん!」

大照「・・・・・」

大京「さて、お手並み拝見だ・・・」

咲「(よし、聴牌した!)」

大京「(まずはそこそこと言ったところか・・・)」

京太郎「(よし、この手ならいける・・・)」

大照「・・・・・」ジーッ

京太郎「!?」ゾクッ

大照「・・・・・」ニヤリ

咲「(お姉ちゃん・・・怖い・・・)」ブルブル

京太郎「(咲の手があまりよくないなら・・・俺が決める!)」

大京「・・・・ふん」

咲「(京ちゃん・・・頑張って!)」

大照「・・・・」ジーッ

京太郎「真実を・・・手に入れるんだ!」ゴッ

京太郎「・・・・」スッ

大京「・・・・」スッ

咲「(驚く程に静か・・・この二人、実力をまだ出してない・・・)」スッ

大照「・・・・」スッ

京太郎「あ、ロンです!!」パタパタ

大照「・・・・・へぇ」ニッコリ

京太郎「よしっ!!」グッ

大京「ふっ、ふふふ・・・」ククッ

京太郎「何がおかしいんだよ!?」

大京「いや、何・・・ちょっとな」ニヤリ


咲   25000
大照  25000→17000
大京  25000
京太郎 25000→32000


京太郎「お前、何を笑ってるんだ?」ギリッ

大京「なに、せっかくの大チャンスを・・・まさか満貫ごときで終わらせるとはな」ククク

京太郎「何っ!?」

大照「・・・・」スゥッ 

大京「咲に宝具を使わせておくべきだったよ・・・お前は」ニッコリ

京太郎「・・・・」

大京「最初で最後のチャンスは、もう消えた。後は・・・俺たちがお前を倒すだけだ」スッ

咲「・・・」ゾクッ

大京「I am the bone of my sword――」ゴゴゴゴゴ

京太郎「こ、これは!?」ビクッ

大京「Steel is my body, and fire is my blood.」ズズズ

京太郎「これは・・・まずい!!」

京太郎「(防ぐか・・・? でも、照さんの能力がわからないのに・・・)」

京太郎「よく分からねーけど!! てめぇに好き勝手やらせるのは気に入らねぇ!!!」カッ

大京「・・・・ほう?」

京太郎「頼むぜエア!! 俺に力を貸してくれ!!」ギュルギュル

大京「撃つがいい。だが、それがお前の首を絞めるだろう・・・・」ニヤリ

京太郎「ごちゃごちゃうるせぇ!! くらえ!!」ギュイィィィィィン

バキィィィィィン!!

大京「ぐぬっ・・・」バチバチ

大照「・・・・」ニヤリ

京太郎「これで、お前の戦力はほぼ消えたな!」ニカッ

大京「ふっ、果たしてそうかな・・・?」

咲「(なんでだろう・・・この選択は・・・失敗のような気がする)」ブルブル

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最終更新:2026年01月22日 23:59