カピー『それでですね! 永水の石戸さんのおもちが遠目に見てもこれがまたすばら!でして』
ドラドラ『……』
カピー『あ、あのーどかしました?;; どっか体調悪いとか……』
ドラドラ『そういうわけじゃないけど、ごめんね。後、今日はもう落ちます。おやすみなさい』
カピー『あ、はい。おやすみなさい……』
ドラドラさんが退席しまいた
京太郎「玄さん……どうかしたのかな?」
―――――
―――
―
玄「……ふぅ」電源OFF
ガタ、トコトコ、ボフッ!
玄「うー……」アシパタパタ
玄「…………はぁ」
玄(京太郎君に酷い態度取っちゃった……うぅ、自己嫌悪……)
玄「でもでも、そりゃあ私はおねーちゃんや石戸さんと比べればおもちは小さいけど、けどもっと私のことも意識してくれてもいいのに!」ボフボフ
玄「むー……」モニュモニュ
玄「……ん、は……ぁ…………はっ!?///」
玄「はわわわわ!?//////」
玄「私はなにを! ううう……もう! お姉さんをこんなにヤキモキさせて! 京太郎君のバカァ!」ゴロゴロゴロゴロ
ゴチン!
玄「あたぁっ!?」
コンコン
宥「玄ちゃん? なんだかすごい音したけどだいじょーぶ?」
玄「だ、だいじょーぶー……」フルフル
3日後
京太郎「あれから3日か」
京太郎「なんとなく気まずくて連絡とってないけど、大丈夫かな」
咲(なんか1人でブツブツ言ってる……怖い)ドンビキ
京太郎「話してぇなぁ……出来ればチャットとか電話とかじゃなくて直接会いてぇな」
京太郎(そういやここ3日は玄さんのことばっか考えてるな)
玄『京太郎君♪』ニコ
京太郎「はっ!!」
京太郎「そっか、そうか俺……」
京太郎(玄さんのこと…)
京太郎「咲!!」
咲「うわぇっ!? は、はい!!」
京太郎「俺、早退するから後よろしく!!」ダダダ、ガチャッ、ダダダダダダダ
咲「待って! って、はや!? えぇぇ~……」ポカーンポツーン
阿知賀
灼「それじゃあ今日の練習はここまで」
「お疲れ様でした!」
穏乃「あ~疲れた~。もう、腕上がんないー」
憧「ほらシズ! いつまでもグダグダしてないで日が暮れる前に帰るわよ」
宥「私達も帰ろっか。玄ちゃん」
玄「うんなのです……」
玄(今日こそ、帰ったら京太郎君に連絡を……)
バーンッ!!
京太郎「玄さんっ!!」ドーン!
玄「ふぇ!? き、京太郎君!?」
京太郎「玄さん!」ニギッ
玄「わひゃい!?」
穏乃「ってか、え? 京太郎? なんでここに?」ガバッ
憧「いや、って言うか学校は……」
宥「私達いったいどうすれば……」
灼「まぁもう少し見てようか」
京太郎「玄さん。俺、玄さんが好きです。大好きです! 俺と付き合ってください!!」ペッコリン
穏乃「は?」
憧「ひ?」
宥「ふ?」
玄「………………………………へ?」
灼「おー」パチパチ
穏乃「わー! わー! 告白だ告白! すごい! 初めて見た!」
宥「あったかいねぇ~」
憧「え!? まさかこの為にわざわざ長野から来たの?」
京太郎「うお!? なんだ皆さんお揃いで」
憧「お揃いもなにもここうちの部室」
灼「京太郎。ナイスガッツ」b<ビッ
京太郎「トゥッス! アザッス!」
玄(え? 好き? 京太郎君が私を好きって、付き合ってほしいって……)
玄(それに告白する為に長野からって、今ここに私に好きって言う為だけにいるってそんな、そんなの……)
玄「//////」カァァァ
京太郎「玄さん、返事聞かせて貰っていいですか?」
玄「だ、ダメなのです! そんなの///」
京太郎「え? 振られ……た……?」ズコーン
玄「わぁぁ! 違くて! だって、そんなの私……嬉し過ぎて……ダメになってしまうのです……あう///」
京太郎(真っ赤になってほっぺた両手で押さえてモジモジしてる。……可愛い)
京太郎「あの、じゃあ……」
玄「あの……は、はい! 不束者ですがよろしくお願いします!」ペッコリン
京太郎「や、やっt、」
灼「エンダァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
穏乃「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
<ウルセー!
宥「おめでとう玄ちゃん」
玄「うん! ありがとうおねーちゃん!」
憧「もし玄を泣かすような事したら承知しないからね!」
京太郎「おう! おまかせあれ!!」
ガチャ
晴絵「よ~なかなか楽しそうだね~あんたら」
京太郎「げ!? 先生いつの間に!」
晴絵「いやー、人前であんな大声で告白なんてねぇ、お兄さん若いねぇ」
京太郎「はっ!? しまった!」
穏憧晴「ふっふっふっ」ニマニマ
京太郎「ちっくしょう! 一生ネタにされる!」
玄「京太郎君!」
京太郎「なんですか? 玄さんからもこいつらになんk」グイッ
玄「……ん」
チュッ
京太郎「……っ///」
他「お~!」パチパチパチ
玄「えへへ、一生の思い出だね!///」ニコッ
カン!