智葉「おい菫、邪魔だ。私と京太郎がいちゃつけないだろう」ギロッ
菫「はぁ?お前こそ私たちの邪魔なんだが…」イラッ
京太郎(胃が痛い)キリキリキリ
智葉「いいか?私は穏便に済ませたいんだ…これ以上まとわりつくなら刃物を持ち出してしまうかもしれんぞ」
菫「ほう?ならば私は弓を持ってこようかな…最近使ってないしいい機会かもな」
智葉「なるほど。表に出ろ。そっ首跳ねて野ざらしにしてやる」スチャッ
菫「それはこちらのセリフだな。まぁかわいそうだから首はそのままにしておいてやる」ジャコッ
京太郎「わーわーわーわー!!ストップストップ!!」
京太郎(ここで止めねーとマジでやりかねない!)
智葉「止めるな京太郎…この女はここで始末する」
菫「ふん…「始末する」なんて言うのは二流の証だ…一流の技を見せてやる」
京太郎(やばいやばいやばいやばい!どうにかしないと…ここは、あの手段しか!)クワッ
京太郎「二人とも!今すぐ止めないと一生撫でてあげませんよ!!」
智葉菫「「」」カランカラーン…
京太郎「やっぱりこれなのね…」
智葉「そ、そんな…京太郎のなでなでが生き甲斐だというのに…それを失うのは嫌だ…!」ガタガタ
菫「なぁ…嘘だよな…?嘘といってくれ頼む…あれがないと…あれがないと…もう…生きていけない!」ウルウル
京太郎「…二人が仲直りするなら取り消します…」
智葉「菫…さっきはすまなかった…」
菫「あぁ…私もつい血が上っていた…」
京太郎「よーし…えらいえらい…じゃあなでてあげるからこっちに来てください」
智葉菫「「!」」パァァ
ーーーーー
智葉「んふぁぁ…♪」
菫「はふぅぅ…♪」
京太郎「何なんでしょうねこの状況…」ナデナデ
智葉「そんなのいいからもっと撫でろぉ…♪」ギュー
京太郎「わわっ、はいはい…」わそわそ
智葉「んぅぅ…♪」ゴロゴロ
菫「こらぁ…智葉ばっかり…」グイグイ
京太郎「はいはい…」サラサラ
菫「はぁぁ…♪」トローン
京太郎「甘えるのはいいんですけど一日一回は命張るの止めてくれません…?」
智葉菫「抱いてくれたら考慮する」キッパリ
京太郎「…もしや仕組んでる?」ピタッ
智葉「あっ…そんなこともうしないから!撫でるの止めないでぇ…!」ギュー
菫「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ…!」ギュー
京太郎「うぉぉ!?分かりましたから!落ち着いて」
智葉「じゃあ…もっと甘えていいか?」
京太郎「いいですから…」
菫「…後であーんしてくれるか…?」
京太郎「うぐっ…わ、分かりました」
智葉菫「「…大好きっ!」」ギュー
京太郎「だぁぁ~!離れてください~!!」
カンッ
最終更新:2013年10月14日 14:19