ピンポーン
京太郎「はーい」ガチャッ
玄「おはよう京太郎君!明けましておめでとう!」
京太郎「あ、ああ……玄さん…明けましておめでとうございます」
玄「おせち持ってきたよ!一緒に食べよう!」
京太郎「いやぁ、親ともう食べてますんで…」
玄「えっ…で、でも京太郎君だって私の料理食べたいでしょ?ね?」
京太郎「いえ、別に……そろそろお引き取り願えませんか?」
玄「……そんなぁ、京太郎君のために一生懸命作ってきたのにぃ……」ジワッ
京太郎「泣いても駄目です!では」バタンッ
~~~~~~
京太郎「はぁ……新年早々やってくれるぜ……」ドスッドスッ
京太郎「あ~…ストーカー止めてくれないかな~…」ガラッ
玄「京太郎君、お邪魔してるよ!」
京太郎「ワーオ…何故そこにいるんだい?」
玄「裏口からお義母さまに入れてもらったんだ~」
京母「全く京太郎ったら~隅に置けないわね~」
京太郎「……玄さん、ちょっと」クイクイ
玄「ん?なーに?」トテトテ
京太郎「(ガラットスン)参りました。俺が悪かったです。謝りますから何故俺に付きまとうのか教えて下さい」
玄「付きまとうって何の事?ただ私は京太郎君にもっと好かれたいから来ただけだよ?」
京太郎「……なんで好かれたいんですか?」
玄「京太郎君の事が好きだからに決まってるでしょ。何かおかしい?」
京太郎「そすか……はぁ……」
玄「ところで京太郎君、ひ、姫始めはいつする?///」
京太郎「……そうっすね、100年後くらいにしますか」
玄「100年後は長すぎじゃないかなぁ?」
京太郎「あ、じゃあ来世でもいいです」
玄「来世って……姫始めする気ないよね…?」
京太郎「ないですね。分かったら帰って下さい」
玄「……どうして…?」
京太郎「はっ?」
玄「どうしてそんなに意地悪するの…?こんなにも京太郎君の事を愛してるのに…」
京太郎「それは俺が玄さんの事好きじゃないからです」
玄「そんな…!酷い……酷いよ京太郎君!」ガシッ
京太郎「しつこいぞ!離れろ!」バシッ
玄「いたっ……ごめん、もう帰るね……」トテトテ
京太郎「ええ、是非」
玄「今日はごめんなさい……それじゃあ……」ガチャッバタンッ
京太郎「ふぅ……やっと帰ったか……」
玄「(ガチャッ)あ、京太郎君!」
京太郎「どわぁ!?ななななんですか!?」
玄「明日もまた来るね!」
京太郎「もう来んな!」
最終更新:2014年02月08日 11:00