胡桃「京太郎、おめでと!」
京太郎「ありがとうございます、胡桃先輩」
胡桃「プレゼントあげる! んっ」ポンポンッ
京太郎「それは……先輩、何で膝叩いてんですか?」
胡桃「いつも充電してもらってるでしょ?」
京太郎「シロさんと交代でですけどね」
胡桃「だから今日は、逆! 逆充電!」
京太郎「……いやいや無理ですって。潰れちゃいますよ?」
胡桃「大丈夫!」
京太郎「俺70kgあるんですけど」
胡桃「……だ、大丈夫! ほらほら早く」
京太郎「……じゃ、じゃあいきますよ」
胡桃「うん!」
京太郎「そーっと……どうです、大丈夫ですか?」
胡桃「ん、ちょっと重……だっ、大丈夫大丈夫」
京太郎「そうですか?」
京太郎(俺の大腿筋は大丈夫どころか、悲鳴をあげてるけど)
胡桃「んっ、平気。ほらっ、京太郎。先輩が頭を撫でてあげ……と、届かない、届いた!」ナデッ
京太郎「ひゃんっ。そ、そこうなじ」
胡桃「よーし、よーし。どう、京太郎? 安心する?」
京太郎「どうもこうも、くすぐったいとしか……うひゃぁっ」ドスッ
胡桃「うわあっ、ちょっ、重!」
京太郎「すみませぇん、今どきます!」
…
胡桃「んー、やっぱりいつも通りがいいかな」
京太郎「そうですね、いつも通りがいいですね」
胡桃「うーん、でもプレゼントが……あっ、そうだ、みかん!」
京太郎「……みかんがプレゼント?」
胡桃「剥いて、食べさせてあげる!」
京太郎「そんなシロさんみたいな……」
胡桃「はい、あーん!」
京太郎「……はい、あむ」パク
胡桃「どう、美味しい?」
京太郎「……うーむ、胡桃先輩の愛情が、俺を想う気持ちがみかんを更に甘く……」
胡桃「は、恥ずかしいセリフ禁止!!」グイッ
京太郎「もごっ!? もがぐぐ……」
胡桃「すごい、みかん一個丸々入った!」
京太郎「んぐんぐ……ごっくん。胡桃先輩、丸ごとはさすがに……」
シロ「いいな……」
京太郎胡桃「!!??」
カンッ
最終更新:2014年02月23日 14:47