京太郎「泉、髪伸びたな」
泉「そうですね。そろそろ前髪ピンかなんかで留めよかな……」
京太郎「伸ばしてんの?」
泉「まあ、そうですね。短いのも煩わしくなくてええんですけど……」
竜華「泉ー、この前貸したヘアカタログ持ってきとる?」
泉「あ、それなら……はい。ありがとうございました」
京太郎「ヘアカタログ?」
竜華「泉も色をおぼえたくなったんやでー? 誰かさんのおかげでな」
泉「ち、ちょっと先輩!」
京太郎「そっか、やっぱ女の子だもんな」
泉「う、うっさいわ!」
竜華「照れんでええやん。セーラも照れでええのになぁ、かわええのに」
「イヤやああぁぁぁッ!」「観念して下さい! 後は髪型だけで完成ですから」
京太郎「絹を引き裂くような乙女の叫びが……」
竜華「後はこれを参考に髪を整えれば完璧な乙女や。んじゃ、乙女作ってくるわー 」
「あ、待ってたでー」「さぁ、始めよか」「助けてえぇぇえッ!」
泉「先輩も大変やな」
京太郎「だな。ところで泉」
泉「はい?」
京太郎「いつ完璧な乙女の泉が見れるんだ?」
泉「え、あ、その、あの……あと、2センチだけ、待っといてください……」
カンッ
最終更新:2014年02月23日 16:04