京太郎「おかえりなさい、貴ねぇ」
貴子「おう、ただいま」
京太郎「そういえば誕生日だけどなにか欲しいものある?」
貴子「おまえ……覚えてたのか?」
京太郎「毎年近づくとそわそわしてるのは貴ねぇの方だろうに……」
貴子「なんでもいいのか?」
京太郎「俺にできることだったらなんでも」
貴子「だったらウチの高校に編入してこい!」
京太郎「うん、それ無理」
貴子「なんでだよ!?」
京太郎「そもそも風越は女子校だから男の俺は編入できません」
貴子「だったら女装でもして……」
京太郎「昔みたいに貴ねぇのお下がりのワンピースとか着ないからね?」
貴子「せっかくかわいかったのに……」
京太郎「いやがる俺に無理矢理着せてたのは貴ねぇでしょうに……」
貴子「だったら今夜は一緒に風呂に入って一緒に寝ろ」
貴子「それぐらいならいいよな?」
京太郎「結局いつもどおりだね」
貴子「うっせー」
カンッ
最終更新:2014年03月06日 18:33