京太郎「ちはー」
久「あら、遅かったわ、ね……え?」
まこ「き、京太郎、おんし何故に車椅子に? 足の骨でも折ったか?」
京太郎「いやはやお恥ずかしい。一昨日事故に遭っちゃいまして、くっつくのにはあと二週間はかかるとか」
久「あ、安静にしてたほうがいいんじゃない?」
京太郎「さっき咲たちにもいわれましたよ。でもなんだか落ち着かなくて、取り敢えず部室に……」
咲「あ、いた!」
和「やっぱり部室に来てましたね。さあ、観念して帰りますよ!」
優希「おとなしく病院に戻るじょ!」
京太郎「ちぃ、感づかれたか」
久「え、どゆこと?」
和「須賀くん、一昨日私たちをかばってトラックにはねられたんです!」
咲「全治二ヶ月なのに、目が覚めてすぐ車椅子かっぱらって学校に……」
優希「最新医療のおかげですぐ復帰したのかと思ったら、病院から京太郎がいなくなったって連絡が来たんだじぇ!」
京太郎「お、俺はもう大丈夫だから!」
まこ「んなわけあるか! はよ病院に戻らんか!」
久「そうよ! 身体は大切にしなさい!」
京太郎「で、でも雑用が……」
久「そんな状態の人間に頼むほど悪魔じゃないわよ!」
和「さ、行きますよ!」
咲「もう救急車(おむかえ)もきてるからね」
優希「逃げられないじぇ!」
京太郎「お、俺にはやることが、雑用があぁぁぁぁ…………」
久「……復帰したら、いっぱい雑用させてあげなきゃ」
まこ「いや、麻雀教えたれ!」
カンッ
最終更新:2014年03月31日 22:31