照「ハロウィンだね京ちゃん」
京太郎「そうですね。そのお菓子でも配るんですか?」
照「いや、私はもらう側だけど?」
京太郎「……その量買ってさらに?」
照「京ちゃんの手作りがいいなー?」
京太郎「はいはい。作ってきますから、せめてハロウィンらしく仮装してくださいよ?」
照「大丈夫。部屋で仮装して待ってる」
京太郎「仮装して来るのが普通だよな……いや、照さんだから待っててもらう方がいいけど」
京太郎「照さーん、来ましたよー?」
京太郎「……返事がない、そして鍵は開いてる。おじゃましまーす」
京太郎「照さーん?」
照「……助けてー」
京太郎「照さんの声……部屋から?」
ガチャ
照「助かった……」包帯だらけ
京太郎「……何やってるんですか」
照「ミイラ男の仮装」
京太郎「照さん女の子だからミイラっ娘でしょう」
照「仮装してたらからまった。助けて」
京太郎「はぁ、ハサミで切りますよ?」
照「うん」
京太郎「それにしても、1人でよくこうなりますね」
照「私は悪くない……」
京太郎「無機物に意思はないです……ん?」
照「どしたの?」
京太郎「いや、なんか包帯ばっかだと思って」
照「そうだよ?包帯だけだから」
京太郎「……は?」
照「裸に包帯巻いてるだけだけど……なんかおかしなこと言った?」
京太郎「……格好がおかいしですね。というか先に言ってくださいよ!これもう7割くらい素肌じゃないですか!」
照「裸Yシャツならぬ裸包帯……」
京太郎「ちょ、動かないでください。ああもう胸のとこが落ちる!」
照「裸にリボンみたいだけど、どう?」
京太郎「体冷やす前に服着てください」
照「むー……先に京ちゃんのお菓子食べてからね」
京太郎「分かりましたから、せめて胸と下は隠してくださいね。ああもう見えそうになってますって!」
照「……京ちゃんならいいのに」
カンッ!!
最終更新:2014年04月05日 23:37