咲「京ちゃん、今日って練習試合があったよね。何時からだっけ?」
京太郎「ちょいまち、今確認……おっと」ヒラ…
和「写真ですか。誰が写ってるんです?」
京太郎「ああ、その……」
久「まさか恋人?」
咲、優希、和「!?」ガタッ!
京太郎「こ、恋人では、ない、です……」
まこ「随分含みのある言い方じゃな」
久「ねぇ、誰なのよ」
優希「吐け!全て吐くんだ!」
咲「場合によっては……」
京太郎「いや、あの……」
和「誰なんです!?」
京太郎「……許嫁です」
久「へ?」
まこ「おやおや」
優希「な、何で今の時代に!」
咲「聞いてない!私聞いてないよ!」
和「……で、その女の名前と住所は?」
京太郎「いやな、親が勝手に決めたことだし、写真だって無理矢理持たされてるだけで……」
智葉「そんなに嫌か?」
京太郎「そりゃ恥ずかしいですし」
智葉「私の写真は持ってると恥ずかしいものなのか?」
京太郎「……智葉さん、何故ここに?」
智葉「練習試合をしに」
久「いらっしゃい」
ネリー「移動中、機嫌が良かったのって……」
ハオ「男が待ってたからか」
咲「……臨海さん、早速打ちましょうよ」
優希「卓つけよ……」
和「久々に切れちまったぜ……」
智葉「その前に、京太郎」
京太郎「は、はい……」
智葉「お前がどんなに否定しても、私はお前の許嫁だ」
京太郎「だ、だからそれは……」
智葉「小さい頃の良くわからないでした約束でも、親が勝手に決めたことでも、私が京太郎のものになるなら、形振りはどうだっていい」
京太郎「俺は……」
智葉「後で、話をしよう。家関係なく、私たちだけの話を」
咲「もういいですか……?」
和「あなたの運命は私が決めます」
優希「振り切るじぇ……!」
智葉「……なるほど、負けられないな!」
カンッ!
最終更新:2014年05月11日 01:31