京太郎「揺杏さん誕生日おめでとうございます」
揺杏「ん、ありがと。さぁプレゼント早く出しな」ニヤリ
京太郎「現金っすね…まぁありますけど」ドウゾ
揺杏「どれどれ……髪留めかぁ…」
京太郎「あんまり自信ないっすけど…先輩の黒髪綺麗なんで」
揺杏「いきなりそういうこと言うなよ…恥ずいから」カァァ
京太郎「本心なんですけどね…実はその髪留め、秘密がありまして…」
揺杏「へぇ…何々?」
京太郎「ここの仕掛けを解くと変形するんですよ」ガチャ
揺杏「おお、凄い。私にも見せてくれない?」
京太郎「どうぞ」ハイ
揺杏「…!?これ、指輪…」
京太郎「揺杏さん、結婚を前提に付き合って下さい」
揺杏「……本当にムードのかけらもないね」
京太郎「はは…すいません…」
揺杏「……ほんっとさ…グスッ、バカだよ……」ポロポロ
揺杏「私の気持ちなんかさ…ヒック、察せずさ…いきなり言うんだもん」ボタボタ
京太郎「バカでも構いませんよ。揺杏さんの事が好きだという気持ちは変わりませんから」ダキシメ
揺杏「私も大好きだよ…京太郎」チュッ
カンッ 間に合った…揺杏さんおめでとう
クールな人を泣かせるのっていいよね
最終更新:2014年07月12日 10:58