新婚?同棲?そんな感じ
憧「あっれ~…ねぇ京太郎ーあたしの梅酒知らなーい?」
京太郎「え」
憧「あっ」
京太郎「……」
憧「信じらんない!なんで人のもの勝手に飲んでんのよ!」
京太郎「だって俺の酒が無かったk」
憧「言い訳するなッ!」
京太郎「はい、すいません」
憧「買ってきて」
京太郎「へっ?」
憧「あたしの梅酒買ってきて」
京太郎「え、でも俺もう…」
憧「なんか文句あんの?」
京太郎「いえ、買いに行かせていただきます」
憧「あとアイスクリーム食べたい」
京太郎「わかったよ、ハァ」
憧「ダッツね」
京太郎「えぇ、高い…」
憧「ほら!さっさと行く!」
京太郎「はいはい…」
憧「はいは一回っ!」
京太郎「………」
………
……
…
京太郎「ただいまっと…」
憧「ん、おかえり」
京太郎「はい、梅酒とダッツ」
憧「待ってました~…って一個だけ?自分の分は買って来なかったの?」
京太郎「ん?あぁ明日も早いし、もう寝ようと思ってさ」
憧「え…」
京太郎「それじゃおやすみ…あ、テレビのボリュームちょっと下げてな」
憧「……」
京太郎「はぁ…」
タタッ…ガチャ、パタンッ
京太郎「??」
憧「あたしも寝る」
京太郎「あれ、梅酒とダッツは?」
憧「明日食べる」
京太郎「せっかく買ってきたのに」
憧「だって…喧嘩したくないもん」
京太郎「はぁ?」
憧「怒ってるでしょ?」
京太郎「別に怒ってないって」
憧「嘘」
京太郎「……まぁ、ちょっと頭に来たのは否定しないけど」
憧「ほら」
京太郎「でも元はと言えば俺が悪いわけだし、ぶつける先が無くてモヤモヤしてたからもう寝ちゃおうと思った、そんだけ」
京太郎「不安にさせちゃったみたいで、ごめんな」
憧「うぅん、あたしのほうこそごめんね」
京太郎「なんで憧が謝るんだよ」
憧「いいのよ、謝りたくなったの」
京太郎「ハハッ、なんだそれ」
憧「…やっと笑ってくれた」
京太郎「憧……」
憧「んっ………」
京太郎「それじゃおやすみ」
憧「キスだけ…?」
京太郎「は?」
憧「しないの?」
京太郎「明日早いって、さっき言っただろ」
憧「やっぱり怒ってるんだ…」
京太郎「どうしてそうなる」
次の日の夜
憧「はぁ~気持ちよかったー。さてと、ダッツダッツ~」
京太郎「くっ…やっぱり自分のも買っとけばよかった…!」
憧「はい、これ京太郎の分」
京太郎「ほぁ?」
憧「今日買っといたの。一緒に食べましょ」
京太郎「憧ぉ…」ジーン
憧「ほらほら、溶けちゃうわよ」
京太郎「そうだな!いただきますっ!」
憧「あ、そっちもちょっと頂戴ね」
京太郎「………もしかしてそれが目的か」
憧「そ、そんなわけないじゃない!??」
カン
最終更新:2014年10月17日 22:31