憧「誕生日おめでと、京太郎」
京太郎「ありがとうございます、ようやく憧さんと同い年になれました」
憧「あと2年かぁ……」
京太郎「…なにが?」
憧「なーんでもない」
京太郎「??」
憧「でね、これ誕生日プレゼントなんだけど…」
京太郎「おぉ、ありがとうな!開けても?」
憧「ど、どうぞ」
京太郎「ではでは……これは、ネックレスか」
憧「ネックレスというかチョーカーね。京太郎、こういうの持ってないじゃない?」
京太郎「興味ないわけじゃないんだけど、なかなか自分ではな」
憧「ね、トップの裏見てみて」
京太郎「裏?……KとAって彫ってある」
憧「その、一応…京太郎のKと…」
京太郎「憧のAか。こういうの彫ってもらうのって、結構かかったんじゃないか?」
憧「もう、プレゼントなんだからそういうこと聞かないでよ」
京太郎「ま、安くても高くても憧からのプレゼントには変わりないからな」
憧「ねぇ、つけてみて」
京太郎「……そうだ、憧がつけてくれよ」
憧「あたしが?」
京太郎「うん」
憧「…じゃあ、んしょ……」
京太郎「憧ちゃんいい匂いがするー」
憧「バカなこと言ってんじゃないわよ…っと、ハイできた」
京太郎「なんか首輪つけられてる気分だったわ」
憧「そうよ?これは京太郎はあたしのモノだっていう印なんだから」
京太郎「ははは、どうよ?似合ってるか?」
憧「似合うに決まってるでしょ、誰が選んだと思ってんのよ」
京太郎「24時間365日、肌身離さずつけさせて頂きます」
憧「よろしい、大事にしてね?」
京太郎「あったりまえだ、墓まで持ってくっての」
憧「お返し、楽しみにしておくから」
京太郎「お返し!?」
憧「あたしの誕生日」
京太郎「あ、あぁ…そういうこと」
憧「なにがいいかな~……あ、ペアリングとか?」
京太郎(決めといてくれると楽でいいなぁ)
カン
最終更新:2015年02月19日 17:09