《でじたる》
和「さぁ須賀君」
透華「早く決めてくださらないかしら?」
京太郎「あの……そんなこと言われても」
和「ずっと言ってるじゃないですか」
透華「私達二人はあなたのことが好きなんですから。決断を下してくださいまし」
京太郎「といっても二人とも嫌いじゃないしな……二人とも……なんてのは無しだよな」ハハハ
「ありえないです」「それでもよろしくてよ」
原村「……え?」
京太郎「え?」
透華「なんですの?」
京太郎「いやいや、冗談だったんだけど」
透華「龍門渕家の婿になるのですから、二人だろうが三人だろうが愛する度量がなくてはいけませんわ」
京太郎「いや、それって心持ちがそうであれ、って話で実際とは違うんじゃないかと」
透華「?」
京太郎「いや、わかった、それでいい(どうせ聞きゃしねぇ)」
透華「では、早速婚約指輪でも「ちょっと待ってください!」……まだ何かありますの?」
和「私はまだ納得してません!ありえ「京太郎は納得しましたわ」……須賀君!」
京太郎「諦めろ和。透華がそう決めたら海外に行ってでもそうする」
和「……あー、もう!!わかりました!それでいいですよ!!」
透華「理解していただけてなによりですわ。では私本妻で、あなたは妾ということで」
和「なんでですか!そんなのありえません!!」
透華「きー!!文句ばっかりうるさいですわね!!」
京太郎「だめだこりゃ」
カン!
最終更新:2015年03月21日 03:55