京太郎「ふぅ…流石に一月の夜は冷えるな」
淡「そうだね…ねえ京太郎、もうちょっとだけそっちに寄っていい?」
京太郎「今回だけだぞ」
ダキ…
淡「やった!京太郎は温かい…」
京太郎「淡は相変わらず冷たいな」
淡「私は冷たくてもいいの。京太郎が温めてくれるでしょ?」
京太郎「そうだな…でも俺が暖かく成りたかったらどうすればいいんだ?」
淡「その時はまたこうやって抱き合って、毛布でまるまれば完璧だよ!」ドヤぁ
京太郎「…それも悪くないな。あっ、流れ星!」
淡「えっ、嘘どこ!?」
京太郎「ああ…消えて行った」
淡「うぅ…京太郎は何かお願いしたの?」
京太郎「したぞ」
淡「なんてお願いしたの?」
京太郎「…秘密だ」
淡「えー、ずるいよ京太郎!」
京太郎「聞いたら笑うから絶対に言わない」
淡「笑わない、絶対に笑わないから!」
京太郎「…また淡と星見にこれますようにって願ったんだ」
淡「えっ?」
京太郎「だからまた淡と星見ができるようにって願ったんだよ」
淡「ふふ…あははは!」
京太郎「だから言いたくなかったんだよ!」
淡「ご、ごめん、ごめん。だってそんな当たり前のこと…」
京太郎「……」プクぅ
淡「京太郎、こっち向いて」
京太郎「……」振り向く
チュ…
淡「また二人だけで来ようね、星見に」
カン!
最終更新:2015年08月17日 17:32