咲は姉を追って東京の白糸台に進学した
まあそれ事態は別にいいのだ、どこの学校に進学しようが当人の勝手だし
問題は、何故俺まで案内係として東京に行く羽目になるのかという点だ
咲「京ちゃん、髪形変じゃないかな?」
京太郎「お前の髪形はいつも角が立ってるだろ、問題ない」
咲「これはおしゃれだよ!」
京太郎「し・ら・ね・ー
いいからいい加減入れって」
咲「ちょっと深呼吸を……」
京太郎「何回目だ、それ、いいから開けるぞ!」
咲「あわわわ」
焦る咲を無視して、扉を開けた先には白糸台の誇る一軍の姿が……
菫「私はパッドじゃないと言ってるだろう!」
誠子「まあまあ、弘世先輩2chで釣られちゃいけませんって」
尭深「ずずず……」
照「この新作ポッキーは当たり」
……一軍の雄姿が、あるはずだったんだけどなあ
咲「……お姉ちゃん、ポッキーの食べかすついてるよ」
照「取ってくれてありがとう咲、でも私に妹はいない」
咲「どうして、お姉ちゃん
この宮永ホーンが共鳴しているのにそんな嘘を言うなんて」
照「妹はいないけど、金髪の義理の弟ならいるかもしれない
あー、だれか義理の弟のお嫁さんにならないかなあ
文学少女でホーンがついてるといいなあ、そしたら妹ができるのに」
咲「京ちゃん、結婚しよう!」
京太郎「なんでだ
あとお姉さんその『してやったぜ』って顔はやめてください」
こうして俺の白糸台生活が始まった
続かない
最終更新:2016年08月06日 12:24