穏乃「玄さん、京太郎って夜強すぎじゃないですか?」
玄「穏乃ちゃんもそう思う? 私も愛では負けてなはずなのにいつも先にギブアップだよ」
穏乃「ですよねー。私も体力には自信があったのに、京太郎はそれ以上だから」
玄「私達だけじゃ人数不足なのかな、やっぱり」
穏乃「うーん、誰か誘います?」
玄「お姉ちゃんは夜だめだから、憧ちゃんとかどうかな?」
穏乃「憧かー。うーん、寝不足は肌に悪いとか言いそう」
玄「むむ、確かに」
憧「あ、あんたら、部室で何話してるのよ!? あと混ぜなさいよ!」
穏乃「あれ、憧いつからいたの?」
玄「おー、憧ちゃんが追加なのです。これで京太郎くんと夜ラインで話す時も困らないね」
憧「へ? ライン?」
穏乃「ん? 京太郎が夜にたくさん話振ってくるって話だけど、聞いてなかったの?」
憧「き、聞いてたわよ? もちろん、うん、最初から知ってたわよ?」
玄「ほほーう、まさか憧ちゃん、勘違いを……」
憧「してない、してないから!」
穏乃「???」
玄「まあ憧ちゃんがその気なら、本当に三人でやっちゃう? 私はいいけど」
憧「し、しないわよ! ていうかなんで玄はその気なのよ!?」
玄「え、私京太郎くん好きだから。でも皆も好きだし、みんなで幸せならいいかなって」
穏乃「おー、玄さん流石いいこと言いますね!」
憧「いやいやいや、シズあんた分かってないで同調するのやめて! 後悔するから、絶対!」
穏乃「???」
玄「穏乃ちゃん、今は分からなくても大丈夫、私にお任せあれ!」
憧「任せらんないわよ! あと抜け駆け禁止だからね!」
穏乃「よく分かんないけど京太郎に今夜空けといてってメールしとこ」
憧「いきなり今夜!? こ、心の準備が」
阿知賀は今日も平和である。
カン
最終更新:2016年11月26日 20:53