高校を卒業してプロになってはや7年
私、宮永咲は今日、25歳の誕生日を迎えた
先輩からは「メリークリスマス!ここから年末までは早いよ!」と祝福の言葉を頂いた
そんな日の23時過ぎ、自宅へ戻ると部屋に何者かの気配を感じた
「おかえり、咲」
そこにいたのは幼なじみの青年だった
「ただいま、京ちゃん。」
誕生日おめでとう
それと、これ。受け取ってくれないか
そう言って彼が差し出したのは、一つの指輪
それの意味がわからないほど、人間をやめていないつもりだ
私はそれを受け取り、よろしくお願いしますと答えた
彼の手が私をそっと抱き寄せ、優しくベッドへと押し倒し……
ここから咲はカン!されました
最終更新:2016年12月01日 20:40