京太郎「そういえば部長」
久「んー、なにー?」
京太郎「いや、いつまで俺のこと苗字呼びなんですかね」
久「な、なななにいきなり!?」
京太郎「部長って他は名前呼び捨てじゃないですか、俺だけ距離感じるんですが」
久「……和だって同じ呼び方じゃない」
京太郎「和もそろそろ名前でいいと思うんだけどなー。付き合い長くなってきたし」
久「なに!? 付き合ってるの!? いつから!?」
京太郎「いや、友達付き合いですよ?」
久「そ、そうよね、うん、知ってたわよ」
京太郎「なんか焦ってた気がしますけど」
久「気のせいだから、気のせいなの。いーい、その、京太郎……く、ん」
京太郎「えー、呼び捨てでいいですって」
久「そんな急に無理! 須賀くんだって私のことずっと役柄でしか呼んでないでしょーが」
京太郎「じゃ、これからは久部長ってことで」
久「……部長、抜いてみて」
京太郎「久?」
久「」(コクコク)
京太郎「でもこれなんか、恋人みたいじゃないです? さすがに2学年上なんですし」
久「こ、恋人……」(プシュー
京太郎「あれ、久、久―?」
咲「ねえ京ちゃん、なんで部長をそんな気安く呼んで、しかも近くにいるのかな?」(ゴゴゴゴ
京太郎「いや熱はかろうと思って。え、なんでそんな笑顔なのお前?」
咲「カン!」(物理
その日部長が再起動したのは部活が終わった時であったという
カン
最終更新:2017年10月20日 00:49