咲「え? 京ちゃんに告白された?」
和「ええ、その私どうしていいか……」
咲「嫌いじゃないなら付き合ってみたらいいんじゃないかな」
和「咲さんは、それでいいんですか?」
咲「別に何の問題もないよ私は。それより和ちゃんの気持ちだよ」
和「そう、ですか。なら明日にでも返事をしてみます」
咲「うんうん、京ちゃんと和ちゃんがかあ。
……言っておくけど、貸しはするけど私の邪魔はしないでね」
和「え?」
咲「京ちゃんは私のだって決まってるんだから、和ちゃんは練習台になってあげてね」(にっこり
和「あ、あの、私、やっぱりお断りしてきます!」(ダダダ
咲「あれー? 和ちゃん、どうしちゃったんだろう。私は当たり前のことしか言ってないのに」
一部で魔王と呼ばれる少女はどこまでも無自覚であった。
カン
最終更新:2018年04月29日 21:51