とある日、俺はハギヨシさんからあるものを受け取っていた。
京太郎「ごくり、これが……」
ハギヨシ「ええ、モテ薬です。それを飲むと1日の間女性に好かれます」
京太郎「よし、さっそく使ってみます!」
―――
次の日
京太郎「よう咲、どうだ? 俺を見て何か気付かないか?」
咲「? いつも通り……あ、ここ跳ねてるよ京ちゃん、だらしないんだから」
京太郎「お、おぅ……おかしいな」
京太郎「ちわー、部長いますか?」
久「ちょっと、クラスまで来ないでくれる? 用なら部室で聞くから」
京太郎「あ、はい、すみません。……なぜだ?」
京太郎「優希、ほれタコスだ」
優希「おお、流石に慣れてきたな。なんだそんなじっと見て? お前も食いたいのか?」
京太郎「ちげえよ! うーん」
京太郎「和、ここわかんないんだけど」
和「そこはこちらを切った方が受け入れ枚数が~」
京太郎「……」
まこ「どうしたんじゃ、京太郎?」
京太郎「すいません、俺帰ります」
まこ「体調でも悪いんか? 大事にせえよ」
京太郎「はい」
―――
京太郎「全く! これっぽちも! 効かなかったんですけど!?」
ハギヨシ「なるほど、誰も変わらなかったと」
京太郎「ええ。これ不良品じゃないですか?」
ハギヨシ「それはそれは、おめでとうございます。しかし、大変ですね」
京太郎「??」
カン
最終更新:2018年05月02日 16:47