咲「あ、おはよう京ちゃん、ってなんだか目に隈できてるよ」

京太郎「ああ、昨日はカフェインの取り過ぎで眠れなかったんだ」

咲「あ、大人ぶってコーヒーがぶ飲みしちゃったんでしょ。京ちゃんは馬鹿だなあ」

京太郎「ちげーよ。昨日なんでか全国から大量にチョコが届いてな。しばらくは甘いもんを見たくない」

咲「へー、それお姉ちゃんからのもあったの?」

京太郎「照さんは毎年贈ってくれてるぞ。言ってなかったっけ?」

咲「聞いてなかったよ。それにしても、全国には色々とお話ししなきゃいけない人がいるんだね。名前のリストとかある?」

京太郎「そりゃまあお返ししなきゃだしな。一月はバイト漬けになるから部室に行けそうもねーわ」

咲「うん、分かった。皆にも伝えておくね。『きっと皆協力してくれる』から」

京太郎「おう、皆には誤っておいてくれ」

咲「あはは、大丈夫だよ。京ちゃん『は』悪くないんだから」

まさかこの会話が大惨事麻雀対戦の引き金になったなどとは、金髪少年は知るよしもなかった。


カン

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最終更新:2018年05月02日 20:44