咲「あはは、やだなぁお嫁さんだなんて(当然だよね)」
咲「もう、京ちゃんったらレディースランチのために付き合うのなんて私くらいだよ?」
咲「ね、私との話に集中しないで何をポイポチやってるの?」
咲「麻雀? 私、嫌い」
咲「ふーん麻雀部かぁ(私の知らない間に……)、あ、私ちょっと用があるから後で、ね?」
咲「こーんにちわー。初めまして、私の京ちゃんがお世話になってます」
咲「え? インタミドル? それって強いのかな?」
咲「あは、私麻雀苦手なんだけどな」
咲「カン、カン、カン、カン、四槓子四暗刻緑一色。あ、ごめんなさいトリプル役満はなしなんですか?」
咲「カン、カン、カン……責任払いで飛んじゃいましたね。なんでしたっけ? 確かインなんとかミドルのはらむわさん?」
咲「あれ、泣いてるんですか? こんな簡単でつまらないゲームに熱中して」
咲「偶然? あ、はい偶然に小学生以来牌を触ってない人間に負けちゃうんですね。偶然って怖いなあ」(棒
咲「再戦? やですよ。私麻雀嫌いですし。だってつまらないじゃないですか、こんなお遊び。じゃ、失礼しまーす」
咲「おはよー。どうしたの京ちゃん? 様子変だよ」
咲「へー、他の1年生が辞めちゃったんだ、麻雀部。きっと元からやる気なかったんだよ、京ちゃんが心配してあげなくても」
咲「あー、麻雀部三人になっちゃったんだ? 4人いないと麻雀の打ちようがないね。それ部活になってないんじゃ?」
咲「私入るのなんてやだよ。それよりさ、麻雀なら私がちょっとは教えてあげられると思うな」
咲「できないんじゃないかって? 好きじゃないだけ。でも、京ちゃんのためだもんね」
咲「おやすみー。えへへ、京ちゃん大好き。私はずっと一緒だからね」(自作京太郎ぬいぐるみをギュッ
カン
最終更新:2019年03月11日 01:02