まこ「そういや、京太郎はどうしてうちに入ったんかのぉ? 麻雀は知らんかったんじゃろ」

久「ああ、それは私がスカウトしたのよ」

まこ「ほう、どこを買ったんじゃ?」

久「一目惚れしたからかしら」

その予想外にもほどがある回答に固まって、胡乱な目を年上の友人に向かって投げかける

まこ「おんし、それであの当たりとかなに考えてるんじゃ?」

久「仕方ないの! だって顔見ちゃったら挙動不審になるし、考えたらドキドキして集中できないし!」

どこの小学生なのかとため息を一つ

まこ「勝ち目薄いとこ狙うのぉ」

久「大丈夫、私には悪待ちがあるから、あるんだから……」

言いながらプルプルと震える姿に頭痛までしてくる

まこ「自分で言っといて無理があるという自覚はあるんじゃな」

久「ふぇぇん、助けてまこえもん~」

まこ「誰がドラえもんじゃ」

妙なところで打たれ弱い才媛の姿に、染谷まこはどう対処したものか悩むのであった


カン

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最終更新:2019年03月11日 01:06