智葉「須賀京太郎と言ったか、彼は?」
久「貴女が、須賀君をそそのかしたのね!?」
智葉「彼は一種の天才というやつだ。 自分では気づいていないが…… 今はまぁあんなものだろう。 まだ慣れていないだろうし。」
まこ「おんし達は!!」
――――
京太郎「やっぱり、その待ちだ。 怖くてたまんなくなるからすぐに分かる。 咲が張ってるとな」
久「須賀君、もうやめましょう」
京太郎「そうっすね、もう逃げるのはヤメにしますよ。 怖いやつはトばしてしまえばいい……俺には、それが出来るらしいんで。」
――――
京太郎「ハハハッ! やっぱり大したことねぇ!! 言われた通りだ 、ハハハッ!! やれる! やれるんだ、俺は!!」
久「須賀君……私のせいね」
まこ「そうじゃな」
久「あれ、まこ台本と違う……」
――――
アレク「何故、ツモ和了した? 直撃を狙えと指示した筈。」
京太郎「向こうがオリてたんだ。 流石は部長達だよ…… まぁ、自分達が削られてちゃ意味ないけど、ハハハッ!」
アレク「いいだろう、結果が同じなら問題無い。 宮永咲をトばせ。」
京太郎「俺からは逃げられないって、知ってるはずだろ? トんでもらう、今度こそ」
まこ「……無理じゃな」
京太郎「あ?」
まこ「おんしに、咲はトばせられん。 わしにはわかる。 トぶのはおんしじゃ」
京太郎「あぁ!? やってみろよ!!」
――――
京太郎「話が……違いますよ……俺は……特別だって……トびたくない……」
咲「……」
――――
智葉「…………とまぁ、こんな具合で潰れかねんと思うので、須賀京太郎を臨海で預かろうとな?」
久「寸劇に付き合わせた挙句に言う事がそれなら、盗人猛々しいにも程があるわ。」
カンッ
最終更新:2019年03月11日 01:11