皆でキャンプしようってことで連れ立って山に登った阿知賀勢
しかしキャンプ地にて一つの事実が発覚する
玄「え、寝袋一つ足りない?」
穏乃「ごめん、見落としたっぽい」
憧(そんな初心者なことシズはしない、つまりわざとね)
京太郎「だったら俺はなしでも」
穏乃「ダメだよ京太郎! 山をなめてたら死ぬよ?」
京太郎「マジか?」
宥「寒いのはダメだから、一緒に寝袋に」
玄「お姉ちゃんは服で膨らむからスペースがないのです」
灼「さすがに男子と一緒は照れる」
穏乃「私のミスだし、一番小柄な私が責任を取るよ!」
憧「私達親友でしょ? シズだけにそんな(得な)思いさせられないわよ」
穏乃「いやいや、私が悪かったんだからここは」
玄「バチバチしてるのです」
京太郎「てか穏乃と憧が一緒に寝ればいいだろ」
この瞬間、1つ目の作戦は崩壊した。
そして第2の戦いが始まる。
穏乃(寝ぼけたふりでトイレの帰りに向こうに潜り込めば……)
憧(寝ないで監視、穏乃が先に寝たら行動に移す)
玄(待ちの一手なのです)
宥(人肌を湯たんぽにとか、ダメかなあ)
灼(照れるとは言ったもののやらないとは言ってない)
この後の成り行きは夜の帳のみが知る。ただ一つ言えるのはテントは頑丈で立派なものだった
カン
レジェ「いけないことを考えた人は素直に言いなさい(赤土)先生は怒らないから」
最終更新:2019年03月11日 01:17