灼「お、お邪魔します……」
京太郎「いらっしゃいませ~」
灼「(あれから色々あったけど、おうちに招いてもらえるくらいに距離が縮まった……)」
京太郎「今日両親いないんで、気がねなくゆっくりしてってください。今お茶いれてきますから、座って待っててください」ニコッ
灼「あ、ありがと」ストンッ
カナカナカナカナカナカナカナカナ
灼「(最初はこんな風になるなんて思わなかった、ただ少し寂しい気持ちがあったからそれを埋めたくて……優しい京太郎に甘えてみようって、思っただけなんだ……)」
サァー…
灼「(穏やかな風……気持ち良……)」コテンッ
京太郎「灼さん、お茶入り……おや?」
灼「……」
京太郎「……寝ちゃったか、まぁ今日も練習キツかったしな……しょうがないわな」スッ
ナデナデ
京太郎「……ほんと……サラサラで綺麗な髪だよなぁ。って寝てるのを良い事に好き放題やってるけど、部活じゃ逆に色々やられてるし……良いよな?」フフッ
灼「(つ、つい……寝てるフリしちゃったけど……何、この……はわわ……)」
京太郎「人一倍真面目で、一生懸命で……可愛らしいけどカッコいいとこもある……」
灼「……(そんな風に、思っててくれたんだ。嬉しい、かも)」
京太郎「灼さん……」
灼「(ん?)」
京太郎「……好きです」
灼「(!?)」
京太郎「……って本人起きてるときに言えれば良いんだけどな、案外気持ちを伝えるって恥ずかしいし、難しいもんだな」ウーム
灼「……////」ドクン… ドクン…
京太郎「……あっ、もうメシの時間じゃねぇか。そうめんでも茹でて、起こしてから食ってもらうかね」スッ
灼「(今まで自覚がないとは言わない……けど前よりずっと……)」
ドクン… ドクン…
灼「(好きに、なったと思……////)」キュンッ フルルッ
この後滅茶苦茶そうめん食べながらイチャコラした
カンッ!
最終更新:2019年03月11日 01:26