インハイ終了後 10月末 清澄部室にて
優希「さあさあハロウィンの時期がやってきたじぇ!」
京太郎「テンション高いなおい!」
和「そういえばもうそんな時期ですか」
咲「早いね、もう今年も終わりが近づいてる」
優希「というわけで京太郎!トリックオアタコスだじぇ!」
まこ「なんじゃトリックオアタコスって…」
和「ゆーきらしいといえばゆーきらしいですね…」
京太郎「そう来ると思ってたぜ…ほらよ」スッ
優希「えっ」
京太郎「お菓子もたくさん用意してるし、お前の為にタコスもきちんと用意してるぞ」
優希「わ、私の為に…あ、ありがとうだじぇ///」
優希(でもどうせなら京太郎にいたずらもとい接近したかったじぇ…)
和(照れてるけど少し残念そうですね…心中お察しします)
まこ(しかし少しいじるのも面白いな…わしも考えてみるかの)
まこ「京太郎、トリックオアアルバイトじゃ」
京太郎「染谷先ぱ…部長もするんですか!」
咲「京ちゃん言い直さなくていいよ」
まこ「わしの台詞を取るな!」
咲「すいません…」
和「アルバイトというのは染谷先ぱ…部長の雀荘のことでしょうか」
京太郎「和言い直さなくていいぞ。そういえば一緒にアルバイトしたことあるもんな」
和「はい」
和(あの時の須賀君の執事服最高でした…)グッ
優希(のどちゃん顔がにんまりしてるじぇ)
咲「京ちゃん…染谷先輩の台詞を取っちゃだめだよ」
まこ(もうつっこまんぞ)
まこ「どうじゃろうか?週末にお願いしたいんじゃが…」
京太郎「一回行ってますし、俺で良ければ」
まこ「流石じゃ!ありが 和「染谷先輩。私も行ってもいいでしょうか?」 とうな」
優希「じぇじぇ!?」
咲「和ちゃん!?」
まこ「わしは構わんぞ。京太郎はどうじゃ?」
京太郎「もちろんOKです!和とは前にもやってますからね!」
咲(うう…和ちゃん最近積極的すぎない…?)
優希「わ、私も行くじぇ!」
和「ゆーきは週末は補習では?」
優希「あ、そうだったじぇ…」
咲(あれは恥ずかしかったしなあ…私はもう行く勇気ないよ…)
和「そういえば言ってませんでしたね。須賀君、トリックオアトリートです」
京太郎「和はまともだな。いいぜ。お菓子はたくさんあるからな」スッ
和「ありがとうございます」ニコッ
京太郎(うおっ!その笑顔は反則だろ…///)
和(須賀君…週末デート楽しみにしてますよ)
咲「きょ…京ちゃん!!」
京太郎「どうした?」
咲「と…トリックオア京ちゃん!」
まこ「お、咲も乗っかったか」
和「さ、咲さんいきなり何を!?」
優希「いくらなんでもストレートすぎるじぇ!」
京太郎「それはつまり…俺を渡さなければいたずらされるってことか?」
咲「う、うん…それで…どうなの?」
京太郎「なんだよ今更…前からずっと一緒だろ」
京太郎「咲の為ならいつだって付き合うぜ」
咲「つ、付き合…///というか今更って…///」
和(なんなんでしょうかこの空気…耐えられません…)
優希(咲ちゃん…ずるいじぇ…)
まこ「まあ京太郎は腐れ縁っちゅう意味でしか捉えてないと思うけどの」
京太郎「え?それ以外の意味があるんですか?」
咲・和・優希「「「…」」」
咲「京ちゃん…ちょっとお話しようか」
京太郎「え!?いきなりどうし…」
咲「カン!カン!もいっこカン!麻雀って楽しいよね!」
京太郎「ぎゃあああああ!!!」
優希「京太郎にとってはアレは全然ストレートな表現じゃなかったじぇ…」
和「ただ少しホッとしましたね」
まこ「そして安定の落ちじゃな」
カンッ
おまけ 放課後 咲の家にて
照「京ちゃん久しぶり」
京太郎「照さん!お久しぶりです、帰って来てたんですね!」
咲「インハイが終わってから
お姉ちゃんは定期的に帰ってくるようになったよ」
照「そう。咲が元気にやってるかみたいし」
照「あと麻雀もやっぱり咲と打つと燃えるよ。あ、照れるって照だけに?」
咲「違うよ!」
京太郎(平和だ。本当に仲直りできて良かったなあ)
照「ところで京ちゃん、今日は何の日か知ってる?」
京太郎「ハロウィンってことですか?」
照「正解。では京ちゃん…」
照「京ちゃんアンドトリート」
京太郎(なんか咲みたいな言い回しだな…)
京太郎「お菓子はあるんで安心してください」
咲(京ちゃんを出してくるあたりやっぱり私と似てるよね
お姉ちゃん…)
照「京ちゃんこのお菓子美味しいよ」
京太郎「それは良かったです」
咲(って…え?オアじゃなくてアンド…?)
照「京ちゃんにも食べさせてあげる」
照「んっ」チュッ
京太郎「」
咲「」
照「ごちそうさま。有言実行」
咲「お姉ちゃあああああん!!ちょっと話し合おうかあああああ!!!」
もいっこカンッ
最終更新:2019年03月11日 01:42