一「そういえば須賀くん、清澄にもボクみたいな恰好の子いるって聞いたけど本当?」

京太郎「いやまあいますけど、ちょっと毛色が違うっていうか。というかその姿恥ずかしくないんです?」

一「何言ってるんだか。恥ずかしいからこそいいんだよ」

京太郎「そのセンスはちょっと分からないです」

一「仕方ないなあ、想像してみて。そっちの部長さんがボクみたいな服装で手で必死に隠そうとしてたり」

京太郎(ぽやや~ん)

一「幼馴染の子が家の中でこの服を着て須賀くんの目線を気にしながら家事をしてたり」

京太郎「……アリですね!」

一「うんうん、分かってくれて嬉しいよ。じゃあ新作が出て最近着なくなったやつあげるから楽しんでよ」

京太郎「あの、俺から頼むという高難度ミッションをやれと?」

一「あ、ボクの着古しだからって変なことしたらダメだよ」

京太郎「変なことって?」

一「うっ、わ、分からないなら別にいいよ」

京太郎(この人の羞恥ラインも謎だなあ)

とある週末「もう京ちゃんは仕方ないなあ」などと微妙に乗り気でご飯を作っていた文学少女がいたが、それはまた別の話


カン
一ちゃんって恰好は奇抜なのに出番少ないからなんとなく

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最終更新:2019年10月09日 10:00