咲「私って京ちゃんと幼馴染なんですよ」タン

久「へえ…」タン

優希「ふーん」タン

和「そうですか」タン


まこ「なんか始まったのう」ペラ


咲「休みの日とかに京ちゃんの部屋にいってよくダラダラしてます」タン

久「いいわね…」タン

優希「羨ましいじぇ…」タン

和「…」タン

咲「京ちゃんの布団を合法的にハスハスできますし、京ちゃんと一緒にご飯作ったりもできます」タン

久「うらやま…じゃなくて変態ね」タン

優希「変態だじぇ」タン

和「アリですね」タン


まこ「変態じゃのう」ペラ


咲「幼馴染だから普段から接してくれるし迷子になってもすぐに見つけてくれるし、やっぱり幼馴染がナンバーワン!」タン!

優希「待つんだじぇ咲ちゃん、私も京太郎とは親友だじぇ」タン

久「へえ、それがどうしたのかしら?」タン

優希「私は京太郎に気軽に抱き着いたりもできるし、ちょっかいをかけて触れ合うことなんておちゃのこさいさいだじぇ」タン

和「確かにゆーきの特権ですね」タン

久「そうね」タン

咲「むむむ…」タン


まこ「確かに優希と京太郎はよくくっついてる印象じゃのう」ペラ


優希「直接京太郎の匂いもかげるし体温も感じれるし、しかも『手作り』タコスをわざわざ私のために作ってくれんだじぇ!」タン

久「確かに羨ましいわね」タン

咲「ぐぬぬ…」タン

和「アリですね」タン


まこ「こいつも変態じゃったか」パラパラ

優希「さらに!公式でも私のために最強のタコスを作ってくれたんだじぇ!京太郎と私は公式公認カップル間違いなしだじぇ!」タン

和「メタいですよ、ゆーき」タン

久「ふーん、でも公式公認カップルというのは流石に詭弁じゃないかしら」タン

咲「え、部長はなんかありましたっけ?」タン

和「そうですね…須賀君のことをパシってただけな気がしますね」タン

優希「そうだじぇ!」タン

久「え、ちょちょっと!この流れは私のターンじゃないの!?流石にひどくないかしら!?」タン!

和「まあ、聞くだけ聞いてみましょうか」タン

咲「まあ、聞くだけなら…」タン

久「私って案外メンタル弱いんだからね?泣くわよ?」グスン

優希「そうだじぇ、良くないじょ咲ちゃん!」

咲「うぇえ!?ご、ごめんなさい!ちょっとやりすぎました!」


まこ「相変わらずウソ泣きが上手いやつじゃの」


久「さ、気を取り直して私のターンね」ケロ

久「まあ、やっぱ私は須賀君の上司に当たるわけよね」タン

和「まあ、そうとも言えなくはないですね」タン

優希「うーん?」タン

咲「そうなるのかな…」タン

久「で、私は公式でもあったように須賀君に甘えている一面があるのよね」タン

優希「え」
咲「え」

和「メタいですね」タン

久「…年下の頼れる男の子に甘えるのって中々の背徳感よ?」タン

咲「そ、それはいいかも…!」タン

優希「それに気づくとは、天才だじぇ…!」タン

和「年下にバブみを感じてオギャるってやつですか、アリですね」タン


まこ「あいつ…まあ分からんくもないが」ペラ

久「あなた達には得られない快感…!膝枕なんてしてもらったときは脳からなんか色々出てきてたわ!」タン

咲「いつのまに膝枕なんて…私の特権だと思ってたのに」
優希「いつのまに膝枕なんて…私だけの権利だと思ってたじぇ…」

咲「え?」
優希「あれ?」

和「確かに部長の特権かもしれません、しかしそれでは須賀君からの好感は得られてないのでは?」タン

久「あらそうかしら、いつもは弱さを見せない人が甘えてきたりするのってグッと来たりするものじゃない?」タン

咲「確かに京ちゃんが泣いちゃったときはキュンキュンしちゃったなぁ」タン

優希「え、初耳だじぇ」タン

久「まあ咲の話はあとで問い詰めるとして、次は和のターンね」 咲「え」

和「そうですね、私は公式でもあるように須賀君の想い人です」タン

久「顔と胸ね」
咲「胸だね」
優希「解散だじぇ」
まこ「終わりじゃな」

和「ちょっと待ってください!いくらなんでもこの扱いは不服です!」ガタッ

久「いや、だってねえ…」

優希「完全にアイドルに惚れる的なそれだじぇ」

咲「和ちゃん知ってる?憧れって理解から一番遠い感情なんだよ?」


まこ「さっきから咲が毒舌じゃな」ペラ


和「酷いです…部活の皆がいぢめます…京太郎君に慰めてもらいましょう…」

咲「だ、ダメだよ!そんなことしたらカンするからね!」

優希「大丈夫だじぇ咲ちゃん、のどちゃんにそんな実行力があったらとっくに付き合ってるじぇ」

久「というか何気に名前呼びにしてるわね」

和「まあ、京太郎君の想い人である私が一番なのは明らかですね」
優希「いや、親友の私だじぇ!」
咲「幼馴染の私が一番だよ!」
久「上司の私が一番よ!」
ヤイノヤイノ

まこ「お、きたか」prrrr!

まこ「もしもし、用事は全部済ましたか」

まこ「あー、今は立て込んでおってのう、そうそういいところなんじゃ」

まこ「今から戻る?あーすまんが、わしが買いたいものがあるから付き合ってくれんか?」

まこ「大したもんじゃないから荷物はそのままで大丈夫じゃ、じゃけんいつもの所で」ピッ

まこ「すまんが小一時間ほど抜けてくるわ、その間打っといてくれ」

久「あら、いってらっしゃい」タン

和「テンパイです」
優希「テンパイ」
咲「テンパイ」
久「テンパイよ」

久「やっぱ悪待ち縛りだとあがれないわねー」
和「やはり非効率的な打ち方では上がれる気がしませんね」
優希「うう…南風戦とか最悪だじぇ…」
咲「カンできたらアガれてたのに…」

その頃一方・・・

まこ「うーん、うまい!」

京太郎「いやはや、買いたいものがあるって何かと思ったらパフェとは…」

まこ「ここの喫茶店のパフェは一度は食べてみたくてのう、丁度いい機会じゃと思ってな」

まこ「ま、京太郎が雑用頑張ってくれてるから慰労するってのもあったがのう」

京太郎「いやホントにいいんですか?奢ってくれるなんて、結構しますよね?」

まこ「もちろん無償でとは言わんけえ、ほれ、あーん」

京太郎「え、あ、あーん」パク

まこ「どうじゃ?抹茶味もいいじゃろう?」

京太郎「美味しい!まこさんもチョコ味どうぞ、あーん」

まこ「あーん」パク

まこ「ふむ、いい感じの甘さでサクサク食べれそうじゃ」モグモグ

まこ「もうひとくち欲しいのう…」アーン

京太郎「…なんか今日はやけに上機嫌ですね、なんかあったんですか?」アーン

まこ「京太郎とこうしてデートしてるときは、いつも上機嫌じゃが?」モグモグ

京太郎「あー、いや、なんか普段のときよりもノリノリというかお茶目というか」

まこ「あー、それはまあ色々あっての」

まこ「まあ一ついうとしたら」

まこ「やっぱ彼女が一番じゃな!」ニッコリ

京太郎「?」モグモグ

カン!

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最終更新:2019年10月09日 10:03