和「須賀君、これは何なんですか?」
京太郎「エロ本です」
和「須賀君、これは何なんですか?」
京太郎「おもち美女のあられもない姿をこれでもかと掲載しているエロ本です」
和「私はなんなんですか?」
京太郎「和は和だろ?原村和だよな?」
和「そうです。変換したら孕む裸和になる原村和です。恥ずかしながらおもちも少しあります」
京太郎「(和で少しなら、たくさんあるのは
霞さんぐらいになるよな…)」
和「おもちなら触るのも見るのも良いのに、何故須賀君は私のおもちに興味を示さずに本に奔ったのですか?」
京太郎「いや、後腐れも出来るし、恋人でもない相手のおもちを触ったりはしないって」
和「でも宥さんや玄さんのおもちは?」
京太郎「最高でした!」
和「つまりあの二人は恋人と?」
京太郎「違う!玄さんは俺の魂の同志なんだ!触ったりできないのは可哀想だからって、自分のおもちを……。宥さんにそれを見られて、暖かそうだからって玄さんと二人で宥さんのおもちを……!」
和「何故須賀君は私の胸を触らないのですか?」
京太郎「事故でも触った日には、理論武装で滅多打ちにされた挙げ句ご両親に伝えられて、俺が社会的に生きていけなくなりそう」
和「強ち間違ってはいません。まぁ、須賀君が私の恋人になり、私の夫となるのなら、厳しい制裁は課さないでしょうけど」
京太郎「勘弁してください」
和「逆説的に言えば、無理矢理にでも須賀君に胸を触らせれば私のものに出来るんですよ」
京太郎「………」
和「幸せにしてくださいね」
京太郎「俺には宥さんと玄さんがいるし、そのエロ本もあるから……すまない」
和「………二人も三人も変わりませんよね」
京太郎「変わるから!?」 =リ@ワ
宥「京太郎君、これは何かな?」
京太郎「おもち本です」
宥「これは何かな?」
京太郎「秘蔵のおもち本です。おもちマウスパッド付きです」
宥「なんでこんな本を買っちゃったの?」
京太郎「俺、おもちが大好きなんです…!でも、見せてくれとは言えないですし、触らせてくれなんてもっと…」
宥「玄ちゃんはこの本のこと知ってるの?」
京太郎「二人で一緒に見てました!互いの理想が合致することはほぼ無かったですが、互いに意見を出しあうことが楽しかったです!」
宥「そこまでは聞いてないよ?それに、そこまで仲が良いなら玄ちゃんに見せてもらえなかったのかな?」
京太郎「同志は恥ずかしがりやで、宥さんや霞さんと較べて自分のおもちは出来損ないたからって……泣いていました」
宥「玄ちゃん……」
京太郎「俺は、そんな同志に無理強いするなんて出来ません。だから、おもち本とおもちマウスパッドで満足しようとしていました」
宥「……やっぱり、優しいんだね。でも、おもち本はもう見ちゃダメだよ?」
京太郎「ぐっ………!!」
宥「その代わり、私のお……もちなら、いつでも好きなときに見ても触ってもいいよ」
京太郎「そんな!宥さんが俺の色欲の犠牲になる必要なんて!」
宥「大好きな男の子になら、何だってしてあげられる。身体も心もぜんぶあげるよ」
京太郎「宥さん……」
宥「私と、きっと玄ちゃんも京太郎君が大好きだから。私は私の全部を京太郎君にあげるから、代わりに京太郎君を半分欲しいな」
京太郎「………宥さーん!」
宥「きゃっ……もう。……暖かいね」
最終更新:2019年10月09日 10:05