京太郎「ふぅ…こ、今度はちゃんと催眠術をかけれたぞ!」ハァハァ・・・

和「すぅ…すぅ…」

京太郎「ハギヨシさんに習ったかいがあった...だ、大丈夫だよな?」ツンツン

和「んっ…zzz…」ピクンッ

京太郎「胸をつついても襲いかかってこない…!大丈夫そうだ!」

和「zzz…」

京太郎「催眠術かけるときも『今日はそういうプレイですか?アリですね』とか言って襲ってきたし、どうしてこんなことに」

京太郎「おっと、早く本題にうつらないと」

京太郎「えーっと、和さん、もう少し抑えてくれませんか?」オソルオソル

和「ダメです」キッパリ

京太郎「即答!?」ガーン!

和「拒否します、私は京太郎君のことをメチャクチャにするって決めたんです」

京太郎「うわぁ、俺の人権はどこにいったんだ…」

京太郎「というか、命令を拒否するって、もう催眠術の意味がないじゃないか…」

和「私の意思を催眠術でどうこうするなんて、SOA!」キリッ

京太郎「これ起きてない?ホントに催眠術かかってる?」

和「……すぅ…すぅ…」

京太郎「…一応かかってはいるのかな?」

京太郎「うーん、どうしよう…あの、せめてお尻だけはやめてくれませんか?」

和「あと少しなので、もうちょっと我慢してください」

京太郎「だからあとちょっとで変になっちゃいそうだから言ってるの!!」

和「そうですか、努力したかいがありました」
和「うまくイけなくなっても、iPS細胞というので子供を作ることはできますよ」キリッ

京太郎「ダメだ!話がまるで通じない!なんか子供作ることも確定事項になってる!」

和「zzz…」スヤスヤ

京太郎「くっ…!どうすれば…!!」ピコーン!

京太郎(そうだ!麻雀に関してならまともに取り合ってくれるから…)

京太郎「あの、和!俺は麻雀で全国大会に行きたいんだ!」

京太郎「そのためにも俺に麻雀を教えてくれないか?休日や部活後とかに」
京太郎(これなら襲ってくる時間が減り、代わりに麻雀に費やす時間が増えるはず!)

和「…分かりました、麻雀のことでしたら協力しましょう」

京太郎(やった!勝った!逃れた!)

京太郎「よし!じゃあ、指を鳴らしたら、俺に麻雀を教える時間が増えるようになる……はい!」パチンッ!

和「あ、ちなみにですが、間違った切り方する度に開発するので気をつけてください」ダキツキ

京太郎「へ?」ダキツカレ

和「おはようございます、京太郎君は失敗をしっかりと反省すべきだと思いますよ?」ガムテグルグル

京太郎「え、あれ?…もしかして、最初から起きてました?」シバラレ

和「当たり前です、催眠術なんてそんなオカルトありえません、前にも言ったじゃないですか」

京太郎「この拘束は何でしょうか…?」

和「逃げないようにするためです、私はスパルタなので覚悟してください」

京太郎「開発ってもしかして…」 和「性感帯以外に何かありますか?」 京太郎「ですよねー」

和「それでは、麻雀のお勉強を始めましょうか」イソイソ

京太郎「あー、いや、罰ゲームはなしでお願いしたいなあって…」

和「ダメです、緊張した場面で正確に切れないと意味がありません」

和「そして負けが込んでも変わらない精神力も必要です。そのためにもミスをしたら罰を与えるという方式が最適です」

京太郎「いやー!やめてぇ!!もう変な性癖付けたくなーい!!」

和「全問正解すればいいだけの話ですよ、京太郎君」

和「それでは、この本を使いましょう」

京太郎「そ、染め手は勘弁…」

和「第一問:1223344567888の待ちは何でしょうか?」
和「制限時間は10秒です」

京太郎「」

和「じゅう、きゅう、はち、なな、ろく、ご、よん、さん、に…」
京太郎「え、えーっと、1.3.4.7…6?で全部か?」

和「…惜しいですね、9も待ち牌です」
京太郎「」

和「では、間違ったので罰を与えないといけませんね」
京太郎「あ、あの、惜しかったので何卒恩情を頂けませんでしょうか…?」

和「京太郎君」
京太郎「あっはい」


和「一緒に頑張りましょうね♪」

その後、麻雀は強くなったものの大事なものを失った京太郎がいましたが清澄麻雀部は平和です

カン!

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最終更新:2019年10月09日 10:10