京太郎「──ええ、そうですよねー」
京太郎「そちらはまだ良いじゃないですか、綺麗なおもちと大きなおもちを見放題ですし」
京太郎「あれ?同志?同志ー?」
京太郎「その声は憧!?なんで、どうして!?」
京太郎「同志は……あ、うん。お仕置きね。分かった。じゃあな……って許されないよな」
京太郎「ちょ、それはやめろ!俺と同志の絆は断ち切らせはしないぞ!」
和「…………」
京太郎「えぇ……だって憧、ちょっと余所見しただけで怒るだろ?」
京太郎「浮気ってお前なぁ…デートでもない、ただ買い物に付き合ってるだけなのにダメなのかよ…?」
和「………」コクコク
京太郎「そういうこという憧とはもう買い物に行かな……怒鳴るなよ、耳がキーンとしたじゃねーか」
京太郎「あー……冗談だから、冗談だから、泣くなって」
京太郎「ちゃんと同志に謝っとけよ?」
京太郎「いや、確かにおもちは触りたい。だけど、嫌がる相手のおもちを触るのはダメなんだ。互いに心を通わせて、その上でだ」
和「………」
京太郎「分かったよ。冬休みに同志の家にバイトで行くから、その時にな」プツッ
和「…須賀君?」
京太郎「おおぅ、和か」
和「珍しく長電話でしたね」
京太郎「いやー、モテるからなー!」
和「本当にそうだといいですね」
京太郎「グッ…」
和「ところで……」
京太郎「ん?」
和「本命は誰なんですか?」
和「須賀くんは……まだ来ていないようですね……?」
和「ん……何か聞こえて……?」
咲『……硬い……』
京太郎『……気持ち……』
和「……これはあれですね、勘違いして突入したらマッサージしてたとか言うあれですね」
京太郎『……あぁ……』
咲『……良いよ……』
優希「あれ、のどちゃん入らないのか?」
和「……突入しましょうか」ガチャッ
その日、優希は和の悲鳴を初めて聞いたそうな、カン
最終更新:2019年10月09日 10:10