須賀家にて

和「須賀君は本当に耳かきが大好きですね」コリコリ

京太郎「いやぁ、自分でやるとなると怖いしな。ちょっとの間でも耳垢が溜まる体質らしくてな」

和「全く。私に恋人がいないから良いようなものですよ?私に恋人が出来たら、膝枕も耳掃除もしてあげられませんからね」コリコリ

京太郎「そうか……なら、俺も早いところ恋人を見つけとないとな」

和「…………」コリコリ

京太郎「和のおもちを見上げるのも、あと何回だろうな」

和「そんなことを言ってるから恋人が見つからないんです。改めるべきですよ」モフモフ

京太郎「うーん……改めてもなぁ…モテそうにないからなぁ……」

和「ところで須賀君?」モフモフ

京太郎「ん?」

和「ご両親は今晩は帰らないんですよね」ナデナデ

京太郎「あ、そう聞いてるぜ」

和「今は何時ですか?」ナデナデ

京太郎「夜七時だな。そろそろ帰るか?」

和「私の両親も今晩は帰ってこないんです」

京太郎「……へ、へぇ、そうなのか」

和「私のカバンの中、何が入っているか分かりますか?」

京太郎「わ、わっかんねーなー」

和「そのまま惚けて逃げちゃうんですか?」

京太郎「……」

和「出来る限りの人脈に伝えますよ。ずっと胸を見てばかりで、散々アタックしてきたのに土壇場で逃げたって」

京太郎「……」

和「女は、須賀君が思ってるよりも情が深いんですよ」

京太郎「和……」

和「私の覚悟、受け取ってくださいね」

京太郎「ああ…、……うん。分かった」


翌日、妙に京太郎にデレデレで甘えたがる和と、和の勢いに押されっぱなしの京太郎が見られますが無害です
カンッ

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最終更新:2019年10月09日 10:10