淡「ふんふんふーん♪」

膝の上に座り、ドライヤーで髪をふわふわと乾かされながら鼻歌を歌っている大星淡
彼氏彼女の関係になった覚えは無いはずなのだが
まあ、ここまでならわからなくもない
わからなくもないのだが

優希「おう、淡ちゃんお風呂から出たのか!じゃあ次は私がいただこう!」

憧「って淡!なんであんた京太郎の膝に座ってんのよ!そんな薄着で!ってシズ!お風呂上がりだからって勝手に人んちの冷凍庫あさらないの!」

うん、正直この組み合わせもよくわからない上に何でうちにいるのか、もっとわからない

話は一時間前に遡る
大学の抗議は午前中で終わり、バイトを軽くこなし、部屋でくつろいでいたらチャイムがなり、ドアを開けたらこいつらがいた
ちなみに憧は顔が埴輪になっていた

そう、その時に高校からの腐れ縁と、あとついでに、この金髪のアホの娘はぬけぬけと言ってのけたのだ

雀荘行って麻雀やってたら終電無くなった!と

あと、てっきり優希のアパートだと思ってた憧はまさか俺のアパートだとは思わず、固まってしまったとの事だった

優希「出たじぇ!さて、京太郎。お前の部屋は立地条件もさることながら防音性もばっちり。そしてここには私たちがいる。後はわかるな?」

憧「ふきゅ!?」

淡「あれ、憧。顔真っ赤だけど、どーしたの?」

穏乃「京太郎、牌どこに置いてる?」

須賀京太郎18歳
なまじ立地条件の良い部屋に住んだばかりに、フリーダムな女雀師の溜まり場になってしまった彼の大学生は、まだ始まったばかりである

カン

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最終更新:2019年10月09日 10:12