京太郎「うー、寒い寒い」ガララ

まこ「おう、京太郎か、今来たばかりじゃからまだ寒かろう」

京太郎「いやー、ついこの間までは暖かかったですが、もうめっきり冷え込んで」

まこ「そうじゃのう、ま、もう十二月じゃし、こんぐらいが普通というか…」

京太郎「あー、ネックウォーマーぐらいは持ってくべきだったなあ」

まこ「そんなに震えて…ほれ、熱い茶を淹れてやったぞ」

京太郎「ありがとうございます!あったけぇ…!」

まこ「ったく、寒い日はしっかり厚着しないと風邪ひくけぇ」

京太郎「いやあ、いけると思ったんですけどねぇ…」ブルブル

まこ「あーあー、そんなに寒そうにして…見てられん」

ガサゴソ

まこ「ほれ、上着貸してやる」

京太郎「え、いいんですか?」

まこ「なーに、わしは下に極暖ヒートテック着とるから大丈夫じゃ!」

京太郎「ありがとうございます!あー…上着って最高…」

まこ「脱ぎたてじゃから温かいじゃろ?」

京太郎「…!?ゴホッ!!ゴホッ!!」

まこ「おおう、そんなにむせてどうしたんじゃ?」ニヤニヤ

京太郎「ま、まこさんがいきなりそんなこと言うからでしょ!」

まこ「いやはや、やっぱ京太郎はかわいいのう」ケラケラ!

京太郎「…ふーん、そうですか」クンクン

まこ「ああ、すまんすまん、ちょっとからかいすぎじゃったな」ハハハ

京太郎「…まこさんの上着っていい匂いがしますね」クンカクンカ

まこ「!!?」

京太郎「どうしたんですか?そんなに慌てて」クンカクンカスーハースーハー

まこ「お、お、おんしがそんな変態みたいなマネをするからじゃろ!」

京太郎「おかえしですよー!まあ、実際いい匂いですし」クンカクンカ

まこ「か、返せ!こんな変態には貸してやらん!持ち上げるな!」ピョンピョン

京太郎「これが身長差だ!どうだ参ったか!

まこ「こんの…!いい気になるのも今のうちじゃけぇ!」

まこ「とう!」モミ

京太郎「ちょ!?」バッ

まこ「隙あり!」バシ!

京太郎「い、いきなり股間を掴むのはダメですよ!はしたないです!」

まこ「最終手段じゃ、やむを得ん」

京太郎「うう…寒い…」チラッチラッ

まこ「…ほれ、こっち寄れ、一緒に教本読んで教えてやる」

京太郎「あざす!やっぱまこさんは天使!」

まこ「そんなこと言っとらんで、ちゃんと勉強するぞ京太郎」

京太郎「分かりました!」

まこ「ここは~」
京太郎「なるほど…」

まこ「…いい匂いはするか?」

京太郎「…っ!え、ええとても」

まこ「フフッ…やっぱかわいいのう」

その後、くっついている二人を目撃され色々と尋問されますが、清澄麻雀部は平和です

カン!

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最終更新:2019年10月09日 10:13