京太郎「照さん、なんで咲のやつが勇気を出して会いに行ったのに会いもしなかったんですか!?」

咲「いいの、京ちゃん、私が悪……」

血気にはやる幼馴染の行動に咲は自分の身内をかばい

照「だって、咲が自信満々にお向かいの家のベルを何度もピンポンしてたから、恥ずかしくて自分の妹だなんて言い出せなくて」

咲「ええ!? あれお姉ちゃんのお家じゃなかったの!?」

京太郎「……ああ、それは合わす顔もないですね、気持ちわかります」

咲「京ちゃんまで! ひどいよ二人とも!」

京太郎「ひどいのはお前の方向音痴だ」

咲「むしろお向かいまで行けたことを褒めてよ! 私に優しくしてよ!」

憤慨する咲を傍らに、照と京太郎はとても仲良くなったのであった。


カン

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最終更新:2019年10月09日 10:14