豊音「京太郎君京太郎君、これ見て!」パタパタ

京太郎「はいはい、なんですか豊音さん」

豊音「ほら、ここ!」ユビサシ

京太郎「なになに…『理想カップルの身長差は15㎝』?」

豊音「うん!そうらしいよー!」エッヘン

豊音「私たちも身長差15㎝だから、ちょーぴったりだねー!」ワーイ

京太郎「…あの、豊音さん」

豊音「?」コテン

京太郎「これ、男性が女性よりも15㎝大きいっていうことじゃないですかね?」

豊音「えっ?」エッ

京太郎「ほら、記事の内容見ますとそんな風なことが書いてありますよ」

豊音「…ほんとだ、じゃあ私の勘違いってこと?」ペラペラ

京太郎「そのようですね…」

豊音「えー、ちょーかなしいよー」ガッカリ

京太郎「ま、まあ、そんなの関係ないですよ!」

京太郎「豊音さんがかわいいことには変わりませんから!」

豊音「…京太郎君」

京太郎「?、どうしました?」

豊音「これってつまり、身長が大きいほうが守ってあげてる感じがして、キスとかもしやすいってことだよね?」

京太郎「ええ、そういうことですね」

豊音「…じゃあ、私が京太郎君を守ってあげたらいいんだねー」スッ

京太郎「え、それはどういう…んん!?」

豊音「ん、んぅ、ぷはっ」

豊音「えへへ、私からキスしたのは初めてかな?」

京太郎「え、ええ、そうですね」

豊音「なんだか、こう、京太郎君を独占できてる感じがして、ちょーこうふんするよー!」ワクワク

京太郎(て、天使がなんだかいけない方向に目覚め始めてる!?)

豊音「それにこうやって抱きしめると」ギュッ

京太郎「っわ!ちょちょちょっと!」

豊音「京太郎君の体がすっぽりおさまっちゃうねー」ニコニコ

京太郎「と、豊音さん、一旦落ち着きましょう」

豊音「えー?なんでー?こんなに幸せなのに、やめちゃうの?」エー

京太郎「いやぁ、この方向性はよろしくないというかなんというか…」

豊音「…もしかして、京太郎君は嬉しくないの…?」ウルウル

京太郎「嬉しいに決まってるじゃないですか!!」

京太郎「っは!?」

豊音「よかったよー!じゃあ、このままギューッとしてあげるねー!」ギュー

京太郎「いや、いまのは勢いでやっちまっただけで…」アタフタ

京太郎「と、とりあえず抜け出しますね!」

豊音「だめー!」ギュー!

京太郎「メチャクチャ力強い!?なんだこれビクともしねぇ!」ギチギチ

豊音「雪かきとかしてるからねー、力には自身があるよー!」エヘヘ

京太郎「雪かきって大変なんですね…じゃなくて!」

京太郎「と、とりあえず離してもらえませんか?色々と限界なので」オソルオソル

豊音「?…京太郎君もしかして」

豊音「恥ずかしがってる?」

京太郎「え、ああ、そそんなことはああありませ」///

豊音「~!!ちょーかわいいよー!!!」ギュッ!!

京太郎「やめて!!も、もう限界ですから!勘弁して!」

豊音「えへへー、こんなにかわいい京太郎君が見れるなら早くしておけばよかったよー!」

豊音「これからはずっと抱きしめてあげるからねー」

京太郎「や、あ、誰か助けてー!!」

その後、ぐったりとした京太郎とSっ気に目覚めた豊音がいましたが、今日も清澄麻雀部は平和です

カン!

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最終更新:2019年10月09日 10:18