京太郎「ただいま、はやりさん」

はやり「お帰りなさい、京太郎くん。ご飯にする?お風呂にする?それとも…は・や・り…?」

京太郎「お腹空いたし、ご飯かな」

はやり「もう準備は済んでるよ♪さ、一緒に食べよっか♪」


京太郎「今日も仕事は見つからなかったよ」

はやり「……そうなんだ」

京太郎「はやりさんと結婚してしばらく経つのに、はやりさんの稼ぎに甘えてばっかりで…ダメな男だよな、俺って…」

はやり「ううん、駄目なんかじゃないよ。はやりを見つけてくれて、はやりを受け入れてくれて、はやりを愛してくれる、素敵な旦那様だもん」

京太郎「でも、俺………」

はやり「そんなに慌てて働かなくてもいいよ?京太郎君は家事が出来るんだから、はやりのいない家を守って欲しいな」

京太郎「専業主夫、ってやつかな」 

はやり「うん、そう♪」

京太郎「良いのかな、俺、はやりさんに甘えっぱなしで……」

はやり「いいの。ほら、おいで?京太郎君が大好きなはやりのおもちで、むぎゅーってしてあげる♪」

京太郎「はやりさん……はやりさん……」

はやり「良い子いい子♪大好きだよ、京太郎君……家のことは任せるから、あとははやりに甘えてていいんだよ♪」

はやり「それに………」

はやり「(京太郎君はイケメンさんでコミュ力も高い……昔の部活仲間や、知り合いが今でも京太郎君を狙ってるって聞いてるもん)」

はやり「(京太郎君ははやりだけの旦那様……外で働いちゃうと、いつ泥棒猫に狙われるか分からないもんね…)」

京太郎「それに…?」

はやり「お休みの日は、一緒にたくさんデートして……そろそろ赤ちゃんも欲しいもんね」

京太郎「そうですね…」

はやり「(京太郎君は離さないもん……絶対に、誰にも譲らないから…!)」

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最終更新:2019年10月09日 10:19