菫「まったくお前は…!」

淡「い、いーじゃん!キョータローと仲良くなれたんだし!」

菫「なんで名前聞いてないのに、いきなり名前呼びしはじめるんだ!」

尭深「あれはヒヤヒヤしたね、突っ込まれたらどうしようかと」

亦野「完全にストーカーだもんなぁ、いくら一目惚れと言っても数日間追いかけまわすとか」

照「話しかけ方といい、話の展開の仕方といい、唐突なところが多かったよ」

照「京ちゃんがよく知らない人にも優しい人だったから良かったけど、人によってはかなり警戒されるね」

亦野「麻雀教えるって言った後から、ドンドン評価が下がっていったのは面白かったなぁ」プププ

尭深「途中から淡ちゃんの発言がダメダメになっていってたし…」

菫「須賀君が妥協していなければ完全に失敗してたからな!」

淡「で、でも!麻雀の教え方はすごく良かったでしょ?」

尭深「そうだね、須賀君に教える妄想のために教本使って勉強したかいがあって良かったね」

亦野「恋ってすごいよなぁ、まともな麻雀理論を学ぼうとしなかった淡が数日でこうなるなんて…」

照「京ちゃんに教えることによって、淡もいい影響を受けてるね」

菫「まあな、あの教え方はすごい良かったぞ、分かりやすいように打ち方を調整して誘導したりとか」

尭深、亦野、照、菫 *1))

淡「ふっふーん!まあね!淡ちゃんにかかればこんなのおちゃのこさいさいだよ!」

菫「だからといってなぁ、六時間も打つか普通!?」

淡「い、いいじゃん!今日一日中はあの部屋を好きに使っていいって…」ブツブツ

亦野「もしかして…12時までやるつもりだったのか?」

淡「うん!あの後連絡先交換したら、一緒にご飯買いに行って食べながら教えようかなーって」エヘヘ

照「淡、流石にお行儀悪いよ」

菫「突っ込むところはそこじゃないだろ…」

尭深「…もしかして、そういうことも狙ってた?」

淡「ふっふっふ!この淡ちゃんの魅力をもってしたら、キョータローなんてイチコロ!」エッヘン!

淡「キョータローがおっぱい好きって調査結果はあるから、これを使えば…」ダキヨセ

菫「確保ー!!」
亦野「とりゃー!!」

淡「あわっ!?な、なんで!?悪いことじゃないじゃん!!」

菫「一日でどんだけ進めようとしてるんだ!?ガツガツ行き過ぎだ!!」
亦野「流石にドン引きされる可能性もあるぞ!」
菫「あと、この部屋でそんなことしようとするな!!」

淡「だ、だって、この前部室にあった本によると、それで上手くいくって…」

菫「…おい、誰だ、そんな本を部室に置いて行ったバカは」ジロッ

尭深「…」スッ

菫「お前かぁー!?お前のせいでややこしいことになったんだからな!!」

尭深「淡ちゃんが読むとは思わなくて…」

菫「そもそも部室に持ってくんな!」ビシッ!

照「次はどうするの?淡」

淡「とりあえず、明日も誘おうかなー、この部屋使ってもいい?」

菫「…仕方がない、いいだろう、だが!」

菫「明日は私たちも居るからな?」

淡「えーなんでー、二人きりがいいよ!」

菫「バカ!かなり譲歩したんたぞ!!普通ならこの部屋に入れるなんてありえないからな!」

ワーワーギャーギャー

照「なんだかんだ、菫って淡にあまいよね」
亦野「そうですねぇ…」
尭深「ええ…」

明日も白糸台麻雀部は平和そうです

カン!

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最終更新:2019年10月09日 10:21

*1 ((妄想中の光景はヤバかったけど…