咲「よし出来た!」

咲「私と京ちゃんがカップリングのラブコメ…これで50話目かぁ」

咲「まあ、流石に名前は別にしてあるけど」

咲「コツコツと投稿してきた甲斐があって、お気に入り登録数は遂に1万を突破したし」

咲「これはもう、私と京ちゃんは世界公認のカップルだね!」

咲「じゃあ、これをコピーして…これで投稿っと」

咲「ふぅ…三時間も書いてたから疲れちゃったな、コーヒーでも飲もーっと」

トテトテトテ…パタパタパタ…

咲「コーヒー淹れたし、感想来てないか確認してから京咲SSでも漁ろうかな…って」

咲「感想新着12件!?すごいよ!まだ5分しか経ってないのに」

咲「こ、更新するたびにどんどん増えてくよ!」

咲「今回のは力作だったし、やっぱ皆も分かってくれるんだね!さてさて、確認しよーっと…」

~~~~~~感想欄~~~~~~

ゆーき:い、いきなりぶち込んできたじぇ…

のどっち:とても興奮するシーンでしたが、流石にR-18なのでは…?あと、主人公の胸はもうちょっと大きくしましょう。

議会長:こ、これはちょっと過激すぎないかしら…?でもとても良かったわ!

ワカメ:R-18タグを追加することをオススメするけぇ、内容は完璧じゃ

スモモ:最高っす!影薄めの少女が彼とヤる描写なんてサイコーだったっす!でも胸は控えめではなく大きくしてほしいっす。

キャップ:ちょっとかげきだとおもいますのでなんらかのけいこくはするべきだとおもいましたけどよかったです

あわあわ:サイコーだったよ!でも主人公が金髪快活少女だったらもっとサイコーだったかも!

ドラロー:おもちじゃないのがとても遺憾でしたが、内容はとても良かったですのだ!

マジシャン:その…こういうシーンが入っているんだったら警告して欲しかったなぁ、身内と一緒に見て大変なことになったよ…

ジョインジョイン:流石やったで!興奮してそりゃもう大変なことになったわ!続きはよ頼むわ!

キーパー:さ、流石にこれはあかんとちゃうん?

ナッツ:通報した!

ロッテ爽:↑させるかー!

四喜和:良かったですよー、でもR-18はつけるべきですよー

てるてる:素晴らしい、見事な表現で臨場感溢れる話でした。続き待ってます。

ナースK:これは素晴らしい濡場でしたよーぅ

ガイトー:あのだなぁ…これはダメじゃないか?いや、内容が悪いとかではなくてルール的にな。

すばら:こ、これはすばら!でも、ルールは守るべきだと思いますよ?

シャボ待ち:え、なにこれは…?

~~~~~~感想欄~~~~~~

咲「あ、あれ?感想の内容がおかしいような…?」
咲「今回投稿したのは、いじらしい文学少女が頑張って想い人のきょ…少年にアプローチする話だったはず…」カチカチ

咲「!??」

咲「ま、間違えて昨日書いた京ちゃんとの妄想官能小説(20000字)を投稿しちゃってるよ!!?」

咲「こ、このままだと、私の純情ラブストーリーがドロドロ官能小説になっちゃう!」

咲「急いで削除しないと…!」カチカチ!
咲「こ、これでいいのかな?」

PC「この小説を削除しますか?」

咲「ここをクリックして…ハイっと…」カチ

PC「削除が完了しました」

咲「ふぅ…これでひと安心…ってあれ?」
咲「わ、私の書いた渾身の長編ラブストーリーはどこ…?」

咲「ま、まさか…!」

咲「小説ごと消しちゃったよー!!?」

ウワーン!!

~~~~~~次の日~~~~~~

咲 フラフラ

京太郎「おーい咲!どうしたんだよ?」

咲「あ、京ちゃん、ううん何でもないよ」ニコッ

京太郎「いや、明らかに体調悪そうじゃん、ホントに大丈夫か?」

咲「いや、ちょっと本読んでて寝不足なだけだよ、心配しないで…」
咲(京ちゃんに相談できるわけないよ…)

京太郎「そ、そうか」

京太郎「…」

京太郎「なあ、咲ってネットでも小説読んでたりするのか?」

咲「え?」

京太郎「いや、なんか色々あるじゃん、素人が自由に投稿するようなやつ」
京太郎「それでさ、読んでいたお気に入りの小説があったんだけどさ、なんか昨日急に消えちゃって」

咲「」

京太郎「なんなんだろうなぁ、って思ったんだよ」

咲「そそそそれはそそっかしい作者さんが間違えて消しちゃったんじゃないかな?」オドオド

京太郎「そうなのかなぁ」
咲「そ、そうだよ!」

京太郎「ふーん」

咲(ま、まさか京ちゃんがあれを読んでたなんて、頭が沸騰しそうだよぉ…)
咲(も、もしかして…アレも読まれてたり…さ、流石に無いよね、すぐに消したし…?)

~~~~~~帰宅後~~~~~~

咲「ううぅ…どうしよう」カチカチ

咲「ん?なんかメッセージが届いてる…?」

シャボ待ち『もし、誤って削除してしまったのでしたら、バックアップというところから復元することが出来ますよ』

咲「え!?ほ、ほんとに!?」カチカチ

咲「ホントだ!!よかったぁ~!私の努力の結晶が消えてなかったよぉ…」グスグス

咲「そ、そうだ、お礼言わないと!」

リンシャン『ありがとうございます!!おかげさまで復元することが出来ました!!これからもよろしくお願いします!!』

咲「ほんと、親切な人がいてよかったぁ…涙が出てきそうだよ…」

咲「あ、またメッセージだ、返信かな?」カチカチ

シャボ待ち『相変わらずのおっちょこちょいだなぁ、妄想はほどほどにな』
シャボ待ち『それと、もしもそういうことがしたいなら…明日、家に来ないか?』

咲「…」
咲「…」
咲「…?」
咲「…!!?」

咲「うえぇぇ!!?ちょちょちょちょ!?どどどどどどういうこととととt!!!?」

咲「え、ええ!?えええ!!?これってもしかして京ちゃん…え!?でもそれじゃあ、最後の一文は…!!??」

咲「うぅぅ…今日も眠れなさそうだよぉ…」

その後、寝不足な二人がとある家で確認されましたが、今日も平和です。

カン!

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最終更新:2019年10月09日 10:41