和「…本当に須賀くんは膝枕が好きですね」

京太郎「そうなんだよなー、やっぱり人の温もりに甘えたくなるんだ」

和「私と染谷先輩以外にはしてもらうんですか?」

京太郎「あー………休みのときに阿知賀に行ったら…」

和「玄さんですね」

京太郎「望さんとか宥さんがしてくれるな」

和「ふぇっ!?」

京太郎「望さんは憧をからかうためにやってるんだけど、憧は何回見てもテンパるからな」

和「……簡単に想像できますね」

京太郎「宥さんに関しては…俺って基礎体温がちょっと高めだから、膝枕してると暖かいらしいんだ」

和「……思いの外普通の理由ですね」

京太郎「たまに布団に潜り込んで抱き枕扱いされたり、膝枕してもらってるときに微睡むと抱きかかえられたりするんだけどな」

和「………」

京太郎「宥さんはお腹が柔らかくてなー」

和「………むぅ」ギュウッ

京太郎「うおっ!?和!?」

和「ダメです。これから他の人に膝枕されるのは禁止ですからね」

京太郎「えー……」

和「その代わり、私が好きなだけ膝枕してあげますから。なんなら抱き締めてあげます」

京太郎「嬉しいっちゃ嬉しいけど、和も恋人作るんだろ?モテるし、俺ばっかにかまけてる訳にはいかないだろ?」

和「そこでなんで『なら今から俺だけのモノにするため穢してやるぜグヘヘ』と言ってくれないんですか…?」

京太郎「俺、別にグヘヘとか言わないぞ…」

和「そこは問題じゃないんです!些細なことです!要は、私が須賀くんに穢されて、須賀くんだけの女にされたいんですよ!」

京太郎「………あ、和…それって…」

和「………私は勢いですけど、言いましたよ?……答えてください、須賀くん」

京太郎「……和……」

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最終更新:2019年10月09日 10:53