h124-61 - 咲-Saki- 京太郎SSまとめ

京太郎「ん、なんだこれ」ｶﾞｻｺﾞｿ

京太郎「好感度が分かる機械？」ﾊﾃﾅ

京太郎「ふむふむ…これを使えば好感度が数値化されて表示されるのか」

京太郎「面白そうだなァ」ｳｰﾑ

京太郎「ちょっと使ってみよ…」

京太郎「…でも思ったよりも低かったら凹むなァ」ｽﾞｰﾝ

京太郎「………」

京太郎「ま、どうせ玩具だろうし、使ってみるか」ﾖｲｼｮ

京太郎「さてさて、まずは咲の好感度を…」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

咲　451

京太郎「…」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ
京太郎「さ、最大値が1000なのかな…？」

京太郎「ま、まあ、そうだろうな！」

京太郎「と、とりあえず、他の人のも…」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

久　　408
まこ　407
優希　421
和　　417

京太郎「ほーら、やっぱ最大値が1000なんだな！」

京太郎「となると…だいたい四割ぐらいってことか」

京太郎「うーん、MAXがどれぐらいなんだろうか…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

咲「ねぇねぇ京ちゃん、何してるの？」

京太郎「うおっ！？」

咲「どうしたの？」

京太郎「い、いや、なんか面白そうなの発見してな、遊んでたんだ」

咲「へー、なになに…好感度が分かる機械？」

京太郎「ああ、まあ玩具なんだろうけど」

久「へぇ、それで使ってみたの？」

優希「どうせ出鱈目に決まってるじぇ！」

和「ええ、そんなオカルトありえません」

まこ「そんで、結果はどうだったんじゃ」

京太郎「ええっと、咲がよんひゃ…」ﾊﾗﾘ

京太郎「ん？説明書なんてあったのか」

久「…」ｽﾀｽﾀｽﾀ

京太郎「ふむふむ…MAXが100で即結婚レベル…？」

和「…」

京太郎「え、じゃあ、この結果は…まさか…」

咲「京ちゃん」

京太郎「ひっ、ひぃ！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

咲「多分故障してたんじゃないかな？」

京太郎「あ、ああ、そうだよな、ただ故障してただけだｙ…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

まこ「頃合いじゃないかのぅ」
優希「そうだじぇ」
和「ええ、勘づかれそうですし、仕方ありません」
久「そういうと思って、鍵は閉めておいたわ」

京太郎「あ、あのー、皆さん、いったい何の話を…なんで近寄ってきて」
京太郎「ちょっ、ちょっと、や、やめ、そのガムテは何のために…」
京太郎「や、やさしくしてほしい…なーんて、ははは…ま、まじで…？」

京太郎「い、」

ｲﾔｰ!ﾀｽｹ…ﾓｶﾞ
ｺﾞﾒﾝﾈ､ｽｸﾞﾆｷﾓﾁﾖｸｼﾃｱｹﾞﾙｶﾗ
ｾｷﾊﾄﾞｳｼﾏｼｮｳｶ
ﾏ､ｿｺﾊｻｷﾁｬﾝﾆﾕｽﾞﾙｼﾞｪ
ｿﾂｷﾞｮｳｼﾀﾗ､ﾐﾅﾃﾞｸﾗｼﾏｼｮ
ｼﾞｬﾝｿｳﾃﾞﾓﾋﾗｸｶﾉｩ

その後、やつれた京太郎が目撃されましたが、まんざらでもなさそうなので、今日も清澄高校麻雀部は平和です

ｶﾝ!