京太郎「か、カピー、お前人の言葉が……」

カピー「せやで」

京太郎「なんで急に言葉を?」

カピー「ワイな、もうすぐ死ぬねん」

京太郎「そ、そんな……! バリトンボイスの関西人みたいな喋りでそんな悲しいこと言うなよ!」

カピー「京ちゃんも薄々気付いてたやろ? ワイが食べる餌を残したり、何にもないところで転んだり……いわゆる老衰でポックリ寸前や」

京太郎「そん、な……」

カピー「京ちゃん、これからあんさんは今いる高校の麻雀部でなかなか芽が出ず苦しんだり、鹿児島の巫女の姫様に気に入られて拉致された挙句種馬生活を送ったり、
奈良県のお嬢様高校の女子5人を孕ませて跡取り争いに綱引きされたり、岩手県の魔物女子5人に気に入られて奇異太郎少年ばりの妖怪ハーレムを築いたり、
東京に住んでる年上幼馴染のマネージャーをしながら自身もプロ雀士を目指してキャッキャウフフなイチャラブ生活をしたり、執事に尻穴狙われて招待されたはずの超金持ち高校で合法ロリに気に入られて婚約者になったり、
超絶影の薄いステルス女子にストーカーされて自室まで入り込まれるものの和解してまずは交換日記から交流を始めたり、プロ雀士のアラサー達に目を付けられて新古品の子宮に次世代雀士の種を着床させる仕事をさせられたり、
楽しいことも辛いこともたくさんあるんやけれど、メゲずに元気にやってくんやで」

京太郎「ちょ……ワンブレスで凄いこと言ってる!? なんだよその予言!」

カピー「せめて京ちゃんが腎虚で死ぬことがないようワイが全盛期やったころのウサギ並みの性欲とイルカ並みの精子生産力をあげるわ。ほなな」

京太郎「ちょ、ちょ、えーっ、オイ! カピー! カピー!?」



カン

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最終更新:2020年04月06日 23:00